クロエボアカデミアでございます。
昨日のバグはホンマにビビりました。
では本編始めます。
(牙竜視点)
コイツっ、速いッ!!
雑魚共すぐにぶっ倒せたんだがこの怪人がかなり手強い。
「速すぎんだろ、」
チーターの怪人だかなんだか知らねえけどすばしっこい。
攻撃避けんので精一杯だ。
『スマッシュヒット!』
「クッ……」
ビートクローザーから斬撃を放ってもそれもカタツムリの身体の軟体部分みてえな触手で打ち返される。
チーターとカタツムリ、中々強い組み合わせなんじゃねえか?
「このっ…!」
また向かって来た敵の腕とビートクローザーは交わることなく互いの胸部に当たり、互いに1歩退く。
んな事よりコイツとんでもねえ個性だな…
てかそもそも個性でこんな怪人になれんのか?
「ハッハッハ!苦戦しているな!仮面ライダー!!」
無造作に伸ばされて振るわれる奴の腕を避けつつ、剣で止めて何とかダメージを受けないようにする。
「この時を待っていたのだ!貴様を殺せる時を!!」
今度は上から下に触手が振るわれる。
これも避けて触手は空を切り地面に当たるとその箇所のコンクリートに大きなヒビを作る。
「貴様は俺のことは覚えていないだろうが俺は覚えてるぞ!貴様が校門前でインタビューを邪魔した時のことを!!」
何言ってんだこいつ?
校門前でのことで俺を恨んで……
ってことはまさかな、
「アンタ、あん時いたマスコミか?まあどいつかは知らねえけどよ。」
「思い出させてやろう、俺は元日光新聞の記者だ!」
日光新聞の記者って言うと確かあれだな
「アンタ、失言したあの記者か。」
「失言?俺は俺のやり方を貫いたまでだ!!」
おっと、逆ギレか?
このクソ記者め!
「俺はお前らの配信のせいで!仕事を失った!!家族も失った!!」
「クビになったんだろ?当然だな。」
救いようもねえな、コイツは
「だからこうしてショッカーに改造してもらって怪人となったのだ!貴様に復讐し!俺をクビにした日光新聞も!そして原因を作った雄英高校も!ぶっ壊す!!」
「とんだ逆恨み野郎だな!けど俺も雄英高校も潰させねえ!!」
また互いの拳がぶつかり合う。
しかしショッカーってなんだ?
改造してもらったってのはよくわかんねえな。
まあけどコイツは只者じゃねえな……
復讐に燃えて自分の身体を改造したってことならまあ相当恨んでるんだろうし、憎しみは本物だ。馬鹿にはできねえ……
「このっ…!俺の!打撃を!受けやがれ!!」
何発も互いに拳を打ち込み合う。そしてどんどん敵のガードを崩していき、俺の渾身の1発が奴の胸に当たり、アイツは火花を散らして突き飛ばされる。
「俺のこと侮ってもらっちゃ困るぜ!」
今度はビートクローザーを振るって切りつけようと試みるが、
「これでもくらえ!」
「な、なんだ!?この粘液!」
クソっ、なんか変な粘液にかかちまった。
しかも身体が動かねえっ…!
