――キッド「それじゃ大人しくおうちに入ろっか〜」
キッドと翔太郎はは急襲してきた追手、室田悠斗を機転で捕まえ、助音の能力で洗脳を解いていた。
助音「それにしても、こんな高校生にまで戦わせるなんてねぇ…まぁショータくんも小学生だけど…」
キッド「あっ、そのショータってあだ名いいね!」
洗脳を解かれた青年は、さっきまでの乱暴な性格はまるで消えてしまい、大人しくなった。
青年はお腹を空かせていたので、余っていたカレーを
助音が用意して食べさせてあげた。
悠斗「まだ僕の他にも追手はいます。たしか、僕と同時に違う所に襲撃しに行った人もいましたが…」
カレーを食べながら悠斗は言う。
助音「え!それじゃあ鷹優先生とかことり先生も襲撃されてるのかな…!?」
悠斗「たぶんそうだと思います。現段階でわかっていた始末対象は、天久鷹優、小鳥遊ことり、枕木翔太郎でした。空条助音とダブレは、捕獲対象だったんです。そこの大きい女性は情報になかったですね。」
大きい女性と呼称された、体も胸も大きい女性、城戸瑞樹は顔をしかめた。
キッド「私は情報に入ってなかったんだね?意外。」
助音「そりゃそうでしょ、最近会ってなかったんだから…」
キッド「ていうかさ、僕の聞き間違えじゃなければいいんだけど… 悠斗くん、ダブレって言った?」
助音「あ、説明してなかったか…ダブレ、ちょっと出てきてくれる?」
ひとりごつ助音を不思議に眺めるキッドだったが、助音の顔を見るや、キッドは驚いた。
ダブレ「よぅ 空条助音のもう片方。ダブレだ。お前は…見たことあるな。」
キッド「ジョジョ…それは…まさか…」
助音「そのまさか。私、実は二重人格だったの。」
オッドアイの女性はキッドに告げる。
悠斗は、興味無さげにカレーを貪る。
キッド「やっとスッキリしたよ〜僕も昔からジョジョは変わってるな〜って思ってたもんね〜ッ」
ダブレ「それで…だ。悠斗とやら、その鷹優たちを始末しにいってる奴は何処へ向かったんだ。」
悠斗「確か、鷹優の家が目的地だったっぽいですよ?ことりって女性と付き合ってるんでしょうか…?」
助音「敵組織の重役はそう思ったのかな?たしかにあの2人は仲良くて良いパートナーだけど…」
キッド「それはないんじゃない?だってことりちゃんの恋愛対象女性だし…」
助音+翔太郎「ええッ!?」
いちばん驚いていたのは助音。ダブレは何も言わないことから、興味がないか、もしくは気づいていたか…
キッド(ジョジョも驚いてるってことはジョジョはことりちゃんのアタックに気付いてないのか…それじゃあ言わなかった方が良かったかな…)
キッドは心の中でことりに謝る。
――1人で帰宅していたことり「へっくしゅん!」
ダブレ「目標が鷹優の家ということは、キッド。お前の能力で鷹優の手助けくらいはできるんじゃあないか?」
キッド「生憎、僕は鷹優くんのおうち知らないんだよね〜ッ たしかジョジョも知らなかったでしょ?」
助音「え、あ、そうだよ。ダブレも知らないでしょ?」
ダブレ「あぁ… 鷹優とことりを同時に始末するために襲撃させたってことはだ。その追手はかなり強い能力なんじゃあないか?悠斗。人数はわかるか?」
悠斗「1人です。能力は知りませんが。」
カレーを食べ終わって、助音が皿を下げる前に自分で皿を持ってって洗っていた悠斗が答える。
助音「1人なのね…ダブレの推理は当たってるかも。とりあえず鷹優先生に電話してみるね。」
キッド「うーん…場所がわかってれば僕の"ネイキッドシャッフル"で迎えにいけたのにね〜…」
翔太郎(うわ。スタンド名にもキッドって入ってる…)
助音がスマホで鷹優に電話をかける。。。
場所は移り、鷹優の家の近くの川を挟んだ広い橋の上、鷹優はけたたましくなるスマホを取り出し、電話主が助音と見るや、周りを見渡した。
鷹優「周りは…他に1人しかいないな。盗聴の危険性はあまりないか…」
ひとりごちた後に、鷹優は通話ボタンをタップする。
鷹優「天久だ。どうした?」
助音『あ、鷹優先生。今入った情報なんですが、追手がそちらに向かっているようです。今鷹優の居場所を言ってくれればそちらに向かうので場所を教えてください。』
鷹優「追手だと…?その情報、確かなんだろうな…」
電話しながら広い橋を歩く鷹優。
鷹優「今ことりはここにはいない。場所は…」
……その橋の名前でいいか。
そう思って話そうとする。
暗い夜、鷹優は橋に1人居た女性の目の前を通る。
いきなりツーツーという気の抜けた音声が響く。
鷹優「!?」
気付くと、"手に持っていたスマホは八裂きにされたように、バラバラになって地面に落ちていた"。
……まさか、この女が…!?
