クローズ&エボルのヒーローアカデミア   作:夢野飛羽真

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遅くなってしまって申し訳ございません。
三連休体調不良で全然執筆が執筆が出来ませんでした。

この話で最終決戦もラストでございます。
皆さん楽しんでいってくださいね〜


スーパーヒーロー・バトライドウォー part6

(3人称視点)

時を少し遡る。蛇腔総合病院にて

 

「ここが敵のもう一つの基地のようですね。」

 

「その様だな、」

 

「とっとと制圧しようぜ!」

 

ここの地下にはオールフォーワンの協力者の一人である氏子達磨による脳無工場があったがそれを突き止めたエンデヴァー、ミルコを中心としたプロヒーローの別動隊と仮面ライダーブレンが制圧のために突撃していた。

 

「ココハ…トオサン……」

 

ここの工場の脳無研究はかなり進んでおり、知能があり言葉を発することができる個体も複数体いるが、

 

「ライダー!毒手~」

 

毒を纏ったブレンの手が脳無の強靭な体を次々に溶かしていく。

 

「月堕蹴(ルナフォール)!」

 

「赫灼熱拳ジェットバーン(かくしゃくねっけんジェットバーン)!」

 

ヒーロー達も次々と脳無達を撃破していき、氏子を追い詰める。

 

「まだじゃ!マンモスメカがあるはず…」

 

氏子には切り札があった、

それはショッカーから与えられたマンモスメカだった、

それさえ起動すればきっと自分を守ってくれる、そう思って研究所内のガレージに駆け込むが…

 

「何故じゃ!何故マンモスメカが無いのじゃ!?」

 

あるはずのマンモスメカがそこには無かった。

 

"これ借りていくねおじいちゃん"

 

そこにはネオ生命体が残したメモが残っていた。

 

「そ、そんなあ……」

 

「確保だ!」

 

ネオ生命体にマンモスメカをくすねられていた氏子はあっさりと確保されてしまった。

そして場所は神野の戦場に戻る。

 

『トドメだぜ、ドラス君』

 

『Ready Go!』

 

『ブラックホールフィニッシュ!』

 

仮面ライダーエボル・ブラックホールフォームの掌の上で生成された小型のブラックホールがドラスと彼を囲む怪人達に向けて放たれて彼らを一掃したかのように思われたが……

 

「おじさん、強いね」

 

ドラスの体そのものは破壊できたがそのコアであるネオ生命体のエネルギー体はまだ残っていた。

 

『お前もすぐあの世に送ってやる。そこで待っておけ』

 

「そういう訳にはいかないよ」

 

ネオ生命体を狙ってエボルが拳を放とうとしたその時だった、

 

『マンモス!?』

 

ネオ生命体が氏子からくすねていたマンモスメカが地面を突き破って現れてエボルを突き飛ばした。

 

「いくよ、マンモスメカ」

 

そしてネオ生命体とマンモスメカは膝を突くオールフォーワンこと仮面ライダーアークワンの下に駆け付ける。

 

「間に合ったようだね、マンモスメカそれにネオ生命体」

 

アークワンの窮地に駆けつけたネオ生命体と彼に追従するマンモスメカ。

 

「さあ、悪意はまだまだ終わらない。第2ラウンドだ!」

 

そして立ち上がるアークワン相手に

 

『いいや、ここで終わらせるさ。』

 

「その通り!ここでアークはゲームオーバーだ!」

 

先程までアークワンと戦っていたクローズマグマ、ブレイブレガシーゲーマー、アクセルトライアルに加えて、エボルブラックホールフォーム、ゲンムゴッドマキシマムゲーマーが立ち向かおうとするが……

 

『ネオ生命体、私の悪意を吸収しなさい。』

 

「アークよ、何を言っている?」

 

突如アークドライバーから黒い稲妻が放たれて変身者であるオールフォーワンが動けなくなる。

 

『衛星は破壊され、私とオールフォーワン、あなたも一度敗北した。仮面ライダーも多数いる。なら勝つための手段は私達がネオ生命体の栄養源となり最強の怪人を作り出すことのみだ。』

 

「な、なんだとッ……!そんなこと……!!そんなことをすればッ……!!」

 

魔王と言われる強力なヴィランオールフォーワンでもアークの決めた運命には抗えずアークドライバーによって動きを拘束され、ただ怯えながら死を迎えることしかできなかった。

 

「じゃあ、いただきまーす」

 

