クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

56 / 68
昨日はビヨジェネ初日に観てきました~
ストーリーもアクションも素晴らしかったです。

そんでもってこちらの小説もいよいよ終盤ですが今ショッカーサイドがどんどん強くんってきてヤバいですがそんな時は心の中で「絶対大丈夫」って言ってみてください。

てことで本編開始です。


Round Zero

(3人称視点)

 

「ってことでアンタらは門矢士って人から色々と聞いてたってことか。」

 

とある場所に向かう大型バンの中でエボルトらが門矢士から共闘の要請を受けたという甘粕と情報交換をしていた。

 

「で、今のプロヒーロー側の作戦だが警察と八百万さんのGPSのお陰で奴らの脳無の工場を2か所特定できた。それで今オールマイトが神野区の工場に向かっていてエンデヴァー達が蛇腔総合病院付近の工場を探しているそうだ。」

 

「で、俺らは今神野の方に向かっている。」

 

インゲニウムと甘粕が現在のヒーロー側の動きと自分達の行き先を説明する。

 

「で、なんで神野なんだ?」

 

2つの工場がある中でなぜ自分達が神野に行くのかを問う轟

 

「八百万のGPSが付いた脳無が向かったっていうのは神野の方らしい。工業地帯に紛れてある工場なんだが、銃士を連れてった奴もここにいるかもしれねえ。」

 

「そうか…」

 

その質問に甘粕が答えて轟が納得し、車はそのまま神野に向かう。

 

「あの~甘粕さん」

 

車内ではしばし静寂が流れたがその中で出久が甘粕に話しかけた。

 

「神野ってオールマイトも来てるんですよね?」

 

「ああ、そうだ」

 

「オールマイト達って僕たちが来ることは知ってるんですか?」

 

「わかんねえな。俺も根津校長とやり取りしただけでどこまで伝わってるかはわからねえ、けど着いた時には工場は包囲されてるだろうな…」

 

プロヒーロー側とどこまで連携が取れるかはわからないという状況で車は進んでいく。

 

「もう神野か……」

 

車のナビが神野区に到着したことを知らせると同時に爆豪が呟く。

 

「お前ら、そろそろベルト持っておけ、もうすぐ戦いだ。」

 

戦いに備えよ、そう言った瞬間だった

 

「なんだ!!??」

 

突然町で爆発が起こり、その爆風が彼らの乗る車を揺らした。

 

「お前ら変身しろ!とっとと向かうぞ!」

 

ただ事ではない緊急事態が起きたことを察した甘粕は全員に変身させ、車を運転手に任せると仮面ライダー達へ現場へと急行した。

 

「これは……」

 

現場に到着した6人のライダー達の前には惨状という2文字で表されるような光景が広がっていた。

彼らが制圧する予定だった工場は跡形もなく消え、血を流したヒーロー達が倒れている。

 

「オールマイト!!」

 

そんな中、オールマイトは膝を突き何とか踏ん張っているが、その視線の先には彼らを退廃という結果に導いた悪の仮面ライダー、ファルシオンの姿があった。

 

「やっと来たなあ!仮面ライダー!!」

 

その変身者である死柄木弔がアクセル、グレイブ、エボル、ビルド、グリス、ローグの6人の仮面ライダーを見つけると彼らに剣を向ける。

 

「いや、弔彼らの相手をするのは彼だよ。」

 

だがそれを彼の後ろに現れたオールフォーワンが止める。

 

「あの声は……」

 

エボルトはその声が確かに牙竜と戦ったあのライダーの声であることをすぐに悟った。

 

「わかったよ、先生、その代わり完膚なきまでに」

 

「わかってるさ、弔。さて、仮面ライダー諸君。君達に相応しい相手を用意したよ。」

 

『最上級の神の才能!クロトダーン!クロトダーン!』

 

ファルシオンが引き下がると共に自らの名前をアピールするような電子音声が発せられ、それと共に空中から大きな仮面ライダーの顔のようなものが降ってくる。

 

『ゴッドマキシマームエーックス!』

 

そしてそこから手足や頭部が生えてくる。

 

「仮面ライダーゲンム……レベルビリオンだ……」

 

仮面ライダーゲンム、彼が名乗った名前もその姿もエボルト達が慣れしたしんだ男の姿だった。

 

「どうしちまったんだ?急にショッカー側に付きやがって……」

 

