オリジナルジョジョの奇妙な冒険 〜別れの雨〜   作:ラタ

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めちゃ遅れてしまった…
許してください!犯人はカービィとウマ娘です


#34 マシュマロ&ピーナッツ

――亜希乃「アタシの名前は神谷亜希乃(こうや あきの)。双子姉妹の姉で、スタンド名は“ピーナッツ”!!!」

 

紗季乃「ワタシの名前は、神谷紗季乃(こうや さきの)。双子姉妹の妹でスタンド名は“マシュマロ”。」

 

亜希乃+紗季乃「どーぞお見知り置きを!!」

 

亜希乃「久しぶりの戦闘だぜ。喜ぶんやな。」

 

 

ここはTG大学病院の屋上(ヘリポート)。

そこには双子の少女、そして調査部部長とその部下である天久鷹優と小鳥遊ことりがいる。

 

少女とは言えども、2人とも制服と思しきものを着ている。恐らく高校生だろう。

 

鷹優「おいことり。どうしたらこんな状況になるのかわかりやすいように説明しろ」

 

亜希乃「読者にわかりやすいようにするんやで」

 

紗季乃「ワタシらみたいな電波少女系が出たらメタネタは書きやすいシね。そして死ね」

 

ことり「唐突な暴言」

 

ことりが大きく咳払いする。仕切り直しだ。

 

ことり「まず私がですね、鷹優せんせーに用があって調査部病室に向かっているときに、"なんらかの攻撃で屋上へ向かわされてる"ことに気付きました」

 

ことり「屋上へ着いたらこの2人の少女が待ち構えていて、動けない私に勝手に身体検査してスマホを奪い取られ、鷹優先生を呼び出すとかいう始末です。そして今に至ります」

 

紗季乃「ぐへへ、良い身体してたゼ」

 

ことり「ちょ、そういう根も葉もない嘘はマジでやめてくれないかな」

 

亜希乃「それで、根掘り葉掘り情報をその人から取ろうとしたけど、全く吐かないってわけや。ほんに儚いわ」

 

ことり「1番はやっぱ助音ちゃんだけど、いやでもこういう女子高生系もいいかも…」

 

紗季乃「そういえば根掘り葉掘りって言葉さァ」

 

亜希乃「原作ネタはやめたほうがいいんやない?」

 

鷹優「ツッコミ不在の恐怖」

 

 

 

鷹優「…さて、茶番はこれくらいにして」

 

亜希乃「あれ、これだけでええの?」

 

鷹優「お前たちは何が目的だ。もし俺らを始末しにきたのなら…覚悟ができてるってことだよな…」

 

彼は姉の亜希乃の発言を無視する。

多分…ではなく確実に疲れている。

 

その双子の少女は、敵なのか?味方なのか?

それがまだわからない状況である。

少なくともことりは明確な傷を負うほどの攻撃されていない。

 

紗季乃「嘘吐くのは楽しくないので話しマスが…」

 

亜希乃「アタシらはアンタら2人を殺しにきたやで」

 

急に2人の雰囲気が変わった。

さっきまでの…ユーモラスな雰囲気は…消えた。

彼女らが放つその殺気は、女子高生のソレではなかった。

 

鷹優「反SPWの手先か…ジョジョが丁度きてるからすぐに洗脳解除できるな。」

 

ことり「鷹優せんせーが連絡今すぐしてくださいよ…なんせ私はスマホ取られてるので」

 

すると、その少女は不思議そうな顔をした。

 

紗季乃「オヤ、ワタシらは洗脳なんてされてませんよ?」

 

亜希乃「洗脳の能力を持ってた坂根サマは死んじまったもんなァ、つい昨日にな」

 

 

鷹優+ことり「…は?」

 

 

 

へくし、とその女性…空条助音がくしゃみをする。

それを見た男性が聞く。

 

鑑定人「どうかしたんですか?」

 

その男は、魂の鑑定人と呼ばれている人。

 

助音「いえ…もしかして噂されたのかも」

 

