仮面ライダーSPIRITS feat.ZERO ONE   作:けーやん

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個人的な悩みですが、FGOのオベロンピックアップガチャ引くべきか……。
まだ第2部6章の途中をプレイ中ですがオベロンは新クラスで実装したそうですね。ガチャを引くとしたら妖精騎士ガウェインもピックアップされる8/16に引こうかと思います。

あと、東映特撮FCで「仮面ライダービルド」を見返してます。やっぱビルドカッコいいです、推しライダーはクローズですけど。ビルドを含む全てのライダーが全員カッコいいんですよね。早く本編で主人公をビルド系ライダーに変身させたいです(なら投稿早よ)。本編第20話の時点だとまだローグにしか変身出来ないんですよねェ(だから投稿早よ)。


第4話投稿です。

今回は来太は村雨と合流し、"ある人"を訪ねようとしますが……!?

それでは、どうぞ。


第4話『オレはゼロワン、カレはZX』

【?????・とある一室】

 

暗闇の空間で軍服を着た男が椅子に腰掛け、右手に持ったナイフで自身の左手の人差し指を切断する。

 

鮮血が飛び散るも男はクツクツと嗤い、切った指を元々あった部分の切断面に合わせる。すると、"シュウゥゥゥ"と音と共に切られた指がくっ付いた。

 

元通りになった指を見て、男はまた嗤う。

 

「フフフフッ、スバラシイ…。この力があれば、もう二度と私の夢が敗れる事は無い…」

 

「ラ・モール…いや…"カメレオロイド"。あやつにもこういう芸当が出来るらしいな」

 

男は陰に隠れた()()1()()()()に話し掛ける。

 

「はい…ですが暗闇大使。貴方程の再生能力は流石に…」

 

「ククク…そうか…。それで…カメレオロイドを倒した()()()()()()について何か解ったか?」

 

「申し訳ございません。どうやら過去のデータに記録されていないタイプの様でして、まだ情報は掴めておりません」

 

「ならばカメレオロイドに再び襲わせよ。少しでもその仮面ライダーについて情報を集めるのだ」

 

「仰せのままに…」

 

もう1人の男は男に頭を下げ、姿を消した。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

【東京・新宿】

 

「え?そっちも襲われたんですか?」

 

「ああ…」

 

「兄さんの方もかいな。まさか今ニュースで言うとるバダンっちゅう組織なんか?」

 

カメレオン怪人を撃退した後、俺はお爺さんと共に村雨さんの所へ戻ったら村雨さんも襲われたそうだ。

 

「すまない爺さん…アンタのねぐらを…」

 

「なあに、ねぐらはまた探せばええ!それより兄さんが無事で良かったわ!」

 

「ああ…」

 

「それで、これからどうしましょうか。行く宛あります?」

 

俺は村雨さんに今後の事を聞く。

 

「爺さん…聞きたい事がある」

 

「おお、なんや?」

 

「"海堂"と言う男を知らないか?俺は…その男に会う様に言われた」

 

「海堂って…確か」

 

「なんや兄さん!海堂()()に用があるんか!?」

 

「先生?…知ってるのか?」

 

「知ってるもなにも兄さんたちを連れてこうとした診療所の先生や!いやあ、世間は狭いなあ!」

 

昨夜お爺さんが現金の入った封筒を入れたポストに"海堂"の名前が入っていたのだ。

 

「済まないが案内してくるか?」

 

「お安い御用や!任せとき!!」

 

「ありがとうございます。良かったですね」

 

「ああ…」

 

こうして俺と村雨さんはお爺さんの案内で海堂先生を訪ねる事にした。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

新宿の街中で1人の少女が誰かを探していた。

 

「もお…、お爺さんは何処に行ったのかしら。そろそろ薬も切れると言うのに」

 

周囲を見回しながら少女が歩いていると、誰かにぶつかり、ぶつかった相手は倒れる。

 

「ごめんなさい!大丈夫ですか!?」

 

「痛っ…いててててて!!ヤッベエこりゃ折れてるぜ!!」

 

倒れた相手は金髪と鼻に横に一本傷のある少年だった。

 

「えーーー!?ちょ、ちょっと看せて下さい!!」

 

「…!!いいよ!!触んなよ!!痛えんだから」

 

怪我を看ようとする少女に少年は頑なに拒否する。

 

「!なんともない…」

 

「ちっげえーーーよ!!折れてるよ!!ボッキボキよ!!」

 

大した怪我をしていない事に気づかれた少年は骨折していると言い張る。

 

「ま……俺も急いでるからよ、治療費持ってるだけでいいから全部だしな…て、何だよそのツラ」

 

治療費をせびる少年を少女は睨む。

 

「ウソツキ…」

 

少女は一言だけ言ってその場を立ち去ろうとする。

 

「コラちょっと待てよ!!テメェ、ジュクの秀様を舐めてんな!!俺には怖ええバックがついてんだぜ!!」

 

「そーーーいうの、キライです!!

