クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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新章開幕!
ってことで詰め込み過ぎちゃいました。
良いですよね?

答えは聞いてません!


職場体験編
ヒーローネーム


(牙竜視点)

雄英体育祭後数日休みを挟み今日は久々の登校日だ。

 

「あ、クローズの兄ちゃんだ!」

 

「物作りのお姉ちゃんもいるよ!」

 

始めて恋人の百と一緒に登校してたんだが街ではメチャクチャ注目された。

 

「うっす、応援よろしく!」

 

「少し恥ずかしいですわね…」

 

「良いじゃねえか、こういうファンも大事にしねえとな。」

 

百は少し恥ずかしそうにモジモジしているが俺は周囲の人たちに手を振りながら歩いてく。

しっかし、照れてる百も可愛らしいな。

 

((随分ご機嫌だな))

 

(まあな、百が隣にいると高揚感っつーかスゲエ嬉しくなる。)

 

((デレデレじゃねえか!))

 

つーことで無事教室に到着

 

「道中メッチャ声かけられたよ」

 

「俺なんか、いきなり小学生にドンマイコールされたぜ?」 

 

「ドンマイ」

 

「私もジロジロ見られて、何か恥ずかしかった!」

 

お?皆も道中でメッチャ声かけられたらしいじゃねえか。

ただ瀬呂に関しちゃ不遇過ぎるな、ドンマイ

 

「たった1日で注目の的になっちまったよ」

 

「やっぱ雄英すげーな……」

 

とザワザワしていると、

 

「おはよう」

 

相澤先生が入って来て、水を打ったように静かになる。

 

『おはようございます。』

 

「さて、朝っぱらからいきなりニュースだ、今回のヒーロー基礎学は特別だ」

 

(特別?抜き打ちテストでもすんのか?)

 

((余裕そうなのお前だけだぞ))

 

(確かにな、上鳴とか切島ビビっちまってんな)

 

この人の"特別"って言葉は危険だ。

入学式の時みてえな抜き打ちテストしてくるかもしんねえけど幸いにも俺は頭が良いので問題はない。

さあ、どっからでもかかって来やがれ! 

 

「コードネーム、つまりヒーロー名の考案だ。」

 

『胸膨らむヤツきたぁぁぁ!!』

 

お、テストじゃなかったか。けどこれはこれで面白そうだ!

 

((つっても俺らの方は決まってるだろ?))

 

(ああ、勿論)

 

「と言うのも、先日話した『プロからのドラフト指名』に関係してくる。指名が本格化するのは、経験を積み即戦力として判断される2~3年から…つまり今回の指名は、将来性に対した興味に近い。卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセル、なんてのもよくある。」

 

「大人は勝手だ!」

 

「で、その指名の集計結果がコレだ」

 

てことで黒板に指名数を表わす棒グラフが表示される。

 

「例年はもっとバラけるんだが、今年は2人に多く集まった。」

 

おいおい、俺と銃士が4000票超えてんぞ!

俺の方がちょっと多いがほぼ同じ票数、それに轟、常闇、爆豪らが続く。

 

「うそ…だろ……?」

 

まあ、バラけてねえってことは指名が少ない奴や指名が0の奴だっている。

出久も残念ながら指名は来てねえな。 

峰田は…予選で百に寄生してただけだから仕方ねえな。

良い個性なんだからもうちょっと工夫して使えばいいのにな…

 

「これを踏まえ……指名の有無関係なく、所謂職場体験ってのに行ってもらう」

 

『!!』

 

(職場体験?プロの現場に実際に行けるっつーことか。)

 

((そうみたいだな。体育祭の後に職場体験は少しハードだな。))

 

まだ5月だって云うのに体育祭してその後職場体験って詰め込み過ぎじゃねえか?

中間テストもまだやってねえぜ

 

「お前等は一足先に経験しちまったが、プロの活動を実際に体験して、より実りある訓練にしようってこった。」

 

USJでの戦いで既に本物のヴィランとの戦いを体験したが、本格的な救助とかも体験できんのか

 

((ファンとの交流とか事務仕事とかも見れるだろうな。))

 

「それでヒーロー名か!」

 

「俄然楽しみになってきたァ!」

 

まあ、実質セミプロみてえな扱いになるからここでヒーローネーム決めとかねえといけねえってことか。 

 

「まぁ、仮ではあるが、適当なモンは……」

 

「付けたら地獄を見ちゃうよ!!」

 

ミッドナイトも来たか。

 

((今日もセクシーだな。))

 

「この時の名が世に認知されて、そのままプロ名になってる人多いからね!」

 

まあ、雄英でメディア対応とか上手いのはミッドナイトとプレゼントマイクだろうな。

メディア向けに良い名前悪い名前もきっちり精査してくれるだろうな。

 

「将来どうなるか、名を付けることでイメージが固まりそこに近付いてく。『名は体を表す』ってのはこう言う事だ。”オールマイト”とかな」

 

((つっても俺らの名前は決まり切ってるだろ?))

