ランサーで第5次聖杯戦争   作:指が痛い人

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記念すべき20話だぁー! 

ってかまだこんなにもこの作品が沢山の人に読まれてて正直困惑を禁じ得ない。


何処か別の場所でのXX話

「ほぉ、お主……いや、お主らが余のマスターか」

 

「はい、そうですよ」

「あぁそうさ、私達が貴方のマスターだとも」

 

 時刻はちょうど衛宮が追加のサーバントである赤のセイバーを召喚した頃、イギリスのロンドンでは同じくサーバントの召喚が行われていた。現代魔術師達の集まる組織で最高峰と呼ばれている組織の中でも最も身近な名のが時計塔と呼ばれる組織だろう。そしてその組織内にて突如として出現した冬木にて開催されるサーバントと呼ばれる奇跡をぶつけ合い、願望器を巡る戦争────聖杯戦争に選ばれたマスターが1人、そのサーバントを呼び出す召喚儀式に成功する。そして召喚されるは────前大戦にて猛威を振るったサーバント、イスカンダルその人であった。

 

「それにしても流石は兄上が秘蔵していた聖遺物だ、一発でお目当てのサーバントを引き当てる事が出来てある意味安心したよ」

 

 赤く光る痣のような紋章、つまり令呪をさすりながらそう言い放つは次期ロード当主であるライネス・エルメロイ・アーチゾルテ。

 

「そうですね、流石は前エルメロイ卿が残した遺産っと言ったところでしょうか?」

 

 そしてもう一人、令呪をその身に宿らせ彼のマスターとなった少女、彼女の名は間桐桜。現、時計塔にてその圧倒的な実力と才能のみで位を登り積め、紆余曲折あって時計塔設立以降最年少で色位の位にまで上り詰めた聞く人ぞ知る魔術師界隈では化け物や伝説とまで言われる人物だ。

 

「ぬぅ、しかし余のマスターが二人いるとは……実に不思議だのぉ」

 

 そんな彼女達を前にサーバントであるイスカンダルはその赤毛と同色の顎髭を欠き、この不可思議な現状に頭を捻る。それもそのはず、本来一基のサーバントに二人のマスターと言う状況はあり得ないのである。それに加え彼の中では前大戦である第四次聖杯戦争の記憶が色濃く残っていたのだから。少年との出会いに同じ王達との宴会、人外なる存在との戦いに騎士王との一騎打ち……そして英雄王との最後の戦い。本来あるはずの無い楽しかった記憶や悔しかった記憶、そして家臣と認めた少年との記憶が脳裏に刻み込まれていた。

 

 彼の疑問にライネス達は心底楽しそうに答える。

 

「そこはマァ、彼と一緒に面白半分で考えた裏技と私とサクラとの研究の賜物さ!」

「ハートレスさんとの出来事が無ければ思いつきもしなかったことですけどね」

 

 彼女達言い分はこうだ。突然ある人物が聖杯戦争のマスターに選ばれたらしいのだが、その人物はコレを辞退。そしてそのマスターの権利をライネスに譲り渡したそうなんだが、彼女はこの時ふと先代の経験を元にある事を思い付いたらしい。マスターが二人いれば勝利は盤石なものになるんじゃネ? っと。そのタイミング丁度彼女の友達兼ライバルの1人である桜が居た為に彼女を巻き込み、最高峰の魔術師二人が協力して令呪を徹底研究。結果、マスターの権を二分割する事に成功する。そして偶然にも過去、何処かの誰かが冬木の霊脈がどうしても必要で様々な人物の協力の元、試行錯誤した結果元々彼の部屋だったコノ召喚された場所を冬木の霊脈と接続する事に不安定ながらに成功した場所があったのでそこで召喚を行ったらしい。触媒を使った理由としてはマスターが二人いる事から召喚に際し何かしら不具合があると考えた為とかどうとか。

 

 その経緯を聞いてイスカンダルはその先代に関して心当たりがあったが……まさかと思い思考を停止させた。

 

