いつも眠そうで緩い化け物   作:カラスの餌

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深夜テンションいやっふぉい


6話 メンバーとの交流

 

 

「ふむ…今日も良好っと…俺も少し休もうかな〜」

 

 

「は?結衣まだ休憩なんてさせないからね?」

 

 

 

「侑〜それは鬼だよ〜」

 

 

 

「文句を言ってる暇があるなら早く手を動かして!」

 

 

 

俺は今日も部活に来て同好会の手伝いをしていた、先程メンバーそれぞれの体調管理の記録を終えたので俺も少し休もうと思ったんだけど、侑と言う鬼に邪魔されていた。

 

 

 

「はぁ…まぁいいよ〜言っても俺そんなに動いてないしね〜」

 

 

 

「結衣はもっと仕事しろー!」

 

 

 

「はいはい…」

 

 

 

侑は何故か俺にだけ当たりが、すごく強いまぁ理由はわかってるんだけどね〜少しはその、優しくして欲しいよね〜って感はある

と言うかこの人ブラック企業の社長かなんかなのかね?

 

 

「チャオ〜結衣くん元気〜?」

 

 

「あ、えとエマさん?はい元気ですよ〜」

 

 

 

突然上半身マッターホルン……ごほんごほん…じゃなくてエマさんが俺に話しかけて来た。いや〜にしてもホントでかいねー何とは言わないけど

大事な事だから最後にもう一度本当にでかい

 

 

 

「結衣くんって、侑ちゃん達とはいつからの関わりなの〜?」

 

 

「覚えてないです」

 

 

「え〜?本当に覚えてないの?」

 

 

突然そんなことを聞かれたが、正直正確な時期は覚えていない。まぁつまりそれほど関わりが長いってことなんだよね〜

 

まぁそんな事はどうでも良いんだけど、俺の事探られると意外と面倒なんだよねぇ〜

特に家族構成とかさ

 

両親はそうでも無いけど親戚がね〜

 

 

「じゃあさじゃあさ兄弟……「いないです」

 

 

「え?」

 

 

「兄弟はいませんよ〜」

 

 

「そ、そうなんだね(な、なんだろうさっきの雰囲気…)」

 

 

「エマここにいたのね……って結衣じゃない」

 

 

「こんにちは〜果林先輩〜」

 

 

エマさんと話してたらどうやらエマさんを探していた果林先輩に出会った。なんと言うかルックスが高校生離れし過ぎていて若干絡みづらい場面もあるんだよね〜

 

と言うか身長高いね〜

 

 

「この間ドア蹴っ飛ばした時とは随分と違うわね」

 

 

「あら〜そうですか〜?やだな〜」

 

 

 

「私的にはそれを意図してないでやってるのならナチュラルサイコパスも良いとこね」

 

 

「果林ちゃんっ、流石にいきなりそれは…」

 

 

いきなりナチュラルサイコパスと言われてちょっとドキッとしてしまったが、エマさんが俺の様子を見て果林さんに注意をしてくれた。

しかしこの人は何かを感じとっている……多分同好会の中でも勘は鋭い方かも?

 

 

「やめてくださいよ〜俺だって別に〜」

 

 

「じゃあどうしてドアを思いっきり蹴っ飛ばしたの?」

 

 

「それは決まって俺の進路にあったから?ですかね〜と言うか気付いたらなんか吹っ飛んでましたね、はい」

 

 

「本当に…ぶっ飛んでるわね……」

 

 

俺はそのまま自分の思ってる事を、果林さんに話した。しかし果林さんは話を聞くなりやはり狂ってると言わんばかりに俺の方を見てくる

正直この人は苦手なタイプかもしれない

 

 

 

さっさと切り上げてこの場所から立ち去ろうと思い俺は立ち上がり

 

 

 

「んー、話は終わりですか〜?なら俺あっち行ってきますね〜」

 

 

「待って」

 

 

そう言って去ろうとしたが……

 

 

 

なんと果林さんに呼び止められ真剣な眼差しでこう言われた

 

 

 

 

「歩夢の事…傷つけたら許さないから…しっかり守ってあげなさい…」

 

 

「…………わかってます…………」

 

 

「っ…?!(さっきの感じっ!)」

 

 

「……(やはり…この子は…)」

 

 

 

 

色々と俺の方でも疑問は残ったがそれより2人は色々と気になった様子で俺を見てきたが、俺はその2人の視線を気にせずその場から立ち去り場所を変えた

 

 

そして俺が離れた後2人が何を言ってたかは俺は知る由もなかった

 

 

 

「エマ……あの子は…結衣は只者じゃないわよ…」

 

 

「うん…まるで…人を殺す目をしてた…」

 

 

 