ハイスペックな頭脳を持つ鷹優。助音の頭脳をゆうに超えるが、誰だってその状況は理解できないハズだ。
???「アンタ…天久鷹優か… 小鳥遊ことりはいないな… まぁいい。」
暗闇の中でフードを深くかぶっていた為、尚更見えにくかった顔だが、鷹優にはその顔は見覚えがあった。
鷹優「お前… 咲田舞だな…?」
咲田舞と呼ばれた女性はフードを外し、こちらに顔を向けた。
舞「正解よ…天久鷹優…」
咲田舞……天久鷹優と同年齢であり、SPW財団の職員。つまり、鷹優の元同僚。
鷹優「お前…今俺のスマホに何をした…?」
舞「やだねェ、スマホに何かしたのは"アンタの方じゃあないの"。」
鷹優「俺とことりを同時に始末するつもりだったらしいな。大層な御身分なんだな。」
舞「そうよ…"プラスチックフラワー"」
スタンド名を呟いた咲田舞。彼女の後ろから、白い、全身が刃のようなまがまがしい見た目の人型のスタンドが現れる。
鷹優は、舞がスタンドを出したと同時に地面を蹴り、なるべく射程距離外に出れるように走ってまた舞の方を向き直した。
舞「おや、まさか突っ込まずに距離を取るなんてねぇ… アンタにとっちゃあそれは良い行動だろうが、私は大胆な男の方が好きだよ…」
そんなことを言う舞だが、鷹優はそんなことに聞く耳を持たず、こんなことを考えていた。
鷹優(あのスマホ…残骸がおかしかった…切れていたようだったが、俺の体とかはどこも傷ついていない…
そして、"俺自身が壊した"という発言…)
落ちたスマホの残骸は、"一閃に切れていたのではなく、八裂きにされていた"。
舞「スタンドの能力を知りたいみたいだねぇ…
どうせだから教えてあげるよ…」
舞は、橋から落ちないようにするための欄干の方に向き、その全身刃のようなスタンドの手を、ゆっくりとのめり込ませるような動きで手を縦に欄干に触れさせた。
鷹優「なにを…やっているんだ…?」
すると、驚くべき光景が目に入る。
"スタンドが硬い欄干を手でゆっくりと切っている"
表現としても、やはり"切る"と表記する方が正しいだろう。
舞「これだけじゃあないよ。」
すると、今度は舞は、服の裏側の胸ポケットから大きなリンゴを2つ取り出した。
胸が大きいように見えた彼女はただ服の裏側の胸ポケットにリンゴを2つ入れてるだけであった。
舞は2つのリンゴを切れてない欄干の上に置くと、
"まるで包丁でリンゴを切るような動きで、人差し指だけでリンゴを半分に切ってしまった。"
舞「私の能力、"プラスチックフラワー"は、射程距離内に存在するもの、を任意で"鋭利"にすることができる… だからアンタはの指は"鋭利"になって、握っていたスマホを指で八裂きにした…」
兎の形に切ったリンゴを舞は鷹優の方に投げてくるが、鷹優は受け取らずに避けた。
すると、そのリンゴは頑丈な橋に穴を開けて落ちてゆき、川に落ちてしまった。
舞「今までの人生を悔い改めて、いつ八裂きにされてもいいように覚悟するんだなッ!」
恐ろしくも強い能力を持った女性、咲田舞は、リンゴをかじりながら鷹優に叫ぶのだった。
スタンド紹介
スタンド名「プラスチックフラワー」
スタンド使い名「咲田舞」
近距離パワー型の人型スタンド。
体全身が刃のような見た目で、イメージカラーは白。
射程距離内の物体を任意で鋭利にする能力。
その切断力は、指でリンゴを切れる程。
つまり、射程距離内に入ってしまえば武器を使う相手を完封できる。(武器の持ち手が鋭利になり持てない)
しかし、遠距離型スタンドや特殊型スタンドに弱い。
破壊力 :A
スピード:C
射程距離:B(半径3m)
持続力 :B
精密動作:D
"プラスチックフラワー"って能力、本当に強いんですよね…
私自身もお気に入りです。
小説の投稿、一週間に一回でいいですか…?
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いいですよ 頑張れ
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うるせー しね