「さて、じっくりいたぶってやるぜ!」
目にも止まらぬ速さでアイツは俺に何発も拳や触手で攻撃をしてくる。色んな角度から攻撃を仕掛けてきやがる、
「お前は!ここで!死ぬんだよ!!」
鞭の様に振るわれたアイツの触手は動くことが出来ない俺の身体に何度も打ち、当たった箇所から火花を散らす。
「さあ、トドメだ!!」
極めつけは黄色い光弾だ。
4発ものエネルギー弾が俺に襲いかかってきた。
(三人称視点)
「下間さんっ!?」
「そ、そんな…」
あの後すぐに広場にいた他の生徒達も黒霧によって様々なエリアに飛ばされてしまい、八百万百、耳郎響香、上鳴電気は先程牙竜が飛ばされた山岳ゾーンにワープさせられていた。
「う、嘘だろっ……!やられちまった……!?」
牙竜は敵の攻撃を受けて変身を解かれてしまって地面に倒れ伏している。
「た、助けなくては…!」
「ちょ、ちょっと待って!」
それを見て助けようと飛び出す勢いだった八百万を耳郎が制止する。
「下間を倒した奴が相手だったら、ウチらに勝ち目がない……」
「そうだぜ!簡単に助けるっていうけどよお、なんか作戦とかあんのか?」
「作戦は……」
無策で突入しようとした八百万は耳郎と上鳴の言葉で冷静になり、考えを巡らせる。
(ここは、まずは下間さんのことを回収しなくては……けどまずはあのヴィランの目を逸らさなくては……)
八百万は頭を巡らせて策を考える…
「さあ、ここで死ね!」
「クソっ…んなとこでっ……」
チーターカタツムリの腕が生身の牙竜に振るわれようとした。
「今です!上鳴さん!耳郎さん!」
「「おう!」」
八百万が作戦を指示すると、
「なんだ!?」
帯電した上鳴の光が怪人の目に、耳郎が放つ心音が耳に入ってきてそちらの方を注目し、気が逸れる。
「なんで貴様らぁ!!」
チーターカタツムリは2人の方に向かってくる。
「き、来やがった!」
「後は任せてください!」
そんな敵の前に大砲を構えた八百万が立ち塞がる。
「次から次に来やがって!」
向かってくるチーターカタツムリの身体に突如白い物体が付いたかと思えば動きが鈍くなる。
「トリモチですわ!御二方とも、今のうちに下間さんを!」
八百万が大砲からトリモチであった。これはチーターカタツムリの体全体にトリモチが付き、動きが鈍くなる。
「下間!下間!」
「んん…」
「よし!起きた!」
その間に2人が牙竜の下へ駆け寄り、牙竜が目を覚ます。
「女ぁ、どうやらテメエから消して欲しいようだな!」
チーターカタツムリは紫の粘液を体中から出し、トリモチを全て溶かして体から振るい落とした。
「いたぶる意味もね!とっとと死ね!!」
「させるか!」
チーターカタツムリの腕が八百万に向けて振るわれようとしたその時、彼らの間にドラゴンフルボトルを握った牙竜が立ち、その拳で触手を殴り攻撃を止める。
「下間さん!」
「大丈夫かぁ?八百万…」
血を流しながらも牙竜は立っている。
先程倒れていた場所からここまで来るのにはハザードレベル4.5を超える彼の身体能力ではすぐであった。
そして、それでもまだファイティングポーズを崩さない。
「貴様ぁ!何故まだ動ける!?」
「ハハッ、決まってんだろ……俺がテメエよりデカくて真っ直ぐな信念持ってるからだ!!」
『スクラッシュドライバー!』
牙竜の腰にはスクラッシュドライバーが巻かれる。
「いいか?俺はこんなとこでは倒れねえ!俺はクラス全員をテメエらヴィランから救う!そんでもって世の中全員救って最高のヒーローになる!!」
『ドラゴンゼリー!』
スクラッシュドライバーにドラゴンゼリーを挿した牙竜
「全員救う?だったら俺も救えよ!」
「お前はもうどうしようもねえ、だからここで倒して反省させて救ってやる…!俺に出来んのはそれだけだっ……!変身!!」
『潰れる!流れる!溢れ出る!』
スクラッシュドライバーのレバーを下ろすと彼の体はクローズチャージの装甲に包まれる。
『ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』
「仮面ライダークローズチャージ!お前を倒しに来た!」
「姿が変わったところで無駄だ!」
チーターカタツムリが素早い動きでクローズチャージに迫り、攻撃を仕掛けるが。
「ううっ…」
その腹にはツインブレイカーのパイルバンカーが突き立ち、
「オラァ!」
クローズの左腕が怪人の顔を殴り飛ばす。
「す、すごいっ…」
そこからはクローズチャージが圧倒的だった。
ツインブレイカーと彼の拳の押収がチーターカタツムリに打ち込まれていく。
「くらえ!ゼロ距離射撃!」
さらに左腕でチーターカタツムリの腕を掴みツインブレイカービームモードを怪人の胸に突き立てると二門のビーム砲がチーターカタツムリに放たれて、血を撒き散らすように火花を散らして倒れていく。
「コケにしやがって!ブッコロス!!」
吹っ飛ばされたチーターカタツムリはまた加速してクローズチャージに向かってくる。
『ツイン!』
ビームモードのツインブレイカーにドラゴンボトルとロックボトルを挿して、
「大人しくしやがれ!」
竜の形を模したようなチェーンが怪人に巻き付き、牙竜が引っ張ると
『スクラップブレイク!』
クローズチャージのスクラッシュドライバーのレンチ型レバーを下ろし、エネルギーを溜めた左脚を引き寄せられたチーターカタツムリの身体に蹴りこもうとする。
「個性強化!カタツムリ!」
「かってえ!!」
チーターカタツムリの身体にあったカタツムリの殻のような装甲が身体中に出てきててその強固な殻はクローズの技を跳ね返した。
「俺の個性は元々カタツムリ!怪人になる時もその個性を活かした改造をしてもらったのだ!そして、個性ブーストで俺は最強の防御力と最強の俊敏性を手に入れるのだ!!」
自分の個性の強化まで出来んのかよ……
厄介すぎんだろ……
「チーターックル!」
「なんちゅうネーミングセンスだっ!」
コイツスピードも速いし身体も硬いからこのタックル喰らったらヤベエ!!
