意味は兎の涙
これは書くとなるとベル君主人公になるかな
続かないと言ったな、あれは嘘だ
思いついたシーンを時間軸行ったり来たりの短めで書いていくことにした
今回は前回の続き、すごく短い
ベル強化、性格/原作改変、原作崩壊、短い、その他諸々あるので注意
仰々しい名乗りに唖然とするベル、美人のエルフ(ベルから見れば)に助けられたかと思えばそれが神、それも冒険者から成り上がった者だと聞けば知らない者、辺境の村から出てきたばかりのベルは呆然とするのが当たり前である。
口を開けたまま放心状態のベルに対し言っておかなければいけないことがある、と語りかけるユグドラシル、もといシグ。
「お前が復讐したいであろうエレボスは既に死んでいる、というか天界送還されている。今頃天界でこの状況を笑いながら見ているのかもしれない」
復讐したい相手が存在しない、お前の叔父も義母も返ってはこない、お前はどうする?それでも冒険者になりたいのか、と。
問いかけられた白兎は深紅の瞳に涙を浮かべる、お前の復讐したい相手はもういないし失った家族も戻ってこないなどと言われれば当然のこと。
涙を浮かべながらもベルは考える。どうするべきか、何を成すべきか──
─何より自分がどうしたいのか、と。
「……神になれば天界に行けるんですよね?」
その問い体を震わせるがしかし、悟られないようにただ一言「神になることができれば」とだけ答える。
再び考え込んだベル、しばしの思考の後に出てきたのは他の神が聞けば一様にありえないというような言葉、しかしシグだからこそ理解できる否、シグにしか理解できない言葉。
「……何年かかるかわかりません、それでも僕は神になってでも復讐がしたい!」
その言葉を聞き、笑顔を浮かべるシグ、何を隠そう多少言葉は違えどかつて冒険者だった自分が言った言葉と同じだったから。
『何年かかるかわからない…それでも私は、神になってこの手で!』
道は険しいぞ
『気にしない』
お前には無理だ
『やってみないと分からないでしょ?』
途中で死ぬかもしれない
『何もしないで後悔しながら死にたくない』
遥か昔の冒険者になる前の、雷神に恩恵を与えられる前のことを思い出す。
自分の手で復讐したいのなら神になるしかない、そう言われた時のことを。
険しい道になるぞ?
当時自分が問われたように、同じことをベルに問いかける。
「険しくても関係ありません」
お前みたいな者では無理だ
「やってみないと分からないじゃないですか」
途中で死ぬぞ?
「何もせず死んで後悔したくありません」
あぁ、そうだ。
この子の気持ちを理解して支えられるのは私だけ、他の神に渡してはいけない、
かつてトールが、ロキが私を理解し支えてくれたように、今度は私が神としてこの子を支えなければ。
そうしなければいつかこの子は壊れてしまう、私が壊れていたように。
…まるで昔の私を見ているようだ。
小さく呟かれたシグの言葉は幸いにもベルの耳には入っていない。
「他のファミリアでは門前払いでした、故郷に返っても家族はいません……僕を神様の眷属にしてください」
頭を下げながら差し出される手、シグはベルのそばへと寄っていき、その手を取って──
─もちろん、今日から私達は
自分で書いておいてだいぶ無理があるなこれ...
ベルの性格とか色々変わりすぎてて…
多分こういうの嫌いな人多そう
フレイヤの当たりが強いのは本編の方ではまだ書かれてないけど冒険者時代に覗き見られたりちょっかい出されたりしていたせい、この描写はいつか書くであろうアストレア・レコード編で。
このSSの本編がある程度進んだらこのifを独立させて書くかもしれないけどいつになるやら