「ふむ、しかし考えようによってはあの英雄王にリベンジする事も可能であるのか……」

 

 イスカンダルは考える。あの時は令呪三つのブーストがあったとは言えライダーとしての宝具も失い、マスターからの魔力供給も少なかった事から万全な状態とは言えなかった。しかし今回自身を呼び出したのマスター達は違う。彼女らは魔術の心得が無くても肌身で感じられるほどの最高位の魔術師だ。それが二人、自身へと供給される魔力量も前回の比では無いはず。だからこそ彼は考えてしまうのだ、聖杯から供給された知識によって知りえた受肉し現代でも生き残っている前勝利者であり、自身を撃ち破った英霊である英雄王ギルガメッシュとのリベンジマッチを。

 

「これは燃えてくるのぉ」

 

 彼の中で燻るは戦いへの情熱、そして渇望。あの戦いに再度挑む事を許された事に対する喜びが胸の中で溢れかえった。だけどもここで彼は正気に戻る。確かに戦う事も大切だが、それも今回のマスターとなる人物を知らなければ始まらない事。そう気付いた彼は復活の雄叫びを上げるかの如く目の前の少女二人へと宣誓するかのように告げる。

 

「我が名は征服王イスカンダルッ!」

 

 それは世界に対する宣言であり、自身を葬り去った打倒英雄王と血を滾らせる。

 

「此度の聖杯戦争においては再度ライダーのクラスを得て現界した。して、お主らの名は?」

 

 彼の脳裏に映るは前大戦であったあの少年。自分で呼び出した癖に姿を現した途端、腰が抜けて地面へへたり込むと言う愚行を犯した臆病な少年。今の時代があの時から何年の後の世界なのか今だに分からない、しかしこのマスター達を見ていると彼と何処か似ているようで思わず懐かしさと共に自然と笑みが零れた。実力も性別も何もかもが違う、しかし何故かそう感じてしまう。

 

 だからこそ彼の中で少女達に対して好感が持てている。だからこそ自身のマスターに相応しい、一目見てそう感じた。

 

「私はライネス・エルメロイ・アーチゾルテ、気軽にライネスで良いよ。そして彼女が──―」

「間桐桜です。よろしくお願いしますね、ライダーさん」

 

 

 こうして異国の地にてライダーの陣営が結成される事となった。コレがこの先どのような結果を齎すのか、誰にも分からない。しかし一つハッキリしている事がある。

 

「ところでお主ら。その魔術師としての腕を見込んで言うが、我軍門に下る気はないか?」

「ないな」

「ないです」

「そ、そうか……」

 

 ライダーはまたしてもスカウトに失敗したと言う事だ。

 

※※※

 

「まさかこの私がアサシンのクラスで現界するとは思ってもみませんでした」

「すいません、拙の思いつきの影響で召喚してしまって……」

「よい、よいのですマスター。偶然とはいえ貴方はマスターの権利を得ていた。でしたら私達サーバントを召喚する事は当然の事なのです。それに本来適正の無い私がこのクラスで呼ばれたと言う事は何かしら意味があると言う事なのでしょう」

 

 亡霊住まう亡者たちの安眠のである墓地。本来なら気軽に立ち寄れるはずの無い不気味で危険なその場所に灰色のフードを被る少女は珍しく日課である散歩のコースとしてこの場所に来ていた。その最中極偶に現世に未練タラタラな蘇る亡者なんかを掃除しながら散策していると────彼女は何となく昔師匠兼友人から教えられたある魔術の詠唱を口ずさんだ。本来なら詠唱のみであるならその魔術は発動する事は無く、問題は一切ないのだが……この時は運が悪かった。

 

 彼女にとって魔力が一番高まる時間帯に加え彼女にとって魔力が一番高まる場所、彼女が持つ聖遺物が封印されている武具に自身の体に刻み付けられている因子。そして何より何処かのゴーライオンがある戦いに挑む為に準備し、あるバカが残した冬木の霊脈と繋がている部屋に繋がるパスの残された召喚儀式の残滓。これらが偶然合わさり合い、彼女自身も知らず知らずのうちに魔力を高ぶらせながら最後のピースである詠唱を彼女が口ずさんだ事よって彼女、アサシンが召喚されてしまった。

