詰め込みたい要素詰め込んでたら4000字超えちゃいました!
読みにくかったらすみません
(牙竜視点)
出久と爆豪の戦いの後、他の奴らの戦闘を見学し20人全員が行程を終えたのを見届けた。そして……
「さあ、いよいよラスト!下間少年と戦いたいやつは手を挙げろ!」
JOKER枠である俺と戦いたい希望者を募るオールマイト
で挙手をしたのは……
「俺がてめえを捻り潰す!」
「おう!俺と戦おうぜ!下間!」
「私も下間さんという壁を越えさせていただきますわ!」
「……」
「うむ、4人か…下間少年、この中で戦いたい2人を選んでくれ…」
手を挙げたのは爆豪、切島、轟、八百万の4人だ。
確かこのうち2人は推薦入学だ。
さて、この中で俺が戦いたい相手は……
「全員だ!全員まとめてかかってこい!」
「い、いいのかい!?下間少年!?」
「オールマイト、俺はこの授業に勝つために来たんじゃねえ、試練乗り越えるために来てんだ。壁は高い方が良い。」
「俺も牙竜の考えに賛成だ。」
「うむ、分かった!では下間少年と爆豪・切島・轟・八百万チームでの戦いを認めよう!」
つーわけでエボルトと一緒に屋内演習場に移動する。
因みに俺らはヒーローチームなんでビルの外にいる。
「おい、牙竜、何か策はあるのか?」
「ああ、まずあのチームで鍵握ってんのは爆豪だ。アイツは多分独断専行で突っ込んでくるだろうからな。その統率が乱れた所を突く!多分アイツの身を案じて切島あたりも爆豪と一緒に迎え撃ちにくるだろうしな、降りてきた連中は俺が引き受ける!」
「てことは俺は核の所まで行けばいいんだな。」
「そうだな、」
「そうだ、それとお前のハザードレベルは4.5だ、そろそろあれを使いこなしてもいいんじゃないか?」
「まだ暴れちまうかもしれねえ、けど何時までも使えないじゃダメなのは分かってる。」
と言いつつ俺はビルドドライバーを腰に巻く。
「けど今はこっちでいい。必要になったら使うさ」
(三人称視点)
牙竜とエボルトが作戦を立案しいよいよ戦いが始まろうという頃
爆豪らの集団はあまり統率が取れていなかった。
「赤チビだろ?あんな奴俺1人で十分だ!!」
「おいよせよ爆豪、ここは皆で迎え撃った方がいいって!」
牙竜の予想通り爆豪は1人で迎え撃ちに行こうと、核のハリボテがある最上階からとっとと階段で降りていってしまう。
「わりい!俺心配だから見てくる!」
「俺も行く…」
「無理はなさらないでください。何かあればすぐこちらに戻ってきて迎え撃ちましょう。」
それに続いて切島、轟も降りて行ってしまう。
(爆豪が下に降りちまったら氷結が使いにくいな……)
轟としては自分と障子が組んで尾白&葉隠コンビと戦った時の様にビル全体を凍らせて一気に仕留めるという策を取りたかったが爆豪が下に降りたことで巻き込みかねないので使うことが出来ない。
(デクも赤チビもホントは個性あんのに俺の事騙しやがって……!!)
一方その爆豪は怒りに燃えていた。無個性だと思っていた2人が両方個性を持っていたことで騙されたと怒る気持ちと追い抜かされるんじゃないかと云う焦燥感で胸の中がいっぱいだった。
(俺がここでアイツをっ…!倒さねえといけねえんだ!!)
