一応大まかな流れは決まってるんですがいかんせん細かい描写がね・・・
投票は今回で締め切りです
5月16日・・・
光輝たちが不思議な森から命からがら抜け出してから1,2週間ほど経つ頃、世間は怪獣、宇宙人、そしてウルトラマンと謎の巨人について持ちきりだった。
まずは怪獣。世界全体で奴らに立ち向かうことが決定。一国で怪獣が出現したときはすぐに他国も出動するということが決まった。
次にウルトラマンと謎の巨人。まずはマノン星人の件から世間に広まってきたウルトラマンティガの名称が正式に採用。それと同時に、共に出現する謎の巨人を、ウルトラマンⅡ型と呼称し、ティガと共に監視対象と認定された。
最後に宇宙人。各国が地球軌道上に軍事衛星を配備。未確認生物が発見された場合には電撃やミサイル攻撃がなされるようになった。これがつい先日起動。電離層に対し3本のミサイルと強力な電撃が発射された。後にカメラの映像より宇宙船は確認されず、代わりに電離層に新種の生命反応が検知された。科学者たちはこれを『クリッター』と命名し、地球の在来種として図鑑に載ることになったのだった。
世間がざわめくそんな中、Rosaliaの面々は今日も今日とて練習に励んでいた。もうすぐFWFの予選ともいえるコンテストが開催される。それに向けて彼女らの練習にも熱が入っていた。
「コンテストに向けてみんなますますやる気がみなぎってるよな~」
「そうだな。俺らも手伝いがいがあるってもんだよ」
光輝と翔はスタジオの片付けをしながら話し合っていた。
「新曲の準備も順調だし、まさに順風満帆ってやつ?」
「ははっ、間違いねえや」
「あ、そうだ。この後翔の家行ってもいいか?久しぶりにさ」
「おう、いいぜ。俺と次郎丸の2人暮らしだ。別に迷惑はないさ」
「ではお言葉に甘えさせてもらってと。ふう~、こんなもんか」
「じゃあ撤退だな」
そして2人はスタジオを後にするのであった。
夕方・・・
光輝と翔、そして紗夜は翔の自宅へと向かった。
「ただまあ~」
『ワン!』
「お~次郎丸!今日は・・・あれ?」
翔が家に入った途端、出迎えてくれた翔の飼い犬の柴犬、次郎丸(ジロウマル)は翔を素通りし紗夜に飛び掛かった。
「ちょっと・・・次郎丸・・・。急に来たら危ないじゃない」
強めの言葉に聞こえるがその言葉に厳しさはなく、緩み切った口調だった。
「お邪魔します。にしても本当に次郎丸って紗夜になついてるよな」
「全く、どうしてここまで差が出るのか・・・。ほら、次郎丸、一旦戻ってこい。後でまた撫でてもらえ~」
翔が手を次郎丸に向けた時・・・。
「あ、こら。爪立てるな。お前いつから猫になったおい次郎丸、ほら」
『ザシュッ』
「はいお茶」
頬に大きなガーゼをつけた翔が光輝と紗夜に缶の緑茶を差し出す。
「相変わらずの部屋だな」
変身アイテムやフィギュアを飾る棚、パソコンデスク、勉強机、ちゃぶ台、次郎丸の生活スペースのみという殺風景な部屋。これが翔の家である。
「必要最低限でいいんだよ」
「それでも・・・装飾品の類が全くないのはどうかと思いますが・・・」
「ま、気が向いたらね」
一生やらないやつ。それがこの男、影山 翔である。
そしてしばらく雑談をし時計が7時を回ったあたりで光輝と紗夜は帰宅。再び翔と次郎丸の2人生活が始まった。
「っても・・・次郎丸は寝てるし実質は俺1人なんだけど」
未だに寝ている次郎丸。そもそもこの犬普段から食っちゃね食っちゃねを繰り返すような犬なので翔からしたら慣れっこである。
「さてと何かやることやること・・・お、ちょうどあことりんりんが入ってるな。俺も混ぜてもらおっと」
NFO。NeoFantasyOnlineの略称であり、翔、燐子、あこを筆頭に日本、ひいては世界にその名を轟かせているMMORPGである。
『syo~参上~』
『あ、しょー兄!やっと来た~!』
『翔君、(^0^)/。今日はコンテストも近いしデイリークエスト済ませるだけにしよっか(*’∀‛*)』
ちなみに燐子は文章になるとキャラが変わるタイプである。
その後、デイリークエストを消化して休憩中、3人は雑談に洒落込んでいた。
『アプデ待ちになっちゃったね』
アプデ待ち、それはプレイヤーへの誉め言葉でもありながらプレイヤーを悩ませる言葉でもある。
『そうだね~。でも、しょー兄とりんりんとやってれば全然飽きないよ~』
『ふふっ(*’艸‛)私もそうだよ』
『全く、嬉しい言葉を言ってくれちゃって』
しばしの沈黙が流れる。
『今日はもう終わるね、おやすみなさい』
『おう、俺も落ちるかな。お疲れ様。あこ、りんりん』
『お疲れ様(\’ω‛)翔君、あこちゃん』
そして翔はパソコンの電源を切った。
「?なんかあったのかな、あこのやつ」
今日のあこに対する微かな違和感。それが胸につかえて仕方がない翔だった。
