ご了承ください。
(牙竜視点)
強化合宿も今日で3日目
昨日と同じように、いや、それ以上にキツイ訓練をした後の夜は…
「腹もふくれた!お皿も洗った!お次は……肝を試す時間だー!」
レクリエーションかなんかの肝試しだ。
ちょっと怖そうだから嫌だな。
「その前に大変心苦しいが、補習連中はこれから俺と一緒に補習授業だ」
「「ウソだろ!?」」
ありゃりゃ、これは可哀そうだな。
芦戸の顔がエグイことになってやがる
「すまんな。日中の訓練が思ったより疎かになったのでこっちを削る」
「うわああぁぁ!堪忍してくれぇ!!試させてくれえぇぇぇ!!!」
補習組連中は相澤先生の捕縛布で連行される。
こりゃ悲惨だな。
てことで、肝試しのルールが説明されたんだが……
・A組とB組で分かれて脅かし役をやる。先攻はB組。
・後攻のA組は2人1組で3分おきに出発。
・ルートの中間にあるお札を回収して戻って来ること。
・脅かす側は直接接触禁止。個性を使って相手を脅かす。
・創意工夫をしより相手を失禁させた方の勝利
最後のだけちょっとおかしくねえか?
で俺はラストの8組目でペアを組むのは……
「が、牙竜君…よろしくね……」
既にビビり気味な出久だ。
昔からこういうのは苦手だって言ってたっけ?
「よし、じゃあ百いってら~」
「え、ええ、行ってきますわ」
とりあえず4組目の百達を見送ってもうしばらく待ち時間だな。
ま、向こうには銃士もいるしどんな脅かし方をしてくるか楽しみだ、ていうかこれ逆の時銃士ビビッてギャン泣きするだろうなw楽しみだぜ
((おいおい、あんまイジメてやるなよ))
(わかってるって、てか俺目立ちすぎてこういうの向いてるか微妙だな…)
((ゴーストフルボトル使えよ))
(その手があったか)
って感じでエボルトと作戦考えてたんだが
「なんだろう?黒い霧?」
「そんな個性の奴B組にいたか?」
と思ったんだが心無しか皆がいる森の方から黒い靄が出ている。
「いや、B組にそんな個性の人いないはずだよ!勿論プッシ―キャッツにも!」
人の個性とかをよくメモしてる出久ですら知らないってどういうことだ?
もしかして……
「なんだありゃ!!」
と思っていたら突然森の中から火柱が立った。
「ヴィランの襲撃だ!」
これは間違いねえ…
俺達はたった今襲撃を受けた。
「それってどういう!?」
「B組の奴らと肝試しに要った奴らが襲われたかもしれねえ、」
「確かにあんな火柱出せるキティはいなかったような…」
マンダレイとピクシーボブに俺はすぐにヴィランの襲撃の可能性を伝えると、
「てことはじゃあ……洸汰君が危ないッ!!」
突然出久がどこかへ向けて走り出した。
「少し心配だ。俺も様子を見て来よう。」
「ああ、任したぜ」
その出久を追うようにエボルトも走っていった。
「とにかく今は相澤先生達とここを守んぞ!マンダレイ!森の中の連中に戦闘許可を出してくれ!!」
「け、けどさすがにそれは……」
「そう言ってる場合じゃないぞ。マンダレイ」
マンダレイが戦闘許可を出し渋ったところ相澤先生が口を挟んでくる。
「プッシ―キャッツは宿舎でブラドと生徒達を守ってくれ。そして俺の許可ということで全員に戦闘許可を伝えろ。俺と下間は"そこにいる男を倒す"」
「おっと、いつの間にかバレていたようだね。」
「……ッ!!」
気配を消していたのか?いつの間にか梅干しみたいな頭の奴が肝試しの入り口の近くから出てきたと思ったら、
「ピクシーボブ!!」
近くにいたピクシーボブの身体を一瞬で吹き飛ばした。
「わ、わかったわ、イレイザー……皆のことは私たちに任せて、」
マンダレイと虎が負傷したピクシーボブを連れて宿舎へ戻る間に俺は梅干し男の方に歩み寄る。
「テメエ俺らの合宿を邪魔しに来やがって…何のつもりだ!?」
「決まっているだろう。仮面ライダーの滅亡のためだよ。おっと、自己紹介が遅れたようだね。僕はオール・フォー・ワンとよく呼ばれているヴィラン連合のボスでありショッカーの首領…」
『アークワン!』
「変身」
『シンギュライズ!破壊…破滅…絶望…滅亡せよ…!コンクルージョン・ワン…』
「仮面ライダーアークワン!」
梅干し野郎が白いバッタみてえな仮面ライダーに変身しやがった、
「先生!行くぞ!」
「ああ…」
『ボトルバーン!』
『クローズマグマ!』
『バット!』
「「変身!/蒸血」」
『極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』
『ミストマッチ!バット・バッ・バット…ファイヤー!』
クローズマグマとナイトローグにそれぞれ姿を変えてアークワンとかいう奴と戦い始める。
(三人称視点)
「ヴワッ!!」
「黎斗さんッ!!」
