孤独な剣士と人見知りのウィザード   作:かぴばらの子(活動停止中)

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秋人「最近文字数多くね?」

真冬「確かに、第1章の最終話なんて8000文字とかじゃなかった?」

秋人「確かにそうだね笑」

春輝「おい、触れるとこそこじゃねぇだろ。」

真冬・秋人「え?」

春輝「え?じゃねぇよ……この会話が続く前に本編スタートだ。」

紗夜「な、なんなんですかこの前書き……。」


第3話 チーム決めと真冬の敵

それはある日のことだった......

時間的に午後......くらいである。

 

 

 

「はーいみんな!その場でいいから聞いてくれ!」

 

 

 

このように先生が声をかける。

 

 

 

「今回急遽午後の授業が変更になったのもあることを決めて欲しかったからだ。」

 

「あること?」

 

「あぁ、あれかな。」

 

「あれですね。」

 

 

 

秋人と紗夜は既ににわかっていた。

 

 

 

「今日の午後のこの時間は今月末に行われる羽丘学園との合同球技祭のチーム決めをしてもらいたいからだ。」

 

「なるほど。」

 

「まず1年、2年、3年の各学年事にチームを作る、だから教室を出て他のクラスの人を誘っても構わない、そして......チームが決まったら......そのチームの代表は後ほどくじを引いてもらう、それで引いた番号を確認できたら......羽丘の同じ番号のチームと組んで貰うことになる。」

 

「ま、まじか......。」

 

「そしてくじ引きに関してだが、同じ番号は3枚入っている。」

 

「同じ番号が……3枚?」

 

「あぁ、簡単に説明すると……。」

 

 

 

すると先生は黒板に書きながら説明し始めた。

 

 

 

「1つのチームの例として花・羽・花……つまり花咲川が2チーム入ることもあれば、逆に羽丘が2チーム入ることもあるということだ。」

 

「なるほど……つまり花・花・羽とか……羽・羽・花……さらに3つとも羽丘だったり、花咲川だったりということもあるという訳ですね。」

 

「そういうことだ。」

 

 

 

と先生が言う。

 

 

 

「まぁチーム決めの件はこんな感じだ。」

 

「「「はーい!」」」

 

「そして今回1つのチームに2人か3人マネージャーも決めてほしい。」

 

「マネージャー?」

 

「あぁ、選手を支える役も必要だと思ってな、そういうことになったから、よろしく頼む。」

 

 

 

つまり花咲川のチームと羽丘のチームを決めておき、後にくじを引き同じ番号のチームと組んでそれが1つのチームになるらしい......そしてその1つのチームにマネージャーを数人いれて、1チーム+マネージャー数名ということになる。

 

 

 

「という訳だ......先生達は職員会議があるから後はお前らに任せる、先生達が帰ってくる前までには決めておいてくれ。」

 

「「「はーい!」」」

 

 

 

というわけで球技祭に向けてのチーム決めが始まった......その時。

 

 

 

「......あ、1つ言い忘れてたが......今回の球技祭のスポーツは......サッカーだ......以上。」

 

 

 

そう言って、先生達は出ていった。

 

 

 

数分後......

 

 

 

「とりあえず、組もう。」

 

「じゃあ俺は真冬と同じチームになるわ。」

 

「俺も。」

 

 

 

すると春輝と秋人は真冬のチームに入ると自分から名乗り出た。

 

 

 

「お、俺と?」

 

「お前となら無敵な気がする......優勝間違いなしだ笑」

 

「そ、それだけ?」

 

 

 

と真冬は聞く。

 

 

 

「そうなりますよ真冬さん、あなたの身体能力の凄さは人間以上なのですから。」

 

「そ、そうだよね......。」

 

「なら、俺も入ります。」

 

「じゃあ俺も入ろう。」

 

 

 

そして後に続くように裕太と夏紀も加わる。

 

 

 

「あれ?女子も混ぜていいんだっけ?」

 

