蒼穹の絆 -Infinite Stratos meets FAFNER in the Azure-   作:フィアネン

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評価9ありがとうございます。正直初手これだったんでけっこうビビりました。


第4話

セシリアに瞬殺された一夏は、自身のIS”白式”が一次移行するのを待ちながら、怜央と彼女の試合を観戦していた。言葉も知らなかった代表候補生という言葉―彼はその言葉の重みを身をもって知ったのだった。

 

「本当に、手も足も出せなかった…。」

 

剣道とは何もかもが違う。自身が近接ブレードだけを持っていたとしても、相手がそうとは決して限らない。現に彼のIS”白式”は、セシリアのIS”ブルー・ティアーズ”とは相性が最悪と言ってもいいレベルである。

 

(剣だけで戦うのがどれだけ難しいかがよくわかった。それに、立体的な攻撃に、機動…。)

「俺には、知らない事が多すぎる。」

 

現に今行われている試合もそうだ。互いに円軌道をとりながら射撃をしあうが、どちらの弾も当たることが無い。一夏の時は、とにかく前に行く事だけしか考えれず、一瞬でビットの餌食になった。その状況にしびれを切らしたのか、セシリアはビットを展開して怜央に全方位攻撃を始める。だが―

 

「っ!?怜央、あの攻撃を全部凌いで、しかも攻撃し返してる…!」

 

攻撃なんてできず、避ける事すらままならなかった自身。それに比べ、避けるだけでなく本体を狙って反撃をも行う怜央。その繰り返しを何度か見ていると、一夏もある事に気付いた。

 

「あいつ、ビットを出してる時は動けないのか?」

 

セシリアはビット攻撃をしている時、それの操縦に集中しているために自らが動けないという弱点がある。怜央はそれを直ぐに見切って、その穴を突くように攻撃をし続けた。それは彼女にとって、とても嫌な戦い方であったことには間違いない。6機のビットを封じれば完全にデッドウェイトになり、かと言って空中に放置してはそれこそ自衛手段が減るという難しい状態。

セシリアは仕切り直しと言わんばかりに怜央から距離を離し、浮遊させていたビットを全て回収する。彼は彼でその隙を突き、その場で爆発的に加速しながら、持っていた”アサルトライフル”ヴェントをアサルトカノン”ガルム”へと一瞬で持ち替えて彼女へと詰めていった。

 

「何だ、今の加速!?それに、武器が一瞬で…!」

 

 

 

瞬時加速(イグニッション・ブースト)高速切替(ラピッド・スイッチ)…やはり、使ってきて当然ね。」

 

別室で試合を見ていた楯無には、ある一つの仮説があった。それは、彼が無自覚に何処かの勢力のスパイとなっている事。何者かが何らかの手段で彼の適性を見つけ、力の扱い方を教えると彼に接触してきていてもおかしくはない。それに先日の襲撃であっても、彼は異常な程に冷静に対応していたという報告…まるで、自分だけが狙われている事を知っていたかのように。

 

「それに、この荒々しい戦い方…間違いなく試合なんかじゃない。”殺し合い”のやり方ね…。」

 

試合開始からの彼の銃口は、正確に胴体・頭部・首元へと向いている。互いに高速で移動しあっている為に当たった回数は少ないが、それでも常に急所を狙っている事は間違いなかった。

試合は、怜央に詰められたセシリアの決死の機転によるミサイルビットの接射によってこの場の決着はつかなかった。発生した爆炎を中心に二人はその場から離れる。セシリアは少なくないシールドを削って健在であったが、それは怜央も同じであった。彼は左手に紫色の長槍を握っており、これでミサイルビットを切り裂いていたらしい。

 

「アレは…スピアーというより、ランスね。まるで騎兵槍…。」

 

そこからは怜央の猛攻が始まった。機体よりも長大なその槍を、まるで昔から触っているかのように使いこなし、刺突と斬撃を織り交ぜた攻撃をする。セシリアも近接攻撃は不得意というほどでは無いが、このような状況になる事の方が珍しく、自身の近接ブレードを出すのにてこずっていた。

