孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
健人「ん?」
史也「あいつ料理得意らしいぞ。」
健人「え?本当に?」
史也「らしいぞ?」
健人「じゃあラーメンとかも作ってくれんのかな?」
史也「どこまで得意なのは知らんがな。」
健人「じゃあ今度真冬の家に遊びに行こうぜ。」
史也「だな笑、それじゃあ本編をどうぞ!」
次の日……
「ここでいいんだよな?」
「うん……そうだと思う。」
真冬と燐子は昨日、健人と史也に真冬の能力を強化する特訓をするということで土手に来ている。
すると……
「お、真冬ー!白金さーん!」
「あ、史也と健人だ。」
少しすると史也と健人もやってきた。
「おはよう、来たね。」
「う、うん、おはよう。」
「……2人が来たのは問題ない……でも……。」
「「?」」
「……なんであいつもいるんだ。」
「え?」
と健人が言うと指さした方向にいたのはモアだった。
「あぁー笑今日この話をしたら、モアも行きたいって……。」
「……連絡ぐらいよこせって。」
「まぁまぁ笑いいじゃんモアは笑」
「な、なんで?」
と健人が聞く。
「リサ達の話だとモアも一応能力持ちだし、真冬の守り神なんだとよ。」
「そうだよ!」
「守り神?」
「聞いてなかったか?」
「……多分そん時寝てたかも。」
と健人はいう。
「……まぁ、来てしまったものはしょうがない。」
「す、すまないな……(汗)」
と真冬は謝罪する。
「とりあえず、始めよう。」
「うん、よろしくお願いしますm(_ _)m」
そして真冬の能力を強化する特訓が始まった。
「とりあえず、まずあの時の真冬の能力の使い方に関してだけど……。」
「う、うん……。」
「まだ弱い……。」
「っ……そ、そうか……。」
「厳しくいうとそうなる。」
「あの……1つ聞いていいですか?」
「ん?」
すると燐子は健人に1つ質問をする。
「私の中では、その……ま、真冬君は能力をちゃんと理解した上で使えてると思うのですが……どうしてあれだと真冬君の能力の使い方がダメなんですか?」
「そこなんだよ。」
「え?」
すると健人は真冬達に説明する。
「確かに真冬は自分の能力の使い方をちゃんと理解してる……それは燐子も正解、でも……何が言いたいかっていうと……真冬はもったい使い方をしてるんだ。」
「もったい……使い方?」
「能力自体は理解してる……けどもったいない使い方をしてる。」
「だな。」
と健人はいう。
「確認で聞くけど、真冬の能力は自分で想像したものを氷で作り出す能力でしょ?」
「うん。」
「能力自体は弱くないのにもっと最大限に使わないのはもったいない。」
「じゃあどんなものを作ればいいの?」
「そこを今から決める、真冬の「能力の軸」をね。」
すると健人は紙に何かを書き始める。
「真冬の能力は「想像」がキーだから、俺の勝手な思い込みだけど、氷でどんなものも作れる時点で地上戦も空中戦も強いはず。」
「う、うん。」
「だからそれで1つ浮かんだのが……動物。」
「「動物?」」
「そう、動物。」
と健人はいう。
「あ、そういえば!」
「ん?どうした?モア」
「この前のキャンプ?……の夜に真冬、氷の馬を作って気絶したリンコとリサを運んだよね?」
「あぁ、そういえばそうだったな。」
「なら話が早いそれを1つ候補に入れよう。」
「(あれ本当だったんだ……。)」
と燐子が思っていた。
「あとはなんかいたか?」
「まぁ力で言うと、ゴリラとか?」
「ふむふむ……。」
「空だと鳥なんかもいるよね。」
「え?鳥って鳥?」
「ん?なんで?おかしくなくない?」
「いやだって鳥ってあのカラスとか鳩とかの鳥だろ?それ作って戦っても小さいし鷹とか鷲とかだってそんなに大きくないだろ?」
と史也がそんなことを言っていると。
「小さい……最大……。」
「?……真冬君?」
「……ねぇ健人。」
「ん?」
「さっき最大限に生かさないはもったいないって言ったよね?」
「う、うん……それがどうしたの?」
「その小さい動物もでっかく作るのはまずいかな?」
と真冬が提案する。
「あぁ、なるほど……でっかく作るか。」
「テレビでやってるアニメとか見てるとたまにリアルだと見たことないでっかい動物が出てきたりするから、だったら元々小さめの鳥類とかを大きく作る……そうすれば乗れたりも出来るから、かなりの武器になるはずだよね?」
「ご、ゴリラに乗ろうとしてるのか……。」
「でも真冬君……そこまでしたらまた体が……。」
