関西人の関西人による関西人のための鉄道旅行記   作:柳芽帆奈

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第二十一話「再開したスタンプラリー」

 宝塚に着いたのは12時2分。ここからは阪急創業の路線、宝塚本線で今度こそ蛍池に向かう。接近放送が流れてやって来たのは新型車両の1013F。

 

 恐らく編成番号が出た時点でピンときた人がいるかもしれないが、こいつは例のキャンペーンのラッピングを纏っていている編成。両先頭車はフルラッピングでラインカラーのオレンジを基調に、宝塚大劇場や阪急うめだ本店、箕面大滝といった宝塚沿線の名所とキャラクターがあしらわれている。しかも、LEDの種別行先表示にもキャラクターが映っているという力の入れよう。1000系の側面の表示器は種別行先一体型やから雲雀とか天六とか絶対キツキツになるやんな・・・

 

 前面展望を見ようと俺は先頭車に向かう。車内にもキャラクターがあしらわれていて中吊りなどの広告枠もペンギンが出没。確かに可愛い。しかも、よく見てみると車掌台には制服を着たキャラクターがゴールデンオリーブの座布団に座っている。凝ってんなあ。

 

 

【挿絵表示】

 

 

 車内には俺の他にこの電車目当てと思しき親子連れなど、数人が乗ってきて12時10分に宝塚を発車。豊中までは各駅に停まるので神戸線の様な疾走感は感じられないものの、少しづつ乗客が増えていき、20分で次の目的地の蛍池に着く。実は蛍池は単なるスタンプ地点ではない。

 

「着いた着いたっと。おお・・・」

 

 階段にはキャラクターと『特急 キミノトコ』表示の1000系っぽい電車、そして阪急の駅名標をモチーフにした『K⚪︎UPENCHAN and HANKYU』のマークがデザインされていた。なんでも、期間限定で特別に装飾されているとか。なんで蛍池駅なんかは置いといて、スタンプ台はコンコースにあったのでそれをグッと押す。

 

 絵柄は『はなまる!』と書かれたプラカードを掲げた青い西北と同じキャラクター。やはり続き物になっていた。

 

 そしてさっきの様に記念写真を撮ってホームへ。

 

(今日は)もう蛍池に用はない。グッバイ蛍池。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 用を済ませた後は、急行に乗って一路十三へ。

 

 大体庄内を過ぎたあたりで昼飯を食べていないことに気づくが、まあいいかと腹の虫を無視して十三に着くと、そのまま京都線の5号線ホームへ。少し待ってやって来た53分の特急に乗るが、土曜日の京都方面の特急だけあって既に座席は車端部の優先座席まで満杯。こうなってはどうしようもないのでどこか空きが出るまで待つ。

 

 ・・・しかし、淡路を過ぎても、茨木市を過ぎても座席は満杯のまま。かろうじて優先座席が空くこともあったが、そこに座る気にはなれず、結局、高槻市でも満杯。多分、桂ぐらいにならないと空かないし、丁度スタンプラリーのチェックポイントだったのでここで降りることに。ここと次に向かう京都河原町駅の案内所のスタンプ台は改札外にあるので切符を通して改札を出て、スタンプを押す。今度は「いつも」だった。

 

 高槻市といえば最近整備された安満遺跡公園。勾玉や縄文土器を作れるらしく、面白そうだったが、そんなに時間の余裕がなく、なんなら電車の中からも見えるのでまた今回は断念。また今度行ってみよう。

 

 




どうもどうも、今夜も投稿、柳芽帆奈でございます。
キリのいい二十話を聖地巡礼で潰して、今回からラリー再開です!
ちなみに挿絵は実際のコウペンちゃん号ですが、行き先とかは全然違いますね。宝塚では撮ってなかったんですよ。まあ、参考程度にしてくれたらありがたいです。
まあ、後一話ぐらいでスタンプラリー編は終わると思います。
それでは次回。
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