クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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さて、改めまして最終章突入です。

まずはご本家との回析からどうぞー


最終決戦編
ビルドの世界


(牙竜視点)

 

「さて、傷はもう大丈夫そうだな」

 

「う、うっす、」

 

あの後俺は包帯を巻き替えたりして傷の様子を見てもらったんだが、まあ2日ぐれえ寝込んでたからだいぶ回復してたらしい、まあ腹に大きめの傷ができちまったのは少し気がかりだがな…

 

「さて、君にいくつか聞きたいことがあるんだけど、まず名前は?」

 

「名前か、俺の名前は下間牙竜だ。」

 

まあまずはこの人らに俺のことを教えねえといけねえけど、体育祭見てなかったんか?

見てたら絶対わかるだろ、

 

「ふーん、で、なんで君がこれを持ってるのかな?」

 

次に戦兎とかいう人はビルドドライバーとクローズドラゴンを手に持って見せる。

 

「そりゃ、俺が仮面ライダークローズだからに決まってんだろ、」

 

「は?何言ってんだ、仮面ライダークローズっつたら俺だろ、」

 

「え?」

 

「あ?」

 

なんでこの万丈龍我って人、自分が仮面ライダークローズって名乗ってんだ……?

 

ってことで暫く色々と話してたんだがお互いの話に齟齬があることに気づいてきた、

2人は個性のこともヒーローのことも全然知らねえし、エボルトの名前を出した時にはかなり驚いていて、危害を加えられなかったかとかいっぱい聞かれたんだが、

 

「じゃあつまり、君は人類がそれぞれ"個性"っていう能力を持っているこことは違う世界から来たってことになるのかな?」

 

「難しい話だが多分そういうことだな、」

 

なんかいろんな世界を回っていた世界の破壊者とかいう人もいたぐらいだし、こういう世界があってもおかしくはないけど…

 

「まあけど善良なエボルトか、全然想像できねえぜ」

 

「何言ってんだ?エボルトは俺のことを色々と助けてくれたいい奴だ。」

 

「そっちの世界では良い奴なんだな。俺とか万丈はエボルトに色々とやられたからな…」

 

もうエボルトもこの世界では極悪人だったらしい、俺からすれば想像し難い話だな。

 

「で、お前は別世界の仮面ライダークローズってことか?」

 

「まあ、そういうことだな…」

 

そんでもって、桐生戦兎が仮面ライダービルド、万丈龍我が俺と同じ仮面ライダークローズの変身者ってことらしい……

 

「ま、とりあえずなんで君がこの世界にいるのかはわからないけどしばらくはゆっくりしていきな。」

 

「ゆっくりするってわけにはいかねえよ。」

 

一先ずお互いの事情が分かったっつてもこの後が問題だらけだ。

まずはあの梅干し野郎だ。あの合宿を邪魔したクソ白バッタライダー!

まだ仲間たちを傷つけてるかも知れねえって思うといてもたってもいられねえッ……!

 

「俺は向こうに仲間を残しちまってる……早く助けに行かねえとッ……!……ック……!」

 

早く行かねえと、そう思って焦って立ち上がった俺の胸を鋭い痛覚が走る。

 

「今焦ったら周りが見えなくなって失敗するぞ…」

 

そう言って、桐生戦兎が俺の隣に座る。

 

「確かに君をこんなに怪我させた相手だったら警戒する気持ちはわかるよ。けどそういう時こそ仲間を信じてみたらいいんじゃないかな?」

 

「仲間……」

 

「そうそう、話聞く限り君意外にも仮面ライダーはいるらしいしあのエボルトが味方なんだったらある意味頼もしいよ。」

 

確かにな…あっちには出久に勝己、轟に甘粕さん…それにエボルトだっているんだ……

 

「そうだな…俺も落ち着かねえとな……」

 

今向こうにいる奴らを信じねえとな、エボルト、甘粕さん、皆頼んだぜ。

 

「ま、君が自分の世界に戻る方法はこの天ッ才物理学者の桐生戦兎に任せなさい!」

 

「う、ウッス、ありがとうございます……」

 

この世界のビルドに色々と頼ることになったけど…まだ色々と心配だ…

 

「まあ、戦兎ならなんとかすんだろ、これまでも色々と発明して上手くやったし」

 

「それじゃ全然説明できてないって、とりあえず向こうの世界とのつながりになりそうな物って持ってたりしない?」

 

「だったらこのバングルがあるぜ」

 

俺は腕に付けていたパンドラバングルを手首から外して渡す。

 

「よし、じゃあこれを解析して色々と調べてみるよ。万丈はまた新しい発明品できたし売りに行って来てくれないか?」

 

「おう!任しとけ!」

 

そう言うと机の上にあった何個かの機械を持って出かけようとする、

 

