クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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先に言っておきます

今回は銃士が大活躍します。

ブレイブファンの皆さん必見です。


1学期期末試験part4

(三人称視点)

 

「さて、いよいよ俺らの番だけどよお、相手は誰だ?」

 

『まさかの甘粕さんかもな』

 

「十分あり得るだろうね、」

 

「そうなったらちょっと緊張っスね……」

 

1学期の期末試験実技演習

最後を飾る牙竜、エボルト(人間態)、新・檀黎斗・神、甲斐銃士の4人が試験会場入りし、

試験を行うために用意された工場地帯を模した演習場の中心部に移動する。

 

「ここで待ってるっつてたよな。」

 

彼らはA組担任の相澤とB組担任のブラドキングから演習場の中央部に担当者がいるのでそこまで直接行くように指示されていたのだが…

 

『おっと、もしかして俺らの試験相手ってアンタか』

 

「誰かと思ったら世界の破壊者さんじゃねえか。」

 

彼らの目の前に現れた男は首からマゼンタカラーのトイカメラを提げた男、

門矢士であった。

 

「ああ、ここの教師陣にお願いして俺がお前らこの世界の仮面ライダーを試験させてもらうことになった。」

 

「そういうことか」

 

門矢士の言葉に檀黎斗が頷くと、門矢が自分の腰にマゼンタ色を基調としたネオディケイドライバーを巻く。

 

「とっとと変身しろ、ルールは他の奴らとだいたい同じ、変身したら試験開始だ。4人同時にかかってこい」

 

と試験官である門矢士が言うと各々自身のベルトを腰に付けて変身アイテムを取り出す。

 

『TADDLE FANTASY! Let's Going King of Fantasy!』

 

「半月の魔眼!」

 

『デンジャラスゾンビ!』

 

銃士はガシャットギアデュアルを、黎斗がデンジャラスガシャットを起動させる。

 

『ボトルバーン!』

 

牙竜がクローズマグマナックルにドラゴンマグマフルボトルを挿入し、エボルトはコブラとライダーシステムの2本のエボルボトルを振り、

 

『ダブル!オーズ!フォーゼ!ウィザード!鎧武!ドライブ!ゴースト!エグゼイド!ビルド!ジオウ!ゼロワン!』

 

門矢士はケータッチ21の各クレストに触れる。

 

『デュアルガシャットォ!』

 

『ガシャット!』

 

『クローズマグマ!』

 

『コブラ! ライダーシステム! エボリューション!』

 

『『Are you ready?』』

 

ビルドドライバーとエボルドライバーの"Are you ready?"の声に応えるように

 

「「「「『変身!!!』」」」」

 

5人同時の変身の掛け声と共にそれぞれの身体が仮面ライダーの姿へと変わっていく。

 

『ガッチャーン! デュアルアーップ!』

 

『バグルアップ!』

 

『タドルメグルRPG! タドールファンタジー!』

 

『デンジャー!デンジャー!(ジェノサイド!)デス・ザ・クライシス!デンジャラスゾンビ!(Woooo!)』

 

『極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』

 

『コブラ! コブラ! エボルコブラ! フッハッハッハッハッハッハ!』

 

『FINAL KAMENRIDE DECADE COMPLETE 21!』

 

仮面ライダーブレイブファンタジーゲーマーレベル50、仮面ライダーゲンムゾンビゲーマーレベルX、仮面ライダークローズマグマ、仮面ライダーエボルコブラフォーム、そして、仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム21の5人の仮面ライダーが向かい合う。

 

「仮面ライダークローズマグマ、壁を超えに来た!」

 

「俺は通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ!」

 

クローズとディケイドの言葉と共に戦いが始まる。

 

「門矢士ァ!!」

 

ガシャコンスパローを手に持ちそれを振り回しながらディケイドに向かって突っ込んでいくゲンムだが。

 

『ファイナルアタックライド DE DE DE DEEND!!』

 

ファイナルアタックライドのカードを装填したネオディエンドライバーから放たれるディメンションシュートがゲンムを貫く。

 

『慎重にいかねえとなぁ、』

 

その隙にディケイドの後ろに回り込み、回し蹴りをしようとするが、

 

「速度は良いがまだまだだ。」

 

その蹴りを左腕で受け止めるディケイド

 

「俺達も行くぞ!」

 

クローズとブレイブがそれぞれ剣で切りかかるが、

 

『フォーゼ!カメンライド!コズミックステイツ』

 

彼らの前にバリズンソードを構えたフォーゼコズミックステイツが召喚されて剣で横一閃

コズミックエナジーを纏った斬撃が2人のライダーを襲い後方にブっ飛ばす。

 

『おいおいマジか』

 

さらにディケイドが後方のエボルの腹部に向けて蹴りを放つとエボルも数歩引き下がる。

 

「流石世界の破壊者さんだな、」

 

「強いっスね…けどまだまだ……」

 

「ああ、先ほどの攻撃痛くも痒くもなかったさ」

 

不死身のゲンムら3人が再度剣を構えてディケイドに向き合うが

 

