グリードアイランド・クロス【本編完結】   作:寛喜堂秀介

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08 フロアマスター

 シュウと別れて約2週間。

 俺はプロハンターとなって、天空闘技場に帰ってきた。

 出入国に、面倒な手続きも余分な費用も必要ないのが素晴らしい。

 正直快適すぎて、逆に悪いことしてる気になってくる。

 

 

「ユウ! 大丈夫だったか!?」

 

 

 合格の報告はしておいたのだが、それでも心配だったらしい。

 飛行船の停泊場まで迎えに来たシュウは、俺の姿を見つけて、駆けてきた。

 

 

「ああ、無事プロハンターになった。そっちは? なんか変わった事あったか?」

 

「ん、ぼちぼち。何人かお仲間が闘技場に来た」

 

「へえ、ハンター試験でも何人か参加してたよ。信用できるプレイヤーも出来た」

 

「こっちは微妙だったな。実力が足りないか帰還の意思がないか……利害が一致するプレイヤーは居ない」

 

 

 プレイヤーにもいろんな人間が居る。

 ブラボーたちのような、実力的にも人格的も頼れそうなプレイヤーは、やっぱり少数派らしい。

 

 とはいえ、こちらに飛ばされて3ヶ月ほど。

 生活も落ち着いてきて、みんな行動範囲を広げ始めたようだ。

 

 

「あとは、オレが闘技場で10勝してフロアマスターまであと一歩」

 

 

 と、シュウはVサイン。

 ついでのように言ったけど、地味に大ニュースなんじゃないだろうか。

 

 

「え? まじで?」

 

 

 俺が出発した時点で、シュウの成績は3勝1敗だった。

 そこから2週間で7戦。無茶苦茶なハイペースだ。

 

 

「大丈夫か? 念戦闘ありでそのペースじゃ疲労蓄積してるんじゃないか?」

 

「まあね。だけど、ユウが頑張ってるんだから、負けてられないと思って突っ走った。出来ればユウが帰るまでにフロアマスターになっときたかったんだけど……さすがにフロアマスター挑戦となると、ちょっとした大イベントでな。試合日は一週間後に指定された」

 

 

 そりゃそうか。

 200階クラスに上がってからほぼ2ヶ月で挑戦権を手にした、超大物ルーキーとフロアマスターの戦い。話題性は抜群だ。

 

 

「……よし、じゃあ、今日の晩ごはんは肉にしよう! ちょっとお高いやつ! 俺のハンター試験合格祝いと、シュウのフロアマスターの前祝い!」

 

 

 そんなノリで、その日は高級焼き肉店に繰り出した。

 ステーキハウスや鉄板焼もいいけど、焼き肉のほうが気分的にくつろげていい。

 

 

「──では、俺のハンター試験合格と、シュウのフロアマスター奪取を祝って、乾杯ー!」

 

「乾杯ー! ユウおめでとうー!」

 

 

 半個室のテーブルで対面に座って、グラスをぶつけあう。

 おたがい未成年なので俺はコーラ、シュウはオレンジジュース。

 金網の上では嫌らしいほどにサシの入ったサーロイン肉が、火に炙られて油を弾けさせている。香ばしい匂いが、食欲をガンガンに揺さぶって……ああ、我慢できない。

 

 

「いただきます!」

 

「あっ、ズッル。オレもいただきます!」

 

 

 ちょうどよく焼けた肉を箸でつまみ、にんにくをたっぷり入れたタレにくぐらせて、一口。

 

 

 ──美味(うま)……ちょ、美っ味(うっま)!? 

