孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
真冬「確か……鬼ごっこ……って言ってたような。」
燐子「鬼ごっこ……ですか。」
真冬「しかもただの鬼ごっこじゃないらしい……そこら辺が楽しみだよ。」
燐子「頑張ろうね。」
真冬「おう、そんじゃあ本編スタートだ!」
朝食後……
「それでは皆さん集まりましたね。」
朝食も食べ終わり、少しした後に中央広場にみんなが集まっていた。
「ところで何するんだ?」
「鬼ごっこです。」
「「「「「鬼ごっこ?」」」」」
「今日最初のイベントは鬼ごっこです。」
大事なことなので2回言いました。
「ですがただやるのもおもしろくないので、少し変わった鬼ごっこにしてみました。」
「少し変わった?」
「その名も……サバイバル式鬼ごっこです。」
「サバイバル式鬼ごっこ?」
「はい、では簡単にルールを説明します。」
夏紀は早速ルール説明を始めた。
「ルールは俺をのぞいた皆さんで制限時間まで逃げていただきます、そして鬼は俺とこちらにいるこころ様の家の黒服の皆様に鬼をお願いしました。」
「つまり俺達VS夏紀&黒服ということか。」
「そういうことです、そしてサバイバルということなので1回でも捕まったらその時点で脱落となります。」
「了解♪」
「そして逃げ切ったものにはこの後のお昼のデザートに天然氷を使った特製かき氷を差し上げます。」
「「「特製かき氷!」」」
約数名釘付けである。
「そして1つ特別ルールを設けます。」
「特別ルール?」
「はい、もし制限時間内に逃げ切ったものが1人だけだった場合……その方の望みを1つなんでも叶えて差し上げます。」
「望み?何でもいいの?」
と真冬が聞く。
「はい、なんでもです。」
「なるほど……ただし1人だけだよね?生き残った人数が。」
「そうです。」
「わかった。」
「範囲はこの敷地内全てで建物の中は禁止でお願いします、でなければ逃げるもよし隠れるもよしなので。」
「了解。」
みんなルールを把握したようだ。
「鬼ごっこ……だからこういう動きやすい服装なのね。」
「そういうことです。」
実はというと、キャンプに行く前に事前に「動きやすい服装も用意しておいて下さい」と夏紀から連絡は入っていたのだ。
「それでは今から鬼ごっこを始めさせていただきます!制限時間は今から1時間……昼食の1時間前までです、それではスタートです!」
そしてみんな一斉に散らばって行った。
「真冬君!」
「わかってる。」
そして真冬と燐子は一緒に逃げていった……しかし真冬達はまだ知らなかった……
この鬼ごっこが……小学生の頃にやった鬼ごっこではないくらい……簡単なものではないということを……。
数分後……
数分が経過し夏紀達も一斉に動き始めた。
「……。」
「?……真冬君?」
「え?ど、どうした?」
「どうかしたのかなって。」
「いや……言うの忘れてたことがあるというか……。」
「それどういうこと?」
すると……
「あら?真冬君と燐子ちゃんじゃない。」
「あ、丸山さん、白鷺さん……こんにちは。」
「おう。」
「やっほー♪」
まず出会ったのは彩と千聖だった。
「おう、彩、千聖。」
「相変わらず2人は一緒なのね。」
「は、はい……///」
「まぁ……恋人同士だからよ。」
「なるほどね(?)」
すると……
ピンポンパンポーン
「確保情報、Afterglowの5名を確保致しました。」
「え!?もう!?」
「やっぱり……。」
「え?真冬君どうしたの?」
真冬の反応が気になり、彩は真冬に聞く。
「夏紀……この鬼ごっこ……本気で勝ちにいこうとしてるよ。」
「本気で?」
「うん、夏紀は鬼ごっこは昔から強い方でさ、奇跡でも起こらない限り、鬼の夏紀から逃げ切ったやつはいないくらいだよ。」
「そんなに強かったんですか?」
「強いだけじゃない……他のメンバーへの指示も正確だし……あいつは確か人の心の温度を見れるって話してたから……あいつは俺らの心の温度を見て探してるんだと思う……だから今のあいつは本当の鬼……怪物……。」
真冬でさえここまで言うほどである……。
「……とにかく……」ガサガサ……
すると……
「っ!」
「何っ!?」
「……いつの間に……。」
真冬達の周りには既に黒服の人達に囲まれていたのだ。