「あ、そっか……。」
「いや……いいと思う。」
「「え?」」
すると健人が話を続ける……。
「その前に、燐子の言う通りあまりやりすぎると体力もかなり消耗するからきついかもしれないけど、一応真冬は能力自体が初めてだから言っておくけど、慣れてない人に多いのが能力の使い方と体力のコントロール。」
「使い方と……体力のコントロール?」
「うん、能力は使い方と体力のコントロールで決まる、真冬の場合使い方は理解してるけど弱い、体力のコントロールもまぁまぁって事。」
「そ、そうか……だから少し使っただけでも膝を着いちゃうのか。」
「まぁ能力は後ほどやるとして体力面に関しては一応後で教える、とにかく能力者である以上この2つはなんとかしないと能力自体も弱いままだし体力もなければすぐにヘロヘロになるからね。」
「そ、そうか……。」
「まぁ燐子がいる以上無理はさせないから燐子も安心して?俺達は今日真冬に能力者としてのアドバイスと特訓をしに来ただけだから。」
「は、はい。」
と燐子も返事をする。
「それに……。」
「ん?」
「俺らは和也さんにお前の事を任されたからね。」
「と、父さんに?」
「あぁ、和也さん「真冬が能力を得たからもしどこかであったら能力に関してはお前らに任せる……あいつは能力の事に関してはまだわかってないことがあるかもしれないから」ってね。」
「父さん……。」
「とりあえずある程度決まったから……1回やってみよう。」
「お、おう。」
「史也、燐子をよろしく。」
「おっけー。」
「モアちゃんおいで。」
「うん!」
燐子はモアを抱え、3人はその場を離れ真冬と健人の1体1になった。
数分後……
「とりあえずそのさっき言った馬・ゴリラ・鳥を試しに作ってみよう。」
「おう。」
「じゃあまず馬から。」
「おっけぇ……。」
すると真冬は両手を前に出し、能力を使い始めた。
「……っ!来い!アイスホース!」
「ヒヒーン!!!」
「あれが……。」
すると真冬の目の前に氷の馬が出現した。
「うん、完璧。」
「やっぱすげぇや、お前の能力。」
「え?」
「氷像って聞いた事ある?」
「氷像?……あの氷で作るアート?」
「うんそう、普通さ氷で作るものって動かないだろ?でもお前の氷で作る物は違う……作って、命まで吹き込む事が出来るから凄いんだよ。」
「あ、確かに。」
真冬は納得する。
「よし……あと2つ……やってみるか。」
「おう、じゃあ次は……アイスゴリラ!」
今度はゴリラを作り始めた……すると……
「うおおおおおお!!!!!」
「ん?」
「え?」
「あ、あれって……。」
「……い、イエティ?」
なぜか現れたのはイエティだった。
「真冬、なんでイエティになる?」
「あ、ごめん……白いゴリラってなんかい、イエティにも似てるなぁって……笑」
「おいおい……(汗)」
「まぁ……イエティも悪くないかもしれないね……採用(?)」
「採用された!?」
おっけーらしいです。
「まぁゴリラじゃなかったのはさておき、最後は鳥だね。」
「とりあえず、俺のイメージで作ってみるよ。」
「おっけー。」
そして最後に鳥を作り始めた……。
「来い!アイスバード!!!」
「ほおおおおおお!!!!(※アイスバードの鳴き声です。)」
「っ!すげぇや……やっぱり。」
すると現れたのは綺麗な巨大な氷の鳥が出現した……。
「とりあえず、なんとなく掴めてきた?」
「う、うん、なんとなく。」
「あとはその作った真冬の動物達をどう操るかだね。」
「操る……。」
「ゴリラがイエティになったのはともかく、いくらしっかり作れたとしても操ったり攻撃しなかったりしたら意味ないからね。」
「わかった。」
「じゃあ真冬の能力の軸はこんな感じでいいと思う、あとは真冬が自分で編み出すなりなんなりしてみてよ。」
「え、これだけ?」
と真冬がいうとそれに対して健人が言った。
「これ以上一緒に編み出したら、面白くないからね、それに真冬もそこまで頭悪そうじゃないし俺らだって能力を得た時は真冬と同じ状態だったからね。」
「あ、そっか。」
「わかった?」
「うん。」
「それと……。」
すると健人はさらに話を続ける。
「一応あとこれだけは言っておくけど、さっき決めた能力の軸の他にも、奥の手のようなものも考えておいた方がいいかも。」
「奥の手?」
「もし誰かと戦ってやられそうになった時、本当にピンチだった時……それを使えれば危機的状況から逃れられるからだよ。」
「奥の手……わかった。」
「それじゃあとりあえず……」
俺と1戦するか?