やっとの思いで近接ブレード”インターセプター”を左手に出現させ、怜央の攻撃へとカウンター気味に刃を突き出す。だが、楯無が見た光景は驚くものだった。

 

「え!?マニピュレータで刃を受け止めたの!?」

 

普通なら回避する所を、怜央は自身の右手で受け止め、彼女の手ごと握り返して拘束したのだ。(マニピュレータ)を貫通した刃、彼の眉間に寄る皺。それらを見て、楯無はまさかと気付く。

 

「自傷?いや、まさかね…。」

 

怜央はその体勢のまま槍を逆手に持ち直し、彼女の胸へと突き立てようとする。しかし、それは叶う事は無かった。

 

『ラファール・リヴァイヴ、シールドエンプティ。勝者、セシリア・オルコット。』

『な!?』

『え…。』

 

「恐らく、右マニピュレータにショートブレードが貫通した事によって、その傷からエネルギーが流出してしまったのね。そのまま、怜央君の自滅という形で決着がついた…。」

 

誰もが腑に落ちない勝負の結果。だが、機械音声のアナウンスが伝えた結果が全てだった。

 

 

 

 

 

試合直後、怜央はハンガーに解除したリヴァイヴと対面していた。

 

〈負けちゃったね~。〉

「あの程度の損傷で試合が終わるとは思わなかった。試合形式をあまりやってこなかった、俺のミスだよ。」

〈でも、どうして自分を傷つけたの?〉

「…何の話?」

〈空に出る直前、私と直接繋がったのがわかったわ。インターセプターを右手で受けた時、とても痛かったはず。何で自分から痛い思いをしたの?〉

「…痛みってさ、今ここに俺自身がいないと感じないんだ。」

〈だからなの?〉

「俺なんて、いてもいなくても変わらない。でも、親父の事を知るまでは俺もいなくなれない。だから…。」

〈強がり。〉

「何だと?」

〈あの時の傷、私も痛かったんだからね。〉

「お前の破損個所は必ず全て修理する。それが、俺が通す筋だ。」

 

彼は機体から右手を離し、その場を後にする。ピットの扉が開くと、その目の前には一夏が立っていた。

 

「…何。」

「怜央、その…俺が悪かった!お前の言う通り、確かに俺は何も出来なかった!」

 

頭を下げる一夏だが、怜央は何も言わない。

 

「だから、もう一度頼む!俺にISの事を教えてくれ!今日のこの試合で、俺がどれだけ期待されてたかを知ったんだ。どれだけみんなが、俺の事を重く見てるのかがわかった。だから、俺は今のままじゃダメなんだ!だから頼む!」

 

頭を上げた一夏は、今度は怜央の目を真っ直ぐに見つめる。

 

「………。」

「もし、それでもダメだって言うなら、もう―」

「わかった。」

「え?」

「教えてやるよ、ISの事を。」

「い、いいのか!?」

「俺はいつも放課後、第三アリーナにいる。声さえかけてくれれば、何時でも始める。これでいいか?」

「ああ!ありがとう、怜央。」

「別に…。ところで、次の試合はどうするワケ?やるの?」

「いいや…さっきセシリアと戦った時、身の程がわかった。」

「そう。じゃあ俺は着替えて自分のクラスに戻るから。」

「あ、待てよ怜央。俺も一緒に行くよ。」

「やめろ、近い。離れろ。」

 

隣に立とうとする一夏から適度に離れながら、怜央は一人思う。

 

(バカだな、俺。昔の俺みたいな目の変化をコイツに感じるなんて。)

 

織斑千冬(白騎士)の弟だから当たりが強い訳ではない。彼女の弟だから恨む訳ではない。

ただ、『何故自分が』と諦めるような感情。それが怜央にとって、最も気に食わない感情だった。

 

