孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
「綺麗だねー。」
「あぁ。」
一方その頃、真冬達は秋人達が言うように、展望台にいた。
「しかし凄いね真冬は。」
「何が?」
「真冬が馬も自分の能力で作れちゃうなんて。」
「まぁ……俺の能力は想像が鍵だからね。」
そんなことを話していると……。
「……なぁモア。」
「ん?どうしたの?真冬。」
「お前がこうやって人の言葉を喋れるようになった上で聞きたいことがある……。」
「え?」
「……お前は……」
何者なんだ……?
「え?」
「お前のような動物は見たことないし、今は一応もののけってことになってるけど……お前が能力を使える……俺の切り傷を舐めたら治って更には俺の血を舐めたことで人間の言葉を喋れるようになった……それだとお前はもののけじゃなく……別のなにかなんじゃないかって……そう思うようになったんだ。」
「……。」
真冬は自分の考えを全て言い切った。
「……そっか……そこまで僕の事を……。」
「別に疑ってるわけじゃない……お前が何者なのかが知りたいだけだ。」
「わかってるよ……それに、いつか聞かれると思ってたから。」
とモアがいう。
「え?」
「……僕は……」
君を……守るために生まれた守り神だよ。
「……守り神?」
「そう、守り神。」
真冬はモアの発言にどう答えたらいいかわからずにいた。
「つ、つまり?」
「要するに、僕は君の妖精ってこと。」
「も、もののけじゃなくて?妖精だったの?」
「うん。」
モアは真冬の発言に頷く。
「そして僕は……別の世界から来た……君も知らない別の世界から。」
「な、何がなんだか……。」
「ご、ごめんね!頭パンクさせちゃって(汗)」
「だ、大丈夫だよ、でも……なんで俺なんだ?」
「それは、僕のお師匠様が君のことを心配しているからだよ。」
「し、心配?」
「うん、お師匠様は君の事を別世界からずっと見ていたんだ……君の事をずっと。」
とモアはいう……すると。
「見ていた……ねぇモア?もしかしてそのお師匠様って女の人だったりする?」
「え?なんでわかったの?」
「わかった……というか、俺の夢に出てきた人も女の人なんだけど……その人も俺の事を今までずっと見てきたって言ってたんだ。」
「もしかして……。」
とモアが考える……すると。
「あ、真冬君!」
「ん?燐子、それにリサ?」
「や、やっほー。」
「2人とも目覚めたんだね。」
やってきたのは先程気絶していた燐子とリサだった。
「ど、どうしたの?2人とも。」
「その……さっきはごめんなさい……。」
「私もごめん!」
と2人は謝罪した。
「え?なんのこと?」
「さっき私と燐子気絶しちゃったでしょ?それで友希那達に聞いたら真冬がスタート地点まで運んでくれたって言うから……謝ろうと思って。」
「そ、そうだったのか……でも別に気にしないでいいよ笑」
「で、でも……私達……抱えるの重かったでしょ?」
「そんなことないよ?能力で馬作って運んだから……。」
「……さっき友希那さん達が言ってたの本当だっだんだ。」
と燐子は納得する。
「ところで真冬、さっきなんかモアと話してなかった?」
「え?あぁ、実は……。」
真冬は今までモアと話していた内容を2人に説明する。
「えぇ!?モアが妖精!?」
「うん、かつ俺の守り神らしい。」
「そ、そうだったんだ……。」
「信じて貰えないかもだけど……。」
「それと……燐子とリサにも言っておくよ……。」
「え?何が?」
すると真冬は少し話を変える。
「……この先、俺と燐子が危ない……。」
「「っ!?」」
2人は真冬の発言に言葉を失った。
「危ない……どういうこと?真冬君。」
「要するに……俺と燐子の関係を潰そうとしているやつがいる……ということ。」
「つ、潰す……?」
「うん、だからこれが嘘だったとしても……2人には先に伝えておくよ。」
「も、もう何がなんだか……。」
この状況にあのリサでさえ、頭を抱えていた。
「とりあえず、今はこの辺にしない?もう遅いし。」
「そ、そうだな。」
「じゃあ早く戻ろ?」
「う、うん。」
そして真冬達はコテージに戻っていった……。
数十分後……。
「じゃあ2人とも……また明日。」
「うん、まぁ明日は帰るだけだけど。」
「なんか……明日帰るとなると……なんだか寂しいですね……。」
「まぁまた来れるよ、こころが誘えばだけど笑」
と真冬はいう。
「じゃあ……おやすみ。」
「あれぇ?2人は今日は一緒に寝ないの?」
「え?///い、今井さん?///」
「今日はさすがにバレるんじゃね?」
というと……
「もうバレてますよ。」
「「っ!」」
「さ、紗夜いたんだ笑」
そこには紗夜の姿があった。
