オラリオ・ヴェンデッタ   作:壊れたドール

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ちょっと忙しかったのと1ヶ月ちょい体調崩してた
あと仕事の合間で例のワクチンとか色々あって書く気力がなかった

ベルのスキルちょっと変えたけど他のステイタスも独立させたら弄る予定


if-Lepus Lacrima-3

ベルの冒険者登録をした当日

夜、ロキ・ファミリア本拠【黄昏の館】幹部の執務室には主神であるロキを始め、フィン・ディムナ、リヴェリア・リヨス・アールヴ、ガレス・ランドロックの幹部3人……そしてユグドラシル・ファミリア主神である私の計2柱と3人はローテーブルを挟み、ソファーに腰を落ち着けて丸めた羊皮紙を眺めている。

 

 

「これ、今日恩恵を刻んだ子のステイタスなんだけど……」

 

広げられた羊皮紙に記されたのはベルのステイタス、こういうことを相談するならロキと3幹部であろうとベルが寝た後に手土産の酒を持って黄昏の館を訪れた。

 

ベル・クラネル

レベル2

ユグドラシル・ファミリア

(元ヘラ・ファミリア)

 

アビリティ

力 :I 21

耐久:I 9

器用:I 92

敏捷:H105

魔力:G270

 

発展アビリティ

幸運:H

 

《スキル》

幽冥憎悪(アヴェンジャー)

・早熟する

・自身が《敵》と認識した対象に対する攻撃力超強化

・復讐心を忘れない限り効果持続

・怨念/憎悪の丈により効果量上昇

デメリット

・進行性の病魔に冒される

 

憎悪の炎(オディウム・フローガ)

・能動的行動に対するチャージ実行権

・呪詛/状態異常/神威/魅了に対する完全耐性

 

《魔法》

【サタナス・ヴェーリオン】

詠唱式

福音(ゴスペル)

追加式

響け(レゾナント)

 

 

驚愕の声を上げる3人とロキ、そりゃ元ヘラ・ファミリアとなるとそうなる気持ちも分かる。

 

「ヘラの眷属……シグたんとんでもない子拾うたなぁ」

 

手土産の蒸留酒を飲みながら乾いた笑みを浮かべるロキ、他の3人は唸り声を小さく上げながら広げられた羊皮紙をじーっと見つめる。

 

「これはまた随分と……」

 

「どこかで見たことあるようなスキルだね」

 

「……なるほど」

 

ガレス、フィン、リヴェリアによる三者三様の反応、どこかで見たことがあるというのは私が冒険者だった頃のステイタスの話だろう。

確かに多少似ている部分はある。

 

「拾ったのは偶然、屋敷の近くの路地で倒れてたから……無視して死なれても、と思って助けたんだけど」

 

まさかヘラの眷属だったなんて思わなかった、と大きなため息まじりに呟き、サイドテーブルに置かれたショットグラスを手に取り、ロキの飲んでいるものと同じ蒸留酒を一気に呷る。

 

「で、ただ見せにきただけやないやろ?それもこんな上等な酒まで用意してな~」

 

羊皮紙を見下ろしていた顔を上げ、薄っすらと赤みがかった顔を向けてくるロキ。さすがに神になったとはいえ元眷属、ここに来た理由もお見通しだろう。

ふぅ、とアルコール臭のする吐息を吐き、向かい座るロキを少しの間じっと見て口を開く。

 

「うちはまだできたばかりだから団員はベルしかいない、私自身戦えるとはいっても冒険者だった頃ほどは動けない。こんなことを頼むのはどうかと思うけど……」

 

ベルを守るのを助けてほしい、と膝に手を付き頭を下げる。

冒険者だった頃の名残りである程度の戦闘はできるし何より自分の武器もある、それでも恩恵がない分冒険者と比べると劣ってしまう。

神相手ならどうにでもなるとはいっても冒険者をけしかけられるとどうなるかわからない。

 

「あの子の、ベルの野望は私のものよりも険しい道になる……誰にも邪魔させるわけにはいかない」

 

一瞬の静寂、無意識に膝に付ける手に力が入り布が擦れる音だけが部屋に響く。

 

「あの子のことを理解できるのは私……それに私の主神だったロキだけだから」

 

喉の奥から絞り出すように言葉を紡ぐと沈黙が場を支配する。

それはそうだろう、眷属とはいえ普通は会って1日2日程度ではそこまでしない、それでも私はベルの為にに少しでも力になりたい。

 

 

「何よりも……昔の自分を見ているようだから今度は私が─」

 

 

「──トールが、ロキが、私にしてくれたように」

 

 

 

 

「オラリオにおる神は誰も、あの色ボケでもシグたんとこに手ぇ出すとは思えんけど」

 

それに元とはいえヘラの眷属やしな、と手に持ったグラスを羊皮紙の隣に置きながら苦笑いするロキが続ける。

 

「同盟、じゃちっと味気ないしなぁ……元々ウチとシグたんは主神と眷属(親子関係)……せや!」

 

何か閃いたようで突然立ち上がり、その衝撃でほんの少し前に置いたグラスが倒れる。

 

 

「姉妹ファミリア、なんてどうや?!」

 

ロキはその断崖絶壁のような胸を張りながら倒れたグラスに目もくれず、得意気にドヤ顔を晒していた。




ついさっき2回目終わって副反応に怯えながら書いてるから短いのは許して
忙殺されてて考えてた話がすっとんだから番外編で書いてるこれを組み直して連載にするか悩みどころ
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