孤独な剣士と人見知りのウィザード 作:かぴばらの子(活動停止中)
そして第22話です。
それでは新年一発目の投稿です。
本編、お願いします。
前回言うのを忘れたが、
現在3 ー 1で真冬達が勝っているのだが
明のチームがまさかの9人の選手交代というルール無視もいい所のとんでもないことをしてきたのだ。
「なんと!水上明と工藤ナオト以外の9人の選手を交代だー!!!」
「あいつ……とんでもないことしてきやがった……。」
「……そうっすね。」
真冬以外のメンバーも嫌な予感がしていたのはみんな同じだった……。
「……。」
「?……どうした秋人。」
「……あいつらの色……一応見えてるんだけどさ。」
「……それがどうかしたの?」
「それが……真っ黒なんだ……。」
「真っ黒……?」
秋人の言葉を聞いて春輝はそういう。
「ど、どういうことだ……?」
「なんというか……あんまり長く見ていたくない色というか……本当にドス黒い黒なんだよ……何を考えたらあんな黒くなるんだか……。」
と秋人がそういう。
「ただこれだけは言える……あいつらは……只者じゃないってこと。」
「はい……それは間違いありません……。」
「夏紀もそんな感じか?」
「なんというか……俺に関しては……わからないんです。」
「わからない?」
「はい……心の温度が。」
と夏紀が言う。
「俺も秋人様と同じ……真っ黒で……こんな感じで見えたのは初めてなんです……何者なんでしょうか……明らかに花咲川と羽丘の生徒ではないですよね……。」
「いや、でもどっちかの生徒じゃなかったら今日の試合に出てないと思うよ。」
「確かにそうだけど。」
と真冬達が話していると。
「おい!何をしているんだ!」
「っ!」
「早く試合を始めよう、早く試合がしたくてうずうずしてるんだ。」
「とりあえず配置につきましょう、俺達は3点でリードしてるんです、とりあえず注意は払って行きましょう。」
「「おう。」」
そういうと真冬達は配置についた。
「それでは!試合再開です!」
ピピィー!!!
「行くぞ!」
「「「おう!」」」
「……調子に乗ってられるのも今のうちだぞ……。」
真冬達は明達がそう思っているとも知らず、真冬達はいつも通りのプレーで攻めていく。
「真冬!」
ボールを持っていた薫は近くにいた真冬にボールをパスする……しかし。
「させるかよ笑」
「っ!」
その時だった……
ズバーン!!!
「「「っ!?」」」
「ぐっ!!!」
「っ!薫!!」
交代した1人が薫に近づいた瞬間、謎の攻撃と同時に薫は吹っ飛ばされた。
「ぐっ……な、何が……。」
そして薫はその場に倒れ込んでしまった。
「な、なんだ!?瀬田薫!少し目を離した瞬間吹っ飛ばされ、倒れ込み苦しんでいるぞ!?大丈夫かぁ!!」
「薫!!!」
「「薫先輩!!!」」
しかし真冬達は薫の近くに駆け寄ったのだが……。
「そんな他人の心配をしてる場合かよ。」
「っ!?」
その選手は既にDFラインに迫ってきていた。
「皆さん!来ま「おせぇんだよ!」」
バーン!!!
「あぁっっ!!!」
「リサ!!」
「今井様!!!」
さらにリサも謎の攻撃の餌食になり倒れ込んでしまった……そして。
ドカーン!!!
「「「「っ!?」」」」
気がつけば……真冬達のゴールに、ボールが入っていた……。
「……ご、ゴール!!!なんというプレーだ!Aチーム!とてつもない動きでCチームのゴールに突き刺さったぁー!!!」
「……なんだよこれ。」
「リサ!薫!!!」
しかし謎の攻撃を受けた薫とリサは未だに倒れ込んだまま苦しんでいた。
「今井様!瀬田様!大丈夫ですか!?」
「っ……す、すまない……。」
「い、痛い……何今の……。」
もはや聞くまでもなかった……。
「何をされた!」
「わ、わからないよ……一瞬すぎて……何をされたのか……というか痛いよ……。」
「……くっ!水上!!!2人に何をした!!!」
「なーに笑ただボールを奪って攻めただけじゃないか笑」
「じゃあなんで2人は苦しんでるんだ!」
すると……
「真冬……落ち着いてくれ。」
「っ!薫。」
すると薫が苦しみながら喋りだした。
「私達の事は大丈夫だ……とにかく今は……試合に集中するんだ……。」
そして後からリサが言う。
「そうだよ……燐子を連れて帰るんでしょ……そんな顔……しないの……。」
2人はそういった。
「2人とも……。」
「真冬、とりあえず……今は試合に集中しよう……とにかく今はあいつをぶっ潰さねぇと……というか……今のあいつは……なんかやばい……。」
「だな。」
春輝と秋人はそういう。
「とりあえず選手交代しましょう、戦力は落ちたわけではないので問題はないかと。」
「……うん……それで行こう。」
すると真冬達のチームはリサと薫が負傷した為選手交代を申し出た。
「かしこまりました、誰を交代しますか?」
「えっと……っ……。」
すると夏紀は嫌な事を想像してしまう……。
「どうした?夏紀。」
秋人がそういうと夏紀がこんなことをいう。
「……このまま、他のメンバーを出していいのでしょうか……。」
「え?」
「このままベンチのメンバーを出したら……被害を増やすだけなのではと……思ってしまって……。」
