あとマックイーンの口調何気に難しいですね・・・
第一話と同日 - トレーナー室
暇を持て余していたゴールドシップとトレーナー。あまりにも暇すぎるのでゴルシはトレーナーと麻雀がしたいと申し出るも、二人で麻雀はできないと返す。どうしても麻雀でトレーナーを打ち負かしたいゴルシはナカヤマフェスタとメジロマックイーンを連れてきた! マックイーンは賞品のケーキを食べたい欲が駄々洩れだが大丈夫か?
「ゴルシのトレーナー、このスイッチは一体なんだ?」
「ん?そこを押したら牌山と配牌が出てくる」
「積み込みもできないってわけか、まぁ私はイカサマは嫌いだがね」
「卓も結構するもの買ったんだなぁ、ア〇スの〇ックスⅢとか最新機種だぞ」
「へっへっへっトレーナー、実は買ってないんだって言ったらどうする?」
「え?」
「アタシの母親がベーリング海で獲ってきて」
「カニ漁のついでに」
「おぅ」
「何故平然と受け入れることが出来ているんですの……?」
「自然とこうなった」
「はぁ……ところで私、麻雀に関しては付け焼き刃に等しいですからこのまま試合に移ってもナカヤマフェスタさんが満足できるとは到底思えませんわ」
「そうだな……私も弱い者いじめは趣味じゃない、それを承知でくるなら容赦なく叩き潰すだけだが」
そう、マックイーンはゴルシから麻雀を教わっただけなので実際に打ったことはない。ただただショートケーキが食べたいだけで麻雀を打つことになったウマ娘なのである。
「ならアタシが赤ペン先生にでもなるぜ!」
「某大手通信教育かな?」
「毎月提出する義務が生じるじゃあありませんの!」
「まぁ、ルール確認のためにも説明はいるか」
「よっしゃ! マックイーンの為にもチャレンジゴルシ年生開校じゃい!」
「数字ですらなくなりましたわ……」
チャレンジゴルシ年生 教科:麻雀 いざ開校!
──────────牌の種類とアガり方
「まずこの漢数字が書いてある牌たちは
「普通に後ろの情報は知らなかったな」
「ゴールドシップさんはどういうわけか知識はかなり信頼できますわ」
{一二三四五六七八九}
「次にこのまるっこいのが
「フフッ ギャンブルしてくれと言ってるような謂れじゃないか」
「富本銭???? 和同開珎???? 歴史は苦手ですわ……」
{①②③④⑤⑥⑦⑧⑨}
「三番目はこの細長いのが
「全部金銭関係じゃあありませんか!」
「麻雀とお金は切っても切れない関係なんだなあ」
{123456789}
「あら? ゴールドシップさん、この鳥は索子に含まないのではなくて?」
「あちゃあマックちゃん、初心者が最初に陥る罠にはまっちゃった」
「!?」
「これ索子の1になるんだぞ」
「トレーナーぁ、ネタバレが早いぃ~もうちょっと持たせたかったのにぃ」
「猫撫で声にその口調は今すぐおやめなさい!」
「そして最後は、漢字が書いてある
「その分使いにくい、が高得点につなげるには切っても切れない牌たちだ」
「ナカヤマフェスタさんの好きな牌がありそうですわ」
「幾分か偏見すぎないか?」
{東南西北白發中}
「そして肝心なアガり方! 13枚基本の14枚目を入れ替えていって同じ牌3枚・連番3枚を集めて3-3-3-2の形に作ればアガりだ!」
「最後の2はどのような構成ですの?」
「同じ牌2枚だ」
「ということは…… {東東234666七八九白白白}このような形になれば良い、というわけですわね」
「さすがマックイーン! 飲み込みが早いぜ!」
「だが、それだけじゃあだめだ」
「!?」
──────────役は必須
「まだマックイーンは役作りの楽しさと苦しさを知らない……それじゃあ麻雀を楽しんでるとは言えない」
「ナカヤマ……そうだよな、やっぱりそこにも突入していかないとだめだよな」
「何故ですの?」
「マックちゃんに残念なお知らせだ……麻雀は役が一個以上ないとアガることが許されない……」
「そんなっ! ……ってそんなに悲しがることじゃないじゃあありませんか!」
「へへっマックイーンのそういうノリのいいところ好きだぜ」
「ゴールドシップさん……」
「と、とりあえずマックイーンはどれだけ役を知ってるんだ?」
「役ですか……リーチ(※1)とタンヤオ(※2)とツモ(※3)とピンフ(※4)ぐらいしか……」
※1 残り1枚でアガれると宣言する役。感覚としては麻雀版のUNO宣言が近い。
※2 14枚すべてを萬子・筒子・索子の2~8の牌で作る役。
※3 14枚すべてを他人の牌を使わず(ポン・チー・明槓・ロンせず)に作るとつく役。
※4 3枚部分が全部連番かつ2枚部分が後述する翻牌でないことでつく役。(本来は条件が更にある)
「
「よし! それじゃあ翻牌について解説して、いくぞー!」
「マックちゃんまず翻牌は三枚にするだけで役になる」
「かなり難易度が低いですわね……それでどの牌を揃えれば役になるのでしょう?」
「{白・発・中・自分の風の字牌・場の風の字牌}が対象だ! それ以降は難しくなるからトレーナーよろしく!」
「ええ……場の風っていうのは最初は東、次に南、さらに次は西、そして最後は北だ」
「切り替わるタイミングはいつですの?」
「スターターを一回り回したら変わる」
「なるほど……では自分の風というのは?」
「スターターが東、そこから反時計南西北と決まる」
「では東の人が真向いにいたら自分は西を三枚揃えたら翻牌が成立するということでよろしいのでしょうか」
「その通り」
「でも場が東の時に自分が東の人であったときってどちらかが無駄になるような気がするのですが……」
「いや、その時はダブ東と言って二役扱いになる」
「取りこぼしがなくて安心しましたわ」
「おし! これで翻牌については完璧だな!」
「ふぅ、やっと打てるのか、待ちくたびれたよ」
「よし! それじゃあゴルシ杯のルールを説明するぞ! 東風戦一戦勝負、一発裏アリ赤ナシで点数は符計算ナシで30符基準、1000-2000-3900-8000・東家は1500-2900-5800-12000な」
「東風か、慣れないがそれもまた麻雀 勝負には変わりない」
「おっけ」
「今のは呪文ですの?」
「呪文……みたいなものだな」
「あはは…どうも日本語に聞こえないと思いましたら呪文では対処のしようがありませんわ」
第二話(?)終了です。次回から本格的に打ち始めます。
ぶっちゃけ能力麻雀要素入れようか悩んでます。しかし打ち方に個性を持ったガチ麻雀というのもまた一興ですよね。悩むなあ