山の影様、お気に入り登録ありがとうございます
宿題がひと段落着いたんで書きます
やっとティガを出せる・・・長かった
実はこの回2日で書けました。戦闘シーン書くのたのちい
光輝たちが河原に逃げた時、紫の2足歩行の怪獣・・・ゴルザと赤の大きな翼をもつ怪獣・・・メルバが現れた。現れたゴルザが頭部からお得意の超音波光線を放ちピラミッドを光の粒子に変えていく。サラサラとピラミッドが崩れ、巨人の石像が露わになった。そして完全にピラミッドを消し去った時、メルバもようやく地上に降り立った。ついに揃った2体の怪獣はその魔の手は巨人たちに忍び寄る。なんと、石像を壊し始めたのだ!始めはメルバがハサミのようになっている手を使って3本角の巨人の肩を抉る。
ゴルザもメルバに続き1本角の巨人の脚部を尻尾で破壊し石像を倒す。倒れた衝撃で巨人の体は大破してしまう。片腕は外れ、足もなくなった巨人の体を、紗夜と燐子は直視できなかった。あまりに惨たらしく、気分がすぐれなくなった燐子はその場に座る。翔は燐子の介抱をするために燐子の下に行く。その時、
「やめろーーー!」
光輝が叫びながら走り出した。翔も紗夜も大声を出して光輝を呼び戻そうとするが光輝は無視して走り続けた。
だが怪獣は見向きもせずそのまま3本角の巨人までも破壊する。メルバが空から巨人の頭を粉々し残った体にも嘴で抉るという残酷な方法で巨人を破壊した。
光輝は近くにあった石ころを拾い、それを怪獣に投げつけるなどして何とか怪獣の意識を引き付けることに成功した。ゴルザは頭部から超音波光線を、メルバは目からメルバニックレイを出して邪魔者を排除しようとする。だが光輝はうまくそれらを躱し、逃げ回っていた。しかし数分間し続けると光輝の体力も限界が近づき動きが鈍くなる。このチャンスを逃すほど怪獣たちも甘くなく攻撃の密度はどんどん増す。さらに外した攻撃も森の木に引火し気が付けば光輝の周りは火の海となっていた。
「クソッ!ここまでだっていうのかよ!」
メルバがトドメのメルバニックレイを発射する。それはまっすぐ光輝も所へ飛んでいき・・・大爆発を起こした。
「光輝ーーーーーー!」
その様子を見ていた紗夜からは大粒の涙が溢れ出た。たった1人の大切な幼馴染を失った。そのショックはとても大きかった。幼い頃から共にいた、一緒に過ごした時間は紗夜の人生の大半を占めるほどに。光輝がいない生活など考えられないほどに光輝の存在は生活の1部になっていた。そんな彼が突然自分の前からいなくなった。光輝のことを思い出すと1番はじめに思い浮かべるのは彼の優しい笑顔だった。すべてを包み込むような笑顔は、紗夜の心の支えでもあった。この笑顔が見たくて頑張ったことさえもあった。次に思い出すのは彼が自分を励ます姿だった。練習の時、ライブの前、必ず彼は自分に励ましの声援を送ってくれた。それを聞くだけでそれまでの緊張が消える位、彼の声援には力があった。そして2日前に彼が言ったことが忘れられなかった。
『紗夜のために俺はできる限りを尽くすさ。約束だ』
彼は自分に言ってくれた。できる限り尽くすと。でもこんなことを彼女は望んでいない。自分の近くにいてくれること、それが紗夜にとって1番嬉しいことだった。
「全然・・・尽くせてないじゃない」
涙はまだ止まない。
「ちくしょう・・・ちくしょーーー!」
翔からも涙がこぼれていた。中学の時に出会い、これまで過ごしてきた親友。共に過ごした時間の長さこそ紗夜に劣るが時間の濃さは紗夜にも劣らない。2人の趣味は全く合わなかった。だが2人にはどこか通じるところがあり、自然とよく話すようになっていた。翔にとって光輝は一番の心が休まる存在でもあった。それほどの大切な親友が突然会えなくなった。そのショックは翔の心を大きく傷つけた。
紗夜たちが涙を流す奥ではゴルザが最後の巨人を破壊しようとしていた。
光輝は夢を見ていた。自分が巨人となって大勢の怪獣と戦う夢だった。周りを見ると自分以外にも巨人はいた。戦いが始まると巨人たちはいっせいに怪獣に向かっていった。もちろん自分もそれに加わった。胸の前でL字に腕を組み光線を放ったり、怪獣を投げ飛ばしたり、空を飛んで上空にいる怪獣を落としたり。だが光輝はその戦いの中で懐かしさと少し悲しさを感じた。
急に場面が変わり光輝は町中に立っていた。向こうには女性がこちらを見て立っていた。誰が見ても美しいといえるであろうその女性に愛しさを感じていると彼女はは笑顔でこちらに近づいてきて話しかけてきた。
「も~ダイゴ、遅いじゃない。待ってたんだからね」