ライダー達がアークワンの身体を攻撃しようとした瞬間

ネオ生命体のエネルギー体があっという間にアークワンをオールフォーワンごと吸い込んだ。

 

『マイスラーニングアビリティ』

 

『「悪意」「恐怖」「憤怒」「憎悪」「絶望」「闘争」「殺意」「破滅」「絶滅」「滅亡」ラーニング』

 

『個性:オールフォーワンラーニング』

 

ネオ生命体の加エネルギーの色が生物的な黄緑色から黒色に変化し、アークと同じ声を発しながら宙に浮く。

 

『アークの力がネオ生命体に引き継がれたってことか…』

 

「だったらアレを潰せば…」

 

クローズマグマがビートクローザーを構えて変化していくネオ生命体に切りかかろうとしたが、それをマンモスメカの巨体が阻み、そのマンモスメカをもネオ生命体が吸収した。

 

「デカいのが来るぞ!」

 

「な、なんて大きさッ…」

 

黒く変化したネオ生命体がマンモスメカを包み込むように吸収し、黒い球状になるとそれを突き破るように最強の怪人の巨大な体が出現する。

 

「こりゃバッタだな…」

 

下半身はほぼバッタ、ただし本来はバッタの頭部があるはずの所には衛星アークが付いていて胸部の背部分からはアークワンを歪な形にしたような人型の上半身が付いており、その身体はみるみるうちに大きくなり、この場にいる仮面ライダーで最も巨大なJに匹敵するほど巨大になった。

 

『かなりデカくなりやがったな…』

 

「ここで死ね!仮面ライダー!」

 

アークとオールフォーワンとマンモスメカを吸収したネオ生命体が変貌した怪物、アルティメット・アークの巨大なバッタ型下半身の後ろ脚を支えに、かなりの大きさの前方の足を振り下ろしてクローズらを踏みつぶそうとする。

 

「させない!」

 

だがそれをライジングアルティメットクウガ、五代雄介が拳1つで受け止める。

 

「この世界の人達の笑顔も守ってみせる!」

 

ライジングアルティメットクウガが黒色のエネルギー波をアルティメット・アークの前足に放ち、仰け反らせると

 

「それでこそ仮面ライダーだ!どの世界の人々も我々が守る!」

 

その姿を見て、仮面ライダーの原点でもある仮面ライダー1号、本郷猛を始めとしたライダー達がアルティメット・アークに襲い掛かる。

 

「愚かな仮面ライダーよ!滅亡せよ!!」

 

クウガ、1号の攻撃を連続で受けたアルティメット・アークはトリロバイトマギアの大群を生成し、自らの体内から次々と解き放って仮面ライダー達を襲わせる。

 

「この雑兵共は我々に任せてくれ!」

 

「君達はその間にこの怪物の本体を…」

 

「この怪物のことを止めてくれ!」

 

1号、クウガ、ゼロワンらがクローズらに後を託してトリロバイトマギアの軍勢に突撃していく。

 

『まだいけるよな?』

 

「当たり前だ!」

 

エボルとクローズ、そしてブレイブらがアルティメット・アークに立ち向かうために刃を構えた時だった、

 

「おっと、牙竜。それにこっちの世界のエボルトだな?」

 

「ぼ、僕と同じ…ビルド!?」

 

クローズとエボルにジーニアスフォームに変身したビルドが話しかけ、緑谷出久が変身するビルドがその様子に驚いている。

 

「君がこの世界のビルドか。牙竜達を頼んだよ、それからこれ」

 

ジーニアスビルドが牙竜にとあるボトルを投げ渡す。

 

「頼んだよ、牙竜」

 

「任しとけ!」

 

『マッチョォ!』

 

『フィーバー!』

 

『『マッスルギャラクシー!!』』

 

『ブルァ!』

 

『チャオ!』

 

牙竜がマッスルギャラクシーボトルを起動し、ビルドドライバーに装填

レバーを回すとビルドドライバーから素体を形成するランナーが現れて、そこに黒い粒子になったエボルトが入り込む。

 

『Are you Ready?』

 

『「変身!!」』

 

『『銀河無敵の筋肉ヤロー!クローズエボル!』』

 

『パネーイ!』

 

『マジパネーイ!!』

 

そしてクローズの姿がエボルブラックフォームとクローズが融合したような姿に変わる。

 

「俺も続くぜ」

 

『アクセル!アップグレード!』

 

アクセルも牙竜に続くようにアップグレードモジュールを使いアクセルブースターに変身する。

 

