ケインズ「む、自己紹介か。この地方の警備を担当しているケインズだ。小隊の隊長を務めているから、周りから隊長と呼ばれることも多い」
台本を捲ると、頭を抱える。
ケインズ「説明は苦手なんだが、奴隷について、だ。大体皆知ってるようなものだと思うんだが……いや、知らない奴もいるんだったな。奴隷というのは、職業だと思ってくれて良い。労働力を対価に衣食住を雇用主に求める、一般的に金銭とやりとりをする専門職と違うのはこの辺りが大きいか。動ける者であれば誰でもなれる、だから罪人や他地方からの流れ者、或いは亜人なんかもなることが出来る。多くはないけどな。勿論、本人の意思を無視されるケースも少なくは無い、ただ権利が無いわけではない、というよりは放っておけばのたれ死ぬ人間に主張出来るだけの後ろ盾がないというのもあるか……そこから這い上がって、っていう英雄譚もあるらしいぞ」
言葉を句切ると、再び台本を捲る。
ケインズ「もう時間か。それじゃあ、ゆっくりしていってくれ」
フーリが薬屋の開店の準備をしていると、店の外で物音がする。
「なにかな?」
表に出ると、ぼろ切れを纏った何かが、蠢いているのを見つける。
「……」
幸い、こちらには気付いていない様だ。もし仮に魔物だった場合、不意打ちをされかねない。
(魔力反応はありますが、かなり弱っています)
「……弱ってる?」
弱っているということは、どこかから逃げ出してきた魔物だろうか、ぼろ布を纏うと言うことは、野生ではない可能性もある。
「ねぇ、言葉は通じる?」
その言葉に、布を纏った魔物が反応する。おずおずとこちらを振り向くと、影になっているが表情が見える。
(どうやら人型の亜人のようです)
布を掴み、震えている。どうやらフーリに怯えている様だ。
(敵対の意思はないみたいですね)
震えたまま対峙していると、亜人のお腹の音がなるのが聞こえる。
「あはは、お腹が空いてるのね!」
空腹で何か食料を探していたらしい。フーリは暖めたミルクと簡単な食事を準備する。
「どうぞ、召し上がれ」
皿を置いて少し距離を取ると少しずつ近づいて、食料に手が届いた時には一気に食べ始めた。
「……あれ」
最低限の衣類と、所々アクセサリのような物を身につけている。それは装飾品というよりかは。
(首輪等のような物ですね。所有者を現す物、どうやら家畜に近いようです)
「はぁ」
必死に食料をほおばる姿を見て、溜息をつく。幾ら亜人とはいえ、見た目は人間なのに物のように取り扱われるのは気分の良い物ではない。食事中だが、あまり慣れていないのか口周りを汚してしまっている。
「ちょっと我慢してね」
布で汚れている部分を拭いて上げる。警戒心をといてくれているのだろうか、少し怯えてはいるものの、されるがままだった。
「まさか馬型の亜人とはねぇ」
食事を終え、満腹になったからか、満足そうに眠る彼女。その頭部に手を伸ばし、撫でるともぞもぞと反応する。頭部には長い耳と、腰の辺りからは長い亜麻色の尻尾が見える。
「そういえば、亜人って結構居るの?」
少なくとも村で見かけることはなかったが、迷い込むということは近場に居る可能性もある。
(亜人は基本的にマナの濃いダンジョンにしか生息しません。ですので、地表にいる亜人のほぼ全てが、ダンジョンから来たものと考えて良いかと)
成る程と頷くフーリは、ふと違和感に気付く。どこか呼吸が苦しそうな彼女をよく見る。
(亜人にとって地表はマナが薄く、辛い環境でしょう)
そのリリィに確認し、彼女の周りに魔方陣を描き始める。
「村の外れのこの場所は、地表の他の場所よりもマナは濃いはず、だけど」
ダンジョン内部と比べれば、多少の違いでしか無い。それを少しでも改善するために彼女がマナを取り込み易い様にする。彼女の呼吸が少し落ち着いただろうか、そう思ったタイミングで、入り口からノックの音が鳴る。
