これからもサクッと読める「ウマ娘雀士の世界」をよろしくお願いいたします。
「アガりですわ! おーっほっほっほ!」
「えーっ!?」
「得点が大きそうなアガりですわ」
「あーあ、オールグリーン見えたのによ」
「順子刻子タンヤオ赤3、7点のお支払い」
「うわあー……」
「ファイン、同じ図柄の牌は4枚しかないから{1}は持ってても和了れないぞ」
「あ、そうだった!」
第2局(東二局)ドラ{赤9}
「速い……もうアタシの親かよ」
「麻雀慣れてる側からすると高速決戦だな」
東一局が秒で終わってしまった。牌数も揃える面子数も少ないので当然と言えば当然なのだが想像をはるかに超える早さだった。東二局も同じ早さなのだろうか?
東家ゴールドシップ配牌+第一自摸
{発発中676}
「んーこれっ」 打{7}
南家キングヘイロー配牌+第一自摸
{赤24赤59中中}
「ちょっとトレーナーさん」
「どうした?」
「{2}って取っておいて意味ないかしら」
「{3}引いて{5}切りたいときに面子を作ったまま切れるという意味があるぞ」
「ありがと」
「あ、こしょこしょ話はずるいぞキング!」
「あら、ごめんなさいね はい」 打{9}
「キングさん、それ捨てちゃって大丈夫?」
「ええ、問題ないわ」
西家メジロマックイーン配牌+第一自摸
{3赤346発1} 打{発}
牌効率的に見ても打發だ、普通の打ち方をしてくれている。東一の配牌が異常だっただけで普通の配牌では普通の令嬢と化す。……普通の令嬢ってなに?
北家ファインモーション配牌+第一自摸
{225881}
「んーっこれかな?」打{1}
ゴルシ自摸
{66発発中中} 打{6}
このゲームに字一色はない。もしあるなら50点ぐらいになりそう。
キング自摸
{赤24赤5中中5} 打{赤2}
キングお嬢様、意外と現実的。スーパーレッド追わない。
マック自摸
{13赤3463} 打{1}
マックイーンテンパったか、順子刻子タンヤオ赤 ……ギリ5点、和了れる
ファイン自摸
{225888}
さーてオールグリーンテンパったが{5}を切るとマックイーンに放銃するぞ~? さあどうする?
打{5}
やっぱり打つよなあ!
「アガりですわ!」
「やーっ! 今度はマックイーンさん!?」
「あらら……ファインモーションさん落ち着いて」
「順子と刻子とタンヤオと赤、なあトレーナーこれ50点でいいか?」
「10倍じゃないですの!」
「5点払え~」
「はい……」
点数移動
ファイン 33-5=28
ゴルシ 40
キング 47
マック 40+5=45
ジャラジャラと洗牌の音がする。今思うとなんと心地よい音なのだろう。社会人になってから麻雀には触れてこなかったがこうも心地よく感じるものだろうか。
第3局(東三局)ドラ{5}
「ついに私の親番! 私にひれ伏しなさい!」
「そういうゲームじゃない……」
東家キングヘイロー配牌+第一自摸
{1368中5}打{中}
「これは字から処理するのが正解……よね?」
「それは手牌見ることが叶いませんからなんとも……」
「間違ってるぞ、正しくは發三枚中三枚にするんだぞ」
「そんな手牌何日経ってもアガれませんわ!」
南家メジロマックイーン配牌+第一自摸
{11223發}
配牌でテンパってる……{赤3}でのみ和了れるからフリテンが怖いが。それにしてもこれマックイーン心もテンパってないよね?
「こ、これを捨てますわ」打{發}
テンパってるじゃねえか!
西家ファインモーション配牌+第一自摸
{36赤79中8}
「点数取られっぱなし……だけどこの手をあがってみせるよ!」
「よしその心意気だファイン!」
打{中}
北家ゴールドシップ配牌+第一自摸
{發發中682}
「面白くねえ配牌してんなぁ……ほいよ」打{2}
キング自摸
{135685}
「そういえば……何故鳥の図柄が1を表すのでしょう?」打{1}
マック自摸
{11223赤1}
「さあ……皆目見当もつきませんわ」打{3}
{2}待ちに変えた、緑でも赤でも和了れる。刻子刻子+1で5点ってきついように見えてラク?
