孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
それでは本編よろしくお願いします!
史也と健人と別れて、それから真冬と燐子はお昼を食べたり、色んなところで買い物したり2人はとても楽しそうだった。
そして……そろそろ夜になろうとしていた。
「やっぱりここに来ると落ち着くな。」
「うん、私達の……秘密の場所……。」
満足した2人は、最後に2人が付き合う前、
真冬・燐子・あこの3人で1度来た秘密の場所に来ていた……すると。
「……真冬君。」
「ん?」
「私……怖い……。」
「え?何が?」
「球技祭……もし真冬君達のチームが負けたら……私……真冬君といられないんでしょ?」
「っ……。」
燐子は突然、そんなことを言った。
「私……真冬君や他のみんなとお別れしたくない……今こんなに楽しいのに……どうして……何も縁のない人の恋人にならなくちゃいけないの……こんなのやだよ……(泣)」
「……。」
すると……
「……大丈夫。」
「え……?」
「燐子、まだそう決まった訳じゃない。」
真冬はそういう。
「でも……相手はサッカー部なんでしょ?しかもその1人はエースで時期キャプテン候補……そんな相手に……勝てるわけないよ。」
「本当にそうかな?」
「え?」
「たとえあいつのチームのほとんどがサッカー部だったとしても、絶対に優勝出来るわけでもないよ……必ず弱点はある。」
「真冬君……。」
「ゲームの強いモンスターもそうでしょ?たとえ最強だったとしても何かしら弱いところはある、それと同じ水上君のチームにも弱いところはあるはず……。」
「……真冬君……。」
「それに……。」
「?」
「……燐子は……」
絶対あいつに渡さない。
「っ!」
「俺だって嫌だよ、あんなやつに燐子を渡したくない……だから俺は絶対燐子を渡さない……。」
「真冬君……/////」
「それに、昔父さんに教わったんだ……。」
「え?何を?」
と燐子が聞く。
「……悪い者に絶対背を向けるなって……そうすれば……お前のやってる事は弱者と同じだって……。」
「……背を……向けない。」
「そしてもう1つ。」
「え?」
「……本当に守りたいものがあるのなら……逃げて守り抜くのでは無く……戦って守り抜けって……。」
「っ!」
「だからあの時、あいつとの勝負を受けたんだ、確かに紗夜の言う通り馬鹿な考えだけど……俺はあいつという悪に勝って……証明したい……」
燐子のパートナーに相応しいのは
俺だって……。
「っ!/////」
「だから燐子、俺は絶対にあいつに勝つ……そしてあいつを倒して……燐子との人生をもっと共にしたい……。」
「真冬君……///」
すると……。
「真冬君……。」
「ん?……っ!」
燐子は真冬に抱きしめていた……。
「燐子……。」
「私……真冬君を信じてる……私は真冬君をただ見守ることしか出来ないけど……信じてる……必ず……真冬君達が勝つって……。」
「……それまで……待っててくれる?」
「うん……/////」
2人はこの秘密の場所でしばらく抱きしめあっていた……。
1週間後……
「あ、開けるよ?」
「う、うん……。」
1週間が経ち、真冬と燐子の元にペアブレスレットが届いた。
「……おぉ。」
「綺麗……。」
そのブレスレットはとても綺麗であり、
完成度もとても高かった。
「よかったな、燐子。」
「うん……/////」
「……ん?」
すると真冬は箱の下に手紙のようなものが入っていることに気がついた。
「どうしたの?真冬君。」
「いや、なんか下に手紙のようなものが入ってるんだ。」
「手紙?」
「見てみるわ。」
真冬はその手紙を取った、すると便箋の裏には健人よりと書かれていた。
「健人からだ。」
「健人さんから?」
「うん。」
すると真冬は手紙を取り出し読む。
「なになに……?」
真冬と燐子へ
これは本来俺が働いているお店で買い物してくれたお客さんにお礼の手紙として書いてるものなんだけど、お前らにだけでも伝えたいと思ってこれを使って言わせてもらうよ。
この前の顔合わせの時に俺らの前に現れた水上明とか言うやつは燐子を狙っているのだろう?
そこでだ、俺と史也は……
お前らの力になりたい……
「っ!」
正直俺と史也は、あんな人の大切な物や人を奪おうとするやつは好きじゃない……
だから俺らはお前とお前の彼女のために力になりたい……史也も自分でそうしたいと言っていたから2人は同じ気持ちだ。
だから今回に限らず、困っていたら協力する、よかったら今度遊びにでも行こうぜ
それじゃあまた。
健人より
「健人……。」
「健人さん……。」
「なんか……凄く心強いな。」
「うん……。」
「燐子。」
「え?」
「俺頑張るよ……お前のために。」
「……うん……わかってるよ。」
こうして真冬には石塚史也と猫又健人という心強い仲間が増えたのだった……。
つづく……
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