鑑定人「はぁ…それで、私に占ってほしいこととは?」

 

彼らがいるのは、調査部診断室である。

助音は鑑定人に占ってほしいことがあったために、電子カルテをいじっていた彼の元に向かったのだ。

 

鑑定人「をーさんのことについては、まだわかっていませんよ?少なくとも私の能力じゃね…」

 

少し俯くように彼は言う。

 

ダブレ「あぁ…いや、今回占って欲しいのは、そのをーって少女でもアタシ達でもない人なんだ。」

 

オッドアイの女性がそう言う。

彼はそれを聞いて、こう返した。

 

鑑定人「成程。でも、会ったことがある人とかじゃないとはっきりわかりませんよ?さもないと、場所さえわかるかどうか…」

 

助音「まあその時はその時として…その、反SPWのボスの名前が発覚したんです。もしかしたら、その人がどこにいるかとか占えないかな〜ッて思って…」

 

ダブレ「そのボスの名前は枕木明だ」

 

それを聞いて、彼は少し考える素振りを見せたあとに、彼のスタンド能力を発現させる。

 

鑑定人「“ジェラニエ”」

 

そのスタンドは、手を祈るように重ねる。

手の甲の水晶が、手を重ねることによって1つの水晶玉のようになった。

 

ぴかぴかと擬音が出てそうなほどに、その水晶は輝きだす。

 

しかし、その水晶玉は輝くばかりで、数十秒経ってさえ何も起こりそうはない。

 

ダブレ「流石に無理そうか…?本人がこの場にいるワケでもないしな…」

 

鑑定人「焦らないでください。占う対象がその場にいないときはただ単に時間が少しかかるんです。」

 

そう喋ったあとすぐに、彼はまた声を上げる。

 

鑑定人「…!これは!」

 

水晶玉の中に、銀色のもやが現れる。

その中に1つの建物が見えた。

 

助音も覗き込む。

 

助音「これは…まさか…ッ!」

 

それは、見覚えのあるものだった。

彼女が昨夜の夢で見たもの。

 

鑑定人「まさか場所が出てくるとは… なにやら名前が書いてありますね…」

 

ダブレ「…“SPW財団附属 枕木研究所”ッ!!」

 

……それは、枕木蓮や紗和、瑞稀と助音が暮らしていた、研究所兼家であった。

 

助音「ここに…反SPWのボスが!?」

 

鑑定人「落ち着いてください。今いるわけではなさそうです。したがって、そこに住んでいる…ってこともなさそうです。」

 

ダブレ「それは、どれくらい先の未来なんだ?」

 

冷静に、考えを整理しながら彼女は問う。

鑑定人は水晶玉を覗き込むと…

 

鑑定人「今夜です!」

 

助音+ダブレ「こ、今夜ぁ!?」

 

鑑定人「…ここまでしか占えないようです。わかったこととしては、『枕木明が深夜12時前後に枕木研究所に訪れる』ということですね」

 

ダブレ「なるほど、手がかりが掴めてきたな…ッ」

 

助音「それにしても、枕木研究所に何かあるのかな?私たちが住んでただけなんじゃ…?」

 

ダブレ「あそこは…今は誰もいない。何故そこに行く必要があるのか…?正直アタシにもわからない…」

 

助音(そういえば私…蓮さんや紗和さんの行方を知らない…誰も教えてくれないから… もしかしたら、今回それがわかるかも!!!)