少し時を遡り森の中ではブレイブファンタジーゲーマーとゲンムゾンビゲーマーが倒れている生徒達に背を向け、彼らを襲った犯人である怪人"ゲムデウス"と対峙していた。
「黎斗さん!無茶しちゃダメっすよ!」
「問題はない、神である私には奴への抗体がある。私が止めなくては!!」
新・壇黎斗・神は、壇黎斗・神のデータも取り込んでおり、ゲムデウスが現れるとともにまき散らされたゲムデウスに対しては自分と銃士への羅患を防ぐとともに広範囲への感染拡大を阻止した。
一部B組生徒と近くにいたA組の耳郎と葉隠にも感染はしてしまったが何とか症状を抑えきっている。
ただし、そんな状態でのゲンムは戦うのがやっとだ。
『アランブラ!』
『カ・チーン!』
ゲムデウスとブレイブファンタジーゲーマーの炎魔法がぶつかり合い大きな火柱が上がる。
『グラファイト!』
『ドドドドド紅蓮爆龍剣!!』
「しまった!!」
だがブレイブもグレングラファイトバグスターの剣術を模したゲムデウスの一撃を受けて膝をつく。
「このままでは勝てない!私にここは任せたまえ!!」
『ソルティ!』
ゲムデウスの左腕から繰り出される拳をゲンムゾンビゲーマーが受け止める。
「ここは私が抑える!!」
ゲームの神であるゲムデウスでも自身の抗体を持つゲンムの不死性を消すことはできず、リプログラミングを急に使えるようになるか、別の世界にゲンムを移動させて世界ごと破壊するかのどちらかの手段を使わない限りトドメは刺せない。
「私が抑えている間にゲムデウスを攻撃するんだァ!!」
「わかったっス!」
それを活かしダメージを受けつつもゲンムが抑え続けブレイブが魔法攻撃をしていくという作戦で反撃に乗り出した。
一方森の中の別の場所
「やあ、爆豪に轟だね。」
「テメエ誰だ?」
金髪の少年がガラパゴス携帯電話を手に持ち、爆豪と轟の前に立っている。
「僕の名前はキング…一番強いって意味の、キング。宜しくね」
少年はキングと名乗り
「キング、お前の目的はなんだ?」
そのキングに轟が質問をする。
「僕の目的?簡単な話さ。全てを無茶苦茶にしに来た!!」
そう言うとキングの姿が金色のカブトムシの怪人、コーカサスビートルアンデッドの物へと変化した。
「また怪人か…」
「とっととやんぞ!轟!」
『ロボットゼリー!』
『デンジャー!クロコダイル!』
「「変身!」」
『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボットイングリス!ブラァ!』
『割れる! 食われる! 砕け散る!クロコダイルインローグ!オーラァ!キャー!』
爆豪と轟もすぐにグリスとローグに変身して2人同時に拳をコーカサスビートルアンデッドに向けて打ち込むが
「届かないねえ」
「盾か…」
だが2人の攻撃は彼らの前に突如出現したソリッドシールドによって防がれる。
「2人でもこの僕に勝てるかな…?」
「んだとゴラァ!」
グリスがもう一発拳を打ち込もうとした直後、2人の体が念動力で吹き飛ばされる。
「さっきも言ったと思うけど僕は"一番強いって意味の、キング"だかららね。」
グリス、ローグがコーカサスビートルアンデッドと対峙している間に出久とエボルトも出水洸汰がいるはずの洞穴に到着していたが。
「リントの戦士達か、一人はまだ未熟なようだが。」
「だ、誰か……」
だがそこには軍服を着た背の高い男が立っており、その男の威圧感を前に洸汰は怯えて腰を抜かしている。
「アンタは……」
「俺は破壊のカリスマ、ゴ・ガドル・バ」
男はエボルトからの言葉に応えるように自身の名を名乗り。
「リントを護らんとする仮面ライダー、貴様らの敵だ。」
カブトムシを模した自身の怪人態へと姿を変える。
「出久、変身するぞ。」
『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!』
「はい!」
『ラビットタンクスパークリング!』
『『Are you ready?』』
「「変身!」」
『コブラ!コブラ!エボルコブラ!フッハッハッハッハッハッハ!』
『シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!イエイ!イエーイ!』
仮面ライダーエボルコブラフォームと仮面ライダービルドラビットタンクスパークリングに対してガドルは胸元の装飾品を槍に変化させて構える。
「さあ、かかって来い、仮面ライダー!」
アークワン、ゲムデウス、コーカサスビートルアンデッド、ゴ・ガドル・バ
彼らショッカーの幹部達の襲撃は雄英高校の合宿に闇を齎したのだった……
To be continued
ということで開闢行動隊メンバーは今作では登場しません!
その代わりヴィラン連合とショッカーが合体し早速幹部組登場です!
個人的にガドルはかなり好きな怪人です。
では次回もお楽しみに~