 

 

 想像の3倍くらい美味くて、声を出すのを忘れてた。

 香ばしい風味、噛めば溢れ出す肉汁の旨味、肉本来の旨味、それを爆発させる濃厚なタレ。下品すぎるほど遠慮のない旨味の暴力。

 

 

「うん……やば。満足感すっごい。これ何枚か食べれば充分なやつだ……でもあと5人前頼んじゃおー」

 

「先に牛タン頼んどくんだったー。ここからどうメニュー組み立てよう……って、ユウ頼みすぎだろそれ!?」

 

「いいのいいの、こういう悪ノリが許されるから焼き肉店にしたんだよ!」

 

 

 ワイワイ騒ぎながら、思う存分肉を食べる。

 食べながら、ハンター試験での出来事を語った。

 ヒソカに絡んじゃったことに関しては、「あとで説教」って顔されたけど。

 

 試験での話を語り終えた、ちょうどその時。

 

 

「──おや、シュウ選手とユウ選手じゃないか」

 

 

 半個室の前を通りがかった、顎にひげを蓄えたカジュアルスーツ姿の中年の男が、声をかけてきた。

 見覚えのある顔だった。たしか格闘雑誌──週刊天空闘技場の記者さんだ。シュウとの試合の前に取材を受けた記憶がある。

 

 

「どうも。マジガンさん。こんなとこで奇遇ですね」

 

「奇遇で会えるとこじゃないが、人気闘士の取材でね。じゃなきゃこんなとこ来れねえよ……いや、来れねえことはないが一人で行ったってバレたら嫁さんにぶっ殺される」

 

 

 挨拶すると、記者さんはそう言っておどけてみせた。

 

 

「二人はデートかい?」

 

「えー、俺とシュウですよ? 無いですって。シュウのフロアマスター奪取の前祝いですよ」

 

 

 週刊天空闘技場はガッチガチの格闘技ファン向けの雑誌で、マジガンさんも濃い格闘ファンだから、安心して雑絡みする。

 

 

「それは残念だ。ユウ選手が相手なら、子供も優秀な遺伝子を引き継いでくれそうなんだが」

 

「俺にもそのケがあるからわかるけど、濃い格闘ファンってブリーダー目線で推しの恋人の良し悪し判断するよね……ってのはさておき、俺たちまだ15ですよ15。二人合わせてもマジガンさんより年下。そういう目で見られても戸惑いしかないんですけど……」

 

「つくづく若っけえなあ……フロアマスター奪取の前祝いってなら、ちょうどいい。シュウ選手、あらためて、フロアマスターとの対戦に向けた意気込みなんかを聞かせてもらっていいかい?」

 

「どうぞどうぞ座って。ついでに肉も食べてっていいよー」

 

 

 記事で大きく扱ってくれるなら、シュウの念能力(ネームバリュー)的にもおいしい。

 シュウよりもむしろ俺が歓迎して、マジガンさんを半個室に招き入れる。

 

 

「いやすまない。美味いのはわかるんだが、取材の時にそれなりに食べててな。この年になると脂を美味しく味わえる量にも限界が……」

 

「じゃあ赤身肉にする? フィレのいいとこ……シャトーブリアン?」

 

「待て待て待て。二人が稼いでるのは知ってるが、そういうのはもっと若い記者に食わせてやってくれ。子供でもおかしくない年の子たちに奢って貰うのは心苦しい」

 

 

 マジガンさんにあわてて止められる。

 ノリは悪いけど、彼が常識人、というか良識ある人で安心できる。ちょいとお堅すぎるきらいもあるけど。

 

 

「マジガンさんはさ」

 

 

 と、焼いた肉を取皿に配り終えたシュウが、マジガンさんに顔を向ける。

 

 

「──オレとフロアマスターとの戦い、どう見る?」

 

「ぶっちゃけ7:3……いや、8:2でシュウ選手と見てるよ。初めて200階クラスで戦った時なら、甘めに見て5:5だったんだが──濃密すぎる試合経験が動きの甘さと雑さを削ぎ落とした。2ヶ月前とはもう別人だよ」

 

 

 さすが天空闘技場のベテラン記者。

 200階クラスの試合を何千と見てきただけのことはある。

 

 マジガンさんの分析に、シュウはうなずく。

 

