クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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新コロちゃんのワクチンの副反応で腕が痛いです。

明日は執筆休みます


屋内戦闘訓練3

(牙竜視点)

 

『ヒーローチームWin!』

 

勝ったんか?俺ら?

多分エボルトが頑張ってくれたんだろうな…

 

「いてて、やっぱキチいな、これ」

 

俺達が戦っていた階の床に穴が空き、俺は一つ下の階に落ちている。クローズチャージへの変身も解かれ生身を晒して寝転んでる。やっぱスクラッシュドライバーはまだ使うとしんどいな…

結構身体がダリィ……

 

「生きてるか?」

 

そんで隣には爆豪が倒れてた。多分一緒に落ちたんだろうな。

さっきはツインブレイカーでの一撃を床に撃ち込んで起こした衝撃で吹っ飛ばしてやろうとしたらこうなったみてえだ。

直接当てたら流石にヤベエし氷も砕きたかったからこうしたんだが爆豪も一緒に落ちてたか。

気失ってんのかなんも喋らねえ。

 

「赤チビ……」

 

「チビじゃねえって、」

 

ようやく口を開いたと思えばこれか

 

「おら、とっとと立てや。」

 

起き上がらせるために手を差し伸べるが

 

「いらねえ、」

 

「まあ、そう言うなって」

 

爆豪が俺の手を払い除け用としたが逆にその手を掴んで起こしてやった、

 

「なあ、テメエなんか誤解してねえか?俺はテメエのこと騙してた覚えはねえな。」

 

「白々しいなテメエ……お前とデクの個性の件だ…無個性のフリして俺騙して楽しかったんだろ……」

 

「あーそうだな、確かに個性のこと黙ってて悪かった。」

 

なるほどな、コイツ俺と出久が無個性だったのに個性が芽生えたことに対してずっと俺らが個性隠して無個性なフリして騙してたって思ってんだな。

まあ確かにエボルトと出会ってからヘドロの件までの間俺は個性があることを誰にも言ってなかったしそこは悪かったかもしれねえな。

 

「けど俺が個性が無い振りしてたのは1年だけだ。それもお前とあんま絡みねえ時期だ。中2ん時に個性が芽生えたってだけだ。お前と初めて喧嘩した時は正真正銘無個性だ。」

 

「けどデクだって……!」

 

「デクは中3の時に発現したはずだ。とりあえず爆豪、お前もっと周り見ろ!周り見ねえから俺らが個性出てきたんに気付かず誤解してたんだろ?馬鹿野郎!」

 

「……」

 

と爆豪を叱責し先に皆の所へ戻る。

 

「さて、今回のMVPが誰かわかるかな?」

 

「はい!下間君だと思います!」

 

お、飯田が俺の名前を上げてくれたな。

 

「3人を相手に戦闘し、上の階を八百万さん単独にできたのは非常に良かったかと思います。ただエボルトさんがもう少し早くから蛇を出していたらより容易に事態を解決できたかと思います!」

 

「うむ!素晴らしい分析だ飯田少年!」

 

「ほう、だったらあのコブラをもっと活用した方が良さそうだな。」

 

どうやらエボルトはあのコブラみたいな奴使ったみたいだな。

飯田からもお墨付きみたいで何よりだ。

 

「さて、反省点としては爆豪少年だな。今回の独断専行は良くなかったな。完全にチームの統率を乱してしまった!」

 

「……」

 

「今後はこういうことがないように気を付けるんだぞ、」

 

「……」

 

爆豪の方は完全に憔悴しちまってる。

顔を下に向けて何も喋らねえ。

 

完全に心折られてんだろうな。

 

「うっす、迎えにきたぜ」

 

「ありがとう!」

 

「すまねえ、助かるぜ!」

 

一先ず授業後俺は保健室に出久と切島の様子を見に来ていた。

 

「切島に関しては俺の攻撃で怪我したんだから謝る必要はねえって」

 

「いやいや、そこは気にすんなって!訓練だから仕方ねーよ。」

 

切島はかなり回復しててもう戻ってよさそうだが出久の方はまだ怪我が治りきっていない。

リカバリーガール曰く治癒には体力が必要だが出久の場合傷を治しきる体力がもうないそうだ。治癒は明日以降に持ち越しらしいな。

 