『ゴースト!カメンライド!ムゲン魂』

 

ゴーストムゲン魂が召喚されて

 

『イサマシュート!』

 

ガンガンセイバーガンモードからの攻撃が3人の向けて放たれて爆発に巻き込まれる。

 

『中々攻略しずらいな』

 

『機関砲!クリエーション!』

 

ガトリングフルボトルをエボルドライバーに挿してホークガトリンガーを手に取り、相手の背部のマントに向けて弾丸を放つ。

 

「このケータッチはこういうこともできるぞ。」

 

ケータッチ21の中のカードを入れ替えると

 

『ファイズ!カメンライド!ブラスターフォーム』

 

エボルの前に現れたファイズブラスターフォームが両肩と手に持つファイズブラスターからフォトンブラッドを纏った光線をエボルトに向けて撃つ。

 

『おっと、こりゃまともに受けたら死ぬな。』

 

自身のホークガトリンガーに対して相手の武器の威力が高すぎる。そう察したエボルは咄嗟にホークガトリンガーの弾倉を回す。

 

『10!20!30!40!50!60!70!80!90!100!フルバレット!!』

 

ファイズの放つ攻撃をホークガトリンガーの最大火力で威力を削りながらエボルが他の3人の元へ行く。

 

『こりゃどう攻略する?』

 

「バンバン召喚してきやがって厄介だな。上手くぶっ飛ばせねえか?」

 

「難しいだろうね。彼が召喚するライダー達は最強の形態。簡単には倒せないだろう。」

 

エボルトら4人が1度固まって作戦を考えようとするがディケイドコンプリートフォーム21は20人ものライダー達の最強フォームを召喚することができる。

その中からどのライダーが出てきても苦戦を強いられてしかも誰が出てくるかは予測不可能。

コンプリートフォーム21はまさに難攻不落と言っても過言ではない。

 

「何を話している?」

 

作戦を考えようとしている4人に向かってネオディエンドライバーとファイズブラスターの銃撃が放たれる。

 

「危ねえ!一旦退くぞ!」

 

クローズマグマのヴァリアブルマグマの防壁が攻撃を防ぎ彼らは一度入り組んだ工業地帯の建物内へ逃げる。

 

「さて、こっからどうすっかな、」

 

何とか撤退はできたが試験時間は残り半分程であり、それまでにゴールへ向かう。若しくはディケイドを捕らえるのは至難の業だと実感させられつつも何とか策を模索しようとしたところ

 

「自分に一個ある良い考えがあるッス」

 

銃士が口を開いた

 

「黎斗さん、アレをやるんすよ。」

 

「アレってもしかして体育祭でやってた…」

 

「なるほど、良いだろう」

 

ゲンムの身体が紫色の粒子状に変化するとブレイブの体の中に入り、一度甲斐銃士の姿に戻る。

 

「第99の魔眼!」

 

『ガッチャーン! マザルアップ!』

 

『魔王の軍隊!戦術シミュレーション!魔王軍大司令!シミュレーションファンタジー!』

 

「仮面ライダーブレイブシミュレーションファンタジーゲーマーレベル99君臨!」

 

一度体育祭決勝戦で見せた彼らの秘策マザルアップ

それによって銃士の姿が魔王軍の司令官の姿をしたブレイブに変わった。

 

「友よ、貴様らは先に門へ」

 

「おう、分かったぜ。」

 

「では進軍だ!われらの勝利のために!」

 

彼によって召喚された魔王軍の兵達がブレイブと共に再度ディケイドの方へ、クローズとエボルはゲートに向かう。

 

「槍隊かかれ!!」

 

ブレイブの号令と共に槍を構えたバグスター兵、数十体がディケイドに襲い掛かる。

 

「なるほどな、そう来たか」

 

『ブレイド!カメンライド!キングフォーム』

 

その槍兵達の前にブレイドキングフォームが召喚されて彼の剣、キングラウザーによって兵が切られてゆくが、

 

『鉄砲隊撃て!』

 

今度は弾丸の雨がディケイドとブレイドに降り注ぐ。

 

「数の暴力は厄介だな。」

 

先程はディケイドによってブレイブらが追い詰められて工場地帯の入り組んだ屋内に逃げ込んだが今度は逆にディケイドが奥の方へと撤退する。

 

「数の暴力か。だったらこっちは」

 

『エグゼイド!カメンライド!ハイパームテキ』

 

仮面ライダーエグゼイドハイパームテキゲーマーが召喚されると同時に

 

「撃て!大砲部隊!」

 

今度はブレイブの召喚した大砲を持った兵達が砲弾がディケイドが撤退した工場地帯のダクトやパイプを貫き、その裏に隠れるディケイド達を襲うかと思いきや、

 

「ぜ、全弾跳ね返されたッ…」

 

((あれはハイパームテキエグゼイド厄介な相手だね。))

 

銃士の意識の中で檀黎斗が冷静に分析する。

 

(ど、どうやったら倒せるッスか……)

 

((倒すのは不可能だ。あれは常に無敵状態、我々の攻撃は一切効かないだろうな…))

 

(そ、そんなあ……)

 

((ここは一度私に任せたまえ、神の才能で無敵の戦士も食い止めてやろうではないか!!))

