関西人の関西人による関西人のための鉄道旅行記   作:柳芽帆奈

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第五十五話「駆け込み乗車ダメ、ゼッタイ」

 時刻は10時前、俺達は地下鉄の梅田駅を出て、本日二回目の阪急梅田駅へ向けて歩みを進めていく。

 

「えー、次は神戸線やったか?」

 

「はい。もうちょっとで普通が出ちゃうので急ぎましょう。次は園田ですよ」

 

 梅田駅のエスカレーターを早歩きで上って改札へ向かう。最近はしきりにエスカレーターで歩くなって言ってるけど、急いでる時は無理があるわ・・・

 

 改札を通ってホームに入ると、既に目的の電車、9時31分発普通神戸三宮行きが待ち構えていた。

 

 しかも、既に発車メロディーが鳴っていたので急いで最後尾の車両に乗り込む。

 

 みんなは駆け込み乗車、やったらあかんで!

 

 梅田のターミナルを出ると、お馴染みの三複線に入り、宝塚線の7018Fと並走する。あ、ちなみにこの普通は7014Fやで。

 

 そして中津を出発した辺りで、2分遅れで出発した京都線の行きが乱入・・・ってこいつも7000系列かい、しかも異端の7324F。まさかの7000系列三つ巴、しかもおんなじ顔で並走バトルって・・・シュールやな。

 

 バトルの結果は宝塚線の7018Fが優勝。次に我らが7014Fが続き、途中乱入した7324Fは最後に失速し、ドベになった。

 

 十三を出ると、ぐんぐんスピードを上げていき、あっという間に園田に着いた。

 

 競馬に詳しい人なら、園田の地名は聞いたことあるやろう。

 

 この駅は普通しか止まらないものの、実は特急が止まる夙川や岡本より乗降客数は多く、結構賑わっていて、競馬場へ向かうファンバスもレース開催日には頻発している。

 

 そんな園田のアズナスは改札を出てすぐのところにあった。

 

 更に、もうすぐ閉店するエクスプレス-bの方も写真に納め、一駅隣の塚口へ。

 

 無論、ここにもアズナスはあるのでその写真を撮って、急カーブ上にある伊丹線ホームへ。

 

「あっ、6012Fやん」

 

「確か、後ろの窓が無い編成でしたっけ。ちょっと前まで宝塚線で走ってたんで、これは知ってるんです」

 

 どうやら8両時代の時に乗ってたらしい。この6012F、今では阪急では3編成しかない『運転席の後ろの窓が無い』車両なのだ。昔は6000・7000系は大多数がこのタイプやったんやけどな・・・

 

 勿論(?)、俺達は運転席の後ろの座席に座る。

 

 電車はキィキィと車輪を軋ませながら直角カーブを通過。ここを過ぎると、複線になって、終点の手前まで直線が続く区間に早変わり。

 

 稲野、新伊丹と停まっていき、高架区間に入って、伊丹駅に到着。元は宝塚への延伸を見込んでさっきの園田駅みたいな構造になっていたが、阪神淡路大震災でブッ潰れて、今は頭端式のホームになっている。太陽が西から登らん限り、宝塚への延伸の可能性はないやろう。

 

 勿論、アズナスも忘れずに訪問。

 

 時間も惜しいので、折り返しの電車で塚口に戻る。

 

 その後、武庫之荘の店舗を巡って、いよいよ神戸線の中間地点にして、阪急随一の主要駅、西宮北口に向かう。

 

 この駅で乗客の大半が降り、進行方向左側の扉から降車ホームに向かったり、右側の扉から2号線の特急に乗り換えたりする。俺達は前者である。『コウシャ』なのに『ゼンシャ』、こりゃあうまい!

 

「何言ってるんですか・・・」

 

 ア、スイマセン。でも、その冷たい目で見られるのもまた・・・

 

「シメますよ?」ポキポキ

 

 ア、スイマセン、ホントスイマセン。

 

 香里奈に冷たい目で見られながら、多くの人が行き交う西宮北口の駅構内を歩いていく。阪急ナンバー3の乗降客数を誇る駅だけあって、複数のアズナスがあって、ホーム上にある店舗は7日に閉店していたので訪れることが出来なかったが、その他の店舗についてはまだ空いていて、訪問に成功。せっかくなので今津線ホームでお菓子を買って、次の目的地に向かう。

 ちなみにこんな店舗でした!

【挿絵表示】

 

 

 




今回から日本語タイトル復帰です・・・やっぱり、翻訳って難しくて、翻訳サイトでシンハラ語とかウルドゥー語とか調べてたら、意味不明な翻訳が出てきて、こらあかんわと言うことで方針転換する事にしました。グダグダで申し訳ない。
次回は神戸線後編です。リアルの方がかなり忙しいので、もしかしたら数日投稿期間が開くかもしれないのでその点は留意してくれればありがたいです。
それでは次回。
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