孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

67 / 123
真冬「どんどん捕まっていくな……。」

燐子「そうだね……私も頑張らないと……。」

真冬「俺がなるべくサポートはする……。」

燐子「うん、よろしくね。」

真冬「おう、それじゃあ本編スタートだ。」


第67話 もはやこれは普通の鬼ごっこではない……。

脱落者side……

 

 

 

「いやぁ〜まさか夏紀と黒服の人達があんなに早いなんてねぇ〜笑」

 

「あ!リサさん!友希那さん!」

 

 

 

一方その頃……脱落者はスタート地点である中央広場に待機していた捕まっていたのはPoppin’Party全員Afterglow全員Pastel*Palette全員Roselia燐子を除く4人ハローハッピーワールド全員、そして風花と千花の2人も捕まっていた。

 

 

 

「もうこんなに……。」

 

「はい、夏紀さんもそうですけど、今日の黒服さん達もすごく速くて……もう瞬殺でした。」

 

 

 

と千花がいう。

 

 

 

「かき氷……食べたかったなぁ〜。」

 

「モカちゃんもぉ〜。」

 

 

 

と甘いものなどに目がない2人がそう言っていた。

 

 

 

「あと生き残っているのは?」

 

「あと真冬と燐子……そして秋人と春輝だね。」

 

「まだ30分しか経ってないのにこんなに追い込まれるなんて……。」

 

「とりあえず……今は終わるのを待ちましょう。」

 

 

 

そして数十分後……

 

 

 

真冬君・燐子side……

 

 

 

「はぁ……はぁ……。」

 

「燐子大丈夫?」

 

「うん……。」

 

「少しどこかで休憩しよう。」

 

 

 

スタートから約45分が経過していた……ここまでで生き残っているのは……真冬を含め、燐子……春輝……秋人の4人だけだった。

 

 

 

「まさかあんなに捕まるとは……さすが夏紀……めちゃくちゃ能力を使ってきやがる……。」

 

「私たち……逃げ切れるかな……。」

 

「大丈夫……もうかき氷を食えるのは俺らだけだけど……俺らだけでも頑張ろう。」

 

「う、うん。」

 

 

 

そんな事を話していると……。

 

 

 

「見つけました!」

 

「「っ!?」」

 

 

 

奥の方には黒服達が追いかけてきていた。

 

 

 

「真冬君!」

 

「おう!」

 

 

 

すると……

 

 

 

「キャッ!」

 

「っ!燐子!」

 

 

 

燐子は地面から出ていた根っこに足を引っ掛けてしまった。

 

 

 

「燐子大丈夫?!」

 

「うん、大丈夫……いっ!」

 

 

 

すると燐子は足に鋭い痛みを感じた。

 

 

 

「もしかして……足くじいたのか?」

 

「そ、そうみたい……。」

 

 

 

しかし心配している場合ではなかった……。

 

 

 

「ここまでです。」

 

「クソっ!」

 

 

 

すると……

 

 

 

「真冬君……私を置いて逃げて。」

 

「え?お前何言ってるんだ?!」

 

「このぐらいなら……真冬君は逃げ切れるよね?……私はいいから……真冬君だけでも……逃げ切って……。」

 

「……でも……。」

 

「真冬君……早く……!」

 

 

 

燐子に早く逃げるよう説得された……そして……

 

 

 

「……燐子……ごめん……!」

 

 

 

スパーン!

 

 

 

「っ!何っ!?」

 

 

 

すると真冬は人間とは思えないほどえげつない速さで逃げていった。

 

 

 

「真冬君……頑張って……。」

 

 

 

脱落者side……

 

 

 

「確保情報……Roselia白金燐子様、確保。」

 

「え!?りんりんが!?」

 

「真冬と一緒じゃなかったの!?」

 

「燐子様はどうやら捕まえた者によると足をくじいてしまったようです……それで何故か真冬様だけ逃げていったとのことです。」

 

 

 

と脱落者sideに着いていた黒服の人が説明した。

 

 

 

「近江屋さん……。」

 

 

 

真冬side……

 

 

 

「……クソっ……。」

 

 

 

真冬は1人で逃げ続けていた……しかし今の真冬は燐子を犠牲にしてしまった罪悪感……守れなかった悔しさが両方襲っていた……。

 

 

 

「なんで鬼ごっこぐらいで悔しがってるんだろう……俺……。」

 

「ほんとそうだな……。」

 

「っ!は、春輝?」

 

 

 

俺の隣にいたのは春輝だった。

 

 

 

「さっきぶりだな……。」

 

「あれ?秋人は?」

 

「さっき追われてたんだけどさ……途中ではぐれちまったよ……。」

 

「そうなんだ……。」

 

「にしても……何が起こってるんだ……。」

 

 

 

と春輝がいう。

 

 

 

「え?」

 

「さっきまでなんてことなかったのに……なんというか……あとのメンバーが俺らだってわかった途端、すげぇ本気出てきやがった……。」

 

「そんなに?」

 

「なんというか……俺らの逃げる方向……場所がバレてるというか……。」

 

「……あいつの能力だ。」

 

 

 

真冬はそういう。

 

 

 

「能力?」

 

「春輝は能力のこと聞いてる?」

 

「あぁ、真冬も持ってるっていうやつ?」

 

「そう、ちなみに夏紀の能力は炎……そしてその能力の影響で人の心の温度が見えるって言うんだ……。」

 

「……つまり……それを見て俺らの居場所を?」

 

「そういうことになる……。」

 

「なんか……無敵だな……それ。」

 

「確かにね笑」

 

 

 

すると春輝はこんなことを言い出す。

 

 

 

「……なぁ真冬。」

 

「ん?」

 

「最初の説明の時……特別ルールみたいなのを話してたよな。」

 