「っ!ちょ、ちょっとまって!」
「いいじゃん、せっかくだし……ね?」
と健人に対戦を申し込まれた……すると。
「はいストーップ。」
「っ!史也……。」
「それはダメ。」
「な、なんで?!」
健人と真冬の間に入るとその対戦を止めに入る。
「忘れたのか?俺らは今月末に球技祭を控えてるんだぞ?今日戦って、どっちかが大怪我したらどうすんだ!」
「そ、そうだけど!」
「健人、史也の言う通りだよ笑」
「え?」
「俺もさっきそれを言おうと思ったら……ゴリ押しされた……。」
と真冬がいう。
「健人、熱くなるのはわかる、でも今は真冬と白金さんの関係を守るためにも、球技祭であのクソ野郎に勝つのが最優先だろ?」
「……っ!……クソ野郎……。」
「?……健人?」
健人は何故か地面に膝を着く……
すると……。
ドカアアアアアアアーン!!!!!!
「ん!?」
「おいおい……笑」
健人は地面に頭を思いっきり叩きつけるようにぶつけた……。
「……すまん2人とも。」
「わかればいい。」
「真冬もやってみ?すっきりするよ?」
「真冬……真似しなくていい……(汗)」
「う、うん……(汗)」
するとえげつない音に燐子とモアも近づいてきた。
「だ、大丈夫!?」
「今、凄い音しましたけど……。」
「大丈夫だ、こいつの習慣だから(?)」
「しゅ、習慣……?」
すると史也は話を戻す。
「とりあえず、実践的な事は球技祭であいつを……水上をぶっ潰してから。」
「うん……というかごめん。」
「ん?何が?」
「水上との事に巻き込むような事をして……俺がまいた種なのに……。」
と真冬がいうと。
「別にいいよ俺は。」
「え?」
「俺らは何も気にしてねぇよ、正直あいつは地下深くの頑丈な檻に入れでもしないとどうにもならんやつだと思ってるからさ。」
「だから、こうなってしまった以上……勝つ以外選択肢なし……そゆこと。」
「うん……わかってる。」
「だから、倒すぞ。」
「っ!うん。」
すると真冬はこんなことを聞いた。
「そういえば思ったんだけど……。」
「ん?」
「どうして2人は、父さんの道場に入ったの?」
「っ……。」
しかし、健人はその言葉を耳にした瞬間黙ってしまった。
「健人?」
「悪い、俺今日はもう帰るわ。」
「わかった。」
「え?け、健人?!」
すると健人は本当に帰ってしまった。
「な、なんで……。」
「真冬、燐子、モア。」
「ど、どうしました?」
「……今日はここまでにして、少し話さないか?」
「う、うん……。」
そして史也の提案で少し話をすることにした。
「ところでなんで父さんの道場に入ったのか理由を聞こうとしたらああなったの?」
「……真冬、失礼だと思ったらすまんが。」
「?」
「……真冬って……滝沢修也っていう親友がいたんだろ?」
「っ!な、なんで……「昔和也さんから聞いたんだよ。」」
と史也はいう。
「まぁ……それで事故で亡くなったって……。」
「っ……う、うん。」
すると……
「い、石塚さん!それ以上は!」
「わかってる……でもな……。」
「……?」
「……真冬、実はあいつも……お前と同じ……似たような経験をしてる。」
「え……。」
すると次に史也が放った一言は、
とんでもないものだった……。
「あいつは……健人は……」
数年前に……自分の両親が殺されてるんだ……。
その史也の一言に3人は衝撃が走った。
つづく……
感想お待ちしております!
オリキャラのプロフィール
近江屋夏紀(おうみや なつき)
高校2年生(真冬の執事)
・能力
フレイムオブザハート
・好きな/嫌いな食べ物
真冬の手料理/???
・趣味
ゲーム/家事/トレーニング
・特技
格闘技/料理
どれか1つ選んでください
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