関西人の関西人による関西人のための鉄道旅行記   作:柳芽帆奈

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祝・20話!


第二十話「向かうトコ聖地でしょ」

『本日も阪急電車をご利用いただきましてありがとうございました。甲陽園、甲陽園、終点です。お降りの際、お忘れ物のない様ご注意ください・・・』

 

 甲陽線の終点、甲陽園駅には10時12分に到着。

 

 電車を降りて目に入るのは凝ったデザインの屋根と広いホーム。そして、その柵の向こう側を見るともう一つ古ぼけたホームがある。

 

「そういえば、もともとここ2面2線やったな・・・」

 

 今はただの1面1線(西側の使ってないホームを入れたら+1面)の棒線駅になった甲陽園駅、実は最近までは2面2線あったのだが、2008年に起こった脱線事故の後にホームが1面埋められて今は1面しか使われていないという。ちなみにアニメは脱線事故の前に制作されていたので2面2線のままだった。あ、でもスピンオフは棒線化した後のホームになってたな。

 

 改札を出るとそこは高級住宅街らしく閑静な雰囲気が広がっている。

 

 向かうのは主人公たちが通う高校のモデルとなった場所。何と徒歩30分もかかるらしい。

 

 こんな炎天下で歩くんはやってられんと駅前にあった阪神のバス停に向かうが、ここから西へ向かう路線はないことが分かり、絶望。でも、どうしても行きたいので我慢して歩くことに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぬわあああああん疲れたもおおおおおおおん」

 

 はい、30分経ちました。今、高校への坂を絶賛登坂中です。こんな汚い言葉が出るぐらいやからもう疲労度はお分かりでしょう。

 

「ああ、主人公が使ってたチャリが羨ましい・・・」

 

 そんな事を呟いていると目の前に大きい建物が見えてくる。あれこそが主人公達の高校のモデル『兵庫県立西宮北高校』である。

 

 振り返るとそこには眼下に広がる絶景、西宮の街はおろか、遥か彼方には日本一の高さを誇るあべのハルカスが見えるほどの見晴らしの良さ。

 

 この絶景を見るだけでここまでの苦労が無駄ではなくなった気がして喜びもひとしお。

 

 ただ、この場所はエライ夜景が綺麗らしいので今度来る時は夜にいこう。

 

 記念写真を何枚か撮ってここを後にする。ちなみにもう30分炎天下の中を歩く気はさらさら無かったので坂から少し歩いて越木岩神社北というバス停へ。このバス停、元は夙川短大前といってここのすぐ近くにあった短大の門も聖地の一つである。門自体は今でも残っていたので写真を撮ってバスを待つ。

 

 数分待っているとしてバスがやって来る。どうやら普通のバスではなく、さくらやまなみバスという西宮市のコミュニティバスがやって来た様だ。

 

 それに揺られて10分ほどで夙川に到着。もう電車が出てしまったので次の普通に乗って西北へ戻る。ここからようやくスタンプラリーの再開だ。

 

 ・・・そういえばこの話、スタンプラリーの話やったな。

 

 ここからは今津線で宝塚線へ。頭端式の7号線で待ち構えていたのは50年選手となった5000系。まだ特急が来る前だったので車内は余裕があった。

 

 その後特急の接続を受けて立客も出てきて、11時48分に出発。

 

 途中、阪神競馬場や高低差のある住宅街、武庫川橋梁からの景色を望んで宝塚駅に到着。

 

 所要時間は約15分。特に奇跡とかは起こらなかった。

 

 

 

 

 

 




うーん、こんなはずじゃなかったのにな・・・コウペンちゃんのスタンプラリーのはずがハルヒの聖地巡礼になってしまった(汗)。コロナ収まったらハルヒ坂行きたいなぁ。
まあ、宝塚までは行ったので今度こそ宝塚線編に入れます。グダグダ展開ですが何とぞよろしくお願いします。
それでは次回。
追記;宝塚行きの時刻が間違っていたので修正しました
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