アニオリ回書くのは初めてな気がします。
夏休みのスイムタイム
(牙竜視点)
あーもう完全に夏だな。
クソあちいけど今日もトレーニングしとかねえとな。
因みにエボルトは
"今日は神様と飯行ってくるぜ"
とか言って銃士達のとこ行ってるし一人でトレーニングだなって思ってたところ丁度スマホに出久からのLINEが入ってた。
『これから上鳴君達と学校のプールで訓練するんだけど一緒にどうかな?』
おープールで訓練か、面白そうだな。
"すぐ行くわ"
と返信して俺はすぐに学校指定の水着やらバスタオルを用意して早速学校へ行く。
そういえば百も今日女子達でプールって言ってし多分クラス全員集合かもな。
1時間後
「よ、爆豪と切島か。2人もメール来てたんだな。」
「まあな、」
「おう!折角の緑谷からの誘いだったからすぐ駆け付けたぜ。」
結構早めに着いたと思ったんだが先に爆豪と切島がいたんで早速3人で更衣室に行って水着に着替える。
「てか、いつも思うけど下間と爆豪の筋肉すげえよな……」
「大したことはねえ、」
「喧嘩とかしてたらこうなっただけだ。」
なんか水着に着替え終えたら切島が俺らの筋肉褒めてくれた。
つっても結構切島も鍛えてる方だとは思うんだがな、
「よ、出久」
「牙竜君!かっちゃんに切島君も来てくれたんだ!」
「おう!楽しそうだしな。」
てことで誘ってくれた出久と合流出来たんだがどうやら今回のトレーニング自体を考えたのは上鳴と峰田らしい
まだ姿は見せてねえけど。
「ま、準備運動して待っとくか」
「足釣ったら大変だしな」
しばらくストレッチとかしてる合間にクラスのメンバーが続々と集まってきた。
「お、やっぱ百達も来てたんだな」
出久が誘った男子勢だけじゃなくて"日光浴"で申請してプールを借りた女子達も来た。
「が、牙竜さんっ…」
「どうした?」
「な、なんでもありませんわっ…!」
ただ何故か百は俺を見た瞬間顔真っ赤にして目逸らしたんだけどどうしたんだ?
「ヤオモモ、もしかして下間の肉体美に見惚れちゃってる?」
「そりゃ下間君、女の子を発情させるような筋肉してるもんねー」
「は?俺が?」
何やら耳郎と葉隠に筋肉のことについて色々言われたんだが気恥ずかしいな。
「遅かったじゃないか君達!」
とそうこうしてる間に今回の特訓の提案者の上鳴と峰田が来て飯田に熱い抱擁and連行されちまっていた。
「ということで早速だが、特訓を始めようと思う。まあまずは…」
お?なんか飯田が仕切るみてえだな。こりゃ色々と真面目にやるみてえだが俺の泳ぎに関しちゃ一個ルールがある。
「飯田、御託は良いからとっとと始めようぜ。」
俺はプールの飛び込み台の上に立つ。
「し、しかし下間君。何を泳ぐかちゃんと決めないと…」
「何言ってんだ?俺はFreeしか泳がない。」
そしてそのまま飛び込んで俺はクロールで泳ぎ始める。
(三人称視点)
水泳の種目の1つに自由形、フリーというものがある。
この種目は選手個人個人が自分の得意な泳ぎ方、自由な泳ぎ方をしていいというルールであるが、ほとんどの選手が1番速い泳ぎ方と言われているクロールを泳ぐため、フリー=クロールと捉えられることが多い。
「す、スゲエ…」
「アイツめっちゃ速いぞ」
「それにフォームも美しい…」
現在雄英高校のプールで1人泳ぐ牙竜のフリーに尾白、砂藤、飯田が感嘆の声を漏らす。
無駄のないフォームで水への抵抗を極力減らし、より速く泳ぐことができている。
「っしゃ!お前らどんどん泳げ!自分が1番速く泳げる泳ぎ方でな、水中で救助とかするなら速さが大事だぜ!」
