(牙竜視点)
「いよいよ体育祭か。」
『だな、』
あれから2週間が経った。
今日は遂に待ちに待った雄英高校体育祭の日だ。
この2週間の間エボルト、出久、麗日、飯田らと一緒に特訓した。
まあ俺だけでなくこの3人も強くなってきた。
エボルト曰く3人ともハザードレベルが3.0近い実力者だとのこと。
「緑谷、」
「何かな?轟君」
「お前、オールマイトに目えかけられてるだろ。別にそこ詮索するつもりはねえが、お前に勝つぞ。」
おっと、いきなり轟が出久に宣戦布告か?
「轟くんがどういうつもりで僕に勝つかは分からないけど、僕だって本気で獲りに行く!」
出久も受けて立つか
男らしくなってきたじゃねえか。
「言っとくが下間、お前にも勝つぞ」
「ああ、来やがれ!」
俺にも宣戦布告してきたか。
上等だ。誰が来ようが俺が1番になる。
(エボルト視点)
これからサッカーワールドカップでもするんじゃないかという人数が収容された雄英高校のスタジアム
俺とプレゼントマイクはそのフィールドと客席を見下ろせる実況席にいる。
因みに相澤センセは面倒くさいからということで俺に実況を任せてどっか行った。軽はずみで実況席に行きたいって言ったらまさかこうなるとは…
「おい、そろそろ始めるぜ。」
「ああ、わかった。」
さて、マイクをONにして雄英体育祭開幕だ。
『雄英体育祭!ヒーローの卵達が我こそはと鎬を削る、年に一度の大バトルッ!てゆーか、どうせテメーらアレだろ!?コイツ等だろ!?ヴィランの襲撃を受けたにも拘らず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!ヒーロー科ッ!1年ッ!A組だろぉおおおおおおッ!?』
さて、開幕を知らせると共に牙竜率いるA組の入場だ。
『さあ、話題性では後れをとっちゃいるが、こちらも実力者揃いだぁッ!1年ッ!B組ィッ!』
『B組には自称魔王がいるらしいぜ?』
『自称魔王!?ソイツはヤベェ!』
なんかこの人語彙力なくね?
てことでその後は普通科、サポート科、経営科の生徒達が入場してくる。
そしてレフリーはミッドナイト先生か、
ホントこの年代相手に18禁ヒーローって大丈夫か?
「選手宣誓!1年A組下間牙竜!」
確か入試での首席合格者が宣誓するって取り決めだから牙竜が選ばれたのか。
「宣誓!今日ここに集まった連中は皆雄英狭い門を潜り抜けた選りすぐりの連中だ!」
そういえばここの偏差値って79越えだったな。
普通科でも相当レベルは高い。
「そんな奴らと競えることを誇りに思うぜ、けど勝つのは俺だ!覚えておけ!」
牙竜が拳を空に突き上げて選手宣誓を終える。
いやーかっこいい宣誓だったぜ牙竜。
「さーて、それじゃあ第1種目行きましょう。いわゆる予選よ!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ(ティアドリンク)!!さて運命の第1種目!!今年は……コレ!!!」
『障害物競走』
ほう、この大人数で障害物競走して予選か。
これで一気に人数を絞り込むみてえだな。
ルールはざっとこんな感じだ。
”会場の外回りを一周!約4kmのクラス総当たり競争!”
”ただし個性あり、生徒間の妨害あり、関門ありだ!コースさえ外れなければ何してもOK!”
”最初に会場内に戻ってくるのは誰だ!”
会場の外周長すぎだろ。
まあとりあえずわかんのは大乱戦になる予感しかしねえってことだ。
てこと生徒達がスタートラインに立つ…
っつーかこれ集めってるって表現が正しいな。
200人以上も集まっててスタートの合図を待っている。
『それじゃあ始めるぜ!第1種目!スタート!』
そしてプレゼントマイクの合図と共に一斉にスタートする。
『HEY!Mr.エボルト!ズバリこの種目の注目ポイントは?』
お、こっから本格的に解説の仕事開始だな。
ちなみに今日の俺は既に変身状態で金尾ボイスで参戦だ。
『ズバリ今だな。』
そしてこの競技における第1の難関はこのスタジアムから外周に抜けるまでの通路だな。
早速我先にと行こうとする生徒達でごった返してやがるな。
『おっと!この大混雑を抜け出したのは轟焦凍と爆豪勝己!通路に入る前から先頭集団になり先に抜けてったー!』
『ヒーロー科の生徒がどんどん外周に出てきたな。』
それに続いて八百万や切島、B組の鉄哲徹鐵などが抜け出してきた。
そしてあれは…
「よう銃士、テメエも来たか。」
「当然っす、自分だってここにいる全員に勝つつもりっすから」
『あれはA組の下間とB組の甲斐だな。今大会の注目選手だ。』
ちょうど牙竜と銃士がスタジアム外に出てきたな。
「いくぜ、銃士」
『ウェイクアップ!』
「うん!牙竜くん!」
『タドルクエスト!』
牙竜はクローズドラゴンを、銃士はタドルクエストのガシャットを起動する。
ていうか檀黎斗が出てきた段階で気付いてたがコイツはエグゼイド系の仮面ライダーなんだな。しかもタドルクエストってことは
『クローズドラゴン!』
『ガシャット!』
そして牙竜はビルドドライバーにクローズドラゴンを、銃士はゲーマドライバーにタドルクエストガシャットを入れる。
「「変身!!」」
『レベルアップ!』
『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON! Yeah!』
『タドルメグル、タドルメグル、タドルクエスト!』
仮面ライダークローズとブレイブの同時変身か。
かっこいいじゃねえか
「仮面ライダークローズ、テッペン取りに来た!」
「我が名はデビルムーン!いいぞ、正々堂々勝負しようぞ!」
『おっと!2人同時変身だ!一方先頭集団は第一関門に到達だ!』
さて、爆豪達は第一関門に到着した様だな。
『ヴワッハッハッハ!!ヴーン!私が!第一関門の主、新!檀黎斗!神だぁ!!』
おっと、出やがったな神め。
『第一関門は!バグスター・コープスだ!!』
なるほどなあ、ソルティ、アランブラ、リボル、モータス4種類のバグスターと兵士軍団か。こりゃそう簡単に突破できねえぜ。
「邪魔だぁ!!」
バグスターウイルスの兵達を爆豪の爆破と轟の氷で蹴散らされていく。
『トップ2人は次々と突破していってんなあ』
さて、バグスター共は、
「風になるぜえぇぇぇ!」
バイクに乗って生徒達に突っ込んでいくモータスバグスター
「どけぇっ!」
「ここで静かにしておけ!」
そのバイクに爆豪の爆破が当たりバランスを崩したところを轟が凍らせる。
『中々良いコンビネーションだな。』
轟の氷結で結構な数のバグスター達が凍らされて動けなくなっている。
「さて、俺の相手はテメエか」
一方牙竜はソルティ達を相手にビートクローザーを振るって戦っている。
「アランブラっ…我が前に立つか!」
一方のブレイブはアランブラ達と戦ってるようだ。
さて、このまま牙竜達は爆豪らを逆転できるんだろうか?
そしてこのレースを制するのは誰だ?
続きは次回だ。
To be continued