「遅れてごめんね、カミーラ」
知らないはずの彼女の名前を言ったところで、背中に衝撃を感じて夢から覚めた。
目を開けるとゴルザが自分を踏みつけようとしていたので光輝はとっさに手で防ごうとした。だがいつまでたっても前に出した手が重いことに疑問を感じ恐る恐る目を開けると・・・自分の手だけでゴルザの足を防げていた。ならばと思いっきり手を前に出すとゴルザが吹き飛んだ。ようやく立ち上がることができ、周りを見ると先程は見上げるほどの大きさだった怪獣たちが自分と同じくらいの大きさになっていた。それだけじゃない山は腰ぐらいの大きさになり、河原には小さくて見にくいが紗夜、翔、燐子がしっかりいた。
「(なんでみんな小さくなって・・・いや、俺がでっかくなったのか?)」
足元を見てみると先程怪獣に壊された石像の破片が2体分転がっていた。
「(もしかして・・・俺は・・・光の巨人になった。そういうことなのか・・・)」
そう、怪獣にとどめを刺される直前、彼の体は光となり、巨人の体内に溢れ、光の巨人として現代に蘇ったのである。銀の体に赤と紫のライン、肩から胸には金色のプロテクター、胸には青く光るカラータイマーがあり、その顔は仏のようだった。
「巨人が・・・巨人が蘇りました!」
突然の燐子の大声に、涙を流していた2人も顔を上げる。燐子の指さす方向には、つい先刻まで石像だった巨人が立ち上がっていた。なぜか巨人が彼自身の体を見ていると、起き上がったゴルザが突進してきた。完全に油断していた巨人は突進を喰らい大きく吹っ飛ぶ。
「ジュワッ」
だが巨人はすぐに立ち上って左手を伸ばし右手にこぶしを作って臨戦態勢をとる。ゴルザが再び巨人に突進するが今度は突進を受け止め、横に投げ飛ばした。そしてメルバに向かっていきその顔面に強烈なパンチを喰らわせる。ひるんだメルバに巨人はチョップ、キックと畳みかけるが起き上がったゴルザの超音波光線を背中にもろに受け、膝をつく。すぐさまメルバは反撃をする。3発の連撃を受け巨人は吹っ飛ばされるがまた立ち上がり構え直す。
「フッ」
その時だった、山奥からから飛行機のプロペラの音が聞こえてきた。その方向に目を向けると軍の飛行機数機が怪獣と巨人めがけて飛んできていた。援護が来たと思い巨人はホッとするが現実はそうはならなかった。飛行機が機関銃を向け、巨人諸共打ってきた。巨人は咄嗟に紗夜たちをその身を使って守った。何百発も銃弾を背中で受け、巨人は苦しそうな表情を見せる。
「グワアア」
「私たちを・・・守った?」
その巨人の様子を見て、紗夜はそう呟いた。
やがて銃弾の雨が止み、うまく防ぐことでダメージを抑えた怪獣たちが反撃を仕掛ける。まず、メルバが大きく振りかぶり近くいた飛行機を1機落とす。それに続きゴルザも光線で次々と墜落させていった。残った飛行機は上空へと逃げるがメルバが追いかけるべく翼を広げ飛び立とうとする。やっと立ち上がった巨人が阻止しようと向かうがゴルザの尻尾攻撃に阻まれ転倒する。そこにゴルザが馬乗りとなりひたすら殴打をする。
『ピコンピコンピコン』
巨人の胸のカラータイマーが赤く点滅しだし巨人のピンチが訪れた時、紗夜が声を張り上げて巨人に声援を送った。
「頑張ってください!負けないで!」
巨人は紗夜の方を見て頷き、その声援に応えるべく、力を振り絞る。ゴルザの腕を持ち上げ、その頭に頭突きして自分から引っぺがす。そして起き上がりゴルザの首を掴んで投げてから倒れたゴルザの尻尾を掴んで振り回しまた投げる。大ダメージを受けたゴルザは起き上がれない。この隙に巨人は腕を斜め前に広げ空を飛ぶ。そして今まさに飛行機を打ち落とそうとしているメルバに上昇しながらアッパーをかけ地上に落とした。メルバが落ちる様子を眺めていたが振り向きホバリングしていた飛行機の方を見た。パイロットと目を合わせるとすぐにまた地上に降りた。
「俺たちを・・・守ったのか?この巨人は・・・」
巨人は地上に降り立ち再び構えるが、ゴルザが地中に逃げようと穴を掘っていた。先程の投げがよっぽど堪えたらしく、もうゴルザに戦意は欠片もなかった。だが巨人もここで逃がすわけにはいかず追いかける、しかし間にメルバが入り込み邪魔をする。メルバニックレイを放ち攻撃を仕掛けるが巨人はバク転してこれを躱す。そして大きく跳躍しメルバの顔に飛び蹴りを喰らわせメルバが転がる。身の危険を感じたメルバはメルバニックレイを放ちながら翼を広げ飛び立つ。それに合わせ巨人も飛ぶが単純な飛行速度だとメルバの方が速くすぐに見失ってしまった。巨人は追うのを諦めて、その姿を光に変え姿を消した。