ファイン自摸
{36赤789中}打{中}
「中来るなら言ってよー……」
「そういうこともありますわね」
ゴルシ自摸
{發發中684}
「その鳥クジャクだぞ」打{4}
「へぇ~」
キング自摸
{35568赤8}打{3}
「しかし何故一索がクジャクになるのですか?」
マック自摸
{赤111229}打{9}
「麻雀のもとになったゲームがクジャク書いてたんだってよ」
ファイン自摸
{36赤789赤6}打{3}
「成程、それなら納得がいきますわ」
{6}待ち、点数も5点超えてるから出和了りできる。{5}入ってきたらうれしいんだが。
ゴルシ自摸
{發發中68赤2}打{中}
「えーとこれが何点で……」
「ファインモーションさん、声に出てましてよ」
「あっ」
「あるある、こないだトレーナーを北センチネル島へ連れていこうと思ってさあ」
「そもそもどこですの?」
「多分外国だよ!」
「それはそうよ……」
「お前俺を殺す気か」
キング自摸
{55688發}
「なかなか和了れないわね」打{發}
マック自摸
{赤111224}打{4}
「牌がなくなったらどうなるんだっけ?」
「流局と言って全員加点無しで次の局に行くぞ」
「そ、それだけは防がないといけないわ!」
「流局がそんなに嫌いかキング……」
ファイン自摸
{6赤6赤789赤5}
「えーっ、それはいやだなあ」打{6}
ほんとに入りやがった。{47}待ちにチェンジ。
ゴルシ自摸
{發發2684}
「……山越しはないだろ」 打{4}
「ろ、ロン!」
「山越しかよ!」
「流局は免れましたわね」
「ここで和了らなかったのは何故なの? {4}が出てるのに」
「まだ和了れる状態じゃなかったから……」
「今テンかよどういう山してんだよ」
「山ないぞ」
「山でいいだろ……でお値段ハウマッチ?」
「順子順子赤3、5点」
「はい、5000点棒」
「ここでは5点点棒ですわ!」
点数移動
ファイン 28+5=33
ゴルシ 40-5=35
キング 47
マック 45
第4局(東四局)ドラ{赤1}
東家メジロマックイーン配牌+第一自摸
{12赤27發中}打{發}
マックイーンの打ち方は安心して見てられるな、さすがゴルシだ……いや違うな、こんな年頃のうら若き乙女が麻雀を普通に打っているイメージがないからある意味異常だ。
南家ファインモーション配牌+第一自摸
{赤46赤78發1}打{發}
ファインも麻雀は難しいだろうがこのすずめ雀なら安心して打たせることが出来そうだ。
西家ゴールドシップ配牌+第一自摸
{3379發赤5}打{發}
こいつは普通に打てるわ。慣れてないふりして相当手慣れてる並の
北家キングヘイロー配牌
{4455赤6}
配牌でテンパァイ! でもアガるには{赤3}が必要なのがつらいなあ……さあ運命の第一ツモは
{中}
このへっぽこ! いや、単純に考えて1/35を一発で引く方がおかしいのか……当たりが3%弱のガチャガチャなんてなあ……
「中って結構不遇な扱いされてるような気が……」
「そうだよなあ、折角修業を積んで赤くなったのにいざ手牌にあったら捨てられるんだよな」
「私としては救ってあげたいところだけど、勝負がかかっている故そう簡単にいかないのよねえ」
マック自摸
{12赤27中4}打{中}
「と言いながら中切るメジロのお嬢様」
「仕方ないじゃありませんの! じゃ、じゃあこの手牌でトレーナーさんはどれを捨てますか! 選んでください!」
「そんなムキにならんでも……まあこれ、牌効率的に大差ないし」
と、俺は手牌の左端の牌を指さした。
「そのような打ち方は……まだわたくしにはできませんわ」
ファイン自摸
{1赤46赤78赤9}打{1}
ファインは赤爆弾的な攻め方がもうパターンになってるのかな? 聞いたことがあるが、どうやら赤い色で塗られてる牌ばかりを手牌に集めたがる雀士がいるらしい。
それから黙黙と闘牌は続き……
ゴルシ
{33赤5798} 打{3}
キング
{4455赤68} 打{8}
マック
{12赤2471} 打{1}
ファイン
{赤46赤78赤9赤3} 打{6} ※{25}待ち
ゴルシ
{3赤57892} 打{2}
キング
{4455赤67} 打{7}
マック
{12赤2478 }打{2}
ファイン
{赤3赤4赤78赤99} 打{9}
ゴルシ
{3赤57899} 打{9}
キング
{4455赤66} 打{4} ※アガりの形になっているが5点に届いていない。
マック
{1赤2478中}
「そういえばツモアガりのときはどうするのですか?」打{中}
「親子関係なく3で割って小数点以下は切り上げる」
「じゃあ合計得点で考えるとツモアガりした方が多く貰いやすいんだね」
ファイン
{赤3赤4赤78赤93}打{3}
「そういうことだな」
ゴルシ
{3赤5789中}
「誰か鳴けやーい!」打{中}
「既に見えてますわよ!」
キング
{455赤666}打{4}
{5}待ちにチェンジ。
マック
{1赤2478發}
「今回は流局ですか……おそらく」打{發}
ファイン
{赤3赤4赤78赤92}
「あ!ツモ!」
「流局すると言ってしまいましたごめんなさい」
「ファインついてるなあ」
「おい、自分の担当ウマ娘が得点できてないぞ慰めろ」
「少しは牌効率に倣え」
「慰めろ」
「つらいね」
「順子順子赤4 6点!2点全員払え~」
第5局につづく・・・
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