「あぁ確か……逃げ切った者があと一人だったら……なんでも望みを叶えるって話?」

 

「そう……そこで1つ考えがある。」

 

 

 

そういうと春輝は作戦を真冬に伝える。

 

 

 

数分後……

 

 

 

「どこだ……どこにいるんだ。」

 

 

 

その頃、夏紀達は真冬と春輝も探していた……すると……。

 

 

 

「っと……。」

 

「「っ!?」」

 

 

 

夏紀達の前に現れたのは、春輝だった。

 

 

 

「見つけましたよ……春輝様。」

 

「狙うのは俺だけでいいのか?」

 

「どういうことですか?」

 

 

 

すると……

 

 

 

「今だ!」

 

「っ!真冬様!?」

 

 

 

春輝の後ろ辺りから真冬が現れ、真冬は春輝が向いている逆方向に逃げていった。

 

 

 

「いいのか?夏紀……真冬を追いかけなくて。」

 

「くっ……皆さん……春輝様を頼みます……。」

 

「かしこまりました。」

 

 

 

夏紀は黒服達に春輝を任せ、夏紀は真冬を追いかけた。

 

 

 

「さぁ……こい!」

 

 

 

そして春輝も逃げようとした……しかし

 

 

 

「すぐ逃げると思いましたよ。」

 

「何?……っ!?」

 

 

 

手遅れだった……春輝の周りには既に黒服達が春輝を囲っている状態だった。

 

 

 

「もう逃げられませんよ?」

 

「……フッ笑いここまでか……。」

 

 

 

脱落者side……

 

 

 

「確保情報……小髙春輝様、小川秋人様の2名を確保しました。」

 

「あの2人も……。」

 

「大丈夫です……まだ真冬君が残ってます……。」

 

「そうだね……真冬を信じよう。」

 

「そうですね!」

 

「本当にどうなるのでしょうか……。」

 

 

 

みんな色んな気持ちがある中でもみんなは真冬を信じる事にした。

 

 

 

真冬side……

 

 

 

「はぁ……はぁ……やばい……さすがに体力に限界が来てる……。」

 

 

 

タイムリミットも迫る中、真冬にもかなりの限界が来ていた……そしてさっき春輝に言われた事を思い返していた……。

 

 

 

数分前……

 

 

 

「真冬、こっから俺が囮になる……だからお前だけでも逃げ切るんだ……。」

 

「え!?でも春輝は……。」

 

「わりぃ……全力で走りすぎてもうこれ以上走れそうにないんだわ笑」

 

「俺だってもう「白金の事……悔しいんだろ?」」

 

「え?」

 

「だったらお前だけでも逃げ切って、白金にかっこいいとこ見せてやれ……な?」

 

 

 

現在……

 

 

 

「あと10分……捕まったみんなの分も……頑張らないと……。」

 

「見つけましたよ……真冬様……。」

 

「っ!」

 

 

 

後ろを向くとそこには既に夏紀が追いついていた。

 

 

 

「夏紀……。」

 

「やっと2人っきりになれましたね。」

 

「……そうだな……。」

 

「……あなたとは……またこのように勝負をしたかった……。」

 

 

 

すると夏紀がこんな提案をする。

 

 

 

「真冬様……こっからは俺と真冬様の1on1でやりませんか?」

 

「1on1?」

 

「はい、少し場所を変えましょうか。」

 

「わかった……。」

 

 

真冬は夏紀にとある場所まで案内された。

 

 

 

数分後……

 

 

 

「着きました。」

 

「……ここって。」

 

 

 

案内されたのはこのキャンプ場内にある少し大きめのアスレチック広場だった。

そしてそれだけではなかった。

 

 

 

「「真冬ー!」」

 

「え?」

 

 

 

声の聞こえる方を見るとそこには捕まった者たちも集まっていたどうやら脱落者sideに着いていた黒服の人にもそういう指示がいっていたようだ。

 

 

 

「せっかくの勝負です、観客がいないと……面白くないでしょ?」

 

「……確かにね。」

 

「それじゃあ最後にルールを説明しましょう。」

 

 

 

そして夏紀はルールを説明し始めた。

 

 

 

「残り時間はあと5分……今その状態でタイマーも止めてあります、そしてその5分間真冬様はこのアスレチック広場を内で私から逃げ切ってください。」

 

「わかった。」

 

「そしてもし真冬様が逃げ切れば真冬様の勝ち、俺が1回でも捕まえれば俺の勝ち……それでいいですね?」

 

「問題ない……。」

 

 

 

すると夏紀はこんなことを言った。

 

 

 

「そういえば、もう残りメンバーも真冬様だけですので……あの特別ルールが使えますよ?何にするんですか?」

 

「あぁ、最初に言ってたやつね。」

 

「はい。」

 

「……決まってるよ?」

 

「……今聞いても大丈夫ですか?」

 

「……あぁ。」

 

 

 

そして真冬は言った。

 

 

 

「俺の望みは……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そうですか笑……でも本当にそれで良いのですか?」

 

「……うん。」

 

「わかりました。」

 

 

 

説明を終えると夏紀は大声で言った。

 

 

 

「それでは最後の5分……始めさせていただきます!」

 

「「「がんばれー!真冬先輩!!」」」

 

「(真冬君……頑張れ……。)」

 

「それではラスト5分……スタート!」

 

 

 

そして真冬と夏紀だけの鬼ごっこが始まった。

 

 

 

つづく……




サバイバル鬼ごっこ……次回決着……。
感想お待ちしておりますm(_ _)m

どれか1つ選んでください

  • 音とポケモンを操る者を連載再開
  • 青薔薇と天才と呼ばれた少年を連載開始
  • 全く新しい新作を連載開始
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。