「『お前らいくぞ!!』」

 

「「「おう!!」」」

 

「穿天氷壁!」

 

クローズエボルの号令と共に轟の変身するローグの右腕から作り出される山の如き氷の塊がアルティメット・アークの下半身の前面を凍らせるとともに足場を作り出す。

 

「オラオラァ!」

 

「スマーッシュ!!」

 

足場から飛び立った爆豪グリスの連続での爆撃と出久ビルドの連続キックが敵の腹部に向けて放たれていく。

 

「テメエら!力を貸してくれ!」

 

クローズエボルのビートクローザーにグレートドラゴンエボルボトルが装填され、

 

『ヒッパレー!』

 

「焦凍!」

 

イコライザーを引っ張られて金色に光ったビートクローザーが轟ローグの手に投げ渡される。

 

「下間ッ…俺はまだ忘れていないぞ。お前と本気で戦った時のことを!」

 

ローグがそれを両手で握ると右腕に氷、左腕に炎を纏い、その2つをビートクローザーに流し込み。

 

「水流連斬!」

 

氷を炎で溶かし、体育祭の時の様に水を作り出しそれを纏ったビートクローザーの斬撃をアルティメット・アークに向けて放っていく。

 

「小癪なあ!」

 

アルティメット・アークが脇腹からいくつもの触手を出してライダー達を叩き落そうとするが、

 

「爆豪!」

 

「おう!」

 

ローグが上に向けて投げたビートクローザーをグリスがキャッチしながら掌からの爆撃で触手に対処し、

 

「アイツは俺の道を正してくれた、けど次は俺が追っかけてぶっ飛ばす番だ!!」

 

腰を捻り、左手から何発もなく発を起こしその推進力で反時計回りに回転しながらグリスの右手でしっかり握りしめられたビートクローザーが触手やアルティメット・アークの身体に叩き付けられていく。

 

「出久!」

 

そして今度は右手で爆発を起こしその勢いでビートクローザーを上に投げ、ビルドに渡す。

 

「かっちゃん!」

 

ワンフォーオールを全身に張り巡らせながら出久ビルドは触手やアルティメット・アークの身体の突起部分の上を飛び回りながら打撃やビートクローザーでの斬撃を加えていく。

 

「牙竜君はいつも僕を励ましてくれてた、だから今度は僕が助ける番だ!」

 

何度かビートクローザーでアルティメット・アークに切りつけたビルドが一度ホークガトリングにビルドアップし空中に退避した時、

 

「次は俺の番だぜ、」

 

「甘粕さん!」

 

アクセルブースターがビルドの横に並びように飛び、ビートクローザーを渡されるとアルティメット・アークに向けて加速

 

「牙竜ゥ!テメエは俺が知ってる中で一番根性ある奴だ!早くプロになって俺に勝ちに来い!」

 

エンジンブレードとビートクローザーのそれぞれの重い一撃をアルティメット・アークの職種や身体に次々に叩き付けていく。

 

「コズミッククロニクル!」

 

ビートクローザー攻撃に続く様に何故か宙に浮いているゲンムゴッドマキシマムゲーマーの放った隕石がアルティメット・アークの身体に次々と堕ちていく、

 

「ほらよ!神さん!」

 

「任せたまえ!」

 

マキシマムゲーマから切り離されるようにゲンムレベル0の姿をした黎斗・神が射出され、アクセルブースターからビートクローザーを受け取ると

 

「下間牙竜ゥ!君も銃士君に並ぶ程強い戦士だったよ、君の成長も見てて楽しかったよ、一度手合わせ願いたいね。」

 

迫りくる触手を全て切り裂き、アルティメット・アークの背後に回ったマキシマムゲーマーが触手の根元である左脇腹に拳での連撃を放ち、ゲンムがビートクローザーから右脇腹に向けて斬撃を放って触手を全滅させると、

 

「銃士君!」

 

「黎斗さん!」

 

黎斗・神は自身が感染している甲斐銃士の変身するブレイブレガシーゲーマーに投げ渡す。

 

「牙竜君は自分のことを変えてくれた…!自分に勇気をくれたッス!」

 

白い羽を生やし、白いオーラを纏いガシャコンソードとビートクローザー二本の剣を携えるその姿はまるで戦う天使

その2振りの剣から放たれる斬撃を受けたアルティメット・アークは体の各部が次々に凍っていく。

 

「我が最高の友よ!共に栄華を極めようぞ!!」

 