 

『ドラゴナイトハンターZ!!』

 

ブレイブの意識が黎斗に切り替わり、

 

『キメワザ!』

 

「出でよ!アマンディ―ド!!」

 

腰のガシャットホルダーにドラゴナイトハンターのガシャットを挿して巨大なドラゴンが現れる。

 

「巨大な龍か、」

 

エグゼイドムテキゲーマーのガシャコンキ―スラッシャーとディケイドコンプリートフォーム21のライドブッカーガンモードの銃撃がアマンディ―ドに放たれる。

 

「そう簡単には倒せなさそうだな。」

 

しかし2人の一撃を受けてもアマンディードは倒れることなく立ち上がり、2人に向けて炎を放つ。

 

「さあ、焼け!焼き尽くせ!」

 

その火炎の放射を煽るように黎斗が乗り移ったブレイブが龍の身体の上で火炎放射の様子を見ながら炎を纏ったガシャコンソードの斬撃をハイパームテキエグゼイドに向けて飛ばしていく。

 

「どうやらエグゼイドを完封しに来たか…」

 

無敵の状態ではあると言え炎で視界が遮られて斬撃のノックバックで少しずつ交代せざさるを得ないエグゼイドの姿に門矢士は檀黎斗の意識がエグゼイドを止めることに集中していると感じていた。

 

「奴にプレッシャーを与えるほどのスペックか。」

 

それと同時にエグゼイドムテキゲーマーの常時無敵状態という能力に感心すらしていた。

 

「だったら話は早い。ムテキならこの炎も掻き分けて奴らを倒せ。」

 

そういうことなら話は早い。

そのエグゼイドのスペックでアマンディードとブレイブを倒してしまうという作戦でディケイドらが打って出た。

 

「ゆけ!アマンディード!奴らを叩きのめせ!」

 

ドラゴンの腕がエグゼイドに振るわれるが光を纏った彼の黄金の身体がその攻撃を弾き返す。

 

『ファイナルアタックライド DE DE DE DEEND!!』

 

そのままエグゼイドムテキゲーマーのライダーキックと地上からのディケイドによるネオディエンドライバーからの銃撃がアマンディードに突き刺さり、爆発四散する。

 

「やられてしまったかッ……」

 

龍の身体の上から落下しつつも何とか着地したブレイブだったが……

 

『キメワザ!』

 

「今度はそっちか……」

 

その視界にはゲーマドライバーを開閉し必殺技を放とうとするエグゼイドの姿が。

 

『ハイパークリティカルスパーキング!』

 

『デンジャラスゾンビ!キメワザ!』

 

「ゾンビ兵共!やれ!!」

 

黄金の粒子を纏うエグゼイドの前に大量のゲンムゾンビゲーマーが生成されて向かっていくが

 

「なんだとっ……」

 

召喚したゾンビゲーマー達がいとも容易くムテキゲーマーの殴打の押収の前に消えていってしまった。

 

「さて、あとはお前だけだ。」

 

そのブレイブの前にライドブッカーソードモードを持ったディケイドが歩み寄る。

 

「ところでクローズ達はどこに行ったんだ?お前らが気を引いてる間に攻撃を仕掛ける作戦じゃないのか?」

 

「その答えは簡単だ……」

 

『下間、甲斐チーム試験クリア』

 

ディケイドとブレイブが向かい合うと共に会場に試験終了を伝えるアナウンスが彼らの耳に入ってくる。

 

「そっちを狙ったか……」

 

門矢士は銃士と檀黎斗が陽動をしているとは見抜いていたがそれは牙竜とエボルトが奇襲を仕掛けてくるためだと思っていた。

彼らとの戦いに少し期待をしてはいたが結果試験のルールであるゲートの通過を彼らは狙ったのだった。

 

「まあ、ルールはルールだ仕方ない。2人とも合格だ。」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

だが自分を上手く騙し、銃士らは陽動を上手くやり牙竜達はしっかりと作戦通りにこなしたことを高く評価した門矢士に変身を解除した銃士が感謝の言葉を言って頭を下げたのだが……

 

「あれ?士さんは……?」

 

「どうやら帰ったようだね、」

 

すぐに彼の姿は無くなっていた。

 

「お疲れさん、銃士」

 

その後彼らもゴールのゲート方面へ向かった。

 

「ありがとな、銃士が時間稼ぎしてくれて、」

 

「ううん、牙竜君が早くゲートくぐってくれて良かったすよ。」

 

『そうだな、これで1個山場は抜けたな。』

 

なんとか試験を終えた牙竜と銃士

だが更なる試練が待ち受けていることを彼らはまだ知らなかった……

 

To be continued




体育祭の決勝戦に出たマザルアップオリジナル形態を無駄にしない男です。

次回から愈々この小説の最終章となる林間合宿編に入ります。
最後まで皆さん楽しんでいってください。
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