「……なんだろ」
扉を開けるとあまり見覚えの無い人物がだっていた。恐らく、護衛か何かだろう。村の外れには似つかわしく無い重苦しい鎧を纏っている。
「奴隷である亜人が逃げ出した、心当たりはないか?」
奴隷という言葉に、嫌な表情をするフーリ。
「知りません」
見ていない、と答える。そうすると、護衛が踵を返す。
「もし抵抗した場合、殺処分も許可されている。気をつけることだ」
そうして去っていった護衛の後ろ姿を睨むフーリ。
「奴隷……?」
(貴族や行商人には、専属の労働階層を求めていることが殆どです。自分で所得を得られない人間などを金銭でやりとりをすることがあります)
どうやら村に行商人が来ているらしい。少し離れた街の人間で、多くの奴隷を引き連れている、と噂があるようだ。
「誰だっ」
護衛の何人かが、侵入者を取り押さえようとするが、子供を捻るように打ち倒される。
「貴方が行商人さん?」
フーリが護衛をなぎ倒して入ってくると、行商人が驚く。
「き、君は……?」
険しい表情のフーリが行商人に向かって歩いてくる。
「馬型の亜人を雇っていたのは、貴方で間違いないね」
その言葉に違和感をおぼえながらも、商人は頷く。
「抵抗した場合、殺処分も……命令した、よね」
商人はようやく気付く、目の前にいる者が怒りに満ちた瞳をしていることに。
「待て、フーリ!」
呼び止めたのは大白魔導士の息子、アレスだった。
「どうしたの、奴隷なんか買う人間なんて……」
「奴隷がどうしたって言うんだ! それの何が」
「人の意思を無視して! 無理矢理捕まえて! そこまでして、あなたは!」
握り拳を振り上げた彼女を羽交い締めにするアレス。
「待て待て! 落ち着け! 奴隷は悪いことじゃないし、それに悪いのは商人じゃないぞ!」
アレスに向かって睨みつけるフーリ、何を言うのかと怒りをぶつけるが、リリィが言葉を付け加える。
(恐らく商人は、連れて来られた亜人を購入しただけですので、商人自体には悪意はありません。労働力を求めているだけです。そして、奴隷という制度は、形こそ歪ではありますが、衣食住を最低限確保するセーフティネットでもあります)
その制度の全てが人を傷つけていると言うわけでは無い、と言うことらしい。
「亜人の彼女が解放されたとして、行く場所がないのは変わらないと思うが……?」
未だに現状が把握出来ていない商人が、フーリに問う。
アレスと商人と三人で話を始めるとフーリの誤解が解けていく。
「えーと、それじゃあ……奴隷自体は珍しいものじゃないの?」
人権を無視した、等と感じていたが、そもそも法治国家ではないのだ。しっかりとした法整備があるわけでは無い。
「それどころか、職業の一つみたいなものだ。手に職を持たない、伝手を持たないものは、盗賊に身を落とす事無く生きていく術の一つだ」
人里から離れると魔物も多い大陸であれば、自然と生きて行くにしても、単独では難しい。
「かなり豊かな地方で育ったのだろう。確かに学が無く、言葉も文字も伝わらない土地で生きて行くには、選択肢として奴隷か盗賊ぐらいしかないのは事実なのだ」
そして、商人もそれらを救う為に奴隷を買っている訳では無い。勿論、自分の商業の為に必要として購入しているのだ。
「売る側にも買う側にも問題はある。だが、現状として改善すべきなのは、目に映る事だけでは無い、それは私も憂いているよ」
商人の落ち着いた話は、フーリが焦っていたことに気付かせるには十分だった。
「そして、亜人に地表が毒だとは……寡聞にして知らなかった。そして、環境を改善する術は私にはない」
溜息と共に言葉を紡ぐ。彼なりに問題に検討してくれている所を見ると、人の良さを見ることが出来る。
「それなら、彼女は私が買います」
フーリが商人に告げる。その言葉にアレスが驚くが、商人は頷く。