 

「サーバント、アサシン……なッ!? 一体どういう事だ! 何故私がアサシンとして召喚されているッ!!???」

「ひぇッ!? さ、サーバント!???」

 

 これはある種不完全な召喚でありイレギュラーな召喚、その為呼び出されたアサシンも自身に割り振られたクラスに疑問を隠せないでいた。そしてそのアサシンを召喚した彼女も彼女で故意に召喚した訳では無かった為に突然現れたサーバントに驚きを隠せない。アサシンはクールな外見は何処へやら、灰色フードの少女は少女で目を回し、彼女の持つ鳥かごからは笑いが絶えない。まさにカオス。そんな状態が数分続き、ようやく二人が落ち着きを取り戻した後双方原因を分析し事情を把握、冒頭の謝罪をした後に今に至る。

 

「ハッハハハ! まさか俺が触媒になってブリテンの魔女を呼び出す事になるとは思っても見なかったぜ!」

「コラアッド! その呼び方はアサシンさんに失礼ですよ」

「や、止めろグレイ! おお俺を回すんじゃn────あぁあぁあぁあぁッ!!」

 

 グルグルと回される鳥かご。その中からは悲鳴が聞こえるがアサシンはその光景を何処か微笑ましく眺める。その瞳はまるで懐かしいモノを見ているかのように柔らかく、そして純愛に満ちているようにも感じられた。そんな二人? の茶番にも似たしれは終わり灰色フードの少女、グレイとアサシンは向き合う。

 

「それでは改めて自己紹介を────我名はモルガン・ル・フェ、アサシンのクラスで現界しました。我願いを叶える為、よろしくお願いしいますね、マスター」

 

「墓守のグレイです! 聖杯戦争は知識でしか知らず、まさか拙が参加する事になるとは思っても見なかった為に聖杯へ願う願いとかあまり思いつきませんが精一杯頑張らせていただきます!」

 

「ヒッヒヒヒ! 俺はアッドだ!」

 

 月夜に照らされる夜空が見える幻想的な風景の中、こうして偶然か必然かアサシン陣営は結成された。そして何の因果かアサシンが召喚された時を同じくしてライダーもまた召喚されていたのだった。

 

「一先ず拙達が日本へと渡る手段を確保しなければいけませんね」

「あのライネス嬢か先生さんに頼んでみたらどうだ?」

「アッドにしては良い考えですね、そうしましょうか」

「あぁファルシオ……今度こそ私と一緒に幸せになりましょう」

 

この後連絡をとったグレイとライネスが合流し、両者相手がライバルであるマスターだと知って勝手にサーバント同士が一触即発の雰囲気になったのは語る必要も無いだろ。




シン・オリ鯖じゃコラー!

・ステータス

名前:モルガン・ル・フェ
クラス:アサシン
身長:170㎝
体重:不明
地域:欧州
属性・カテゴリ:混沌・悪・地
性別:女

【ステータス】

筋力:C
耐久:E
敏捷:A
魔力:B++
幸運:C+
宝具:C

マテリアル0

異なる歴史にてブリテンを愛し、抑止を憎み、そして死んでいった魔女。
本来の歴史と違いアーサー王との和解はある男が二人の間を取り持った事により和解に成功、それどころか取り持った事によって唯一血のつながった姉妹として愛してさえいた。
本来の適正はキャスター一択なのだったのが……何故今回の召喚に当たってアサシンのクラスが適応されたのか本人も分ってはいない。

マテリアル1
絆レベルが足りません。

マテリアル2
絆レベルが足りません。

マテリアル3
絆レベルが足りません。

マテリアル4
絆レベルが足りません。

マテリアル5
絆レベルが足りません。

マテリアル6
クエスト【抑止の意思とガイヤの意思】クリア時に開放。

マテリアル7
???

マテリアル8
???
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