 

 

 

「…で、何でこんなに集まってるワケ?」

「いや、それが…。『ISエリートの男子からの特訓を受けたい』ってみんなが言ってだな…。」

「うわ、嫌味にしか聞こえねぇ。」

 

放課後、第三アリーナ。怜央の目の前には、一夏の他に5人ほどの女子がいる。2人は同じ3組の生徒だが、他の3人は怜央の記憶にはない。

 

「その3人が1組の?」

「じゃんけんで決めて来ましたー!」

「そりゃ平和な事で…。」

 

怜央は呆れながらも、ちゃっかり用意されていた打鉄一機を見据え、彼らに指導を始める。

 

「そんじゃ、まずは歩くか。順番は適当で。織斑、お前もだ。」

「え?でも俺飛べたし…」

「バカ、そういう問題じゃないんだよ。」

 

女子はまたじゃんけんで順番を決め、最初の一人が打鉄に搭乗したことにより、彼の授業は始まった。

 

「それじゃセンセ、よろしくおねがいしまーす!」

「嫌味?まあいっか。…ISってのは便利なことに、このヘッドセットである程度の思考制御ができるようになってる。それはつまり、やろうと思えば小学生でもぶっつけ本番でISを装備して歩けるって事。でも現実はそうはいかない、何故かと言えば―」

 

ここで怜央は言葉を切り、裏で歩こうとしていた一夏の方を見る。全員の視線が彼へと向けられる中、一夏はぎこちないながらも歩いていた。

 

「あ、あれ?何でこんなに歩きづらいんだ…?」

「アイツはスタスタ歩いてああ言ってるけど、普通はもっと歩けないもんだと考えていいと思う。これの原因となっているのは―」

 

彼はこの先を言おうとしたが、それは待っていた一人の女子に遮られた。

 

「はーいはい!ISの搭乗による重心変化が関わっていると思いまーす!」

「…ってのもそう。でも、一番の要因は手足の長さだね。ISに搭乗している時は、その分身長に伴って手足も長くなる。そうするとどうなるか?歩幅、前進量、ステップ感覚の差…普段はそんな事考えなくても歩けるでしょ?そこまでに慣らしていくのが、まず最初にやるべき事。それじゃ、歩いて。」

 

授業ですらまだISを動かした事の無い生徒らが、まるで生まれたての小鹿のようにぎこちなく歩いていく。彼もリヴァイヴに乗り、彼女らを補助しながら歩くのを助けていく。

2周目の半ばくらいだっただろうか、突然彼らの元にセシリアの声が聞こえてきた。

 

「要さん!貴方、ここにいらしたのですね!」

「…何?話は長くなるの?」

「え?そ、それは…それなりにですわ!」

「そう。織斑、そいつらの補助してやれ。もうお前はだいぶ安定したろ?」

「お、おーう…?」

 

怜央は一夏にそう言うと、セシリアの元へとホバー移動していく。

 

「で、話って何?」

「今日の再戦を申し込みますわ!あんな勝ち方、私が納得できません!」

「いいじゃん、あんたのプライドは守られたんでしょ?」

「あんなもの、私の勝ちではありません!勝手に自滅まがいの事をされておいて、そちらこそ―」

「アレはあの程度の損傷で試合が出来なくなるほどシールドが削られるとは思ってなかったんだよ。自滅するだけだったら幾らでも手段はあった。」

「それでもですわ!」

「だったら、次のクラス代表戦まで待てばいいんじゃないの?そんな急かされる覚えないんだけど。」

「え?えっと、それは…。」

「………まさか、意味わからないけど。あんた、何か余計な事でも言った?」

「もう、先程からあんたあんたとは何ですの!?私にはセシリア・オルコットという名前が…!」

 

怜央は怪訝な表情をしながら会話をしていると、一組の生徒が話に割り込んでくる。

 

