『お客様に列車の運転見合わせについてお知らせします・・・17時2分ごろ、東海道本線の大高駅にて発生致しました人身事故の影響により、岡崎駅から大垣駅間の上下線の列車の運転を見合わせています・・・』
はい、今俺達は名古屋駅にいますが、状況は上の通りです。何でこんな時に今から通る区間が運転見合わせになるかなぁ・・・
おかげで今から乗るはずだった17時半の新快速米原行きも到着時刻になっても駅に来ない。
「香里奈、どないする?」
「どうしましょう・・・」
「どうしようかね〜」( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”
「待て、紗里。お前なに食うとんねん」
「いやー、お腹空いてきたから手羽先を食べようかなって」
紗里の手には名古屋界隈では有名な『幻の手羽先』が握られていた。なんてマイペースな奴なんや・・・
「二人も食べる?」
「「・・・食べようか」」
もうヤケや。いつ復旧するか分からんし、なんか食って待とう。
その後、家族などに遅れる旨の連絡をとって運転再開を待っていると20時前ぐらいに運転再開すると放送が流れる。
「これ今日中に大阪着けるかな・・・」
「どうでしょう。24時10分が最終なんで、24時までに着かないと・・・」
「俺も24時7分が最終やし・・・」
「まあ、乗ってみないと分からないからね」
ここでぐちぐち言ってもしゃあないしな・・・
〜名古屋駅5・6番線ホーム〜
「うわ、人いっぱいやな・・・」
案の定、運転再開を待ち望んでいた人でホームは溢れかえっている。
そんなホームにやって来たのは特別快速大垣行き。本来17時15分の発車予定だったが狂いに狂って約3時間遅れで名古屋にやって来た。
無論、我先にと人が乗り込んで、東京にいた時に乗ったりんかい線の始発電車以上の混みようになって、駅員も『これ以上はご乗車頂けません!次の電車をご利用ください!』と呼びかける程混んでいた。勿論、これには乗らない。て言うかこんなん乗れへん。
しかし、団子運転のような状態になっているのですぐに次の電車がやって来る。ダイヤなぞあってないようなもんや。
幸い、さっきの特別快速が乗客をたくさん乗せていってくれたので、次の新快速では席を確保することが出来た。しかし、この新快速は米原行き。大垣から先に行く人とか、さっきの特別快速に乗りそびれた人とかが乗って来るので、さあ大変!結局、さっきほどではないけれど満員の客を乗せて、電車は20時22分に出発。
岐阜辺りからは少し余裕が出てきて、大垣を出たあたりになると立ち客は名古屋の半分ぐらいになったけど、それでも米原直通ということもあってか乗客は多く、結局、米原まで混雑したままやった。
米原まで来てしまえば後は大阪まで1本で行ける。
今回の旅のラストランナーは21時34分発の最終新快速の網干行き。
ここで一気に12両に増えるので車内はさっきまでの新快速と比べてだいぶ余裕が出来る。
「うーん・・・やっと大阪に帰れるぅ」
「やっとですね・・・」
朝7時に東京を出て15時間近く経って、すでに三人とも疲労困憊。
出発前にぐっすり寝てしまったので、あんまり乗った時のことは覚えていない。
まあm途中で紗里が二人目の彼女になったり、人身事故に巻き込まれたりと色々あったが、個人的には一番楽しかったな・・・
そんな感傷に浸っていると、もうすぐ大阪に着くので慌てて二人を起こし、降りる準備をする。
そして22時57分、ついに大阪に到着。十六話ぶりに帰って来たんやな・・・
「ねぇねぇ、そーくん」
「ど、どないしたんや」
「せっかくだし、今日はそーくんの家に泊まりたいなっ」
「ハァ⁉︎そんなんいきなり言われても・・・第一、親に連絡は取ったんか」
「「もうとってまーす」」
「い、妹に電話さしてくれ」プルルル・・・
『もしもし、どうしたの?』
用件を伝えると・・・
『ふーん、面白そうじゃん。別に来てもいいよ』
・・・どうやら俺に逃げ場はないらしい。しかも、スピーカーにしていたのでバッチリ聞かれている。
「じゃあ、決まりだね!」
「早速行きましょう!」
「ハァ・・・わかったよ」
その後、彼女二人を連れて帰ったら妹に『ハーレムじゃん』とめっちゃからかわれました。え、その後はって?ヤったに決まってるやろ。
ついに大阪に帰ってきました!
とりあえずこれで東京遠征編は終了です。次回からはまた関西の鉄道等をエンジョイしていきます。そして、新キャラも登場する・・・かも?
まあ、これからもこの小説を読んでいただければ幸いです。
それでは次回!感想等あればどしどし下さい。モチベが爆上がりします。