「彼女の事を、どうか助けて欲しい」
取引は成立した。
白魔導士、或いは薬屋の朝は、実はそんなに早くはない。
「……起きてっ!」
コポンが揺すると、もごもごと呻きながらフーリが呟く。
「あと五分」
「早く! 朝ご飯出来てるから!」
掛け布団をはぎ取られ、床に転がるフーリは眼をこすりながら立ち上がる。
「「いただきます」」
二人の声が静かに響く。フーリは習慣から、コポンはそれを真似して。
「別に真似しなくてもいいよ?」
フーリの言葉にコポンは首を横に振る。
「大事かな、って思うから」
食物に対して、マナを認識することは魔術士としては重要なことである。人間よりもマナを必要とする亜人としても同じなのだろう。
「……そっか」
その仕草を見て、微笑むフーリ。大地信仰としては、作法は別にもある。手を合わせる事が絶対では無いのだが、本人が良いとしているのであればフーリがこれ以上口を出すことは無い。
「よしっ」
そしてフーリは日課のトレーニングを始める。
白魔導士兼薬屋の仕事は、然程忙しくない。村の外れにあるからちょっとしたことで尋ねることがないということもある。そもそも村の規模も大きくはないので、丸一日尋ねる用事が無いことも多い。
「百、百一、百二」
筋トレをするフーリを横目に、コポンが皿を洗い、洗濯をして、昼ご飯の仕込みをしていく。
「……フーリ?」
料理の仕込みを見ているフーリが筋トレの手を止めている事に気付く。
「いや、なんでもないよ」
どうやら無意識だったらしく、筋トレに意識を戻す。
「はいっ」
手渡したのは暖めたミルクと赤い果実の皮を剥いたもの。味はお世辞にも良いとは言い難い。だが、それに文句をつけれる立場ではない。それは自覚しているコポンだが。
「……もう三日目」
「ん?」
食事内容は先ほどの物に、猪や他の動物の肉が混じる程度だ。それも焼いただけ、無いよりはマシというほかなかった。
「……どうして?」
最初は貧しいのかも知れない、と思った。だが小さな村の中とは言え、唯一の白魔導士だ。偶に訪れる村人が代金代わりに野菜を置いていく事もあるし、少なくとも食事に困る事は無い。ならば、食文化が発達していないのか。それも違う。村人から譲られたシチューは、簡素ではあったが味付けが施されていた。ということで、他に考えられるのは。
「さて、日課始めますかー」
家主が食事に無頓着だということだ。
マナも充分で、お腹がふくれると他の欲求も生まれる。寝床に困る事もないのなら、よりよい食事を求めることもある。
「えっ、料理が出来るの!?」
(元々、亜人が暮らすダンジョン中層部では、食物の多くがマナを含有しているため、生食に向いていないものが殆どです)
加熱行程や魔術的な作業もある。何より、美味しい食事は万国共通の娯楽であるのだ。
「……まかせて」
残されていた鳥の骨を煮込んだり、果実の汁を集めたり、岩塩をフーリに探させたり、探せば料理の材料は集まる。
「凄い! コポンは天才ね!」
抱きつき、頭を撫でて褒めるフーリ。恩人に褒められ喜ばれるのであれば、そう思うコポンは次の日も、その次の日も、食卓を彩る事が日課となっていく。
その日は、朝早くから客人があった。
「すまない、怪我を診てくれないか」
「あら、また転んだの?」
薬屋に入ってきた青年が腕を押さえている。どうやら怪我をしてる様だ。
「骨は……大丈夫みたいね」
その様子を見て、治療魔術をくみ上げていく。身体に仕込んでいる魔方陣を組合わせてアレスに自分の魔力を馴染ませていく。
「ん、これでいいわ」
淡く光った魔力が、彼の右腕に馴染んでいく。その輝きが収まった時、アレスが抑えていた腕を離した。
「いつ見ても凄いな。ありがとう」
首を横に振ると、薬を差し出す。
「塗り薬。痛みを和らげると同時に、傷口を消毒してくれるから。痛みが無くなっても、しばらくは使い続けてね」