「落ち着けって爆豪、1人で突っ込んで勝てるわけねえって!」
「うるせえ!俺の邪魔するなら上にでも戻ってろ!」
「そういう訳にはいかねえって!」
その爆豪を必死に止めて冷静な状態に戻そうとする切島
「訓練中に喧嘩とはいいご身分だな!」
2人の言い争いを掻き消す様に牙竜の声が響き渡ると共に蒼き龍の戦士、仮面ライダークローズが彼らに迫る。
「2人とも!避けろ!」
それに対し切島と共に下に降りて来ていた轟が2人の間に割って入り彼らの前に立つと氷を放って廊下を一気に凍らせる。
「余計なことしてんじゃねえよ!」
「仕方ねえだろ!こうしなかったら……!」
爆豪が今度は轟に突っかかった時だった、突如氷が割れて蒼い炎の龍が現れて3人が吹っ飛ばされた。
「よお、テメエら。そんな連携でよく俺に勝てると思ったな!」
クローズの振り下ろされた拳を硬化した切島が止める。
「言い争ってる場合じゃねえだろ!ここでコイツを止めねえと!」
次々に繰り出されるクローズの拳を身体を硬化させた切島が止めている。
切島も拳を繰り出そうとするがそれよりも先にクローズの蹴りが飛んでくる。次々と繰り出されるクローズの攻撃は切島に攻撃の隙を与えない。相手に攻撃を繰り出す隙を与えないのが牙竜の戦闘スタイルだ。
「クソ髪!しっかり耐えろ!」
爆破で勢いをつけて切島の頭を飛び越えた爆豪はそのままクローズの背後に着地し両手からの爆破を背中に撃ち込む。
「このっ…!赤チビがぁ!!」
体制が崩れたクローズにさらに爆破を連射し封じ込めに行く。
「爆豪!巻き込んじまってるって!」
その勢いから押し出されるように切島が離脱、
それでも爆豪は勢いを止めることなく爆破を放っていく。
(ここを凍らしても爆破ですぐ壊れちまうか。)
轟焦凍の個性は"半冷半燃"
右側から冷気を放ちその場を凍らせ、左側から炎を放ち敵を燃やす。
ただし、"今の彼は左側を使わない"、氷だけ使う。
その状態では爆破で氷を溶かされたり砕かれるので爆豪勝己と組んでも相性が悪く攻めあぐねてしまう。
さらに言えば先程氷結を放った際にクローズは蒼い炎の龍状のエネルギー体"クローズドラゴン・ブレイズ"を作り出して氷を溶かして突破したので尾白達に使ったような大氷結でも効かない可能性がある。
「よくも!俺を!騙しやがって!」
「俺は何も騙してねえ!」
クローズの突き上げた拳は爆豪の腹を捉え、彼の身体が天井にぶつかるぐらいまで突き飛ばす。
「今だ!」
「なっ……」
ちょうどそのタイミングを狙ったかのように轟の放つ冷気が彼の立つ場所からクローズのいる場までの空気を凍らせて身体を氷結させた。
「ようやくぶっ飛ばせるぜ!テメエをよお!」
「爆豪……!」
爆豪勝己のコスチュームの篭手には爆発する彼の汗が蓄積されている。その篭手から溜め込んだ汗による大爆破を一気に放つことができ、1度目の戦いでもそれを使って緑谷出久を圧倒した。
そしてこの戦いで、戦線に復帰した爆豪はクローズの胸に向かってそれを放った。
「か、勝ったのか?」
クローズの身体は吹き飛ばされ、爆煙だけが立ち上り、切島にクローズを倒したということを推測させた。
「いや、まだだ……!」
「ああ、俺はこんぐらいじゃやられねえよ……」
『スクラッシュドライバー!』
煙を掻き分けて現れたのはクローズではなく牙竜自身、だがその腰にはビルドドライバーではなく、スクラッシュドライバーが着けられている。
「チッ…」
「そうそう簡単にはやられてねえ見てえだな……」
『ドラゴンゼリー!』
スクラッシュドライバーにドラゴンゼリーを刺した牙竜に向けてまた轟の氷結が放たれるが…
『潰れる!流れる!溢れ出る!』
ドライバーから生成されたビーカーの様な容器がそれを防ぎ、その中に成分が満たされて牙竜にまとわりつくことで白銀の素体が形成される。その後頭頂部からゲル状の成分が噴き出し、顔や胸、肩アーマーを形成し変身が完了する。
『ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』
仮面ライダークローズチャージ爆誕の瞬間である。
「うおおおおおおぉぉぉぉ!!」
スクラッシュドライバーは使用者の体に負担を与えその闘争心を増大させる。かなり危険なベルトである故牙竜は使うのを躊躇っていたがいずれ使わなくてはいけないことも分かっていた。
「よお、テメエら、そろそろ上の心配した方がいいんじゃねえか?」
『シングル!』
「な、なんだって…?」
「なるほどな、俺らはまんまと罠にはまっちまったってことだな。」
轟はここで牙竜達の策に気が付いた。
「切島!爆豪!八百万がっ…」
『シングルフィニッシュ!』
咄嗟に上に向かおうとした轟の体にロックボトルを挿入したツインブレイカーから出てきた鎖が巻き付き引き寄せられてクローズに身体を掴まれる。
「さて、今頃上でエボルトが頑張ってる頃だろうな。こっちに3人来てくれて助かったぜ、」
「やっぱテメエ騙してやがったのかよ!」
クローズチャージ身体に爆豪の起こす爆発が繰り出されるが、
「さっきに比べたらまだまだだな!」
クローズチャージは爆豪と轟の腕を掴んだまま、2人の身体を持ち上げて床に叩きつける。
「なんつーパワーだ……」
「轟!爆豪!」
硬化状態の切島がクローズチャージに迫るが、
『シングル!』
ツインブレイカーアタックモードにゴリラボトルを刺して、
『シングルブレイク!』
パイルバンカー部分が切島を突くとゴリラの持つ超パワーで身体を弾き飛ばされ、床に転がり意識を飛ばしてしまい戦闘不能。
「隙ができたな。」
だがその時だった、クローズチャージの下半身と腹部が氷に覆われる。
「ようやくテメエをぶちのめせるな……テメエもデクもいつの間にか個性使いやがってよお!!テメエはここでぶっ潰す!」
「だったら俺もお前をぶっ潰すぜ!テメエはなんもわかってねえからな!!出久の気持ちとか……ヒーローの資格ってのを!!」
『レッツブレイク!』
ツインブレイカーにクローズドラゴンが装填されると
「爆豪!早く逃げろ!」
「いや、逃げねえ!ここでぶっ潰す!!」
ここで牙竜を潰しておきたい、いや、潰さないといけないという焦りが出た爆豪は逃げを選ばず先程とは逆の篭手に溜まった汗で巨大爆破を放とうとした、
その一方で轟は大氷結で壁を作り牙竜の放とうとする攻撃を防ごうとした。
「潰されんのはテメエの方だ!!」
クローズドラゴンが装填されたツインブレイカーをクローズチャージが地面方向に向かって突き放った。
爆豪の放った大爆発の音と轟の氷が砕ける音が鳴り響き建物中に響き渡る。
「す、すごい音ですわ……」
「牙竜がド派手にやったみてえだな、」
一方この建物の最上階、核のハリボテがある部屋では八百万百がブラッドスターク相手に孤軍奮闘していた。
周囲には八百万百が生成したと思われるものの残骸が散らばっており、彼らの戦いの長さが伺える。
「さて、牙竜のお遊びも終わったし俺もやっちまいますか……」
「臨むところですわ!」
盾2枚を右腕、左腕にそれぞれ付けた八百万に対してブラッドスタークの胸から現れた巨大なコブラが攻撃する。
頭部で何度も八百万を突き、それを盾で防いでいくが八百万はその対処で手一杯だ。
「最初からこうすりゃ良かったけどそれじゃ牙竜の練習にならねえからな……」
ブラッドスタークの手が核爆弾のハリボテに触れると共に
『ヒーローチームWIN!』
ヒーローチームの勝利を告げる音声が流れる。
To be continued
クローズチャージ初変身とか詰め込んでたらブラッドスタークの戦闘がかなり短くなってしまった、申し訳ない、エボルトさん