「じゃ、一旦戻るか」

 

「「うん!/おう!」」

 

でちょうど2人を引き連れて戻ったらクラスのメンバーは今日の反省会をしてたいた。

各々自己紹介をしたり今日の戦闘について話してて盛り上がってる。

 

「下間さん、先程は素晴らしいお手前でしたわ。」

 

「おう、八百万か。」

 

「さっきは中々いい粘りだったぜ。」

 

八百万が俺とエボルト(クローズドラゴン)に話しかけてきた。

確か八百万は核の前でブラッドスタークと戦ってたんだな。

 

「八百万の戦闘はどうだったんだ?」

 

俺はそん時爆豪らと戦ってて見れてなかったのでちと気になるな。

 

「いやあ、俺のスチームブレードとかトランスチームガンの攻撃を上手いこと防いでたな。まあ最後はコブラにやられたけど中々粘ってたと思うぜ。」

 

「へー、スチームブレード攻略は結構難しいからな!攻略できたってすげえな!八百万!中々やるじゃねえか!」

 

「いえいえ、それほどでもございませんわ…」

 

何度もブラッドスタークと組手をしたがスチームブレードでの攻勢を破るのには結構苦労したなあ…

流石推薦入学1位の八百万だ。

ただ言葉では謙遜してるが表情と仕草から嬉しいって気持ちが素直に伝わってくる。

 

「おもしれえ奴だな……」

 

「わ、私ですかっ……!?」

 

可愛いやつだな、

 

(エボルト視点)

 

「Ciao、出久にオールマイトさん」

 

「エボルトさん!?」

 

牙竜が八百万のことを気に入ってる頃、そういえば出久がいねえなと思って探してたらなんかオールマイトと一緒にいたんで話かけてみた。

 

「おお!?君は確かエボルト君だったな!普段はこういう姿なのかな……?」

 

おっと、オールマイトにクローズドラゴン憑依状態で会うのは初めてだったな。

 

「いや、牙竜のアイテムに憑依してるだけだ。で、何の話してたんだ?」

 

ちょうど出久を探してる時に2人と爆豪が喋ってるのを見たんだが何を話してたんだろうか、

 

「い、いやあ、些細な話「個性の話だろ?」聞いてたのかい!?」

 

「最後のところだけちょっと聞こえてただけだ。まあ、皆までは聞かねえよ。ただ出久の個性が誰かから貰ったなんだろ?それだけ頭の隅に置いておくだけだ。」

 

まあ会話の流れを聞くに個性は"オールマイトから貰った"んだろうがそこには触れないでおこう、

 

「それを聞かれてるのは結構不味いんですけどね……」

 

「まあ、安心しろ。それに関しては口外はしない。それより爆豪は大丈夫か?」

 

出久が心配しているが俺は情報はバラさないし、それを使って脅しなんかはするつもりはねえ、

それよりも気になるのは爆豪の方だ。

 

「うむ、彼なら大丈夫だ!爆豪少年もまた自分のスタートラインを見つけたようだ。すぐに立ち直るだろう、」

 

「そうか、まあだったら良いんだ。」

 

牙竜もアイツは変わったヤツだ。

さっきはあんなにキツく言ってた癖に

 

「アイツもなんかややこしい奴だけどよ、俺は助けてやりたいんだよな……」

 

とか言ってやがる。

さっきアイツにキツく言ったのも気にかけてるからとか言ってたしな。まあ、俺もアイツの考えはよく分かる。

ヴィラン志望かって思うぐらい口は悪いけどヒーローを目指すって心は本物だし、出久へのイジメの件も何か本人なりの悩みがあるんだろうなと薄々感じる。

 

牙竜なりに爆豪のこと救ってやりたいんだろうな、

俺は牙竜がそう考えるなら尊重するだけだ。

 

To be continued




1つ補足です。
爆豪と牙竜が出会ったのは中一の時でそのタイミングでイジメを止めたので原作で描かれたノート爆破やワンチャンダイブ発言等の出来事はこの世界線では起きておりません。
まあなので若干爆豪軟化ですね。
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