「皆さんの帰りが遅かったので……迎えに行こうと思ったのですが……。」
「ご、ごめん、結構話し込んじゃってさ笑」
「そうだったんですか……。」
「じゃじゃあ俺はそろそろ「一緒に寝ないのですか?近江屋さん。」」
「「え?」」
以外な返答に燐子とリサはこの反応である。
「え?」
「え?じゃなくて……白金さんと寝ないのですか?明日もう帰るというのに。」
「い、いいの?」
「どうせ昨日も一緒に寝ていたのでしょ?それにもう気にしないことにしました……。」
と紗夜がいう。
「あ、ありがとう……。」
「ただ……白金さんが嫌がるような事をするなら話は別ですが……。」
「しないって!」
「本当ですか?」
「本当だよ!」
「……じゃあわかりました。」
と紗夜がいう。
「だそうですよ?白金さん。」
「は、はい……///じゃあ……私一度自分のコテージに戻るので……真冬君は先いってて?///」
「おう、待ってるよ。」
そして燐子は一度自分のコテージに戻っていった。
「それじゃあ私達も戻ろう。」
「そうですね、それではおやすみなさい……
「おやすみ……え?紗夜今なんて。」
「ふふっ笑……呼んでみただけですよ?」
そういい、リサと紗夜は自分のコテージに戻っていった。
「な、なんだよそれ……まぁいっか。」
「僕達も戻ろう真冬。」
「おう。」
そして真冬とモアも自分のコテージに戻って行った。
数分後……。
「お、おまたせ……///」
「……。」
「?……ま、真冬君?」
「え?あ、燐子か。」
「どうしたの?」
「いや、ちょっとね。」
真冬は少し浮かない顔をしていた。
「マフユ大丈夫?」
「うん……大丈夫だよ。」
「ほ、本当にどうしたの?」
「実はさ……さっきの話の時に、いってなかったことがあるんだ。」
「え?何が?」
「俺が……何者かによって殺されるってこと……。」
「え……。」
すると燐子は言葉を失った。
「マフユ……それほんと?」
「……あぁ。」
真冬はそう答える。
「夢の中で女の人に言われてさ……君は殺されるって……それで……その未来を変えるのは君だって言われてさ……。」
「未来を……変える。」
「ま、マフユならきっと大丈夫だよ!マフユは強いし!それに!「でも!」」
すると真冬の様子がおかしかった。
「確かに……俺は強いって思われてるかもしれないけど……自分が死ぬって想像しただけで……怖いんだ……俺。」
「ま、マフユ……。」
「俺は……昔はみんなが知っているほど強くなかった……泣き虫で弱虫で……そんな男の子だったよ……。」
「真冬君……。」
「だから……俺だって怖い時は怖いんだ……それを考えただけで……怖くなっちゃって……。」
すると真冬は手どころか体も震えていた……すると。
ぎゅぅぅぅ……
「っ!……燐子?」
「真冬君……。」
燐子は真冬に抱きついていた。
「そんなに怖がらないで……大丈夫だから。」
「……でも。」
「死ぬのが怖いのはわかります……私だってそうです……あの時だって……もしかしたら殺されてたかもしれない……それもあって怖くなっていた……でも真冬君が助けてくれた……。」
「っ……。」
「真冬君……色んな人に言われてるかもしれないけど……これだけは忘れないで?」
「え……?」
真冬君は……もうひとりじゃないってこと……。
「……ひとりじゃない……。」
「……世の中には……1人で乗り越えられるものもあれば……乗り越えられないものもある……だからもし……1人でどうにも出来ないなら……私でもいい……他のみんなを信じて頼ってみる……それもいいんじゃないかな?」
「……燐子。」
「大丈夫だよ……真冬君なら……きっと……(泣)」
気づけば……燐子は涙を流していた。
「……うん、ありがとう……。」ギュゥー
「っ!ま、真冬君?///」
「俺……本当に彼女が燐子でよかった。」
「っ!わ、私も……だよ?///」
「モアもありがとう……。」
「え?僕何かした?」
「ううん違うよ笑こんな俺の守り神でいてくれてありがとうってこと。」
真冬はそういう。
「っ!マフユー!」
「うおっと。」
するとモアも2人の間に入ってきた。
「モア……。」
「僕頑張るよ!真冬を死なせないために守る!絶対に!」
「そっか……じゃあよろしくね。」
「うん!」
「燐子も。」
「うん……わかってるよ。」
3人はしばらく抱き合ったままでいた……。
「そろそろ寝るか……明日は少し早いみたいだし……。」
「うん、じゃあおやすみ……真冬君……モアちゃん……。」
「おやすみ。」
そして真冬達は眠りについた。
すいません、前書きの内容が思いつかなかったので今回はなしでいきます。
感想お待ちしておりますm(_ _)m
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