ランサーで第5次聖杯戦争   作:指が痛い人

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 あ、そういえばランサーの描写を忘れていたのですが、イメージ的には体系はXX師匠、衣装は英霊正装アルトリアペンドラゴン(ランサー)で瞳が獅子王の如くライムグリーンの色をしている姿ですね。


始まる前の第六話

「なぁなぁ遠坂チャン」

 

「何かしら?」

 

 眩しいほどの太陽が照らす早朝。俺は珍しく寝坊してしまっていつもより遅い時間で登校。その途中、魔術師仲間の遠坂チャンと偶然出会い一緒に学校へと向かっていた。あ、ランサーはお留守番です。だって外に連れ出すと直ぐに暴れるもん。多分、いまごろはクイックルパットって料理サイトで今夜の晩飯を決めてるんじゃないかな? アイツ料理させろってうるさかったし。

 

 何となく相棒が現代調理器具にギクシャクしてないか心配な心を隠し、俺達は道を歩いて行く。その途中、朝飯を食べながら見ていたニュースで報道されていた内容を思い出す。

 

「最近何だか新都の方でガス爆発が多いみたいだけど……何か知ってる?」

 

 冬木には駅を中心とした繁華街のある東部の新都と、古い町並みが立ち並ぶ西部の深山町に分かれて存在している。その間には未遠川って大きな川が流れていて行き来は架かってる冬木大橋によって可能。そんでもって最近その新都では最近ガス爆発が多発しているらしく、どこの放送局でも同じようなニュースが流れているのだ。そのまま何も考えずにその情報をうのみにするならば都市の管理体制に文句を言いたい所だけど、このパターンは凄く覚えがあった。

 

「……大方他所から来た魔術師達の仕業でしょうね」

 

 魔術とは基本秘匿されている技術だ。だからこそ一般人に知られないよう徹底的に管理している為、もし大規模な被害を出したとしても露見を防ぐ為に事故に見せかけるなんて珍しくない。だからこそ多発するガス爆発なんて魔術による被害が多い事に理由がある為に、そのあからさま過ぎる報道は見る者によっては挑発行為に近いモノだったりする。

 

「ほんっと許せないわねッ、本来魔術とは──―」

 

 あ、その見る者ってのは主に遠坂チャンを指してたりする。でもこの時期に外からの魔術師か、あからさまに聖杯戦争関係だろうなぁ……ってか遠坂チャンはどうなんだろうか? ここで探るってのも──―うん~、明日でもいっか。

 

 

「────であるからにして……って聞いてる?」

 

「聞いてる聞いてる、流石遠坂チャン。お金の管理についてはピカ一だね!」

 

「そうそう、最近は宝石の値段も上がっちゃって、手に入りにくく──―って聞いてないじゃない、このバカッ!」

 

「アバロンッ!」

 

 頭に大きなたん瘤を作って倒れる俺。それを踏み越え、ズカズカと歩いて行く遠坂凛。これはいつも道理の日常の一遍の会話でもあり、一日の始まりを告げる何時もの茶番劇。この者達がどれだけ仲の良い友人だと思わせるこれは、二人にとっては楽しい瞬間だ。

 

「いっててぇ……いつも通り容赦がないんだから、もう」

 

 しかしそんな関係である二人がこの日を境に関係が変わって行ってしまう事をこの者は少しだけ直感してた……のかもしれないのだった。

 

「もう、早く来なさい。おいて行くわよぉ!」

 

「おめぇがぶったんじゃろうがいッ!」

 

※※※

 

「お、そろそろ学校だなミスターパーフェクト」

 

「そうですね、ミス・フール。今日も数々のレディーが私達を待って────って私は女だ、ゴラァ!」

 

「──―ッ、痛いですわ。レディーの顔をブツだなんて紳士の風上にも置けませんわ!」

 

「ねぇ、そろそろやめない? みんなから向けられる視線が痛いのだけど……‥」

 

「おう、そうだな。後誰が愚者だ、誰が」

 

 いつも通りのバカバカしい会話をやり取り、怪しい雰囲気なんて全然しない何時も道理の日常を感じながら私達は校門を跨ぎ校舎へと歩くのだ──―が、現実はそうもいかなかった。

 

「──―ッ!?」

 

 突如心臓を鷲掴みにされたかのような違和感が体を走り、無意識に体が軽い防御用魔術を発動させる。これは、まさか結界? 