「今回の球技祭は男女混合と前にも言われたので、大丈夫だと思います。」

 

 

 

と紗夜が言う。

 

 

 

「じゃあ紗夜と千花も入れるか。」

 

「わかりました。」

 

「わ、私もですか?!」

 

「うん、妹がいてくれればさらに心強いから。」

 

「わ、わかりました!頑張ります!!!」

 

 

 

そして千花も加わった。

 

 

 

「燐子は、どうする?選手として無理そうなら、マネージャーとして俺たちのチームに入って欲しいんだけど。」

 

「わ、私?」

 

「うん。」

 

「私は......運動に自信がないから......マネージャーでいいかな?」

 

 

 

と燐子が答えると。

 

 

 

「わかりました、よろしくお願いしますね。」

 

「よろしく、白金。」

 

「は、はい!」

 

 

 

燐子もチームにマネージャーとして加わった。

 

 

 

「あとマネージャー2人くらいでちょうど良くなる感じ?」

 

「だな。」

 

「あら、楽しそうじゃない。」

 

「ん?」

 

 

 

すると真冬達の元に千聖と彩がやってきた。

 

 

 

「あ、これは丸山様に、白鷺様......おはようございます。」

 

「おはよう夏紀君。」

 

「それで何してるの?」

 

「えっとね。」

 

 

 

真冬は仕事の都合で遅刻してきた彩達にチーム決めのことを説明した。

 

 

 

「なるほどね、それじゃあ後はマネージャーが2人くらいでちょうどよくなるのね。」

 

「そういうこと。」

 

「じゃあ私入る!」

 

「じゃあ私も入ろうかしら。」

 

「わかった、マネージャーとしてでいい?」

 

「えぇ、私は一応体は動かしているつもりなのだけれどあまりスポーツは得意じゃないのよ。」

 

「わ、私も笑」

 

「了解。」

 

 

 

そして彩と千聖も加わった。

 

 

 

「じゃあとりあえずこれで係の人に言ってくるよ。」

 

「お願いします。」

 

 

 

真冬達はチームが決まり係の人にいいにいこうとした時だった。

 

 

 

「ちょっといいかな?」

 

「ん?」

 

「っ......。」

 

 

 

真冬達の前に現れたのは、水上明だった。

(※第1章 第48話の時に初登場した人です。)

 

 

 

「水上君じゃん。」

 

「久しぶりだね、ところで人を探しているのだが、この中に白金燐子ちゃんという子はいるかな?」

 

「え?燐子ならここに。」

 

 

 

と言いながら真冬は燐子はここにいるという感じで指を指す。

 

 

 

「ちょうどよかった、僕は今マネージャーの人を探していてね......そこで是非燐子ちゃんに僕のチームのマネージャーになって欲しいんだ。」

 

「え?」

 

 

 

燐子は少し驚いていた。

 

 

 

「君はクラスでも人気がある、だからそんな君がマネージャーになってくれればチームの励みになるし礼もする、どうかな?」

 

「わ、私は......。」

 

 

 

すると......。

 

 

 

「ごめん水上君。」

 

「っ!」

 

 

 

すると真冬が割って入ってきた。

 

 

 

「申し訳ないけど、燐子はもう俺達のチームのマネージャーを頼んでいるんだ。」

 

 

 

と真冬が言った次の瞬間......。

 

 

 

「だから......」バコーン!!!!

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

 

 

なんと水上明は真冬を突然殴ったのだ、

そして真冬は殴られたと同時に体制を崩し、床に倒れてしまった。

 

 

 

「真冬君!」

 

「真冬様!!!」

 

「痛ってぇ......。」

 

 

 

すると燐子と夏紀達がすぐに駆けつける。

 

 

 

「あなた!どういうつもりですか?!」

 

「どうもこうも......俺は今燐子ちゃんと話してるんだぞ、なのに......勝手に割り込んでくるな。」

 

「っ!だからといって殴ることないじゃないですか!」

 

「イラついて殴って何が悪い?」

 