 

 

鑑定人「占うことは、これくらいでいいですかね?」

 

ダブレ「優先すべき事項としては、枕木明について占うことなんだが…その調子じゃできなさそうだしな」

 

助音「じゃあ頼む事もなさそうだね?」

 

すると、その男はおずおずと手を挙げた。

 

鑑定人「あの…お礼と言っては少しおこがましいですが、貴女達の魂、鑑定させてもらえませんか?」

 

 

 

場所は移り、大学病院の屋上。

双子女子高生が、黄色、紫…とオーラを醸し出している。

 

鷹優「遂に本性あらわにしたな…“C・シティ”」

 

若草色のオーラを纏っている彼女は言う。

 

ことり「鷹優せんせーはもう理解していると思いますが、片方の…紗季乃ちゃん?の能力は“足跡”の能力です。」

 

紗季乃「何ネタバレしてくれちゃってるのよ…“マシュマロ”」

 

黄色いオーラの中から出てきた人型のスタンド…“マシュマロ”というらしいが。

顔や身体のところどころに足跡のようなものや、キャタピラのタイヤ痕のようなものがついている。

 

また、そのスタンドは本体同様にポニーテールになっている。

 

亜希乃「ついでにアタシも出しとこ。“ピーナッツ”」

 

彼女の方からは、紫色のオーラから男性型のロボットのスタンドが現れる。

 

鷹優「うわ…」

 

彼がそう言うのも問題はない。

そのロボット型のスタンドは、黒帽子に黒タキシードといった黒服に包まれていて、まるで殺し屋のような格好をしていた。その上拳銃が入ったホルスターさえ身につけている。

 

亜希乃「あ?アタシの能力になんか文句あるんかコラッ 撃ち抜いたるぞ!アンタのハート!」

 

鷹優「拳銃型スタンドということか…?」

 

ことり「私、その子がスタンド使うの初めて見ました!」

 

鷹優「まだ見てないのか… これは対処しづらいな…」

 

お互いまだ動かない。

すると、紗季乃が声をあげた。

 

紗季乃「こういう前置きってか、御宅はいいからさ、もう攻撃していい?いい?」

 

嬉々として喋ったその瞬間。

 

鷹優「ぅ!?」

 

鷹優の背中に、痛烈な衝撃が走る。

彼は何が起こったのか、理解できぬまま前方…2人の少女の方へと吹っ飛ばされた。

 

ことり「鷹優せんせーッ!?」

 

亜希乃「余所見すんじゃねーよ」

 

その殺し屋のようなスタンドが急に発砲した。

 

しかし、その金色の弾丸は大きく外れてことりの後ろの方の地面へ着弾する。

 

ことり「ビックリした!“E・シティ”ッ!!」

 

彼女の手元に大きなメスが現れるのを確認して、彼女は2人の少女の元へと駆ける。

 

ことり「タンコブだけで許してあげ… え?」

 

勢いよく駆けていった彼女の速度はグングンと落ちていく。まるで、何かに引き寄せられてるみたいに…

 

鷹優「ことりッ 気をつけろ!ブラックホールだ!」

 

ことり「え」

 

さっきの…金色の弾丸が着弾した地点に…紫色の球体の様なものが浮いている。

それは弾丸ではなくカプセルであり、割れたカプセルの中からソレが出たのだ。

 

その周囲は捻れるようになっている。近くに落ちているゴミなどが吸い込まれていく。

 

ことり(吸い込まれる…!?射程距離があるハズ…引力から脱出しないと…!)

 

ことりは足を止めない。その引力に抗っている。

そんな彼女の元に、“ピーナッツ”が近づく。

 

亜希乃「『タンコブで済ませてあげる』だっけ…?ごめんやけど、アタシらそんな覚悟で来とらんのや」

 

そのスタンドは、銃口を彼女の額に突きつける。

 

鷹優「ことりッ!」

 

紗季乃「余裕なんだねあなた ワタシとの距離が離れてるから… 『勝てる!』って自信があるから…!」

 

鷹優「ぐぁッ」

 

かなり強い力で鷹優は踏みつけられている。

そのせいか、倒れたまま起き上がれない。

しかし、紗季乃やそのスタンドは、鷹優からは離れている。

 

鷹優「くッ!“C・シティ”!」

 

スタンドを発現させ、爪についている注射器をスタンド“マシュマロ”に向けて投げる。

 

紗季乃「おーじょーぎわが悪ーい」

 

彼女がそう言うと、黄色いオーラを纏った“足跡”が浮き上がり、飛んできた注射器を勢いよく踏み潰した。

 