そう告げると、何度か彼の腕をさする。状態が良くなっていることを確認すると、彼は入り口から出ていった。
「フーリ、団長さんが来たよ?」
コポンが、声を掛けてきた。その後ろから大柄な男性が店に入ってくる。
「よぉ、冒険に行こう!」
「毒蛇の解毒薬二十ブロンズ、皮膚の軟膏四十ブロンズ」
男が入ってきて、背中に背負った大剣をテーブルに置く。
「次の冒険は、西の砂漠だ! オアシスを経由して、かつて栄えた王朝の地下都市へ行く!」
聞こえているのか、いないのか。
「毒苺の解毒薬は十ブロンズ、サソリの麻痺毒の解毒薬は八十ブロンズ」
フーリの言葉を意に介さず、男は続ける。
「何百年とマナを蓄え続けた結晶、ブルークリスタルがあると言われている。そいつを手に入れるのさ! テンション上がるだろぉう!?」
フーリは苛立たしげな態度を隠さずに話す。
「冒険者にはなりません! 何度言ったら分かるんですか、レーベンさん!」
その言葉に、横で聞いて居たアレスが驚く。
「ふむ、それは勿体ないな! 君には、才能があるぞ!」
大声で話すレーベンは、先ほどフーリが話していた薬草を纏めて袋に詰める。
「これで足りるか?」
薬草を詰める代わりに、袋から何枚かの金貨をテーブルに置く。
「……合わせても銀貨二枚ですよ。金貨なんて」
最後まで聞かずにレーベンは薬屋を出て行った。
「あぁああ、もう!」
フーリは苛立たしげに机を叩いた。
アレスがフーリに尋ねる。
「冒険者にならない、って本当か?」
アレスの言葉に、フーリは複雑な表情になり、本当です、と短く返事をした。
「意外だな。冒険とか新しいことは好きだと思ってたけど。ほら、ゴブリン退治も楽しそうに話してたじゃないか」
アレスが話し始めると、コポンも聞き耳を立てる。少しの間躊躇い、口を開いた。
「師匠に何度も、冒険者に向いてない、って言われたからね」
プイは言わずと知れた大白魔導士だ。その人が繰り返し言っていたのであれば嘘ではないだろう。
「……そうか」
「それにね。冒険って危険でしょ? それはちゃんと分かったんだ。未熟な治癒魔術だとパーティーを危険に晒す可能性もあるしね」
そういうと、薬草を集めるといって外に出て行った。
「フーリさんが、未熟?」
プイの事を知らないコポンは首を傾げていた。確かに、経験値で言えばプイからすれば未熟に見えるだろう。大多数の冒険者ですら、そうなるだろうからだ。
「……ちょっと中を見ても良いかな」
アレスは書斎に入ると懐かしい、と過去を思い出す。
「こっそり忍び込んで怒られたっけな」
まだプイに魔術を教わっていた時、何度も目を盗んでは入り込んでいた。
「あの時は、魔術書読んでるから魔術が使えるんだ、って思い込んでたからなぁ」
自分が出来ない事が他人に出来るのは、何かしら隠していることがある、と幼稚な発想だった。いつも埃一つない書斎に秘密があるのだと、それがあれば自分も魔導士になれるのだと、疑わなかった事もあった。
「……今も、埃一つないんだな」
フーリに黒魔術の素質はない。マナを扱う術は長けているのだが、火をおこしたり、風を呼んだり、水を操る事は殆ど出来ない。魔方陣を創り、マナを流すだけで起動出来るものなら使えるが、応用は出来ない。それも埃を払う程度の風を起こしたり、湿度を調整する程度の魔術ですら何とかかんとか、といった様子だ。
「白魔術とマナの扱いが違いすぎて、感覚がおかしくなるんだ、って言ってたっけ?」
本人の感覚だから、アレスには真実は分からないが、プイは日常生活で頻繁に魔術を利用していたのを見れば、普段全くといって良いほど使わないフーリは苦手というのは間違いない。だが、この部屋を清潔に保つ為の魔術は欠かしては居ないようだ。
「確かここに……あった」