翌日 5月17日・・・
空は薄い雲が覆い、所々漏れ出る日光が眩しい。
『昨夜、太平洋上空で旅客機が一機墜落しました。墜落した機体は太平洋上に浮上していますが・・・機体の半分が食い散らかされているように見えます。政府はこれを怪獣によるものだとし、対策を急いでいます。各国からも軍の派遣が発表され・・・』
翔はいつもと同じようにニュースを聞き流しながら学校の仕度をしていた。
『ピロン』
スマホに来た通知を確認する。
「うっわ今日休みかよ。各自非難の準備を・・・か。ベルトとフィギュアを箱詰めしておくかな」
そしてスマホを閉じてまたニュースに耳を傾ける。
『中を見ますと・・・うっ』
だが見始めてすぐにこの音声と共に映像が途切れてしまった。何か事故でもあったのだろうかと翔は不安を募らせた。程なくして画面に
『只今編集中、しばらくお待ちください』
と表示が出た。無編集では流せないほどの映像ということだろう。
どうしようもないのでとりあえずRosaliaのグループチャットを開く。
『今日花咲川休みだけど練習どうする?』
『おはよー☆羽丘は普通にあるから予定通りかな~』
『リサ姉!あこたちは今日午前だけだよ!』
『あれ?1年はそうなの?』
『なんかそうみたい。お姉ちゃんは午後もあるみたいだからホントに1年生だけみたい』
『でしたら・・・午前は自宅で各自過ごして、午後は先に行けるメンバーで行っておく・・・という形でどうでしょか』
『私もそれでいいと思います(o’・ω-)b』
『俺も賛成で』
『アタシもそれでいいと思うよ~』
『あこも~』
『では賛成多数ということでその方針で行きましょう。湊さんには今井さんから伝えておいてください』
その後、特に何かが起きる訳でもなく、その日の練習は終了した。
夜、翔は昨日と同じように燐子とNFOを遊んでいた。
『あれ?今日あこは入ってないのか』
『(˘・ω・˘)そうだね。何かあったのかな?』
『昨日も何か変だったし・・・大丈夫かな?』
『ん~どうなんだろ( ̄人 ̄;)・・・後で電話してみよっかな?』
『いや、一旦抜けてすぐに掛けに行く?』
『そうだね!早い方がいいもんね(`・ω・´)フンスッ!』
『じゃあそうするか』
一度NFOから抜けて3人のグループチャットを開く。
「お、出たかあこ」
『あ、どうしたのしょー兄?』
『翔君だけじゃないよ・・・あこちゃん』
『りんりんも・・・』
「あこ、なんか最近調子悪いのか?」
『ううん、そんなことないよ』
だがその声に覇気はない。
『でも・・・元気なさそうだよ・・・』
『・・・』
「あこ、無理にとは言わない。もし話せるなら話してくれればいいから」
『・・・』
『あこちゃん・・・』
『2人にはなんでもお見通しだね・・・』
あこはゆっくりと言葉を紡ぎだした。
『あこ、この前考えたんだ。FWFが終わった後、あこたちはどうなるんだろうって・・・』
「・・・」
『・・・』
あこの言葉に、翔と燐子は何も言えない。
『FWFが終わったら・・・Rosalia、終わっちゃうのかな・・・』
「そんなことない!」
翔は反射的に言葉を発す。だが翔が言葉を放ったその時にはもう、あこはいなかった。
「・・・俺、あの時、もっと早く言えたはずなんだ。こんなのじゃ、ヒーローになれっこないよな・・・」
『翔君・・・』
残された2人は反省会をしていた。
『そんなこと・・・ないよ・・・。だって・・・翔君は・・・ちゃんと言えたじゃん。それだけでも・・・すごいよ』
「・・・それでも・・・あこには届かなかった・・・」
『・・・明日』
「?」
『明日・・・みんなで・・・もう一回話そう・・・。そしたら・・・きっと大丈夫』
「りんりん・・・。そうだな、明日、直接会って、また話そう」
『ふふ、いつもの・・・翔君だ。それじゃあ・・・お休み』
「ああ、お休み」
「こういう時・・・ホントのヒーローだったらどうするんだろうな・・・」
理想の姿と程遠い今の自分を見て、ため息をつく翔だった。
翌、5月18日・・・
この日を経験した人は後にこの日のことを『地獄』、そう語った。
「未来は・・・絶望しかないの・・・?」
『キャアアア』
燃える町、泣き叫ぶ人々
その日、東京は地獄と化した
次回、『まだ見ぬ未来』
ハルキの~ウルトラナビ!的なのは必要か
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オリジナル要素だけでいいで!
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単純な解説がええで!
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既存の設定も解説してもええで!