クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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今回は短めのお話です。

何とか投稿感覚を短くしましたが駆け足気味です。


1学期期末試験part1

(エボルト視点)

梅雨も開け大半の生徒が制服のワイシャツを半袖に衣替えするこの時期

鳴き始めるセミ達の声と眩しい日差しが夏の訪れを告げるが学生諸君はそう浮かれていれる時期ではない。

1つ高い壁が待っているからな……

 

「え~夏休みが近付いてきているが、当然ヒーロー志望の君らが30日間、丸一ヶ月休める道理は無い」

 

ある日の朝礼でこのように話す相澤先生。

 

「まさか・・・」

 

相澤先生がこういうこと言うってことは何かイベントがあるか抜き打ちテストとか課題とか厳しいモンが出てくると思われるからか皆若干警戒している。

まあリラックスしていこうぜ

 

「夏休み、林間合宿するぞ」

 

『知ってたよヤッタァァァァァ!!』

 

そういえばウチの学校にはこういうイベントがあるんだったな。

 

(合宿か、俺らもっと鍛えれるぜ!)

 

((ああ、これなら俺も完全体に近くなれるかもな……))

 

結局体育祭以来俺と牙竜はフェーズ2のエボルドラゴンフォーム止まりだ。合宿をきっかけにフェーズ3以降にもなれたらいいんだが……

 

「肝試そ~!」

 

「風呂!」

 

「花火」

 

「行水!」

 

「カレーだな」

 

「湯浴み!」

 

「ただし、その前の期末テストの不合格者は学校に残って補修地獄だからな。」

 

ウキウキ状態の芦戸と変態の峰田が騒いでいたが一瞬で場の空気が変わった。

まあ、学業は忘れたらダメだ。

 

「頑張ろうぜ皆ッ!」

 

切島の言葉と共に赤点回避の為の戦いが始まった……

 

(牙竜視点)

 

「で、B組の奴曰く実技の演習でロボットと戦うのか?」

 

期末テストまであと一週間って時に相澤先生からテストで筆記だけじゃなくって実技もあるって言われてその話をしてたんだがどうやら出久はB組連中から去年の実技の内容を聞いたらしい。

まあ、入試の時みたいなロボットとの戦いだったらしいが…

 

「いや、あり得ねえな。はっきり言って最近の情勢は去年よりワリイからな…」

 

「と言いますと…?」

 

百の質問に応えるように俺は言葉を続けた

 

「ま、俺らが何回か戦ってる怪人軍団、ショッカーが蔓延ってやがるからな。」

 

『ロボットと戦うぐらいの試験じゃショッカーと渡り合う力なんて付けれないだろうな。』

 

ちょうど俺の言いたいことをエボルトが言ってくれた。

 

『ま、ヴィラン側のレベルも上がってるんだから雄英の課題の難易度も難しくしないと合理性に欠くってだろ?』

 

「確かにエボルトさんの言う通りだね。」

 

「ああ、そういうことだ。まあ最低でもバグスターぐらいは出てくるだろうな。」

 

「バグスターと言えば体育祭で牙竜さん達が倒していたあの……」

 

「ああ、銃士んとこの神様が召喚して来た奴だ。」

 

俺の頭をよぎったのは体育祭の時に来たバグスター連中だ。

檀黎斗・神だっけ?

アイツが用意した連中とかまあロボット如きでは済まないような連中が来るだろうな……

 

(三人称視点)

そしてさらに1週間が経ち、雄英高校の期末試験が行われた、

初日2日目は筆記試験、そして3日目の午前の筆記試験の後コスチュームを纏った生徒たちがグラウンドに集い先生達がA組生徒の到着を確認すると相澤が口を開く。

 

「ではこれより、実技試験を開始する。当然このテストでも赤点はあるから、林間合宿に行きたければみっともないヘマはするなよ。」

 

「にしても、先生多くない?8人って…」

 

耳郎はイレイザーヘッド、プレゼントマイク、セメントス、エクトプラズム、スナイプ、パワーローダー、ミッドナイト、13号と1クラスの期末試験に雄英高校のプロヒーロー8人と錚々たるメンバーが揃っている。流石に多すぎるのではないかと感じる者も少なくはない。

 

「諸君なら事前に情報仕入れて、何するか薄々感付いてると思うが…」

 

「入試みてぇなロボ無双だろ!!」

 

"入試みてぇなロボ無双"

彼ら一部の生徒が先輩方から聞いた情報ではその言葉の通りの彼らが一度経験し、突破したことのある入学試験と同様の内容の試験が行われるということであったが…

 

「残念!今年から諸事情で、やり方を変えさせて貰うのさ!」

 

相澤の首に巻かれている捕縛武器からピョコッと顔を出す個性ハイスペックのネズミこと根津校長。

 

「変更って…」

 

「俺の予想通りだったな。」

 

事前の情報がない戦いを強いられることに八百万は少し不安の声を漏らすが牙竜にとっては想定通りであった。

 

「それはね!対ロボ戦だと、戦術が単純すぎるから実戦的じゃないっていう判断になったのさ!なので、最近活発化しているヴィラン共に対抗する為に、対ロボ戦から対人戦に変えることになったのさ!」

 

ヴィランだけでなく、ショッカーの怪人の活発化という事情を考えれば致し方がない。

牙竜を始めとしたライダー変身者達はそういう反応だった。

 

「と言う事で・・・諸君にはこれから二人一組で、ここにいる教師1人と戦闘を行ってもらうのさ!」

 

「今回、ペア相手と対戦相手はこっちの独断で決めさせて貰った。まず切島と砂藤がセメントスと戦闘だ。その後は、蛙吹と常闇がエクトプラズムと、飯田と尾白がパワーローダーと、轟と八百万が俺と戦闘だ、」

 

その後も、青山&麗日と13号、芦戸&上鳴と根津校長、口田&耳郎とプレゼントマイク、障子&葉隠とスナイプ、瀬呂&峰田とミッドナイトで試験を試験を行うと告げられ、

 

「そして次に緑谷と爆豪だが相手は……」

 

「私が、する!!」

 

相澤の言葉と共に空からオールマイトが降りてきて着地する。

 

「出久達の相手はオールマイトか……」

 

「そして最後、下間はB組の甲斐と組んである人と戦ってもらう。」

 

(銃士と共闘……?で相手は誰だろうな)

 

((雄英の人間じゃなさそうだな、プロヒーロー?甘粕とかか?))

 

誰が戦う相手か明かされていない中で牙竜とエボルトは自分達が職場体験で行った先のプロヒーロー、仮面ライダーアクセルこと甘粕政信が相手ではないかと予想する。

 

「と言う事で……人数と実力の都合で下間とB組の甲斐には別の条件でテストを受けてもらう。尚、プロヒーローはハンデとしてこの超圧縮錘を両手両足に、体重の半分の重さ分つけて訓練に当たる。勝利条件は、このハンドカフスを相手の四肢のいずれかに装着するか、もしくは演習場のゲートから脱出すること。まずは切島と砂藤、バスに乗って移動だ。それ以外は、呼び出しがあるまでモニタールームで待機。」

 

「「ウッス!!」」

 

相澤の言葉と共に初めにテストを受ける切島と砂藤がバスに乗り込み愈々期末試験の戦いの火蓋が切って落とされる。

 

To be continued




現状週にペースでの更新が出来そうです。

次回辺りはクラスのライダー勢の試験でございます。
お楽しみに!
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