鷹優「あれは…足跡…!? 足跡が注射器を踏み潰したのか…!?」

 

紗季乃「気づくのが遅インザミラー!“足跡の能力”って気づいといて、なーんで絡繰がわからないかなあ…ww」

 

彼女のスタンドが指をスイスイと動かすと、注射器を踏み潰した足跡はスタンドの元に戻ってゆく。

 

鷹優「なるほど…足跡を自由自在に動かし、運動エネルギーを付属させて攻撃しているってワケか…ッ」

 

紗季乃「このままお命頂戴致す」

 

 

ことり「なるほど…それほどの覚悟ができているんだね…?」

 

シリアスな口調だが、走り続け、息切れをしながらそして走りながらのセリフであるため、なかなかシュールな風景になっている。

 

亜希乃「わかってもろて、ありがとさん」

 

そのスタンドが引き金を引く瞬間…

ことりは、いきなり地面を強く蹴って、“後方に”跳び上がった。

 

亜希乃「な、なんやてぇ!?」

 

彼女は引力に引き摺られ…

が、“ブラックホールが消えた”。

 

ことり「あ、ブラックホールに吸い込まれる覚悟、できてたのに消えちゃった… 成程…“持続力がない”んだ〜 良いこと教えてくれてありがと♡」

 

そのブラックホールは、“僅か3〜5秒で消滅した”。

 

亜希乃「…調子乗んなよ」

 

一息つくと、彼女は再び走り出す。

しかし、走っている先は…?

 

亜希乃「え?」

 

鷹優「え」

 

ことり「鷹優せんせ!許してちょんまげ!」

 

蹴っ飛ばした。ことりが、鷹優を。

質量と速度を乗せたその蹴りは、鷹優を押さえつけていた“足跡”を無視して鷹優だけを吹っ飛ばす。

 

亜希乃「こいつら(1人)…頭おかしいで!」

 

鷹優は転がってフェンスのところで止まる。

また、そこにことりが駆けつける。

 

ことり「大丈夫ですか?鷹優せんせー大丈夫ですか?大丈夫ですか?」

 

鷹優「黙れ!   … だが助かった。」

 

結局、立ち位置は最初のようになる。

亜希乃と紗季乃は遠くにいて、鷹優とことりは密着した状態。

 

ことり「やっぱり…別れて戦うより、2人一緒に戦う方がいいですね!」

 

鷹優は溜息を吐くのだった。

 

 

 

スタンド紹介

スタンド能力名「マシュマロ」

スタンド使い名「神谷紗季乃(16)」

人型の特殊型スタンド。

顔や身体のところどころに、足跡やキャタピラのタイヤ痕のようなものがついている。

能力の核は「足跡」で、足跡の情報解析、追跡ができたり、足跡を作り出して、その足跡の順に相手を誘導することができる。(足跡が残らない床でも、足跡の情報は残っている。)

また足跡を自由自在に動かして、遠距離の相手を蹴り飛ばしたり踏み潰したりすることもできる。

破壊力 :C

スピード:C

射程距離:B

持続力 :A

精密動作:A

 

 

スタンド能力名「ピーナッツ」

スタンド使い名「神谷亜希乃(16)」

中距離の人型スタンド。

黒帽子に黒タキシードといった殺し屋のような風貌をしており、ホルスターの中にはブラックホールのカプセル入りの拳銃が備わっている。

拳やベルトに金色のカプセルが数個ついている。

カプセルは"レモンドロップ"と呼ばれ、着脱可能。

カプセルの中には、小さなブラックホールが入っており、カプセルが割れると即座にブラックホールが発動する。ブラックホール自体に殺傷力は無いが、吸引力はかなり強く、約3〜5秒間発生する。

カプセルは保存可能。とれるもしくは割れてから1分程度でまたカプセルは出現する。

破壊力 :B

スピード:C

射程距離:C

持続力 :B

精密動作:D




戦闘…続く!

小説の投稿、一週間に一回でいいですか…?

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  • うるせー  しね
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