「ショッカーならば私の神の才能を発揮することが出来る!!ショッカーの時代こそ私の時代なのだ!!!!」

 

「変わっちまったな、お前も……」

 

これまで自身が感染した甲斐銃士と共に戦ってきた新・檀黎斗・神から想像出来ないような言動に一同驚きつつも、すぐさま武器を構えて臨戦態勢を取る。

 

「なっ…!?」

 

だがそこから一瞬であった、グレイブの身体に衝撃が走ってその身体をその場から弾き飛ばされたのは。

 

「インゲニウム!」

 

そのグレイブの一瞬での敗北に気を取られてしまったビルド達も

 

「バンバンシミュレーション・スカイミッション!」

 

ゲンムゴッドマキシマムゲーマーが一瞬で作り出したゲーム、バンバンシミュレーションの空中戦特化しようであるスカイミッションの力で空中から多数の弾丸とミサイルが降ってきてライダー達を襲う。

 

「なんだよこれッ…」

 

「私はゲームを作り出す神!見よ!我が力を!激走!フォーミュラ!!」

 

そう言うと一瞬で黄色いフォーミュラカーが作り出されてアクセルらに向けて突進する。

 

「任せろ!」

 

だがその進撃をローグの半身から放たれる氷結が止める。

 

「ゲキトツ!ロボウォーズ!!」

 

だが今度はロボットゲーマを模したロボットの軍隊が現れて氷を砕きライダー達に迫る。

 

(ワンフォーオール!フルカウル!)

 

「爆速ターボ!」

 

それらを身体能力を強化したビルドと爆破を使うグリス、そしてエボルが迎え撃つ。

 

『エンジン!マキシマムドライブ!』

 

『ファンキーショット!』

 

氷を砕かれ再度アクセルたちに突進してきたフォーミュラカーだったが、エンジンブレードの斬撃とネビュラスチームガンのエネルギー弾によって破壊される。

 

「アクセルさん!アイツ、ゲームだけじゃなくて素の力も強いです!気を付けてください!」

 

先程召喚されたロボットたちがアクセルたちにも襲い掛かるが戦線復帰したグレイブも加勢し食い止めるが…

 

「その通り、私は自身の身体能力を自由自在に設定でき、一瞬にして君たちのスペックを上回ることが可能なのだよ。」

 

常時デバックモード、そう評されるようなゴッドマキシマムの力はこの場にいるライダー達を圧倒するのに全くと言って良い程時間を掛けさせなかった。

一瞬でスピードを上げたゲンムは6人のライダーの目にも止まらぬ速さで必殺技級に威力を上げたパンチやキックを打ち込む。

 

「つ、強い……」

 

その威力の前にエボル以外のライダーは地に伏せ、彼だけは何とか地面に膝を突く程度にとどまっている。

 

「これに耐えるとは中々やるね、だが!これでも耐えきれるかな?」

 

『ゾンビクロニクル!』

 

ゲンムゾンビゲーマーと同じ姿をしたゾンビ達が一斉に召喚され、彼らが波のようにライダー達に迫る。

 

「ワリイけど俺も、こんなとこで諦めるわけにはいかねえんだよ!!」

 

『エボルテックフィニッシュ!』

 

エボルの足に破壊エネルギーが集中し、それをゾンビゲーマーの波に振るうとその余波でゾンビ達は悉く吹き飛ばされる。

 

「流石はエボルト君だ。だがゾンビは何度でも蘇る!」

 

しかしまた立ち上がったゾンビゲーマー達がエボルに迫る。

 

「また、生き返りやがった…」

 

もう一度必殺キックを放とうと構えた時だった、

 

『タドルクリティカルスラッシュ!』

 

大理石の様な表面の鎧を纏った聖騎士の様な戦士が現れて、光の刃でゾンビゲーマーの波を切り裂いた。

 

「お、お前は…?」

 

その戦士はエボル達の方を向くと白いオーラを放つ。

 

「か、体が…」

 

「回復していく……」

 

ここまでゲンムに与えられたダメージがみるみるうちに回復していき、地面に伏せていたグレイブやビルドが立ち上がる。

そして聖騎士の様な戦士はエボル達にも、ゲンムにも聞き馴染みのある声で名乗り上げる。

 

「我は勇者と魔王、両方の力を手に入れし戦士……仮面ライダーブレイブ!レガシーゲーマー!!神を切る者だ!」

 

To be continued




銃士復活!?
真相はまた次回のお楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。