 

「純粋な技量で言えば、逆になるだろうな。筋力、敏捷、動体視力。同等に揃えたら、オレのがだいぶ弱い。だからオレは理不尽な強さで理不尽に勝つ──って書いといて」

 

「……ああ、いい大言壮語(ビッグマウス)だ」

 

 

 粋なやり取りだなあ。

 ちょっと憧れてしまう。

 

 

「ユウ選手も、同日に試合が組まれてるけど、自信は……と、言うまでもないか」

 

 

 あ、そういえば、もう試合の時期か。

 正直ハンター試験にかかりっきりで忘れてた。

 相手誰だっけ。マジガンさんがこんなこと言うってことは、そんなに強い相手じゃないっぽいけど。

 

 

「修行に専念した成果を見せてやりますよ」

 

 

 ひとまずそんな言葉でお茶を濁した。

 

 ちなみに対戦相手は独楽使いのギドだった。

 そりゃマジガンさんの反応もああなるよ。

 

 

 

 

 

 

『来ました本日のセミファイナル、ギドVSユウ! ユウ選手は本日フロアマスターに挑むシュウ選手に唯一土をつけた闘士です! さあ、本日はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか!』

 

 

 テンションの高いアナウンス。

 メインイベントを控えて、会場のボルテージも最高潮だ。

 

 ……観衆の視線がムチャクチャ邪魔だなあ。

 以前も感じたけど、死角の感知精度が上がるにつれて、敵以外の視線も邪魔と感じるようになってきてる。まあ、念能力の発動条件とは関係ないから、【背後の悪魔(ハイドインハイド)】は使えるはずだけど。

 

 

「始め!」

 

 

 試合開始の合図。

 同時に、ギドは【竜巻独楽】に入る。

 体を高速回転させて一個の独楽と化す攻防一体の必殺奥義。

 さらに、回転しながらも無数の独楽を弾丸のごとく撃ち放つ。

 

 

「【散弾独楽哀歌(ショットガンブルース) 】! 独楽の散弾を喰らえ!」

 

 

 すべてを躱しきるのは至難。

 そう思っているのかもしれないが──甘い。

 

 横っ飛び。

 地を足で蹴る、その瞬間にオーラを足に集める! 

 

 

『ああーっと! ユウ選手、至近距離から襲いかかった【散弾独楽哀歌(ショットガンブルース) 】──広範囲の面攻撃を躱してみせたーっ! 速い、速すぎるっ! 完全にスピード違反! 果たしてギド選手、この暴走少女を取り締まれるのかーっ!』

 

 

 もちろん“堅”でも防ぐ自信はあるが、躱すほうが俺らしい。

 シュウのフロアマスター挑戦を盛り上げるために、今日は魅せる。

 

 

「当たらないなら、当たるまで行くぞ! 【散弾独楽哀歌(ショットガンブルース) 】!」

 

 

 再び放たれる独楽の散弾。

 躱しざまに、独楽のひとつをギドめがけて蹴っ飛ばす。

 ギドに襲いかかった小さな独楽は、高速回転するギドに弾き飛ばされた。

 

 

「くっ、だが、お前の方もこの状態のオレには攻撃できまい!?」

 

 

【竜巻独楽】の防御力に自信があるみたいだけど、対応策はある。

 彼我のオーラ量に格段の差があるため、“堅”の状態で殴れば、【竜巻独楽】の防御を抜いてノックアウトできる。

 

 だがこの体勢、そこまでしなくても攻略できる。

 俺はギドの独楽の軸、鉄製義足を狙い、足の裏で押すように、思いきり蹴りつけた。

 

 

「おおおおおおっ!?」

 

 

 ギドは回転しながら床を滑っていき、リング外に落下した。

 それを追いかけ、リングに戻ろうとするギドの目の前に立つ。

 

 この時点でギドは死に体。

 一本足義足のギドではリングに戻るとき、どうしても無防備になる。

 そして【竜巻独楽】で高速回転したままリングに飛び乗ろうとしたら。

 