 

(もちろん、これしかねえよな)

 

15分後

 

「それじゃあ、出来た人から発表ね。」

 

まさかの発表形式かよ!

まあ、ここで発表できないような恥ずかしい物は流石にヒーロー名にはできねえからな。

 

 

「輝きヒーロー『I can not stop twinkling』訳して、キラキラが止められないよ!」

 

英語の文じゃねえか!

長いしこれはダメだろ

 

「そこはIを取ってcan'tにした方が呼びやすいわね。」

 

「それね、マドモアゼル」

 

いや、いいのかよ!?

 

((どういう審査基準だ?))

 

「次はアタシね!『エイリアンクイーン!』」

 

「2!血が強酸性のアレ目指してんの!?やめときな!」

 

トップバッター2人のネーミングのクセがすごい!

おいおい、大喜利みてえな雰囲気になってきたじゃねえか。こりゃ次の人大変だぜ。

 

「それじゃあ次、私いいかしら?」

 

ここで梅雨ちゃんか。

 

((A組の良心である彼女に期待だな。))

 

(信頼と実績の梅雨ちゃんだ!頼むぜー)

 

「小学生の時から決めてたの、梅雨入りヒーロー『フロッピー』!」

 

「かわいい!親しみやすくていいわ!」

 

メッチャ良い名前。 

 

『フロッピー!フロッピー!フロッピー!』

 

可愛らしく、現在1番まともな名前が発表され、やりやすい雰囲気になってきたってことでもう考えれた人達が発表をしていく。

さて、そろそろ俺の出番か

もう既に決めていた名前だがここで満を持して発表する。

 

「バディヒーロー『仮面ライダークローズ&エボル』」 

 

「良い名前ね!エボルっていうのはエボルトさんのことかしら?」

 

『ご名答だ。』

 

その後も皆の名前決めは順調に進んでいった。

 

「『 爆殺卿』!」

 

爆豪以外は

 

「殺って文字入れるのだけはやめにしないか?」

 

「確かに、ヒーローなのに"殺す"って表現は良くないよ!かっちゃん!」

 

ヒーロー名で殺って入れたらダメだろ。

出久も俺の意見に同意らしい、

 

「つっても『爆発王』とか『爆発卿』とかだったらダセえだろ……」

 

一理あるな。爆殺の方が響きは良い。

 

「だったら爆心地とかどうかしら?」

 

 

ふと梅雨ちゃんが声を挙げた。

さすがフロッピー、結構いいネーミングだ。

 

「結構いい響きなんじゃないかしら?」

 

「すごいよ!僕も爆心地って名前かっこいいと思うよ!」

 

「俺も梅雨ちゃんのネーミングに賛成だ。」

 

梅雨ちゃんの考えた名前に出久と俺が賛同すると

 

「悪くねえ、それにする。」

 

勝己もヒーローネームを"爆心地"にすることにして、無事に全員のヒーローネームが決まった。

 

「ありがとよ、いいの考えてくれて……」

 

「ケロ、良いのよ。」 

 

「かっちゃんがちゃんとお礼言ってる……」

 

「まあな、結構気に入ったし」

 

つーわけで放課後

俺はエボルト、出久、そして相澤先生と一緒に会議室にいた。

 

「実はショッカーの件で話がある。」

 

開口一番相澤先生がそう言った。

 

「ショッカーっつったらUSJにいたあの怪人か」

 

ショッカーと言われて思い出すのはUSJの糞記者ことチーターカタツムリとかいう怪人だ。

あれは確か秘密結社ショッカーの改造人間だったな。

 

「ああ、つい先日もショッカーの怪人の目撃情報があった。」

 

『どうやらショッカーも本格的に動いてきてるようだな。』

 

「その通り、だからこちらとしても戦力を増強しておきたい。」

 

