後悔はしていない。
アレックス「完結していない小説2作あるの何故書いた?」
ギリアム「3作同時進行貴様に出来るのか?」
…認めたくないものだな。若さゆえにあy
アレックス、ギリアム「「FOX2!(死ね!)」」
ギャァァァァァァァ!!(ドカーン!)
―敵機対艦ミサイル発射!―
―迎撃!CIWAS、AAWオート!―
また、この夢か。男は何度目わからない夢を見てそう思った。
その夢は戦艦の艦橋の乗組員たちが、必死に戦闘機と応戦するものであるが、男はこの光景を遠い昔に見たような気がする夢でもあった。
夢の内容は進んで行き、1機の戦闘機の攻撃が戦艦の右舷に命中。乗組員たちに動揺が走る。
―落ち着けたまえ!この程度で―――は沈まん!まだ、戦える!この戦艦は!―
そんな中、一人の男がそう言い。服装と胸の勲章の多さから見て、提督だろう。
提督のその言葉によって、乗組員たちの動揺も収まり、士気も上がる。
―そうだ!こいつはまだ戦える!CIC!撃ちまくれ!反撃だ!―
一発の被弾で戦艦の戦闘力が失うはずがなく、濃い弾幕を展開し、戦闘機を墜として行く。
だが、戦闘機の数が多く、さらに、他の艦を無視し、手負いの戦艦に狙いを定め、次々と襲い掛かる。
そして戦艦の右舷に再び被弾。乗組員たちは悲鳴を上げ、提督は被弾時の衝撃で倒れる。
そこからさらに、被弾。艦橋にも被弾し、艦橋にいた者たちは炎に包まれた。
そこで、夢から覚めた
「本当にこの夢は一体」
何度目かわからない夢から覚めた男、武村 幸祐(たけむら こうすけ)はベッドから起き上がり、素早く寝巻から、白い軍服に着替える。
そして、服装が整っているか確認する。
「さて、そろそろ行くか」
幸祐は自分の部屋を出て、職場に向かうのであった
2034年。海から突如現れた深海棲艦。彼女らは第二次世界大戦に使われていた艦船を操り、そして、人類に対して攻撃を開始し、ハワイは早々に深海棲艦によって占拠され、多数の死人が出た。
もちろん、人類は反撃をした。深海棲艦は艦の性能も武装も第二次世界大戦のままであり、現代船の敵ではないと思っていた人類であったが、それはすぐに崩れた。
深海棲艦はレーダーに捉えることができなかった。それどころか、攻撃も効かなかったのだ。人類の全火力を使用し、核を使った攻撃さえも深海棲艦を1隻も沈められなかった。
また、レーダーに捉えることが出来なかったため、深海棲艦の接近に気付かず、気付いた時は深海棲艦の射程内にであり、重巡洋艦、戦艦の攻撃が現代船の薄い装甲が耐えられるはずもなく、次々と深海棲艦の砲撃で沈んで行った。
これにより、全世界の海軍は壊滅。もちろん、日本の海上自衛隊もだ。
深海棲艦の出現から僅か1年で人類は深海棲艦によって制海権を失った。
日本、フィリピンなどの島国は孤立化し、物資が不足。もはや、未来は無いと絶望していた。
そんな時だった。一筋の希望の光が現れたのは。
艦娘。彼女らも、海から突如現れ、第二次世界大戦に使用されてい艦船を操るが、彼女は第二次世界大戦時の記録を持ち、人類を助け、そして、唯一、深海棲艦に対抗できる存在でもあった。
また、艦娘の出現同時期に妖精と言われる不思議な生物が現れた。妖精は艦娘を入居させたり、装備の開発、艦娘のサポート。さらに、艦娘を建造してくれる。
この二つの出現を受けた、日本政府は海上自衛隊の生き残った艦船と艦娘から構成する、日本海軍を復活させ、反撃を開始。日本近海から深海棲艦を撃退に成功。そこからさらに、フィリピン、マレーシア、インドネシアの近海からも深海棲艦を撃退。石油、物資の補給ルートの確保に成功した。
これにより、石油、物資不足はある程度は回復した。
しかし、依然として広い海域が深海棲艦によって制海権によって奪われており、戦局は油断を許さない状況が続いていた
トラック泊地。日本海軍の前線基地である。そのため、港には多数の艦船が停泊している。