特に厳重に保管している引き出しに、解錠の魔術を掛ける。適切にマナを流さなければ鍵は開かない、という仕組み自体は簡単なものだ。そこに納められていた物は、魔導書ではなく、日誌だった。
「そう言えば、魔導書を読みたいって言った時に怒られたっけ」
プイに説教された時に、魔導書には二種類あると言われた。お金になるものとならないもの、それがわからないお前に読ませる魔導書は無い、と言われた記憶を思い出す。
「魔導書を買う、って言ったら金貨十枚って言われたな。本当はそれでも安いんだけど」
子供が払える金額ではなかった。意地悪だと、読ませない為の方便だと、泣いて出て行った自分が、少し恥ずかしいと感じた。
「……やっぱりな」
書庫を出ると、日が傾いていた。それなりに長い時間読みふけっていたのだと感じると、フーリと目が合う。
「あれ、まだ居たんだ。何か良い物見つかった?」
書庫に入ったことに関しては何も咎めることは無かった。
「目当ての物はあったよ。そういえば親父の事で思い出した事があってさ」
フーリに対して、思い出の言葉を問いかけた。
「あはは、お金になる魔導書なんてないでしょ。お金で買えるなら大枚はたいても欲しいけど……あ、写本とかはあるんだっけ?」
営利目的で創る魔導書などない、そう言い切ったフーリはからかう様にアレスをつつく。実際には、お金をだまし取る為の偽物はあるが、それは魔導書ではないのだ。そもそも魔導書は魔術士が己が研鑽した技術を書き記したものであり、人に伝える為のものではなくエゴの塊の様な物だ。解読に莫大な時間を要する物が殆どで、直ぐに理解出来る、初心者にはコレだ、なんてうたい文句が出る時点で、魔導書ではない。
「やっぱり、冒険者にならないか?」
日誌に書かれていた事は、一時を境にフーリのことばかりだった。才能はずば抜けていて、その事を過信せず、鍛錬を怠らない。能力はすでにそこいらの白魔導士に比肩にならず、将来大白魔導士を越える可能性すらある、とプイに言わしめているのだ。
「ほら、コポンの故郷を探すのにも都合が良いだろうしね」
一つ懸念していたのは、あまりにも世界を知らなすぎる事と人が良すぎる事だ。他人に利用されるのはまだ良い、だがそれで散らすには惜しい才能だと。己の身を守れる様になるまで、目を離すのは危険だろう、とかかれていた。
「……で、でも」
言葉に詰まらせたフーリが、コポンを見る。
「確かに、ちゃんと食事を取ってくれるかは心配ですね」
コポンが考え込んだ表情をしているとフーリが反論する。
「いや、冒険だよ? モンスターとか色々危険が一杯なんだよ!? そっちは心配じゃないの?」
フーリの言葉にアレスが笑い、それにつられてくすくすとコポンが微笑む。
「ああ、フーリがモンスターに負ける姿は想像が付かないな。ドラゴンと良い勝負をしそうだ」
そう言うとフーリは怒る、あまりからかわないで欲しい、と。
「まぁ、冗談ですけど。嘘じゃ無いですよ」
なんとかしてしまう気もするし、そこまで危険に自らつっこむことも、ないだろう。少なくとも初心者によくある勇猛ではない。
「子供を助けるためにダンジョンに入るなんて、今でもやってるしな」
その度にゴブリンや巨大猪を倒したりしているので、弱いモンスターは相手にすらならないだろう。
「留守番は任せて下さい。白魔術は使えませんけど、薬の調合なら出来ます」
しっかりとフーリの技術を学んでいるコポンは、元々の知識もあり店番を任せることに不安はないだろう。
「まぁ、そこまで言うなら」
そう呟くと、冒険者の協会がある一番近い街にいく準備を整え始める。
読了ありがとうございました。
これから毎日小説をアップしようぜ(某ジ風
これだよコレ、夢に見たケモ耳少女との生活!
最近流行りのウマ○だよ、ターフはどこだ!
???「ここは府中ではない」無言の腹パン
それではまた、明日以降の暇時に。