なるほどな、ヴィランだけじゃなくてショッカーとかいう脅威とも向き合わねえといけねえのか。

で俺と出久が呼ばれたってことは大体察しがついたぜ。

 

『つまりこちらは仮面ライダーを増やしたいということか。』

 

「ああ、話が早くて助かる。」

 

『ライダーシステムの提供はできる。牙竜と離れてたら変身できないとかそんなデメリットもない。牙竜ももちろんいいよな?』

 

「あたりめえだ。俺らヒーロー側の戦力は強い方が良い。」

 

断る理由もねえけど問題が一個ある。

 

「けどまずは他の連中が適合できるかが問題だ。」

 

「適合?そこの緑谷は体育祭で変身してただろ、」

 

「それは僕がハザードレベル3.0を超えてたからだと思います。」

 

出久には説明済みだが相澤先生にはこのこと言ってなかったな。

 

「ハザードレベル?」

 

『ハザードレベル、俺らのライダーシステムに使われているネビュラガスへの耐性の度合いだ。これが3.0以上無いと仮面ライダーには変身できない。因みにあんたのハザードレベルは2.0全然足りねえな。』

 

エボルトが相澤先生の身体に触れてハザードレベルを測定したが全然足りないな。

 

「俺でもまだまだか、」

 

『ま、ハザードレベルの伸びには個人差はある。だがそんなアンタでもこれは使える。』

 

そう言ってエボルトはトランスチームガンとバットロストフルボトルを相澤先生に渡した。

 

「これはブラッドスタークの装備か?」

 

『いいや、アンタのは蝙蝠だからナイトローグだ。そいつはトランスチームガンとバットロストフルボトルだ。今後誰がライダーになるかはわかんねえが、担任のアンタもその身でライダーシステムやそれに近いトランスチームシステムを学んだ方が良い。』

 

「説明を受けるよりは合理的だ。」

 

相澤先生もあっさり受け取ってこれで相澤ローグの誕生だ。

 

「ま、この話し合いに出久がいるってことはこういうことだろ?」

 

俺は出久にビルドドライバーとラビットフルボトル、タンクフルボトルを渡す。

 

「これは体育祭の時の?」

 

「出久は頭が良いしライダーシステムに適合してる。それに一回変身してるしできんだろ。」

 

「本当にいいの?」

 

「あたりめえだ。個性もビルドも使いこなせたらお前はもっと強くなれる。職場体験中にやるべきことは多くなるがテメエならできる!」

 

「うん!ありがとう!」

 

ってことで出久もこれで仮面ライダービルドだ。

因みにビルドドライバーは丁度エボルトが2個目を作ってくれてたので俺の分は問題ねえ。

 

『俺と牙竜でクローズ&ビルドの計画は破綻だけどな。』

 

と呟いていたが気にはしない。

ということで二人にはアイテム共有用にパンドラバングルも渡して教室に戻ろうとしていたら、

 

「牙竜くーん!」

 

「銃士!」

 

銃士が慌てて俺のところへ走って来た。

 

「探してたんすよ。」

 

「ワリイ、センコーと話してた。」

 

俺のことをかなり探してたらしいがどうしたんだ?

 

「牙竜君この人から指名もらってないっすか!?」

 

銃士が示したヒーローの名前は"仮面ライダーアクセル"

 

「仮面ライダー!?俺ら以外にも仮面ライダーがいんのか!?」

 

「どうやらそのようだね。」

 

『そりゃ興味深いな。』

 

神様とエボルトもその名前に興味津々だ。

 

「ちょっと探してみるわ。」

 

か行なのですぐに見つかったんだが、

 

『仮面ライダーアクセルか、牙竜どうする?』

 

「俺ら以外にライダーがいるなら会ってみたいしそこに行くぜ。」

 

即決だ。もし本当に仮面ライダーなんだったら先輩ライダーとしてのアドバイスとかもらえるかもしれねえし

 

「銃士はどうする?」

 

「勿論自分も行くっす!」

 

「決定だな。」

 

ということで俺と銃士は職場体験で仮面ライダーアクセルのとこに行くことになった。

 

To be continued

 

 




ということで職場体験編から相澤ローグと出久ビルドの活躍に期待です。
(相澤ローグの活躍は少し遅くなりそうだけど)

そして牙竜&銃士はそろってアクセルの下へ……

次回職場体験開始です!!
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