「あれ〜?二人共どしたの〜?そんなに難しい顔をして〜もしかしてさっきの子〜?」

 

 

「あ、彼方ちゃん…ううんなんでもないよ…ただあの子が…」

 

 

「そうね…あれはちょっとまずいかもしれないわね…」

 

 

「あれはちょっとやばいかもね〜彼方ちゃん妙な殺気で起きちゃったもん」

 

 

「何も無いことを私は祈るよ…」

 

「そうね…」

 

 

 

____________________そして別室では

 

 

「ふーん、先程の3年とは違って少し子供っぽいな〜」

 

 

「むっ!結衣先輩私はかすみさんとは違いますけど?!」

 

 

「あ〜悪い悪い〜別に貶した訳じゃないよ?ただ無邪気だな〜って…そんな事より君誰?」

 

「むぅ!」

 

 

リボンをしたダークブラウンの髪の色をして目の色は綺麗な水色そしてハーフアップに髪を結んだその子は可愛らしく頬を膨らませて睨んできた。

 

と言うか見るからに清楚って感じで良いね。あれもそこそこあるし3年生ほどではないけど…って俺は何を見てるんだろ

 

 

「はぁ…じゃあ改めまして…1年国際交流学科桜坂しずくと申します♪よろしくお願いしますね結衣先輩♪」

 

 

見た目に反してかなり人懐っこい笑顔だな〜と同時にこんなのが後輩にいたんだと俺は少し驚いてしまった。

 

 

「早速ですが…結衣先輩ってお芝居とかするんですか?」

 

 

「え?ん〜そうだな…幼稚園の頃のお遊戯会で歩夢がお姫様役で俺が王子様役ってのはあったなー」

 

 

あの頃の歩夢…すごく可愛かったなぁ…うちの母さんも今でもその話をしてくるし…あ、もちろん今も可愛いよ?

 

 

「そうだったんですか!じゃ、じゃあ今度私のお芝居の練習に付き合っていただけませんか?」

 

 

「え、あー良いけど俺なんかで良いの?」

 

 

「はい!」

 

 

「ふーん」

 

 

正直に言おう俺はお芝居素人だよ、そして相手は見るからに図抜けた演技力を持つ高校1年…いや本当に大丈夫かな

 

 

「それより先輩って何時も本心では無い顔で笑っていますよね?」

 

「ほう?」

 

 

こいつ中々見る目あるかもね〜俺の笑顔を一瞬で嘘だと見抜いた…こいつさては演劇部の中でも間違いなくトップレベルの実力者だ

下手に感情を出さん方が良いかもね〜

 

 

「なにか訳でもあるのですか?それとも……「なんもない」

 

 

 

「え?しかし…それ程の実力なら演劇も…「なんもないと言ってるだろ、聞こえなかったか?」

 

 

 

「っ…?!…は、はい…すみません…(な、何今の感じ……殺意…?な、なんなの…?)」

 

 

 

「ま、そゆことだよ〜俺の笑顔に理由なんてないって事〜あ、そだしずく連絡先交換するかい?今度芝居の練習の話もしたいしさっ」

 

 

「は、はい!ぜ、是非お願いします!」

 

 

 

俺はそのまましずくと連絡先を交換して芝居の練習の日程を話し合う約束をしその場から立ち去った

 

 

_______________

 

 

「い、一体なんだったの…?さっきのあの感じ…」

 

 

「しず子…かすみんも…私も少し感じた…」

 

 

「私も…あの人は……化け物……」

 

 

「やっぱり2人共同じ事を…殺意と言うかなにか死に近い物を私は感じた…」

 

 

「もしかしたら結衣先輩…怒らせたら本当に怖いかも…」

 

 

「……多分怖いってレベルじゃ……ないと思う…」

 

 

「で、でもいつかは話してくれるかもだし…その、2人共下手に聞いちゃめっ!だよ?」

 

 

「「う、うん」」

 

 

「にしても…和流って…何処かで…聞いた事…それにあの瞼の傷…」

 

 

 

しずくのこの独り言を聞いた人はいるはずもなかった

 

_______________

 

 

 

 

あーあ…交流どころかなんか色々勘ぐられてる感じがするんだがな…

 

 

特に朝香…桜坂…あの2人だな…特に桜坂に関しては既に何かを感じとっている…

 

 

厄介だな……

 

母さんにもなるべく悟られるなと言われてるしな……

 

まぁいつかは話す…俺の過去…そしてこの目の傷を…全てを…

 

 

 

タダ…今はまだその時じゃない…もっと学生を楽しもうじゃないか…

 

 

それに今は夏休み…楽しまないと損だ…さぁ…楽しもう…

 

 

………まだ何もかも始まったばかりだからな………

 

 

 

 

 




眠い
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