「こちらで4名見つけました。」
「このままだと捕まっちゃうよ。」
「ここまでとはね……。」
真冬達は絶対絶命だった……。
「(何か手はないのか……。)」
すると……真冬はあることを思い出した。
君の能力のヒントは……君の想像かな。
「(想像……一か八か……。)」
すると真冬は両手を横に広げ始めた。
「……真冬君?」
「……氷よ……守れ!」
すると……
スパーン!メリメリメリメリ……
「っ!な、なんだこれは!」
「これは?!」
すると真冬達と周りに大きな氷の壁ができた……そして黒服達は氷を砕こうとしたがビクともしなかった……それどころか冷たすぎて触ろうには触れなかった。
「今だ!逃げるぞ!」
「う、うん!」
真冬の力により、何とか黒服達をまくことが出来た。
数分後……
「はぁ……はぁ……何とかまいたね……。」
「あぁ……。」
「ねぇ真冬君?」
「ん?」
「さっき氷の壁……あれも真冬君の能力の一部なのかしら?」
と千聖がいう。
「わからない……でも……なんか頭の中で大きな壁を想像してやったら……出来ちゃった。」
「そ、そうなんだ……。」
「そういえば真冬君……体力は大丈夫なの?」
「今のところ大丈夫そうかな。」
「あまり無理はしないでね?」
「ありがとう、心配してくれて。」
と燐子も心配する。
「とりあえず、ここからは二手に別れよう。」
「了解♪」
「わかったわ。」
そして真冬は燐子と……あとは彩と千聖で別れ解散した。
数十分後……
しばらくして逃げ続ける2人だが、その間に次々と捕まっていた……。
「真冬君?」
「ん?」
「この鬼ごっこ……逃げ切れると思う?」
「正直わかんないかな……でも。」
「運動神経がいいのは……俺だけじゃないってことを忘れないでほしいな……。」
「え?」
そんな事を言っていると……。
「そりゃあどうも。」
「お、いたのか春輝。」
「俺もいるよ真冬っち♪」
「小髙さん、小川さん。」
そこには春輝と秋人の姿があった。
「ていうかなんでそんなとこに乗ってるんだ?」
ちなみに春輝と秋人は真冬達の近くにある木の上に登っていた。
「ちょっと休憩してた。」
「それだけ?笑」
「あぁ。」
そして2人は木の上から降りてきた。
「お前らも逃げ切ってると思ったよ。」
「当たり前だ。」
「楽勝楽勝♪」
「真冬君?」
「ん?」
「2人ってそんなにすごいの?」
「あぁ。」
実はこの2人真冬に並ぶくらいの身体能力である。
「ちなみに俺は趣味で中学の時からパルクールを習ってるんだ。」
「俺は元々こういうのが好きだから、やるとなると熱が入っちゃってさ笑」
「ふふっ笑相変わらずだね。」
このように会話を交わす3人。
「そういえば他に誰かみたか?」
「一応さっき彩と千聖に一緒にいたんだけど。少し前に二手に別れて……それっきり会ってない。」
「そうか……というか、相変わらず2人は一緒なのな。」
「は、はい……///」
「そんなにおかしいか?」
と真冬がそう聞く。
「いやそういうわけじゃねぇけどよ。」
「それだけラブラブってことだよ。」
「ら、ラブラブ……///」
「そんなに?ラブラブか?……俺ら。」
「「あぁ。」」
ここだけ2人で合わせる。
「……まぁとにかく……ここにいるのもあれだし、移動しようぜ。」
「他のやつらも探すかぁ〜。」
「だね。」
すると……
「確保情報、Roseliaの湊友希那様今井リサ様の2名を確保しました。」
「友希那とリサも捕まったか……。」
どうやら友希那とリサも捕まってしまったようだ。
「というと、Roseliaはあと白金と宇田川と氷川か?」
「うん、今のところ確保情報であの2人は出てないから大丈夫なはず。」
「とりあえず、俺らも頑張ろう……あいつの強さは、俺と真冬っちがよく知ってるからよ。」
「うん。」
「真冬も、白金をしっかりな?」
「わかってる。」
「それじゃあまた後で落ち合おうぜ。」
「わかった。」
「わかりました。」
そう言って全員は1度別れた。
そして真冬は燐子を連れてまた逃げて行った。
つづく……
どんどん捕まっていく他のメンバー達……逃げきれる者は現れるのか……次回にご期待ください。
感想お待ちしておりますm(_ _)m
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