「あの、生徒の皆さん。」
「「?」」
すると審判は言う。
「とりあえず少し休憩の時間を作りますのでゆっくり考えてください。」
「あ、ありがとうございます……。」
「自分もこうなると思ってなかったから……少し困惑してるというか……。」
と審判がいう。
「ありがとうございます、じゃあお言葉に甘えさせていただきます。」
そして休憩タイムが与えられ、真冬達はグラウンドを一旦離れた。
Aチームside……
「……とんでもない事になりましたね……。」
「……うん。」
「というか……なんであいつ反則にならないんだ……どう考えてもカードをもらってもおかしくないだろ……。」
真冬達はリサと薫の出来事から、少し空気が重くなっていた。
「選手交代したいのですが……どうです
か?」
「あの……夏紀さん……。」
「どうしました?山吹様。」
すると沙綾はこんな事を言った。
「あの……私……無理です……試合に出るの。」
「え?」
「ごめんなさい……私も……。」
Poppin’Partyの2人はそういった。
「リサ先輩や薫先輩があんな状態になってしまったのを見てしまって自分もこうなるんじゃないかって思ってしまって……それで出るのが怖くなってしまって……。」
「私も……同じです。」
「……そうですよね……。」
すると……
「うんわかった。」
「「え?」」
真冬はそういった。
「山吹さんと花園さんは無理して出なくて大丈夫、出来る限り無理してまでボロボロになって欲しくない。」
「ま、真冬さん……。」
「とりあえず……こころ、出られそう?」
と真冬が聞くと。
「私は大丈夫よ!」
「こ、こころちゃんも無理しない方が……。」
「だって!私達は真冬と燐子のために戦ってるのよ?なのにそんな事言ってられないわ!」
とこころが言う。
「こころちゃん……。」
「じゃあ1人はこころで……。」
「ちょっと待ってくれ。」
すると史也がこんな事をいう。
「交代の対象に紗夜と日菜は入ってるのか?」
「えぇ……あ。」
「そうだ。」
「1度交代した人はもう戻れないぞ?」
そう、史也の言う通り選手交代のルールとしては5人まで……というのに対し、1度出た選手はもう戻れないというルールもあるという事に対し、真冬達は忘れていたのだ。
「どうするんだ?」
「すみません、私とした事が。」
「その心配はないですよ。」
すると真冬達の元に審判がやって来た。
「し、審判さん?」
「……もうルールなんて気にしないでください。」
「え?」
「お忘れですか?Aチームは9人も選手交代してるんですよ?あんなの普通なら無理ですから笑」
と審判は笑いながらいう。
「審判さん。」
「ちゃんとしたプレーをしているのはCチームの方達なので、ファールやイエローレッドカードは除きますが、選手交代に関しては別にどうやろうが問題ないです、今回だけ。」
「ありがとうございます。」
「それじゃあ……健闘を祈ります。」
そう言って審判の方は言ってしまった。
「それじゃあその前に、はぐみ様は出られそうですか?」
「私は大丈夫だよ!薫くんがあんなになった以上じっとしてられないよ!」
とはぐみが言う。
「わかりました。」
「それと千花。」
「は、はい!」
「千花は一旦下がれるか?」
「え?わ、私ですか?」
真冬は千花に1度ベンチに下がるように
提案する。
「勘違いしないで、少しでも戦力を落としたくないから女の子の中でも1番動ける千花は出来る限り取っておきたいんだ。」
「……わかりました!」
「うん、それじゃあ千花の代わりに「私が出ます。」」
すると紗夜がすぐに名乗り出た。
「紗夜、出たいのか?」
「はい。」
「紗夜、あなたも無理しない方が。」
と友希那が止めようとすると。
「湊さん……今は止めないでください。」
「ひ、氷川さん……?」
「私だって弦巻さんや北沢さんと同じ気持ち……Roseliaの1人のメンバーを潰されたら黙って見てられません……。」
「お姉ちゃん……。」
すると真冬は……。
「わかった……紗夜にしよう。」
「真冬様!?」
「正直、俺もこの先の事を考えたらあんまりこういうことは言いたくない……でも紗夜にそういう気持ちがあるのなら……我慢して欲しくない。」
「真冬様……。」
「紗夜、行けるか?」
「……はい。」
「よしっじゃあ……行こう。」
そしてメンバーが決まり、真冬達はグラウンドに戻った。
数分後……
「さぁ!異常な事態があったものの、Cチームもメンバーを入れ替え体制が整ったようです、そして審判の特別な許可で既に出ていたメンバーは本来試合には戻れないのですが、特別OKということで先程DFとして活躍していた花咲川学園2年、氷川紗夜さんが戻ってきました!」
「……だとよ水上。」
「ふっ笑相手チームに誰が戻ろうと結果は同じ……こっちはそのままで行くぞ。」
「……くそっ……。」
そして……生徒や観客などが困惑している中……試合は再開された……
しかし……真冬達をさらに最悪な状態になってしまうということを……真冬達はまだ思っていなかった……。
つづく……
感想お待ちしております。
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