先週紹介させていただいたナックル学園でまた動画をアップしました
もしよろしければご覧下さい。
(エボルト視点)
2回戦第1試合は出久と轟の試合。
ここまで出久は自身の指を1本ずつ犠牲にし超パワーデコピンで轟君の氷結を防いでいた。
だが身を削る戦い方に危機感を感じるがそれは轟も同じだ。
炎を使わないせいで体が完全に冷えきっちまってるな。
身体に霜が降っているのだろうか、所々白くなってるように見える。
「君の!!個性じゃないか!!!」
「!!!!!」
「皆全力でやってるんだ!なのに半分の力で勝つ?ふざけるなよ!!君の力なのに!」
だがボロボロになりながらも出久は轟の心を救おうとしている。
それはまるでエンデヴァーの呪縛に囚われた彼の心の氷を溶かすように、
「敵に塩を送るなんて、どっちがふざけてるって話だ。」
そして遂に轟が制約を打ち破った。
左から出す炎が周囲の氷を溶かしていく。
「焦凍おおおぉぉぉ!!やっと己を受け入れたか!そうだ、良いぞ!ここからがお前の始まりだ!」
なんか客席でとんでもない親バカが叫んでるぞ。
「スマッーーシュ!!!」
そして2人の最大火力がぶつかり合いステージ上の空気が一気に暴発する。
そして最後まで立っていたのは……
「緑谷君場外……轟君!準決勝進出!」
轟の方だった、重症を負った緑谷はそのまま保健室に運ばれていき第1試合は轟の勝利で締めくくられた。
いやあこれで轟はエンデヴァーの呪縛に囚われる事はなくなったわけだ。
さて、次は牙竜の出番か…
(牙竜視点)
人生で初めての恋人ができてその後すぐに出久の戦いを待機室で見届けていた。
かなり熱い戦いだったが轟が制約を破ってくれたのは嬉しいことだ。
このまま準決勝に進めることが出来たら本気の轟と戦えんのか…
だから今は恋人ができて浮かれてる暇もねえし負ける訳にはいかねえな。メリハリ付けていくしかねえな…
てことで俺の相手は爆豪か、アイツとは中学ん時からやり合ってきてかなり苦戦した。
アイツは正直よくあんな性格でヒーローを目指そうって思えたなってぐれえの不良少年で、出久関係のことで何度も対立した関係だ。そんなアイツと雄英で初めてタイマン張ることになる、気合い入れていくぜ!
『ステージ補修も終わって2回戦第2試合!!1年A組!下間牙竜!!VS同じく1年A組!爆豪勝己!!』
さっきの出久と轟の戦いで大破したステージはセメントスのおかげで綺麗さっぱり元通りになっていて俺と爆豪はその上に向かい合うようにして立つ。
「おい、テメエ変身してからきやがれ」
『おっと爆豪、なんと下間に試合前に変身するように言い出したぞ!』
これはラッキーだな。
さっきの上鳴戦みたいに変身前に攻撃されることがねえからな。
「いいぜ、けど良いのかよ?変身したら俺はかなり強いぜ、」
「いいぜぇ、その方がぶっ潰しがいがあるじゃねか!テメエの最強で来い!それぶっ潰して俺が1番になる!!」
コイツこういうとこ男らしいんだよなあ、
「まあ、勝つのは俺だけどな。」
てことで先に変身する。
『ボトルバーン!』
『クローズマグマ!』
『Are you ready?』
「変身!」
『極熱筋肉!クローズマグマ!』
『アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』
「今の俺は!勝てる気しかしねえ!」
「それでは下間君対爆豪君の試合!開始!!」
変身が終わった直後、審判のミッドナイトの合図で戦いが始まった。
「死ねぇ!」
と同時に飛び出してきた爆豪の爆破を俺は右腕だけで受け止める。
このマグマの装甲は盾とか無くても防御力が良い感じだ。
「潰すとか死ねとか言っていいのか?ヒーロー志望が。」
そのまま爆破を撃ってきた爆豪の腕を掴み地面に身体を叩きつける。
「同じ手はくわねえ!」
だが屋内演習場でやったのと同じ攻撃だから地面に爆破を放って反動で跳ねた爆豪の蹴りが胸に刺さる。