「下間さん!」
避けようと思ったがマズイな、このまま真っ直ぐいかれたら八百万達があぶねえ!
このままアイツらが避けれるとは限らねえ、
「ここで止める!」
『ツイン!』
ドラゴンとロックのベストマッチな組み合わせの2本のボトルを挿したツインブレイカーをアタックモードにして龍の姿をした蒼い炎の様なエネルギーをアタックモードのパイルバンカー部分に纏わせてそれを突進してきたチーターカタツムリ向けてその腕を撃ち込む。
「八百万!早く…!逃げろ!」
「し、下間さん…わかりましたわ……」
(そんなっ、私が逃げ遅れたせいで下間さんが……)
八百万は後悔していた。
クローズチャージが無事に怪人を倒せたと思い見ていたが倒し切れず攻撃してきたのに自分は動けず、そのせいで牙竜が攻撃を避けることが出来なかった。
「八百万!お前は心配すんな!俺がここで止めきる!!」
八百万に判断ミスがあってそれでピンチを迎えたことを牙竜も分かっている。 だがそれを責めることもないし、カバーしようとするのがこの男、下間牙竜だ。
八百万達を守るという真っ直ぐな気持ちで必死に耐えている。
「馬鹿な!なぜ止めれるっ……!」
チーターカタツムリの突進を牙竜はツインブレイカーのみで止めている。カタツムリの強固さを持ちチーター脚力によってかなりの威力を誇る突進を必死に食い止めている。
「決まってんだろ、テメエと気合いの入り方が全っ然ちげえんだよ!!」
『スクラップブレイク!』
スクラッシュドライバーのレバーを下ろしさらなるエネルギーを右腕に送りパワーを上げる。
「見やがれ!これが俺の気合いだ!」
最終的にはクローズチャージのパワーが勝った。
カタツムリの殻の様な装甲は砕け散り、その身体にツインブレイカーが突き刺さる。
「こ、こんなところでっ……!」
そして怪人の身体は吹き飛ばされてUSJを囲むドームの壁に当たり、そこにめり込む。
「くっ、身体が……」
怪人の動きが止まると共に牙竜の変身も解けて、倒れかけるもなんとか踏ん張り、歩き出す。
「し、下間さんっ…!無茶ですわ!その身体で動くのは……」
「まだまだだ……まだヴィラン共がいんだろ……」
倒れそうな身体を八百万が支えながらもまだまだ戦おうとする牙竜を止める。
「そうだぜ、そんな身体じゃ倒せれるもんも倒せねえって!」
「そうだよ!ここはウチらに任してよ。」
上鳴と耳郎も止めに入る。
「下間さん!ここは私達に背中を預けてください……皆さんのことは私達が……」
「八百万……」
「ヒーロー同士助け合わないと、」
「耳郎…」
「俺らまだまだ体力有り余ってるし任せろ!」
「上鳴…分かった、一緒に行こうぜ、俺もやれることはやらしてもらう、行くぞ!」
「「「はい!/うん!/おう!」」」
牙竜らの一行は他の人達を助けるため中央広場へ向かう。
そして、その一方で
『ハザードレベル5.0か』
「何の話?」
『こっちの話だ。気にするな』
エボルトの変身するナイトローグは火災エリアで1人で戦っていた尾白を援護しヴィラン達を殲滅
そして2人で中央広場に向かっていた。
(牙竜の奴ハザードレベル5.0を超えやがったな。流石だがそろそろあれを使えるんじゃねえか?)
ハザードレベル5.0
それは本来のビルド世界ではエボルトとの融合が可能なレベルであり、一般人の限界点でもある。
ただし牙竜の場合ハザードレベル2.0〜3.0の段階で融合している。さて、彼らの場合ハザードレベル5.0で一体何が起きるのだろうか?
To be continued
さて、牙竜のハザードレベルが5.0を越えました。
次回はどうなるでしょうか?