遂に保須での戦いは完結ですが今話からビルド、エグゼイド以外のライダー要素がかなり増えます。
特に仮面戦隊ゴライダー等のネット作品のネタバレ等も多く含むことになりますがご了承ください。
(三人称視点)
「オラオラァ!!」
出久達がケルベロスと融合したステインと戦っているのほぼ同時刻、仮面ライダーアクセルこと甘粕政信は黒くて筋肉質な脳無戦っていた。
エンジンメモリのエレクトリックで電気を纏わせたエンジンブレードで脳無を何度も叩くように切りつけて裂傷と電気によるダメージを負わせる。
「どんだけ再生しやがんだッ……」
だが何度切りつけてもその傷は再生されていく。
「だったら、こういうのはどうだ?」
『ヒート!マキシマムドライブ!』
アクセルの持つエンジンブレードにヒートのガイアメモリが挿入される。サイクロン、ヒート、ルナの3種類のソウルサイドのメモリもエンジンメモリと共に持っていたアクセルの炎を纏った剣は脳無の身体に"A"字型の傷を付けるように振るわれる。
「焼いちまえば再生できねえだろ」
深く刻まれた傷はヒートメモリの効果で焼かれて炭化してその細胞は再生することができない状態になってしまっていた。
『アクセル!マキシマムドライブ!』
そしてアクセルドライバーのマキシマムスロットルを回し脚部に加速の記憶を内包したパワーを纏い、脳無の胸に向けて蹴り放つ。
「決まったな、」
宙に向けて蹴り飛ばされた脳無はそのまま地面に自由落下し動かなくなった。
「炎も氷も効かないっ…!!」
一方の甲斐銃士こと仮面ライダーブレイブファンタジーゲーマーレベル50は白い四つ目の脳無と戦っていたのだがこの脳無は炎を浴びても吸収し再度放出してくる。
氷も砕かれてしまうのでガシャコンソードからの攻撃では倒すことができない。
「その手はもう見切ったっス!」
さらにこの脳無は舌を出して鞭のように振るい攻撃を仕掛けてくる。
だが、ブレイブもここ2日間の鍛錬で剣裁きはより鋭くなっており、相手の舌はガシャコンソードの剣戟の前にあっけなく切り裂かれる。
「黎斗さんがいないけど!自分だけでもやってやるっす!!」
体育祭決勝戦で見せたマザルアップは新・檀黎斗・神がいなければ使うことはできない。
現在彼はパラドキサアンデッドとの闘いの最中でこちらには手を出せない。
「月光漸!」
ブレイブの一閃で脳無の両腕が切り落とされる。
「再生しても無駄である!」
その腕はすぐに再生されるがブレイブが魔法で作りだした幾つもの真空刃が再生したばかりの両腕とムチのように伸びる舌、両足や胴体を切り裂き。
「我が絶対零度の魔剣の前にひれ伏すといい!!」
『タドルクリティカルフィニッシュ!!』
ガシャコンソードアイスモードにタドルクエストのガシャットを挿入し、氷を纏った低音の斬撃を繰り出す。
「全て零度となったな……」
肉片は全て氷に包まれて再生することも出来なくなる。
「銃士の野郎は凍らしたか、だったら俺はテメエを燃やし尽くしてやるぜ!」
そして黒い個体と戦うクローズマグマはマグマを纏った拳とドラゴンフルボトルを装填したビートクローザーを脳無の放つ拳にぶつけることで敵の攻撃の威力を削ぐどころか脳無の両腕の骨を破壊していく。
「再生も追いつかねえだろうな!」
ドラゴンフルボトルに内包された蒼龍のエネルギーを纏ったビートクローザーは斬撃だけでなくエネルギーによる打撃が脳無の腕や胸部を遅い、その筋肉や骨を破壊していく。
それでも身体は再生していくがビートクローザーとクローズの打撃によって再生した箇所もまた潰される。
『ヒッパレー!ヒッパレー!ヒッパレー!』
『メガスラッシュ!』
蒼炎を纏った龍の斬撃が脳無の腹部を切り裂き身体を真っ二つにすると、
「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!燃え盛れ!俺のマグマ!!」
『Ready Go!』
『ボルケニックフィニッシュ!!』
そして紅炎を纏ったクローズマグマがドラゴンの形をしたマグマ弾を下半身と分断された脳無の上半身に向けて連射する。
「焼き尽くしたぜ……」
マグマの熱で残った脳無の体が焼き尽くされて炭化し再生不可能な状態になる。
「なあ、アンデッドってブレイド系ライダーいなかったら封印できねえんじゃねえか?」
「ああ!そうだとも!現在いることが確認されている仮面ライダーにはラウズカードを使う者はいないと聞いてなあ、私が派遣されたのだ!!」
真空刃を放つパラドキサアンデッドの攻撃をエボルとゲンムは防ぎきっており、カテゴリーキングのアンデッド相手にダメージを受けることなく立ち回ってはいるが攻撃の方は決定打に欠ける。
パラドキサアンデッドらアンデッドの種族は不死身であり、倒した後に封印する必要がある。
だが封印ができるのはラウズカードを持つライダーのみである。
アンデッドのバックルが開いた封印寸前の状態にまで追い込むことはヒーローやライダーなら可能だが、ラウズカードがなければ封印までこぎつけることはできない。
「ラウズカードか、なら私に良い考えがある。」
ゲンムは変身を解き、自ら檀黎斗の姿を晒す。
「君達は知っているかな?仮面戦隊ゴライダーという物語を」
「ゴライダー?なんだそれは!?」
「なるほど…あれか……」
檀黎斗の問いかけに困惑するパラドキサアンデッドと問いかけの意味に感づくエボル