泳ぎ終えた後の牙竜の言葉で皆それぞれのフォームで泳ぎ始める。
「ケロ、私達は予定通り日光浴でもしようかしら、」
一方女子達は予定通りプールで遊び始める。
2時間後
「俺からの差し入れだ!皆飲んでくれ!」
先程まで泳いでいた男子達が飯田の差し入れのジュースを飲んでいると。
「牙竜ホントスゲエよな!なんであんな早いんだ?」
「水に抗わずに水面に指を突き立てて切れ目を作ってそこに体を滑り込ませる。これが俺の泳ぎ方だ。」
「どういうことだ?」
切島が牙竜に泳ぎ方の質問をしてみるが彼のよく分からない理論に首を傾げる。
「それ、フリーの七瀬選手の水泳理論だろ。」
と瀬呂が会話に加わる。
「お、よく分かってるじゃねえか!」
「さっきの"俺はフリーしか泳がない"ってのも七瀬選手のキメ台詞だろ?」
「まあな、前オリンピックで見た時からファンなんだ。」
個性社会となってからも細々と個性社会以前の様なスポーツの大会は行われており水泳の七瀬選手はそういった大会で活躍する水泳選手の一人で主にフリーしか泳がないことで有名である。
「泳ぎ方も独学で真似てんだぜ。」
「真似るっつたってどうやって?」
「見たうえで言葉理解しただけだ。」
「それであそこまでできるってお前水泳の才能あるんじゃねえの?」
「さあな、」
と、牙竜と瀬呂が水泳談義で盛り上がっていると
「皆!この後男子全員で誰が早いか競おうと思ってるんだけどどうだろうか?」
「いいぜ、乗った!」
(牙竜サイド)
ということで飯田の提案で男子対抗の水泳レースをすることになったんだが…
「俺シードでいいのか?」
「おう!その方が盛り上がるしな!」
一部クラスメイトからの提案で何故か俺がシードの残り14人を3つのブロックに分けての試合になった。
各ブロックのトップ3人とシードの俺で決勝レースだそうだ。因みに個性使用ありだとよ。
変身して泳ぐか
「位置について!よーい!」
とか考えてる間に審判役を買って出てくれた百が笛を吹いて最初のグループのレースが始まったんだが、
「爆速ターボ!」
爆豪が泳がず爆風だけでプールの上を飛び越えていきやがった。
「どうだ!」
「どうだじゃねえだろ!」
「泳いでねえだろ!」
勿論爆破で飛び越えていった爆豪が一位だったが瀬呂と切島からツッコミが入る。
「位置について!よーい!」
続いて轟、切島らのグループなんだが
「ありゃスパイダーマンだな、」
瀬呂はアメリカのヒーローのスパイダーマンみたいにセロテープを行き先に延ばして飛び、
「ハーイ☆」
青山がへそのレーザーの推進力で進んでいる。
「アレも中々反則だな。」
だが空中で青山と瀬呂が激突し沈んでいくがそれを氷で足場を作りその上を滑って進んでいく轟が追い抜かした。
「「だから泳げって!!」」
勿論轟が1位でゴールし上鳴と峰田からツッコミが入る。
「位置について!よーい!」
さて、最後は出久、飯田、尾白、障子のグループなんだが
「飯田もかよ!」
飯田はプールのコースロープの上で十字架みたいなポーズで足のエンジン吹かして進んでいってる。
「出久も早いぜ」
ただ出久は自分の超パワーを微量ながら全身に張り巡らせることで超速く泳いでいる。
「着いた!!」
飯田のエンジンと出久の身体能力強化、
勝ったのは出久の方だった。
そして最後は勝ち上がってきた3人と俺のレースだ。
「テメエらがそう来るなら俺も本気でいかせてもらうぜ」
『ドラゴンゼリー!』
あーいう個性の使い方がありなら俺だって変身させてもらうぜ。
「変身!」
