クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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動画作成の方で一区切りついたので短いですが職場体験編の最終話が書けました。
少々ディケイド登場の展開とかでお気に入り人数が減ってしまいましたがめげずに自分のやりたいようにやっていきたいと思います。


職場体験4日目 事件の後始末

(エボルト視点)

昨夜の保須での戦いは最後は警察の来訪と共に幕を下ろした。

肝心の保須にいたステインだが現場にいたエンデヴァー及び職場体験に来ていたA組のクラスメイト達によって捕まえられたらしい。

その後俺達は品川のアクセルヒーロー事務所に戻り、翌朝からは事件に関する書類整理をしていた。

 

「で、出久達から連絡はあったのか?」

 

「ああ、戦闘許可なく戦ったつーことでポリ公から注意はあったがステインはエンデヴァーが倒したってことで処理されて処分は無しってことらしい」

 

どうやら現場に居合わせた出久と爆豪、轟、飯田はプロヒーローからの戦闘許可は無かったが戦闘に参加。

怪人になったステインを倒したらしいが…

 

「そうか…ハザードトリガー使ってしまったのか」

 

パンドラボックス内のアイテムをどこからでも取り出すために作ったパンドラバングル経由で出久はハザードビルドに変身。案の定暴走してしまったらしい

次会った時にキツめの説教が必要だな。

 

「けどどうも納得いかない話だね。エンデヴァーの攻撃すら効かない怪人が現れたんだろう?ならそこは仮面ライダーが出るべき場面だ。仮面ライダーになった出久君が注意を受けるのは疑問だな。」

 

と神さんがこの話に首を突っ込んできたが強ち間違ったことは言ってねえ。

 

「ああ、俺もそう思う。この戦いでもショッカーの怪人が実際に現れたわけだし甘粕さんも一回戦ったことがあるんだろ?」

 

「そうだな、ありゃ並のヒーローじゃ勝てねえだろうな。」

 

甘粕さんの言う通りだろうな。今回の一件も出久が変身してなきゃ恐らく一部のヒーローはヒーロービルボードチャートのランキングが幾つか繰り上がってただろうな。No.2の座が空く故に

 

「結論から言えばショッカーの活動が顕著に現れているのならば仮面ライダーに変身できる人材は呑気に戦闘許可を待っている暇はないということだね。」

 

「珍しく意見があったな。神さん」

 

「ま、俺がいる時はすぐに戦闘許可だしてやっから安心しろ。」

 

甘粕さんも男気と頼りがいがある奴だ。

 

「で、問題はショッカーって奴らと今後どう戦っていくかだな。」

 

「そうっすね、自分達だけで倒せる相手何ですかね……?」

 

戦闘許可って面では甘粕さんがいりゃ何とかなるが問題は戦力面だ。

 

「恐らく今の戦力じゃ足りないだろうな…」

 

牙竜達の問いかけに答えたのは聞き馴染みはあるがこの場にはいないはずの男の声だった。

 

「「"門矢士!?"」」

 

門矢士、仮面ライダーディケイド

前世でテレビの中で見てた男が今俺達の目の前にいる。

 

「何だアンタ?不法侵入者か?」

 

「俺は通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」

 

「通りすがりの仮面ライダー?そいつが何の用だ!」

 

甘粕さんは自分の事務所に勝手に入ってこられたからだろうか怒りの表情を見せる。

 

「もしかしてアンタ出久が言ってたライダーか?ステインを倒した後に出てきた怪人を颯爽と現れて倒したって云う。」

 

「ああ、その通りだ。俺はこことは違う世界から来た。世界の破壊者だ。」

 

「世界の破壊者…」

 

世界の破壊者ってワードに銃士が少し厨二心を擽られたのか目を輝かせているが

 

「破壊者だと?テメエまさかこの世界を破壊する気か?」

 

牙竜はその言葉に警戒心をあらわにし門矢士を睨みつける。

 

「安心しろ、この世界は破壊しない。俺の目的はショッカーを潰す。ただそれだけだ。」

 

その言葉に突っかかろうとした牙竜と甘粕さんの動きは止まる。

 

「ま、つまりアンタは俺らの味方ってことか?」

 

「そうだな、ある仮面ライダーも言っていたがライダー同士助け合いって奴だ。」

 

俺の質問に門矢士は仮面ライダーオーズ、火野映司の言葉を添えて返した。

 

「で、味方ってことはよく分かったがアンタショッカーについて知ってることとかあんのか?」

 

「ああ、あいつらは悪の秘密結社だ。俺がこれまで巡って来た様々な仮面ライダーの世界の悪の魂が集まってできた組織だ。それが何故かこの世界に拠点を置いているらしいが。」

 

甘粕さんが求めた情報に対する回答によれば色んなライダー世界の悪がこの世界で集まっちまったようだな。まあ普通のショッカー怪人とかアンデッドとかもいたしな。

 

「で、そいつらぶっ潰せばいいんだな?」

 

「物分かりが早くて助かるが今の戦力じゃ足りないだろうな。他の世界から仮面ライダー呼んで潰しにかかるのが一番早いが時間はかかる。だからまずはこの世界での戦力、この世界の仮面ライダーを増やせ。こういうカードもあるお前たちなら上手く使えるだろ。」

 

と言ってテーブルの上にはケルベロスのラウズカードが置かれ、門矢士は部屋を出ようとする。

 

「アンタはこれからどうするんだ?」

 

「ショッカーの調査と世界中で仲間集めだ。」

 

甘粕さんの言葉に足を止めることなく去っていった。

 

「な、なんだったんですかね?あの人」

 

「彼は世界中を巡る仮面ライダーさ。そして最強の仮面ライダーの候補の一人だ。」

 

神さんはテーブルの上にあったケルベロスのラウズカードを手に取ると。

 

「これは私の方が上手く扱えるだろう。ライダーシステムの開発は任せたまえ。」

 

「ああ、俺もライダーを増やすことにしよう。ま、目星はついてるんだけどな…」

 

門矢士の言う通りまずはこの世界の仮面ライダーを増やすことが最優先。

既に出久がビルド、相澤先生がナイトローグに変身できるがまだまだ増やす必要があるだろうな。

 

(牙竜視点)

 

保須の戦いから4日経って今日で職場体験も終わりだ。

 

「ありがとよ、甘粕さん」

 

「一週間の間ありがとうございました!」

 

「おう!また来いよ!」

 

新幹線の駅まで甘粕さんは見送りに来てくれた。

 

「ああ、今後もよろしくな!」

 

ということで俺達の職場体験は無事に終わったが本格的に戦わなきゃいけねえ敵のことが明らかになった。俺達もまだまだ強くならねえとな……

 

To be continued

 

 




門矢士の出番は今後もあるので期待!
コンプリートフォーム21の活躍にも期待
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