元の姿に戻った光輝は数時間前見たばかりの祠を見つけた。祠はまた急に開きユザレのホログラムを投影した。
「うおっびっくりしたぁ。でユザレ、なんか用があるのか?」
『巨人を蘇らせる方法はただ1つ、光輝が光になること。その巨人の名は・・・ウルトラマンティガ!』
「・・・俺に戦えって言うんだな」
『巨人になれるのはあなただけ、その胸のスパークレンスが何よりの証拠』
そう言われ光輝が胸のあたりを探ると制服の内ポケットから棒状のトーテムのような物が出てきた。日光に当てると優しく光るそれがユザレの言うスパークレンスだろう。
「上等だ!俺はこの力で、守って見みせる!」
光輝はユザレの言葉と自分の運命を受け入れ、決意の言葉をユザレに伝えた。それを聞いたユザレは、険しい顔をして消えた。段々周りが白くなり数秒後には光輝は森の中に立っていた。運悪くそこは坂でバランスを崩し光輝は坂を転げ落ちる。転がり終わった頃にはさっき銃弾の雨を受けた背中が痛み、涙目になっていた。だがそこは偶然にも紗夜たちがいる河原の近くですぐに見つけることが出来た。
「お~い、みんな~」
痛む背中を抑えながら手を振って呼びかけると、翔と燐子は幽霊でも見たような顔をして驚き、紗夜は光輝のもとへ駆け寄り抱き着いた。
「心配・・・したじゃない!」
よっぽど泣いていたのか目元が真っ赤に腫れ、上目遣いで光輝に怒る紗夜。だが光輝は紗夜に抱き着かれた嬉しさと恥ずかしさ、抱き着かれた衝撃でまた痛む背中の痛み、上目遣いで怒る紗夜に対して可愛さ、紗夜を泣かせてしまった申し訳なさで心がぐちゃぐちゃになりあまり紗夜の話を聞けなかった。
紗夜が説教し続けること数十分、やっと説教が終わり光輝から離れた紗夜と交代に今度は翔が光輝に説教をした。
「俺から言うことは3つ!まずは俺らを心配させるな!俺も心配した!俺にとってはお前は大事な親友だ!お前がいなくなるなんて俺は嫌だからな!」
「うっ・・・すまん」
「俺だけじゃないだろ!」
「・・・みんな、今回は心配をかけてすまなかった」
これに関しては光輝自身も申し訳なさを感じていて素直に謝った。それと同時に自分が巨人になったことは話せないと感じた。もし話せばまた心配させてしまうから。
「次に、お前なんで怪獣の攻撃もろに喰らってピンピンしているんだ?」
この質問は光輝にとって一番聞かれたくなかった。ついさっき巨人に関して秘密にすることを決めたからだ。必死にその時のことを思い出し言い訳を練る。
「ああ、あれね。ええっと・・・あれは・・・そう!怪獣の攻撃がたまたま少しずれて当たらなかったんだよ!」
さすがに苦しいかと思いみんなの反応を見てみると・・・
「そうか、運のいいやつめ!」
あっさり信じていた。紗夜も燐子も胸をなでおろしていて光輝はちょっとした不安を抱いた。
「そして最後!今まで何してた!」
これはさっきに答えに合わせればいいからそこまで難しくなかった。
「吹っ飛ばされて気絶していた」
「そうか、ケガとかはないか?」
「ああ、実は背中がチョー痛くt・・・
ここで光輝の意識は途切れた。
「光輝、光輝!しっかりしろ!おい!」
「光輝!光輝!」
「円日さん!しっかり!」
背中のダメージが大きく、光輝は倒れてしまう。既にさっきまでいた軍の人間はおらずここは山奥。結局こ光輝は翔がおぶって近くの病院まで運んだ。
3日後・・・4月14日
怪獣が出現したこと、撃破されていないことから花咲川高校の修学旅行は中断し東京に帰った。だが紗夜は2日間目が覚めない光輝の世話をつきっきりでしていた。
「おはよう、紗夜」
正午過ぎに光輝は目覚めた。微笑みながら光輝は言った。
「もう、遅いわよ」
紗夜も優しく笑っていた。
2人が東京に帰ってきたのはそこからもう1日経ってからだった。
修学旅行から帰ってきた光輝たちは、束の間の平和を過ごしていた
だがその平和もすぐに消え去る
久良々島で発見された怪獣、ガクマを研究所に輸送する計画が実行される
次回、『怪獣輸送作戦』
「ウルトラマンティガ!」
ハルキの~ウルトラナビ!的なのは必要か
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オリジナル要素だけでいいで!
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単純な解説がええで!
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既存の設定も解説してもええで!