 

【アーチャー、これって‥‥】

 

【完成こそしてないが結界だろうな】

 

 こんなに派手に、張るだなんて──―余程の大物か素人のどちらかね。

 

【しかし意地が悪い結界だ。君のテリトリーにこうも堂々と張るとは完全に挑発行為だな】

 

【えぇ、これは相応な報いを受けさせなければならないわね】

 

 思わず令呪の刻まれている手を握り絞めてしまうが──―ちょっとまって。

 

「ねぇ翔、貴方は何も感じないの?」

 

 私の先を歩いて行く魔術師仲間へと声をかける。へらへらと私の前を歩いていくその歩みが止まる。

 魔術師である翔がこの異変に気付いてないなんておかしい。何かしらのリアクションがあるはずよ。けれど私が見た限り変化は見られない、先ほど同じ翔だ。

 

「────―どうしたの遠坂チャン?」

 

「──―ッ!」

 

 こちらへ振り向くその顔には異常なんて感じてないようにも見える。

 だけど彼に異常がない事がなによりも異常だ。いくら魔術回路が死んでるとは言え、ここまでのあからさまなモノを気付かない方がおかしい。

 

【……凛】

 

【えぇ、今朝言った事は撤回するかもしれないわ】

 

 思わず息を飲む。彼が振り返り見つめるその先は私ではなく、私の後ろに霊体化して存在するアーチャー。普通見えない存在が見えている事は何かしら魔術を行使してるに他ならない。どうやって死んだ魔術回路を回復させたかは分からないけれど、彼の家が霊に関する魔術な以上サーヴァントが見えていても不思議じゃない。それにサーヴァントを前にここまでの余裕、それはつまり自身もマスターでありサーヴァントを従え、自身のサーヴァントをぶつける事が出来るという余裕の表れ。

 

「なぁ、遠坂チャン」

 

「ッ!」

 

【構えてアーチャー!】

 

 もしこの場合、隠れているサーヴァントはアサシンだろう。アサシン特有のスキルである気配遮断を使えば私や、アーチャーに知られず私達の近くに忍ばせることはそう難しくはない。その場合一時的にとはいえアーチャーはアサシンに釘付けになる。そうすると翔とは1対1で戦う事になるけど──―その場合、手札を全て知られている私が圧倒的に不利。唯一の勝算はお父様が残してくれたあの宝石だけど、あれでも勝てるかどうか……

 

 ジリジリと近づいて来る彼。その動きはごく自然そのもであり、まるで私達を警戒してないような────

 

「肩に虫付いてるぞ」

 

「へ?」

 

 指摘された方の肩を見てみる。そこには何かしらの幼虫がこんにちわ! っと肩の上で鎮座していた……って。

 

「早く教えなさいよ、このバカ!」

 

「カラドボルグぅッ!」

 

 直後翔の顔に向かってバックをフルスイングしたについては私、悪くないと思うの。っていうかアーチャー、なんで虫が乗っていること教えてくれなかったの! 

 

【てっきり凛の友達かと……】

 

【へぇー、いい度胸じゃないアーチャー。帰ったら覚悟してなさい】

 

【な、なんでさ!】

 

※※※

 

超ビビったわこの野郎! 

 

 遠坂チャンと通学中、ふと何か違和感を感じた俺は呼びかけに振り向いた。その時、詳しい理由は後程説明するが無意識的に中途半端に霊脈へと繋ぎっぱなしになっている回路を起動させて変な干渉を防いでいたのだが……まさか遠坂チャンの後ろに赤い誰かがいるとは思ってもみなかったぞ。

 状況的に多分サーヴァントと思われる彼は俺が見ていた事に気付いたのだろう、なんだか気配が鋭くなり出す。それにビビった俺は咄嗟に遠坂チャンの肩に付いた虫について指摘したが、それが大成功に終わって助かったぜ。

 でも変だな、ここまでの結界を隠蔽せずに発動させるだなんて、今夜あたり調査が必要かなぁ……ワンチャンランサーだけ向かわせればいい気もするけどな。

 そんな考えを浮かべながら校門でフルスイングを受け、ぶっ倒れている俺であった。

 

「遅刻遅刻ぅー!」

 

 あ、(予鈴の)鐘の音が聞こえる……これは遅刻確定ですね。

 




・ステータス

名前:アルトリア・ペンドラゴン
クラス:ランサー
身長:172㎝
体重:不明
地域:欧州
属性・カテゴリ:秩序・善・地→天
性別:女

【ステータス】
筋力:A
耐久:C-
敏捷:A++
魔力:A
幸運:B-→A++
宝具:A

マテリアル0

異なる歴史を辿った歴史のブリテンにて、死にゆく国であるキャメロットの最後の王を務めた偉大なる騎士王。

その姿は美しくも気高く、そして保有するその圧倒的な力とカリスマを前に彼女の元に集った配下達は心から敬意を払い、忠誠を誓うだろう。
何故このような歴史へと至ったのかはこの世界には知る者はいない。唯一知るのは彼だけだ。

マテリアル1
絆レベルが足りません。

マテリアル2
絆レベルが足りません。

マテリアル3
絆レベルが足りません。

マテリアル4
絆レベルが足りません。

マテリアル5
絆レベルが足りません。

マテリアル6
クエスト【彼の為に私は―――】クリア時に開放。

マテリアル7
???

マテリアル8
???

原作ルートはどれがいいですかね?

  • セイバー
  • 遠坂チャン
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