「ん、俺も手伝うぜ」

 

流石に泊めてもらっておいてなんもしねえのは悪いし万丈さんの作業を手伝うことにした。

 

「不思議なもんだな~」

 

いつもだったら個性とかで独特な見た目をしてる人がいるんだが、この世界じゃそんな奴は誰もいない

俺の世界より静かで、けど少し平和にも感じる。

 

「そんな珍しいか?普通だぞ、」

 

「まあ、色々あんだよ、」

 

とりあえずこの世界にビルドっていう桐生さんは天才物理学者であり天才発明家らしい。

桐生さんが作った発明品をこの世界のクローズである万丈さんが外で売って金を稼いでるらしい、

 

「じゃ、ここで早速売るか…」

 

他の路上で物売りをしてる人たちの横で俺達も発明品を置いて売ろうとしたところ…

 

「キャ――――――!」

 

「なんだ!?」

 

突然街中の静寂を切り裂くような悲鳴が俺達の耳に届く。

 

「行くぞ!」

 

「おう!」

 

俺達は悲鳴のした方に向かう。

 

(三人称視点)

 

「おいおい、あれって…」

 

「シマウマみてえな怪人だな、」

 

万丈と牙竜が悲鳴のする方に駆けつけると、ゼブラロストスマッシュが人々を襲っていた。

 

「なんでスマッシュがいるんだ!?」

 

キルバスやメタルビルドの一件の様にまたスマッシュが現れたのかと驚きつつも万丈はビルドドライバーを腰に付け、

 

『ボトルバーン!クローズマグマ!』

 

『Are you ready?』

 

「変身!」

 

クローズマグマナックルを使い仮面ライダークローズマグマに変身する。

 

『極熱筋肉!クローズマグマ!アーチャチャチャチャチャ チャチャチャチャアチャー!』

 

「今の俺なら…負ける気がしねえ!!」

 

そして、ゼブラロストスマッシュに殴りかかる。

 

「俺だって、」

 

牙竜もそれに続くように腰にビルドドライバーを付けて戦いに向かおうとするが、

 

(幸いクローズドラゴンとボトルはある、これでなんとか…)

 

パンドラバングルでは他の世界にあるパンドラボックスから変身道具を取り寄せることはできたが、今はそれを桐生戦兎に預けてしまっているので、ビルドドライバーとクローズドラゴン、ドラゴンフルボトルしか持って来れていない。

 

『ウェイクアップ!クローズドラゴン!』

 

なのでまずはクローズドラゴンにドラゴンフルボトルを挿して変身を試みるが、

 

「なっ…」

 

牙竜のビルドドライバーのレバーが回らない

 

「何でだっ……!」

 

「どうしちまったんだよ!うわっ……!!」

 

ゼブラロストスマッシュに加えてどこからか現れたシザーズロストスマッシュも参戦し、2対1でクローズマグマを攻撃する。

 

「動け!動け!なんで動かねえ!!」

 

牙竜の呼びかけを無視するようにビルドドライバーのレバーは微動だにしない。

 

「なんで…!変身できねえんだ……!!」

 

「ぐわっ……!」

 

牙竜が変身できない間にクローズマグマが地面に膝を突き、シザーズロストスマッシュが牙竜を切ろうと、一歩一歩と足を進める。

 

「クソッ……!どうすりゃいいんだ……!」

 

シザーズロストスマッシュの大きな腕の刃が牙竜に向けて振り下ろされるかと思ったその瞬間

 

「おらあああぁぁぁ!!」

 

その場に駆けつけた仮面ライダーグリスの蹴りがシザーズロストスマッシュの頭部を捉え、蹴りの勢いでシザーズロストスマッシュが地面に倒れる。

 

「よお、大丈夫か?」

 

「グ、グリス……!」

 

「苦戦しているな、万丈」

 

「どうってことねえぜ!」

 

「ローグ……」

 

さらに仮面ライダーローグもゼブラロストスマッシュと戦うクローズに加勢する。

 

「下がってください!ここからは私に…」

 

「……誰だ……?」

 

そして牙竜が未だ知らない仮面ライダー、マッドローグが市民を守るために参戦、

4人のライダーに対して2体のロストスマッシュ、

 

「……」

 

数的に不利であると判断したロストスマッシュ2体はその場から去る。

 

「よ、こんなとこに突っ立ってるけど大丈夫か?お前」

 

「見ない顔だな。」

 

「ええ、かなり怪我をしているようですが。」

 

そしてライダー達4人が変身を解除し、グリスの猿渡一海、ローグの氷室幻徳、マッドローグの内海成彰が牙竜の方を見る。

 

「おう、コイツは下間牙竜、異世界から来たらしい」

 

「「「異世界!?」」」

 

To be continued

 




結構2,3話ぐらいかかりそうです。
それではまた次回!
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