関西人の関西人による関西人のための鉄道旅行記   作:柳芽帆奈

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第十二話「草津よいとこ一度はおいで」

 敦賀駅の構内で写真を何枚か撮って次に乗ったのは9時23分の大阪行きの新快速。ただし、こいつは湖西線経由なので乗るのは二駅先の近江塩津まで。途中で通るのは撮影スポットとして有名な新疋田のループ。往路のサンダーバードはループ線を通らないので上り下りとはまた違う景色を楽しむことができる。

 

 近江塩津に着いたのは9時40分。降りたのは俺を含めて二人だけだったので12個あるドアもほとんど開かず、そのまま電車は湖西線へ向けて行ってしまった。

 

 反対側の乗り場には既にこれから草津までお世話になる新快速米原経由姫路行きが停まっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 近江塩津駅はその名の通りの湖西線と湖東を走る北陸本線が合流する駅、と言ってしまえば聞こえは良いのだが、実際に昼間に止まる列車は一時間に二本の新快速だけ。しかも北、東、西を山に囲まれ、列車待ちの間は猛スピードで通過する特急や貨物列車が通過するのを指をくわえて見るかスマホ触るかしかない、でも分岐点なので無駄に駅の規模が大きい。

 

 そんな駅で27分待ち。

 

「・・・いや、まだ冷房の効いた電車の中でゆっくり待てるだけマシか」

 

 そんなこと呟きながら西の方を見て見ると何やら新しいホームっぽいのが作られていた。

 

 そう言えばなんかブログで見たことあるな・・・

 

 まだまだ時間があって暇だったのでそのホームの写真や発車直前でやって来た滋賀県内では珍しい521系の普通を撮って、10時7分に近江塩津を出発。

 

 出てからしばらくは山がちな区間を走るがしばらくすると景色がひらけてきて、余呉、木ノ本、高月と各駅に停車していき、米原には10時42分に到着。ここで8両増結and大垣から関ヶ原を越えてきた東海道線の普通を待つため8分待ち。

 

 もう18きっぷのシーズンに入っているが、ギリギリ夏休みのシーズンではないので混雑はみられないがそれでもそれなりの人は乗ってきた。

 

 米原発車時点ではガラッガラの12両だがこれが本領発揮をする前に俺は草津で降りてしまう。彦根を過ぎた今も俺が乗っている車両は他に二人ぐらいしかいない。

 

 そこからは一駅二駅ごとに停車していき、左手に高架の線路が近づいてくるといよいよ草津駅は目前。俺も降りる支度をする。

 

 11時22分、この駅で下車し、京阪神へと向かっていく新快速を見送ると抹茶色のアレが停まっている草津線のホームに向けて足を進める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 草津駅のホームは三面あって、このうちの二面は琵琶湖線が使い、東口側の一面に草津線ホームがある。まあ、朝と夕方に運転される京都からの直通は琵琶湖線のホームを使うんやけど。

 

 その草津線の切り欠きホームには現在、絶賛網干から奈良に転属中の221系電車(こいつは京都所属)が停まっている。しかし、この電車は途中の貴生川までしか行かないのでこれは見送る。時刻表を見てみると、次の目的に向かう柘植行きは57分発と敦賀、近江塩津に続き、草津でも数十分の電車待ちをくらう。三連チャンは運悪すぎちゃうか?

 

 しかし、近江塩津の様に何もないわけではないのでさっきよりはマシになった気がする。

 

 まあ、これもまた鉄道旅の醍醐味。気長に待つとしますか。

 

 




どうもどうも、柳芽帆奈でございます。
今回はいかがだったでしょうか?
ちなみに今回使ったサンダーバード3号ですが、現在は例のウイルスのせいで間引きされちゃってます。
なんとかウイルスが収まって3号が運転する日がくれば良いんですけどね。
それでは、また次回。
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