人の未来は光の中に(アムロ ジュドー ロンド・ベルinコズミック・イラ ルナマリアを添えて~ 作:アママサ二次創作
宇宙世紀の技術 その1
《全天周囲モニター》
宇宙世紀において開発されたコックピットの技術で、これを搭載している機体のコックピットでは、リニアシートと操縦桿、武装操作用のウインドウ以外は見えなくなり、まるで椅子に座った自分が空中に浮いているかのような状態になります。慣れないルナマリアは気持ち悪いと評しましたが、コズミック・イラのMSにおいては視界は正面と左右、上だけと狭く、足元や正面の下の方は機材に埋もれて外が見えません。そのため全天周囲モニターを搭載している機体は、それだけで戦闘時の状況把握を有利に行なうことが出来ます。ちなみに手足の見えないこれでどうやってアムロは殴り合いをしたのか、僕にはわかりません。
宇宙世紀の技術 その2
《リニアシート》
リニアシートは、全天周囲モニターとともに採用されている、宇宙世紀のコックピットにおける技術で、その名の通り『椅子』です。採用された理由として従来の形の座席だと全天周囲モニターの利点が死んでしまうため、後方から伸びるアームを支えにして空中に浮いたようにして全天周囲モニターに合ったシートを作ったとされています。ですが、その真骨頂は衝撃吸収という点にあります。アームの基部(根っこの部分)がコックピットブロックのリニアレール上に電磁気力で浮遊していて、内蔵されたアクチュエーターをコンピューターによってリアルタイムで制御することで、パイロットへの衝撃や加速による身体的な負荷を激減させています。つまり、初代ガンダムやコズミック・イラのMSのコックピットでは硬い椅子に座って衝撃をパイロットがほとんどそのまま受ける事が多かったのに対し、リニアシートにおいては『椅子が衝撃に合わせて動き、衝撃を受け止める』ことで、パイロットの受ける衝撃が減っているのです。
また、Zガンダムや逆襲のシャアなどZ以降の時代のアニメを見ていて気づいた人も多いと思いますが、0087以降の機体には基本的にシートベルトがついていません。初代ガンダムやSEEDを見ればわかると思いますが、初代ガンダムのアムロやキラなどはしっかりしています。これは、リニアシートにおいては、椅子の背中の部分にノーマルスーツのバックパックがはまることでパイロットがノーマルスーツごとシートに固定されるようになったため、です。
宇宙世紀の技術 その3
《イジェクションポッド》
全天周囲モニター関連でもう一つ。
これは、所謂脱出ポッドです。全天周囲モニターの関係でコックピットブロックが球形になったため、それが機体が撃破された場合の脱出ポッドとしての役目を果たすようになりました。逆襲のシャアにおいてサザビーから飛び出した丸いのがそれです。
もともとはRX-78に搭載されていた脱出用のコアファイターが高価過ぎるということで量産機には脱出システムが搭載されていなかった(されていたとしても座席だけが飛び出す形。これはそもそもMSの構造だと飛び出しづらい)のですが、このイジェクションポッドによって、通信能力やコックピット内の食料や水を乗せたまま脱出することが可能になったため、生存率が大幅に上がりました。一応簡易的な推進装置もついています。
更に全ての機体のコックピットに共通するかはわかりませんが、シートそのものも射出した後に動けるようにアポジモーター(姿勢制御用のスラスター)が搭載されているものもあります。
重力下においてポッドが射出された場合には、ポッド上部のパラシュートが展開されるようになっているので、大気圏内での脱出能力も上がっています。