そのトラック泊地の指揮所に武村 幸祐が歩いていた。彼は艦娘を指揮する提督の1人である。
武村は自分の執務室に入る。
「提督、おはようございまーす」
執務室に入った武村に挨拶した、一部の軽空母が見たら泣きそうな、豊富な胸と鮮やかな金髪の女性。彼女は武村の秘書艦であり、武村艦隊の旗艦。高雄型重巡洋艦二番艦愛宕である。
「あぁ、おはよう愛宕」
「提督、これが本日の資料ですよ」
「ありがとう」
愛宕から資料を渡された提督は椅子に座り、資料を読み始める。そして、あるページを読んだ武村は「やはりか」と言い深刻な顔付きをする。
「やっぱり、戦局が?」
「余り良くないな。やはり、数の差が埋められんのが大きいな」
フィリピン、マレーシアから深海棲艦を撃退。さらに、輸送ルートを確保した日本海軍はアメリカとの海路を取り戻すため、次の目標をハワイに定め、戦艦2隻、正規空母4隻、軽空母2隻、重巡洋艦4隻、軽巡洋艦4隻、駆逐艦20隻という前代未聞の大艦隊が出撃した。
しかし、深海棲艦はそれを読んでおり、ミッドウェーに正規空母ヲ級6隻、戦艦タ級2隻、戦艦ル級2隻、重巡洋艦タ級6隻、軽巡洋艦ホ級6隻、各級の駆逐艦が2隻ずつという大艦隊を展開。両軍はミッドウェーで大規模海戦を繰り広げた。
数は深海棲艦の方が圧倒的に有利であったが、技量と性能はこちらが上であった。
航空戦は数の不利があったが、太平洋戦争時、開発の遅れにより、実戦配備が出来なかった艦上戦闘機烈風の性能とパイロットの技量の差でなんとか制空権を確保に成功。さらに、雷撃隊と爆撃隊の活躍により、正規空母ヲ級1隻、戦艦ル級1隻、重巡洋艦タ級3隻、駆逐艦5隻を撃沈。また、戦艦ル級1隻、正規空母ヲ級2隻、軽巡洋艦ホ級2隻が大破。正規空母ヲ級1隻、駆逐艦4隻を中破させる。
その後、両軍はお互い空母を退避させ、砲撃戦に入り、戦艦タ級、ル級を一隻ずつ撃沈。重巡洋艦タ級2隻、軽巡洋艦ホ級1隻、駆逐艦6隻を撃沈。他は大破、あるいは中破になり、撤退した。
しかし、日本海軍も大きな損害を受けた。艦載機全機発艦直後に敵の急降下爆撃により正規空母1隻が大破。離着艦不能になる。さらに、2隻の正規空母も中破し、発艦不能に陥る。
また、制空権を確保したものの、あまりの数の多さに全機撃ち落とすことが出来ず、数機が突破。艦隊に襲い掛かり、軽巡洋艦2隻、駆逐艦5隻が大破。
砲撃戦では戦艦1隻、重巡洋艦3隻、駆逐艦5隻が大破。駆逐艦1隻と後ろに下がっていた空母以外は全て中破と言う、大損害を受けた。
太平洋戦争のミッドウェー海戦で正規空母4隻失うという事態はどうにか避けたが、これ以上の進軍は不能になり撤退した。
また、この海戦後、深海棲艦に各海域へ増援部隊を派遣され、このトラック泊地の前線である南方海域にも深海棲艦の数が増え、苦しい戦況が続いていた。
「まぁ、言ってもどうにもならないな。今日も忙しくなるぞ、愛宕。各艦に出撃準備をしてくれと伝えてくれ」
「了解よ。みんなに言ってくるわね」
愛宕は執務室から出て行き、武村も出撃の用意をしつつ、資料を読む。そして、あるページを見た時、武村は驚く。
「大和が…このトラックに配備されるのか」
大日本帝国海軍が建造した世界最強の戦艦。大和。その大和がこのトラック泊地に配備されるらしい。
「まぁ、自分らの艦隊には関係ないな」
武村艦隊の戦績は戦艦2隻、空母1隻、重巡洋艦6隻、軽巡洋艦8隻、駆逐艦12隻を撃沈させているが、このトラック泊地にいる各艦隊の戦績の中では一番下の方であるため、大和が配備されるはずがない。
恐らく、大和が配備されるのはトラック泊地の戦績トップの艦隊だろうと武村は思っていた。
「さて、行きますか」
武村は資料を机に置き、外に出て行くのであった。その時、武村は気付いていなかった。資料の一番下に、大和の配備先は大和自身が決める。と、書いていることに