 

その時、少女の背後に大勢の男たちが集まっていた。

 

「え?」

 

「よっ」

 

「ルミちゃん」

 

その中の数人が少女・ルミに挨拶する。

 

「ワシらは診療所でルミちゃんに世話になってる者だがよ」

 

「つまりルミちゃんの敵はワシらの敵っつー訳じゃ」

 

「え?は?」

 

男たちは秀の周囲を囲う。

 

「あ、あの…」

 

ルミが止めようする前に男たちは秀を殴る蹴るの袋叩きにする。

 

 

「やめて下さーい!!」

 

 

ルミは袋叩きにする男たちに叫ぶ。

 

「おい、ルミちゃん怒ってるぞ」

 

「やめやめ」

 

「そーーいうの、キライです

 

「そーーでした」

 

「「「反省」」」

 

男たちはルミに謝罪する。

 

「なんやなんや騒がしい」

 

「お前ら遅いよ」

 

「ゲ」

 

又ゾロゾロと人が集まる。

 

「ケーーーーッ!!覚えてろクソ女ーーー!!」

 

「あ…」

 

 

「「「ナニォコラーーーー!!」」」

 

 

秀は逃げ去った。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「え?金富のじーさん?」

 

「そういやあ、最近見ないなあ」

 

「小金貯め込んでたから普通の暮らしに戻ったんじゃないか?」

 

「そうですか…」

 

ルミは探し人の行方を大人たちに聞いてみるも誰も知らない様だった。

 

「あ、俺さっき見たぜ」

 

「え!?何処に?」

 

「診療所の方へ歩いてたとこ偶然見たんだけど、何か背の高い若い男2人を連れてたな」

 

「若い男?」

 

「おう、1人はまるで機械みてえに表情が無くてよ。もう1人は人当たりの良さそうな兄ちゃんだったぜ。多分爺さんはその2人を診療所に案内してたんじゃねえか?」

 

「分かりました!ありがとうございます!」

 

「おう、気をつけてなあーー!!」

 

「「「またなルミちゃーーーん!!」」」

 

ルミは大人たちにお礼を言って診療所の方へ戻っていった。

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「ハアー、ハアー、ア…ア、アハア……」

 

「く、臭え!?何だこの匂い!?まるで焼けたビニールみたいだ!?」

 

異臭を放つのは、全身ボロボロで顔を包帯で覆われた男らしき人物は足を引き摺りながら歩いていた。

 

「カ…カメ…ンラ…イダー。ドコ…ドコダ…」

 

「きゃ!?」

 

すると急いでたルミが包帯の男にぶつかってしまう。

 

「す、すいません…て、大丈夫ですか!?何処か怪我を!?」

 

ルミは男のボロボロの姿を見て異臭を気にせず近寄った。

 

「カメ…ン…ライ…ダー…ド…コダ…」

 

「え?カメン?」

 

すると男の顔は人から皮膚が剥がれ機械のパーツが剥き出しとなったカメレオンへと変貌し、ルミの腕を掴む。

 

「きゃーーー!?」

 

「な、何だアレ!?」

 

「化け物だーーー!?」

 

周囲の人たちはカメレオンの化け物・カメレオロイドの姿に驚愕し、すぐさま逃げていった。

 

「は、離して!!」

 

「オ…マ…エハ…エサ…ニス…ル…カメン…ライダーヲオビキ…ヨセル…エサ…ニ」

 

 

◾️◾️◾️◾️

 

 

「あのですね、車に轢かれそうなネコを助けるのは良い事だと思いますけど、流石に道路に突っ込むのは危険ですよ」

 

「そうか…」

 

「にしても兄さん足速ええなあ。陸上の選手やってたんか?」

 

俺は街中でトラックに轢かれそうになったネコを助ける為に道路へ走り出した村雨さんに注意していた。

 

「なあ、そこ兄ちゃんよーー!!そんな奴らほっといてこの秀様と組まねえか!!アンタと俺が組めば大儲け出来るぜ!!」

 

俺たちの会話に秀を名乗る少年が村雨さんに近寄って来た。

 

「ごめんね少年くん。今お話し中だから他所行ってくれるかな?」

 

「少年くんじゃねえーー!!俺はジュクの秀様だ!!」

 

「ん?何やあれ?」

 

するとお爺さんは近くに集まる人だかりを見ていた。

 

「おい!あれ見ろよ!!」

 

「人だよ人!!」

 

「ビル人間ってヤツ!?カッチョイーーネ!!」

 

上を見上げるとビルの壁を人影がよじ登っていた。

 

しかも人影は少女を担いでいた。

 

「あれって…」

 

「ルミちゃん!?なんでそんなトコに居るんや!?」

 