 

「それでこちらの動きを封じたつもりか──竜巻独楽ぁっ!」

 

 

 軸足を蹴って、体勢を上下ひっくり返してやればいい。

 石造りの舞台に高速回転で頭を擦り付ける羽目になったギドは、絶叫する。

 

 

「ぎゃああああああ頭がああああああっ!」

 

『おーっと、ギド選手、高速回転したままリングに戻ろうとするが、ユウ選手の蹴りで頭から着地! こーれは痛い! こーれは悲惨っ! ギド選手の毛髪の安否が気遣われます!!』

 

 

 アナウンスもノリノリである。

 

 状況的には終わりだが──これだけ盛り上がってるんだ。

 申し訳ないがトドメの一発。回転を必死で止めようと逆立ち状態のギドに向けてサッカーボールキック。

 さすがに手加減はしたものの、ギドの体は派手に吹っ飛んで壁面に衝突し、ピクリとも動かなくなった……大丈夫だよね? 

 

 

「ギド選手戦闘不能! 勝者ユウ選手!」

 

『ユウ選手! ギド選手を蹴り飛ばし壁面にぶつけたーっ! ユウ選手といえば神速の暗殺者の異名が示すとおりスピードが注目されがちでしたが、2ヶ月ぶりに舞台に姿を現したユウ選手、とんでもないパワーを見せつけたあーっ!!』

 

 

 オーラの運用がスムーズになっている以上に、重りの修行の成果を実感しながら、俺は観客の声援に応えて、手を振り上げた。

 

 

 

 

 

 

 試合が終わって。

 すぐあとに控えていたシュウの試合を観戦するため、観客席に駆け込んだ。

 事前に購入していたチケットを手に、指定の席を探していると。

 

 

「──よう、ユウ選手。修行の成果が見えたいい試合だったぜ……ひょっとして席隣か?」

 

「あ、マジガンさん。そうみたいです」

 

 

 偶然席が隣だった記者のマジガンさんに挨拶して、席に座る。

 軽く雑談しながら、シュウの試合が始まるのを待っていると、東西の入場ゲートが開いた。

 

 まず入ってきたのはシュウ。

 普段の拳法着とは別の、赤地に龍の意匠の拳法着を身にまとい、静かに中央のリングに進む。

 続いて、反対側からもう一人。黒無地の拳法着を着た、浅黒い肌の巨漢が入ってきた。

 

 フロアマスター、パスィダ=リー。

 形意拳(けいいけん)・蜘蛛拳の妙手にして、六本の義手を使った絶技、【土蜘蛛八手掌(つちぐもはっしゅしょう)】の達人。ビデオを見たけど、おそらくは、操作系に属する念能力者だろう。

 

 

「……オーラが充実してますね。敵の仕上がりが相当いい」

 

「ユウ選手が見てもそう思うか」

 

「ええ。マジガンさんは、シュウとパスィダの戦い、7:3と見た……ということは、パスィダも自分の不利を自覚しているはず。鍛え込むには時間が足りませんが……かなりの覚悟で臨んで来たと見ました」

 

「ユウ選手の意見には同意だが……それ以上にシュウ選手の動きがキレてる。ただ事じゃないぞあれは」

 

「あー。連戦続きでへばってたのが、一週間も休息に専念できましたからね。あれがいまのシュウの、本当の実力ですよ」

 

 

 戦いを介して練磨した技量はそのままに、消耗したオーラを回復──それどころか【英雄補正(ネームバリュー)】でよりオーラを増加させている。

 加えて、俺がハンター試験に合格したことに触発されて、気力も充実しきった状態。

 

 

『さあいよいよ始まります本日のメインイベント! 天空闘技場をたった3ヶ月で駆け上りフロアマスター挑戦権を手に入れた天才児、武の神に愛されし少年格闘家、金髪の赤竜(レッドドラゴン)、シュウ=ブラスト!!』