「だったらこれでどうだ!」
今度はその足を掴み場外に向かって投げ飛ばすが、またも爆破で勢いを付けて戻ってくる。
連続爆破を手から放って加速してきた爆豪に対して
「じゃあ俺の速さも見せてやるっ…!」
背中のブースターで加速し、爆豪に向かってタックル
お互いの身体がぶつかり合い、爆豪が宙に舞う。
「ここで決める!」
地面に落ちていく爆豪の腹部に踵を落とし、身体を地面に叩き落とす。
「グっ……」
「早めの降参がお利口さんだぜ。」
「まだっ…まだぁ…!」
それでも起き上がった爆豪、そこから連続で何発か爆破を放ってくるがそれらを全て受け切る。
クローズマグマの装甲の前に集中力の切れてきた爆豪の爆破でダメージが通ることは無い。
「クソっ…クソっ……!」
徐々に爆豪に焦りが生まれてくる。
「なんでだっ…!なんで勝てねえんだ!!」
『なんと下間!何もせずただ5分!ずっと爆破に耐えている!!』
そろそろ隙が見えてきたな。
「なんで勝てねえか教えてやるよ!」
爆撃しようと伸ばしてきた腕を掴み、こちらに近寄らせてからの背負い投げ、
「結構キツかったぜ、隙ができるまで耐えんのは。」
『下間は完全に爆豪の集中力を切らせたな。抵抗するのが難しい状態まで追い込むとはな…俺はそんなこと教えてないぞ。』
と相澤先生の解説を聞き流しながら爆豪の身体を腕で押さえつけてズルズルと場外に向けて引き摺る。
「やめろ!やめやがれ!!離せ!!!」
その俺にまた何発もの爆発が放たれるが効きはしない。
場外に近い所まで引きずりそこで歩みを止める。
「お前じゃ俺に勝てねえよ。」
「フッザケンナ!!」
今度は大爆破を俺に向けて放ってきてこれにはさすがに怯むが胸ぐらを掴み、押さえつける。
「そんなんじゃ俺は倒せねえ、お前は自分の歩むべき道を見失ってるからだ!」
「歩むべき道っ…だとっ!」
「ああ、お前はヒーローになりてえんだろ?」
「あったりめえだ!」
「だったら力の使い道間違えんな!テメエ良い力持ってるんだからよぉ、自分のためだけに使ってんじゃねえ!」
怒鳴りつけて1回引きあげて腹部に膝を入れる。
「ッ……」
「テメエは何も背負ってねえ!薄っぺらいんだよ!!」
爆豪の身体を場外に向けて投げ飛ばす。
「俺はっ…負ける気ねえんだよぉ!!」
散々闘志は削いできたがそれでも爆破しながら回転しこちらに向かってくる。
(爆豪視点)
俺は……何も背負ってねえ……
「テメエもっ!出久もっ!何か背負ってるって言うのかよ!」
回転して戻りながら何発も爆破を放っていく。
「ああ、背負ってるぜ、俺も出久もオールマイトもな。守るべき人々ってもんを背負ってる!」
アイツが放ってきた拳に向けて爆破を放って後退
守るべき人なんて意識したことは無かった…
だから俺は勝てねえっ……
こんなんじゃNo.1ヒーローになれねえっ……
「だったら俺はどうすりゃいいんだよ!」
アイツの首根っこに掴みかかる、
俺はどうすりゃいいんだよ……
どうすればお前みてえになれんだよ!
「まあまずは出久に今までのこと謝るんだな。話はそっからだ!」
俺の身体は振り落とされ腹部にアイツの膝が突き刺さって俺の意識は遠のいていった……
(エボルト視点)
「爆豪君戦闘不能!勝者!下間君!」
ちょっくら時間はかかっちまったが牙竜の勝利か。
『この戦いは長くなっちまったがどうよ?イレイザー』
『あえて時間をかけて圧倒することで爆豪にも、今後の対戦相手にも、そして世間にも実力を示したな。』
爆豪へのお説教も良い感じだったぜ。
「流石牙竜さんですわ!素敵!」
ところで八百万は喜び過ぎじゃねえか?
さっき八百万から牙竜と付き合うことになったと聞いたがまあ、デレデレすぎだろ。まあ仕方ねえか…
さて、それよりも問題は爆豪だ。
果たしてアイツに牙竜の言葉がどんだけ刺さったんだろうか…
To be continued
次回は爆豪との関係に進展が!?
お楽しみに!