「それはねー、セッシーとオリムーがクラス代表を決めようとしたときにケンカしちゃったからだと思うよー。」

「は?喧嘩?」

「で、でもアレは!織斑さんだって私の祖国をバカにしたではありませんか!イギリスの美味しい料理は幾らでもありますわ!」

「はぁ!?ケンカ売ってきたのはそっちが先だったろ!極東の何たらだの、文化的に後進国だの!」

 

ギャーギャーと再び喧嘩を始めてしまった二人に挟まれた怜央は、とりあえず二人を無視して続きをすることにした。

 

「要君、あの二人は…」

「くだらないからほっときゃいい。ロクでもない会話に時間取られてても仕方ないよ。」

 

その後、怜央たちが訓練を終えるまで二人は言い合いをしていたとか。

呆れている怜央たちと、懲りずに言い合いをする二人。そんな彼らを、夕日は紅く染めていた。

 

 

 

 

 

怜央は訓練を終えた後、アリーナから整備室へと直行していた。目的は勿論、リヴァイヴの修理である。管理官には修理も兼ねて数日貸し出して欲しいといった所、あっさりと快諾されており、持ち出しにはそこまで苦にならなかった。

彼は待機状態となったリヴァイヴを左手でつまんで眺めながら歩いていた。

 

「何で指輪なんだ?」

〈知ってる?指輪って左手の薬指だけにつけるモノじゃないのよ!〉

「へえ。」

〈なーんかさ、反応薄くない?〉

「どうでもいいからね。」

〈もう、聞いてよ!聞いてなくても勝手に言っていくから!まず右手の親指は―〉

 

怜央はそんな話を聞き流していると、整備室に辿り着く。彼はハンガーにリヴァイヴを展開し、右マニピュレータの整備を始めた。時間が経っていた為に、放課後の訓練の際はある程度は自己修復で動かせていたが、実戦の事を考えれば致命的な傷。外装だけでなく、駆動系のチェックも念入りに行っていった。

 

〈…それでそれで、左手の小指はなんと、チャンスを引き込むためのモノなの!例えば恋とか、恋とか…〉

「できたよ。思ったより駆動系が生きてて楽だった。動かして確認するよ。」

〈ほんと!?ありがとう!〉

 

怜央は右腕装甲を身に着け、マニュアル稼働でチェックしていく。そんな彼を見ながら、リヴァイヴは再び話し始めるのだった。

 

〈夕方の君、楽しそうだったね。〉

「楽しそう?どこを見てそう思ったんだ?」

〈んー、何となく?〉

「何それ。」

〈だってそう見えたんだもん。〉

「…そう。」

 

今まで言われた事のない評価。それに対しどう受け止めればいいのか、怜央にはわからない。

 

〈そんな難しく考えないでもいいのに。〉

「わからないものはわからないよ。」

〈そんなに楽しくない人生を送ってきたの?〉

「機械にだけは言わ…?………。」

〈何、どうしたの?〉

「立ち聞き?そんな事してて楽しいワケ?」

 

怜央は扉の方を向くと、そこから簪が現れる。彼女は彼の方を向くと、驚いた表情をしていた。

 

「え…誰と喋ってたの?」

「こいつだけど。」

 

簪は怜央の視線を追うと、そこには淡く光るリヴァイヴが一機居るだけ。それを見た途端に、彼女の顔は怪訝なものに変わっていく。

 

「電波って事?」

「どういう意味?」

〈面白ーい、からかわれてるー。〉

 

怜央はリヴァイヴを目だけで睨むが、当の本人はこの状況を面白がっているようだ。どうにもならないと踏んだ彼は乱雑に右腕部装甲を戻すが、その時にふとある事を思い出した。

 

(入学前も、確か同じように声が聞こえた。“俺だけの力”…。たしか『みさお』と名乗ってたそいつは、俺の名前を知ってた。何故なんだ?)