「嘗て私も…いや、私のバックアップと言った方が正しいか。嘗て私のバックアップも使ったことがあるのだよ。仮面ライダーブレイドの力をォ!!」
黎斗がパラドの手によって最初の死を迎えた後、彼が自分のバックアップとして作成していた"クリア不可能なゲーム"の中で彼のバックアップは姿を隠し暗躍するために仮面ライダーブレイド/剣崎一真の姿に化けていたのだ。
「ほう、ブレイバックルも使えるのか」
データを利用した模造品であるとはいえアンデッドの力が込められているラウズカードを使って仮面ライダーブレイドにも変身した。そしてこちらの新・檀黎斗・神は全ての檀黎斗の生のデータ、死のデータ、そしてバックアップのデータを取り込んでおり、嘗てのようにブレイバックルを使うことも出来る
「ま、まさか!」
「変身!」
檀黎斗が自身の腰に着けたブレイバックルのターンアップハンドルを引くことで
『Turn up!』
という電子音声と共にオリハルコンエレメントが現れて、それは変身を妨害しようとパラドキサアンデッドが放った真空刃すら弾き返し、それをくぐることで檀黎斗の姿は仮面ライダーブレイドの物に変わる。
「コンティニューしてでも……姿を変えてでも……クリアしてやるゥッ!!!」
『タイム!』
ブレイドへと姿を変えた黎斗が最初に使ったのはカテゴリー10、タイムスカラベのカードだ。
時を止めてその間にパラドキサアンデッドの背後に回ると…
「喰らえ!」
「いつの間に!?」
時間が動くと共にブレイラウザーを振り下ろして背中を刃で切り付ける。
『サンダー!スラッシュ!』
『ライトニングスラッシュ!』
「ぐぉッ……!!」
背中を切られて怯んだところを今度は電撃を纏った刃を振るい、斬撃と電撃の両方のダメージを与える。
「トドメだ!!」
『キック!サンダー!マッハ!』
「俺もいっちょやってやるか」
『Ready Go!』
『ライトニングソニック!』
『エボルテックフィニッシュ!!』
3枚のカードと融合したブレイドと破壊神エボルトの2人のライダーの飛び蹴り、必殺のライダーキックがパラドキサアンデッドの胸部に突き刺さり、その勢いで後方へ吹っ飛びながら彼のバックルは封印可能を現すかのように開いた。
「カテゴリーキングか、面白い!」
ブレイドが投げたラウズカードは吸い込まれるようにパラドキサアンデッドの身体に突き刺さった。
すると緑色に発光したパラドキサアンデッドの身体はカードに吸い込まれていき、ラウズカードは黎斗の手に戻る。
「封印完了だな。」
ボソッとエボルトが呟いた。
「ふ、復活しやがったっ……!?」
「まだやろうって言うのか?」
一方ステインを倒したハザードビルドの暴走を何とか止めたエンデヴァー及びグラントリノ一行はステインのラウズカードから復活した人造アンデッドケルベロスと対峙していたが出久はハザードビルドへの変身で体力を消耗し切っていて戦えるのはエンデヴァー、グラントリノ、飯田天哉、轟焦凍、爆豪勝己の5人のみ
「お前達は下がっていろ!」
学生達3人の前に立ち、エンデヴァーが炎を放つがケルベロスには効いていない。
(クソッ……俺の炎も限界かッ……)
さらに炎の使用過多によ身体に熱が籠ってきており思うように動けなくなってきている。
「あとは任せろ、」
その言葉と共に突然数発の銃弾がケルベロスの背中で爆ぜた。
「お前は誰だ!?」
「俺か?俺は通りすがりの仮面ライダーだ。覚えなくていい」
"歩くカード図鑑"という表現が相応しいだろう。
身体の至る所に仮面ライダーの姿を写したカードが着いており、マゼンタ色のマントにも幾十ものカードが張り付いている戦士
その名も仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム21
彼は先程ケルベロスを撃つのに使ったネオディケイドライバーを下ろしながら自分が誰かと問いかけたエンデヴァーに応えた。
「人造アンデッドか。ショッカーも厄介な奴を用意したな。」
『ブレイド!』
「だが無意味だ。」
『カメンライド!キングフォーム!!』
ケータッチから発せられる電子音と共にディケイドの胸部のライダー達のカードが全て仮面ライダーブレイドキングフォームの物に変わると彼の横にカードに描かれた戦士と同じ姿形の戦士が召喚される。
「いくぞ、」
『ファイナルアタックライド!ブ・ブ・ブ・ブレイド!』
キングフォーム専用の武器、キングラウザーとディケイドのライドブッカーソードモードから同時に金色の斬撃が放たれてそれぞれが彼らの前に生成されたカード型のエネルギーを通り、2つの斬撃がケルベロスに届くとこれまでヒーロー達を苦しめて来たケルベロスも呆気なく爆散する。
「す、スゲえ……」
風のように現れてケルベロスの最期を見るや否やすぐにこちらに背を向けて去っていくディケイドの圧倒的な実力に爆豪らは舌を巻き呆然とするしか無かった……
「この世界にもショッカーが現れたか。まあいい、この世界にもライダーはいる。まずはそいつに会いに行かないとな……」
To be continued
本編等で活躍が乏しかったけど設定上クソ強いフォームを輝かせられるのは二次創作小説の特権でもあり、自分の中では不遇ライダーや不遇フォームを輝かせるが作家としての1つだと思ってます。
さらにゴライダーで黎斗さんがケンジャキに化けてた要素までぶっこみました。
黎斗ブレイド如何だったでしょうか?
感想欄で書いていただけると嬉しいです