(そうだ!?カメレオロイド!?俺が倒したのはバダン怪人!?しかも再生するんだった!!…それと確かこの少年って三影の子分っぽい子)

 

「って、そんな事後だ!!急いで助けないと───」

 

ゼロワンドライバーを実体化させようとした瞬間、隣の村雨さんが光り出し、【仮面ライダーZX】へと変身した。

 

「に、兄さん!?その姿は!?」

 

「え…あ…バ…バケモン…」

 

お爺さんと秀は姿を変えた村雨さんに驚愕する。

 

村雨さんは2人に気にせず跳躍し、ビルの壁を掴みながらカメレオロイドに接近する。

 

「に、兄ちゃん!?」

 

「お爺さんは此処を動かないで下さい!」

 

 

『ゼロワンドライバー』

 

 

『ジャンプ!』

 

 

『オーソライズ』

 

 

「変身ッ!」

 

 

『プログライズ!』

 

 

『ライジングホッパー!』

 

 

『"A jump to the sky turns to a rider kick." 』

 

 

ゼロワンに変身し、俺もビルへ跳躍する。

 

「おい見ろ!もっと上の方だ!!もう2人出やがった!!」

 

下の方で一般人が俺たちの登場に驚愕する。

 

「お前は…」

 

ZXとなった村雨さんも俺を見る。

 

「すいません、後で説明します。まずはあの子を」

 

「ヒ……ヒイイイイイ!!」

 

カメレオロイドは俺たちを見て怯え始め、担いでいた少女を放り投げる。

 

「マズイッ!?」

 

俺は少女を助け出そう動かすよりも早くZXが下へ降下し、空中に放り出された少女を掴みんで隣のビルに移った。

 

「漸く出て来たか…ラ・モール」

 

「ヒイイイイイ!!」

 

ZXが動こうとした次の瞬間、ZXに異変が起こる。

 

「ガ…アアアアアアア…」

 

突然苦しみ出した村雨さんの顔は人間の顔に戻り、そのまま落下した。

 

「クッ!」

 

俺はビルの壁を蹴り、落下する村雨さんに接近し手を掴む。

 

 

「しっかりしろ!ZX!!」

 

 

俺の声に村雨さんは苦しみながらも意識を取り戻した。

 

「まったく…どうなっちまったんだろうなこの肉体(からだ)は」

 

人間の顔が再び仮面を覆う。

 

「後で診療所で診てもらわないとですね」

 

「…そうだな」

 

 

「ヒュヒュヒュヒュアーー!!」

 

 

カメレオロイドが攻撃のために舌を伸ばす。

 

「来ます!」

 

「ああ!」

 

俺とZXは跳躍し、舌攻撃を躱す。

 

ZXは自身に装備された武器【十字手裏剣】をカメレオロイドに投擲し、全弾命中する。

 

「ヒ…アア…」

 

逆に攻撃を受けたカメレオロイドは動きを止めた。

 

 

「お前を止められるのは、俺たちだ!!」

 

 

『ライジングインパクト』

 

 

ベルトに装填された【ライジングホッパープログライズキー】を押し込み、必殺技を発動させる。

 

 

「ハアアアアアッ!!」

 

 

エネルギーが集約された右脚による跳び蹴りでトドメを刺す。

 

 

 

 

 

 

 イ ン パ ク ト

 

 

「ギイヤアアアアッ!!!」

 

 

カメレオロイドは叫びと共に今度こそ爆発四散。

 

俺とZXはビルの屋上に着地する。

 

「やりましたね」

 

「…ああ…」

 

反動によるものなのか、村雨さんは今度こそ気を失った。

 

「と!セーフ」

 

間一髪、倒れそうになった村雨さんを抱き留める。

 

「ん…あ、あれ?」

 

すると今度は少女の方が目を覚ました。

 

「大丈夫?怪我は無かった?」

 

「え?あ…はい。あの、貴方は…」

 

少女は俺に問い掛ける。

 

「俺は佳面来太。よろしくね」

 

「あ、私は一条ルミです。あのその人は…」

 

少女・ルミちゃんと互いに自己紹介を済ませ、村雨さんの方を見る。

 

「君を助けるのに頑張り過ぎたみたいなんだ。診療所で診て貰おうと思うんだけど」

 

「それなら案内します!…あ!そうだ!お爺さん!?」

 

「お爺さん?俺とこの人を診療所に案内してくれてた人が同じ人なら今ビルの下に居るよ」

 

「そうなんですか!?じゃあ貴方たちが!」

 

「ん?」

 

この後、お爺さんと合流してルミちゃんも同行して診療所へと向かった。




カメレオロイドとの再戦、そしてゼロワンとZXの共闘回でした。
4話目で漸くライジングホッパーが活躍出来ました。

次回、海堂先生と対面。そして村雨良の過去を知る。

乞うご期待!!
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