 

怜央が考えにふける中、そんな事はお構いなしに簪は彼に言う。

 

「何でわざわざあんな事言ったの。」

「は?何の話?」

「だから!何で私の機体の事、わざわざ篝火さんに言ったのって訊いたの!」

「言ってもあんたの得になる事なんざないよ。」

「何でもいいからとにかく言って!」

 

怜央は溜息を吐きながら、その問いに対して答える。

 

「『何もしなかった癖に』、あんたが言った言葉だ。それが気に食わなかっただけだよ。」

「え…それでなの?」

「俺の考えまで文句つける気?」

「そ、そんな訳ないじゃない!おっ…終わったのならさっさと出ていけば!?」

「そんな事言われる覚えないけど。」

「私にはあるの!」

「変なヤツ…。」

 

そんな言い合いをしながらも、怜央は手際よく撤収をしていく。最後の作業が終わった時は、既にリヴァイヴは待機状態へと変化していた。彼は浮いているそれを掴み、少し考えてから一度グローブを外し、右手薬指へと差し込んだ。

 

「いいの?それ学校の訓練機なんでしょ?」

「修理も兼ねて暫く貸し出しさせて貰ってる。ちゃんと返すよ。」

 

怜央は後ろに置いてあった鞄を手に取り、肩に掛けて部屋を後にする。

部屋に戻る途中、誰もいない廊下でファヴは怜央に話しかけた。

 

〈思ったより会話が増えたな。〉

「向こうが勝手に喋って来てるだけだよ。ある程度の心証ってのは保っておかないとなんでしょ?」

〈それはそうだが…私だって少しは妬くのだぞ。〉

「え?()()って?」

〈そこに居るリヴァイヴに嫉妬していると言いたいんだよ。私より話している時間が長いのではないか?〉

「そんな程度で…本心はお前以外に喋った事はないよ、ファヴ。」

〈そうだったな、怜央。…だが、お前がいなくなってもいいと言った時。私はヒヤリとしたぞ?〉

「ああ、アレ…。アレは―」

 

次の言葉を言う前に、彼は自室の扉を開ける。中には誰もおらず、久々に自分だけの空間になっていた。彼は鞄を椅子に起き、ベッドに座りながらファヴを抱え、自身の目を合わせる。

 

「俺がいてもいなくても変わらないって言うのは本当だよ。今までずっとそうだったしね。でも、俺はお前がいてくれたから今まで戦えてきたんだ。俺がどんなに傷ついても、どんなに苦しくても…お前が居たから、あの時から今まで戦い続けて来れたんだ。お前さえいてくれれば、俺は…。」

 

一人の青年と一つのコア―彼らは今までずっと、並んで歩いていた。

その絆は、どの人間よりも、どのISよりも深い。

それを友情と言うか、依存と言うか―恐らく、それを正確に評価できる人は、今は誰一人としていないのだろう。

 

「ずっと、お前と戦っていくよ…ファヴ。」

〈ああ。私も、怜央と生きていくのは楽しいからな。〉

 

 

 

 

 

「言葉を介さないで意思疎通をする…あんたらは確か、”クロッシング”とか言ってたね。」

「そうだな。ファフナーのコアを通して、パイロット同士の意志をダイレクトに脳へと伝える。声による会話という意思疎通手段を隠し、無線傍受や盗聴を防ぐ為の一つの手段さ。」

「でも、あんたらはファフナーに乗ってなくてもそれを出来る。あんたらの子供も…。明らかに普通の人間がする事じゃないよ。」

「そうだな。だが、我々はこれを否定的には捉えていない。後天的に受け取ったモノではあるが、これは同化現象とも含めて、一種の積極的な進化と捉えている。」

「人間は人間の形を保って、始めて人間なんだ。でも、あんたらはその枠を自分から超えようとしてる。そうなったら、間違いなくそいつらは全員バケモノだよ。」

「人間同士の相互理解が最も困難だという事はずっと昔から知っている。それに、人間という枠組みから逸脱しそうになっているのは貴女も同じだろう?篠ノ之博士。」

 

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