そしてガシャコンソードを裏返すと斬撃が炎を纏い、火炎によるダメージがアルティメット・アークに襲い掛かる。

 

「牙竜君!」

 

ローグ、グリス、ビルド、アクセル、ゲンム、ブレイブ、6人の仲間の思いを乗せたビートクローザーは遂にクローズエボルの手に収まり、クローズエボルの手の中でイコライザーがさらに2回引かれる。

 

『ヒッパレー!ヒッパレー!』

 

「何故だ!何故仮面ライダーは私に抗うのだ!?」

 

「決まってるだろ、」

 

『「守りたい笑顔がここにあるからだ!!」』

 

『メガスラッシュ!』

 

自分にここまでつないでくれた仲間達、牙竜の恋人の百や他のクラスメイトら自分の帰りを待つクラスメイト達、そして自分達が守るべきこの世界の人々、彼らの笑顔の為というアルティメット・アークの問いかけに応えるように振るわれたビートクローザーでの一撃は七色の斬撃となりアルティメット・アークの強靭な外骨格を縦一閃に切り裂き、胸部にできた裂け目からは心臓部、コアともいうべき物体が露出していた。

 

「アレを壊せば勝てるぜ。」

 

『そうみたいだな。今までありがとな、牙竜』

 

『クローズサイド!』

 

「何言ってんだ?まだまだ俺達コンビ同士だろ?」

 

『だな、じゃあこれからもよろしくな、』

 

『エボルサイド!』

 

「おう!」

 

『ダブルサイド!』

 

クローズエボルはビルドドライバーのレバーを回しながらクローズマグマナックルに先ほどビートクローザーに装填していたグレートドラゴンエボルボトルをクローズマグマナックルに挿入する。

 

『Ready Go!』

 

『ボルケニックナックル!』

 

『マッスルギャラクシーフィニッシュ!』

 

クローズ、エボルそしてマグマの力を纏ったクローズエボルがアルティメット・アークのコアまで一気に飛び進んでクローズマグマナックルを付けた右腕を突き立てる。

 

「ここまで来ても無駄だよ、お兄ちゃん」

 

だがそのコア自身であるネオ生命体が強固なバリアを張りそれを阻む。

 

「人間に気持ちがある限り悪意は消えないよ。」

 

「確かに悪意って感情は消えねえ、けどそれに勝る正義と仲間があれば人は何度だって前に進める!悪に落ちねえ!!正しく生きれるんだ!!!」

 

クローズマグマナックルから8体のドラゴン型のエネルギーが現れる。クローズマグマナックルから現れたものならば8体全てがマグマを纏っているが、マグマを纏っているのは一体だけ。

炎と氷を纏うドラゴン、爆撃を纏うドラゴン、緑色で青いイナズマを纏うドラゴン、加速のエネルギーを纏う赤いドラゴン、紫色のゲームのエフェクトを纏うドラゴン、白い聖なるエネルギーを纏うドラゴン、そして白と黒のブラックホールのエネルギーを纏うドラゴン

牙竜と彼の仲間達を象徴するかのようなドラゴン達が次々に現れて牙竜と共にコアに突っ込んでいき、

 

「これで終わりだあああぁぁぁぁぁ!!!」

 

クローズエボルの拳はバリアを突き破り、ドラゴン達とと共にアルティメット・アークのコアに撃ち込まれた。

 

「どうやらやったみたいだな。」

 

その威力は凄まじく、クローズエボルの放ったエネルギーはコアを破壊しそのままアルティメット・アークの背中の外骨格すらも破壊し風穴を開け、クローズエボル自身はその穴から飛び出してくる。

それによりトリバロイドマギア達は動きを停止し崩れ落ち、ディケイドが飛び出してくる牙竜の様子を1人見つめていた。

 

「それじゃあ仮面ライダーの皆さんもご一緒に!3!2!1!ドカーン!」

 

勝利を確信したバイスのカウントダウンが終わると共に限界を迎えたアルティメット・アークの身体が大爆発。

それを背にクローズエボルが地面に着地をすると戦いの勝利を示すように自信の右手の拳を天に向けて突き上げた。

 

To be continued




最後の戦いは電王の最終回をリスペクトしてみました

アルティメット・アークは大きくなったアナザー新1号みたいなイメージですね。
ただバイク要素がなくなって1号要素がドラス風に変わったって感じです。

そして次回!最終回でございます。
次回の更新もお楽しみに〜
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