「っ!あなたという人は!」

 

「紗夜、もういい。」

 

 

 

すると真冬はすぐに立ち上がった。

 

 

 

「悪かった......急に割り込むように入ってしまって......本当にすまない。」

 

 

 

すると真冬は頭を下げる。

 

 

 

「ま、真冬さん。」

 

「......わかればいい......それでさっきの返事を聞こうじゃないか。」

 

「......。」

 

「入ってくれるかな?」

 

「......私は......真冬君達のチームが......いいです。」

 

「っ......。」

 

 

 

燐子はそう答えた。

 

 

 

「ど、どうしてかな?......何か不満でも......。」

 

「お前本当にヤバいやつだな。」

 

「っ......小髙春輝......。」

 

 

 

すると今度は春輝が喋りだした。

 

 

 

「さっき真冬も言ってたけど......まぁ馬鹿だから覚えてねぇか、白金はもう俺達のチームのメンバーだ。」

 

「だ、だがまだメンバー申請はしてないんだろ?だから今から誘っても遅くは「じゃあさ......。」

 

 

 

すると今度は秋人が出ると、こんなことをいう。

 

 

 

「お前の好きだった白金を目の前にして、真冬のことを殴ったら......白金はお前のチームに入ると思うか?」

 

「え?」

 

「っ!......な、なんのことかな?私が燐子ちゃんを好きなわけ「嘘はつかなくていいよ......もうわかってるし。」」

 

「あ、秋人?」

 

 

 

そして秋人は少し前に出ると、

再び喋り出す……。

 

 

 

「言っておくけど、俺に嘘は通用しないから……。」

 

「嘘は通用しないだと?何を言っている笑」

 

「俺には色が見えるんだ……色んなものの。」

 

「「え?」」

 

「色?」

 

 

 

約数名訳分からんという感じの状態だった。

 

 

 

「うん。」

 

「秋人様も私達と同じ能力でしたか。」

 

「いいや?これは真冬っちと似たような能力では無いよ?」

 

「え?」

 

「俺のこの能力は、生まれつき持っている能力……「共感覚」と言うやつだよ。」

 

「共感覚……あ、それなんか聞いた事ある!」

 

「真冬君、共感覚って?」

 

 

 

彩は真冬に聞く。

 

 

 

「共感覚っていうのは、さっき秋人も言ってたけど、色んなものから色が見えるんだ、数字・音・匂い・味……それらから色が見える人の事を共感覚と言うんだ。」

 

「それが共感覚……。」

 

「そしてその共感覚って種類があるらしいんだけど、秋人は人からも色が見えるって言うんだ……だから秋人は他の人からも色が見えてるんだと思う。」

 

「なるほど……。」

 

 

 

真冬がそのように説明するとみんなはだいたい納得していた。

 

 

 

「だ、だからなんだと言うのだ!色が見えるだけで僕の嘘が通用しないだと?!」

 

「ちなみに君には2つの色が見える……。」

 

「は、はぁ……?」

 

「1つは、白金と話してる時に割り込んで来たことに対しての怒りの色……そしてもう1つは、好きだった白金を真冬っちに取られたという悔しい気持ちの色……君からはこの2つの色が見える。」

 

「っ!」

 

 

 

どうやら図星だったようだ。

 

 

 

「……本当のこと言ったら?」

 

「……。」

 

 

 

すると明は黙ってしまった……すると。

 

 

 

「……あぁ、そうだよ。」

 

「っ……。」

 

「俺は燐子ちゃんの事が好きだったよ!!!こんな地味な近江屋真冬に取られたことが一番悔しかったよ!!!そういう気持ちになって何が悪い!!」

 

「……水上君……。」

 

「なぁ燐子ちゃん……もう一度考え直してくれ、俺なら君を幸せに出来る自信がある!だからこんな男と付き合うのはやめて、俺と付き合おう。」

 

 

 

まさかの告白だった……すると燐子は。

 

 

 

「……私は。」

 

「?」

 