 

 

 いつのまにか、ものすごい枕詞ついてるなあ。

 まあそれも当然の戦績。人気が出るのもわかる。見た目も普通にいいほうだし。

 

 

「──対するはフロアマスター! ご存知八つの手を持つ闘士! 拳法を仙道の域に昇華した大拳豪! 【土蜘蛛八手掌】パスィダ=リー!」

 

 

 アナウンスに応えるように、パスィダが八本の手を軽く揺らす。

 筋肉質な巨躯に似合わぬ、洗練された動き。負けん気の強いシュウが、技量だけなら2:8で負けというだけのことはある。

 

 だが、シュウはこうも言った。

 オレは理不尽な強さで理不尽に勝つ、と。

 おそらくそうなるであろうことを予感しながら、俺は試合開始の合図を聞いた。

 

 3分後、短いが熾烈極まる戦いの末。

 シュウはフロアマスターの座をもぎ取った。

 万雷の喝采は、シュウとパスィダ、双方に惜しみなく浴びせられた。

 

 

 

 

 

 

「……しかし、これでシュウ選手もフロアマスターか」

 

 

 試合が終わって。

 吹き荒れる熱狂と歓声の最中、拍手を終えたマジガンさんはつぶやいた。

 

 

「──天空闘技場を熱狂させたシュウ選手の活躍も一段落。そう思うと寂しくなるな」

 

「これより上、となるとバトルオリンピアですもんね。もう少し先の話になりますか」

 

「いや、そうじゃない。取材してきて気づいたんだが……シュウ選手がこの天空闘技場で望んでいたのは、試合経験、場数を踏むことだろう。そのひとつの区切りとして、フロアマスターを目指していると感じたんだが……」

 

 

 さすが、だてに記者生活長いわけじゃない。よく人を観察してる。

 

 

「ご慧眼です。バトルオリンピアも参加できるなら参加する、程度でしょう。本当に欲しかったのは実戦の経験値ですから」

 

「ユウ選手は、もっとわかりやすかったがね。ここじゃない。その先を、もっと高みを見てると感じてた……だからかな。きみたちのファンになっちまったのは」

 

「え?」

 

 

 意外な言葉に、思わず目を見開く。

 

 

「おかしいことじゃないだろう? その年で、その才能で、しかも努力家なんだ……たとえ活動の場を天空闘技場の外に移すとしても、応援したくなる」

 

 

 だから、と、マジガンさんは、口の端を吊り上げ、言った。

 

 

「──俺で力になれることがあったら、いつでも頼ってくれ。喜んで応援させてもらうぜ。つまらんおっさんだが、仕事上、色んな情報は集まってくる」

 

 

 驚き、困惑、感動、そして感謝。

 唐突に好意を向けられて、色んな感情が錯綜する。

 

 でも、これだけは言える。

 天空闘技場に来て、マジガンさんに会えてよかったと。

 

 

「ありがとうございます、マジガンさん。お言葉に甘えて──調べてほしいことがあります」

 

「おう、任された……なにを調べればいい?」

 

 

 言われて、すこし迷う。

 欲しいのは、入手可能なグリードアイランドの所在……なのだが、この言い方では、おそらくは通じない。

 

 だから、こう伝える。

 

 

「探しているものは、ハンター専用ハンティングゲーム、グリードアイランド。プレイヤーをゲームの中に引きずり込むゲーム。そのために、1987年以降で、直前までの生活の痕跡を残して行方不明になった事件を、探してほしいんです」

 

 

 欲を言えば対象を「プロ、ないしはアマチュアハンター」まで絞りたいところだけど、そこはプロハンターの情報サイトにアクセスできる俺がやらないと、取りこぼしが大きすぎる。

 

 俺の、わりと無茶なお願いに。

 

 

「お安い御用さ」と、マジガンさんは笑った。

 

 

 

 

 

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