『潰れる!流れる!溢れ出る!ドラゴンインクローズチャージ!ブラァ!』
俺はスクラッシュドライバーでクローズチャージに変身し、
「いいぜ、本気で勝ちに来やがれ!」
「勝つのは俺だ…」
「僕だって、負けないよ!」
出久、爆豪、轟も飛び込む準備をし
「位置について!よーい!」
『サメ!チャージクラッシュ!潰れなーい!』
百の吹く笛と共にスクラッシュドライバーにサメフルボトルを挿してレンチを下ろしプールに飛び込んだ。
(瀬呂視点)
「は、速いっ…」
下間のサメの様な泳ぎ、轟の氷結しながらの進撃、爆豪の爆風での加速、緑谷の身体能力、
どれも速くてまるでさっき下間と話した七瀬選手の出てたのオリンピックでのレースを思い出すようないいレースだ。
「拮抗してる…」
それぞれが得意な分野での泳ぎ(?)をしていて拮抗している。
「ターンに入るぞ!」
今回のレースはフリー100m、50mのプールを往復する必要があるからプールの端でターンして切り返す必要がある。
ここは素人には難しいところだが……
「下間がターンした!」
爆豪、轟はプール上を飛んでいるから一度着地する必要があり、緑谷もターンには慣れてねえけど、
「牙竜さんが抜けましたわ!」
下間はターンに成功してそのまま3人より前に出てトップに躍り出る。
「差が広がってきた…」
常闇の呟いた通り下間と他の3人の間にどんどん差ができてきて
「よっしゃあ!!」
そして下間が一番にゴールした。
「お疲れ様です。牙竜さん!素晴らしい泳ぎでしたわ!」
「おう!ありがとよ!」
ゴールして変身を解除した下間に八百万が手を差し伸べて引き上げる。
「凄い泳ぎだったよ、」
「速かった…」
「次は負けねえぞ!」
泳ぎ終えた緑谷、轟、爆豪だが、あいつらは一緒に泳いだから、下間の泳ぎを間近で体験できたのか、
ちょっと羨ましいぜ
「それでは!今日の特訓はここまで!各自、体に気を付けて帰るように!」
ということで、最後は飯田が仕切って特訓は終了だ。
まあ今日は良い泳ぎも見れて最高だったぜ、今度は俺も下間と泳いでみてえなあ……
(三人称視点)
彼らが楽しい一時を過ごす中、また一つの大きな悪意も動こうとしていた。
「弔、ここがショッカーの本拠地だよ。」
「へえ、前までのアジトよりは良いとこだな。」
ヴィラン連合を率いるオールフォーワンと死柄木弔がショッカーのアジトを歩く。
「さて、紹介するよ。彼がショッカーの首領であり、私の相方のアークだよ。」
オールフォーワンが死柄木に対して大広間に鎮座する通信衛星を指差す。
「人類は、滅びる…」
アークから声が発せられると黒い液体の様なものがオールフォーワンに纏わりつき、腰にアークドライバーゼロを生成する。
『アークワン!』
「変身」
『シンギュライズ!破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!コンクルージョン・ワン…』
そして、オールフォーワンは仮面ライダーアークワンの装甲を身に纏う。
「さあ、弔君も仮面ライダーに変身するのだよ。」
「俺も変身…?」
そうアークワンが言うと隣から赤いメッシュの入った長髪の女性、アズがとあるアイテムを持って死柄木の下へ
「これをお使いください」
「なんだこれは…?剣と本か…?」
「ええ、こちらは"無銘剣虚無"と"エターナルフェニックス"のワンダーライドブックです。」
To be continued
水着回からのヴィランサイドの強化回です。
さて、ということでこっから最終章開幕ってことで張り切っていきますよー