「っ……。」

 

「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は……真冬君がいいです。

 

 

 

 

 

「っ……。」

 

「……っ笑」

 

「な、何故だ……どうして……そうか……やっぱり真冬に洗脳されてるんだな、そうなんだな。」

 

「……いいえ……洗脳なんてされてません……私の今の気持ちです。」

 

「燐子……。」

 

 

 

すると燐子は話を続ける。

 

 

 

「私は今日のこの日まで……色んなところで助けられました……そして一緒にお話してくれたり、ゲームしてくれたり……私が困っている時すぐに駆けつけてくれて……だからそんな……そんな真冬君が大好きなんです……。」

 

「っ!」

 

「それに、真冬君を殴った以上……たとえ私が真冬君と付き合っていなかったとしても……私は……あなたを好きになれません……。」

 

「……。」

 

 

 

明は燐子にそう言われると、言葉を失ってしまった……。

 

 

 

「……だとよ、水上。」

 

「……そうか……そこまでこいつの事を。」

 

「?」

 

 

 

すると明はまた話し始める。

 

 

 

「今回は諦めてやる……だがな……近江屋真冬、俺はお前を許さない……俺の大好きだった燐子ちゃんを横取りしたんだからな。」

 

「……。」

 

「そしてこれだけは覚えておけ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は必ず、燐子ちゃんを振り向かせて僕のものにしてみせる……たとえ……どんな手を使おうとな。

 

 

 

 

 

「っ……。」

 

「それじゃあ僕は他をあたることにするよ、他のクラスの人を誘ってもいいらしいからね……それじゃあさようなら。」

 

 

 

そういうと明は教室を出ていった。

 

 

 

「……真冬君。」

 

「……ん?」

 

「その……。」

 

「大丈夫。」

 

 

 

すると真冬は燐子を抱きしめる。

 

 

 

「っ!/////」

 

「また燐子からあんな言葉を聞けたから……嬉しかったよ……ありがとう燐子。」

 

「……うん/////」

 

「相変わらず、いちゃついてんな笑」

 

「とりあえずどうしますか?もう誘う人がいないなら、私が代わりに係にこの紙を出してきますが。」

 

「じゃあお願い夏紀。」

 

「かしこまりました。」

 

 

 

そういうと夏紀は係の人に申請の紙を渡しに行った。

 

 

 

「……ねぇ秋人?」

 

「ん?どうした?」

 

「能力で思ったんだけどさ、秋人ももしかして……本当に俺らと同じ能力者だったりするの?」

 

 

 

と真冬が聞く。

 

 

 

「……どうしてそう思った?」

 

「いや、何となく。」

 

「……。」

 

 

 

すると……。

 

 

 

「……うん、俺も能力者だよ。」

 

「「えぇ!?」」

 

「あ、秋人も?!」

 

「そんなに驚かないでよ笑」

 

「ど、どんな能力なの?!」

 

「教えなーい笑」

 

 

 

と秋人はいう。

 

 

 

「な、なんで?!」

 

「冗談だって笑……でもただでは教えないかな?」

 

「お金なら沢山あるぞ。」

 

「そういうただではなくて(汗)」

 

「じゃあどうしたら教えてくれんだ?」

 

「そうだな……。」

 

 

 

と秋人が考える、すると秋人はこんなことを言った。

 

 

 

「じゃあ今回の球技祭で優勝したら教えてあげるよ。」

 

「か、かなりの難題ですね……。」

 

「が、頑張るよ。」

 

「頑張ってね。」

 

「何言ってんだ?」

 

「え?」

 

「お前も頑張るんだよ。」

 

「あ、そうだった笑」

 

 

 

そんなこんなでこの会話はしばらく続いた……。

 

 

 

つづく……




ということで完璧オリジナルストーリーでお送りする花咲川・羽丘の合同球技祭です。
そして本格的に登場し始めた水上明、真冬と明の関係がどのようになるのか……お楽しみに。
感想お待ちしております。

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