皆さんこんにちは!私ですよ私ですよ!朝潮香里奈でございます!
いつもは私の彼氏、総一さんの視点なんですけど、今日は私視点でお送りしますね。
・・・それにしても作者さん、閑話でこの私を使ってくるなんて。これは後で『お説教』が必要でしょうか?「ヒッ⁉︎」異存ありませんね?「い、異議あ」あ・り・ま・せ・ん・ね?「イエスマム」よろしい。
メタ苦しい所をお見せしましたね。それじゃあ、行きましょう。
今、私は梅田から電車で二駅、阪神電車の野田駅にいます。というのも、昨日・・・
[回想]
「ふわぁぁぁ・・・眠いですね」
朝、私は淀川の車窓を眺めながら通学の電車に乗っていました。ちなみに、朝の通勤時間帯の急行だけあってめちゃめちゃ混んでいて私はいつも立席乗車を強いられます。最寄りである雲雀丘花屋敷始発は遅い普通ばっかりなのでこれを使わざるを得ないのです。ああ、通勤特急を雲雀始発にしてくれたらどんなに楽できるか!
電車は淀川を渡り終えて、中津駅を通過する。横には国道176号線が並走しているのだが、ここには気になるものが。
「そういえば、あのバス停っていったんなんなんでしょう・・・」
そのバス停というのはシバスの標柱の横に立っている青い標柱。他のシバスや阪急バスなどはよく見かけるんですけど、あのバス停を使っているバスを見たことが無く、最近になって気になっていました。しかし低速とはいえ、電車は動いているのでよく見えなかったが『中津』という文字だけは見えましたね。
その後、あのバス停は阪神バスのものであると知り、早速行ってみようと計画。しかし・・・
[回想終了]
「うわぁ、本当に少ないじゃないですか」
何と都心のど真ん中を走るバスなのに平日の運行は無し、土休日も16時10分の1本しか来ないのだ。これ、事前に総一さんに聞いてなかったら詰んでましたよ。ただ、これでも昔は軌道線の代替として、昼間でも15分間隔で走る程のドル箱路線だったらしいですが、その面影は微塵も感じられませんね。シバスの58系系統みたいに大阪駅に行きませんからね。まあ、その58系統も3月の改正で減便されているのですが。
しかも、その時に総一さんが『野田は阪神バスの大阪側の拠点(笑)』って言ってましたけど、これは言う通りですね・・・
周辺を散策した後、ベンチで待っていると、シバスとは違う青とクリーム色の塗装をまとったバスが入ってくる。
そして、私が待っている3番のりばに滑り込み、表示を『天神橋筋六丁目』に変える。どうやらこれがお目当てのバスのようですね。
『お待たせ致しました、毎度ご乗車ありがとうございます。中津から天神橋筋六丁目、天六行きでございます・・・』
乗客は私一人のみ。すぐに発車して阪神電車の本社前を通る。本社の前を通るくせに週1本しかこないなんて・・・。
ただ、途中乗ってきたのは大淀中五丁目で乗ったビジネスマンだけ。確かにこれでは免許維持路線になるのもやむを得ない感じがしてきました。
そして、16時20分、中津に到着。ここで唯一の乗客であるビジネスマンが降りてしまったので乗客は再び私だけに。ここは阪急の線路が見上げる形で通っているので非常にいい構図で写真を撮ることが出来るんですよ。勿論、一眼レフを取り出して撮るんですけど、乗客がいないので気兼ねなく撮れるのが唯一の利点な気がしますね。
バスはその後も大阪市街を走っていき、天神橋筋六丁目のバス停に到着。実は天神橋筋六丁目っていう住所はなく、シバスは天神橋六丁目と表記しています。意外なところで軌道線時代の名残が見えました。あと、仕切りに終点終点と流れていたので降りないといけないのか迷いましたが、そのまま乗っていても何も言われなかったので大丈夫なようです。
ちなみに、天六ではご年配の夫婦が乗ってきました。同業者でもないのにこんな週二しか来ないバスに一体何の用があるんでしょうね。
天六を出てからは少し違うルートを通ってからは、行きのルートとほぼ同じルートを通って、野田阪神前へと戻っていきます。描写は省略。おんなじこと書いても仕方ないですよね?
そして、16時52分。40分かけて野田阪神前に戻ってきました。天六から乗った夫婦も結局降りずにここまで来ました。運賃は『往年の名残』大阪特区内なので210円。普通の人からすればわざわざ金を払って元いた場所に戻ってくるという交通手段としてはこの上なく無駄な使い方ですが、これも悪くないですね。総一さんもこう思っていたんでしょうか?
ただ、まだバス旅は終わりません。
私と老夫婦を降ろしたバスは数メートル前進して一つ前ののりば、2番のりばへ。
そして表示も『阪神杭瀬駅北』に。
ここからは『野田尼崎甲子園線』という別の路線になって、越境して尼崎市の東の端っこ、杭瀬まで走る路線になります。ただ、この路線は入出庫運用の間合いなので土休日に1本、17時ちょうどの便しかありません。詳しくは第五十話に詳しく書いてるのでcheck it out!してくださいね。
こちらは乗客が2人『も』乗ってきますが・・・アッ、同業者ですね。一目でわかります。
そしてバスは私含めた3人の乗客を乗せて野田阪神前を出発。今日は日曜日なので、野田阪神のバスターミナルはおろか、大阪府内に一般の阪神バスがやって来るのは6日後です。
しばらく走っていると、バスは淀川を渡ります。夕焼けが綺麗なんで、ついつい写真に収めたくなっちゃいますね。しかもこのバスからは週二しか拝めない絶景・・・撮り鉄の血が騒ぐぜ。
淀川を渡り終えて、バスは夕暮れの国道2号を進んでいきます。一応、途中のバス停も7つあるんですけど、真下にJR東西線や、他のシバスも走ってるのに、こんな週二のバスに途中から乗る人なんてほとんどいないでしょうからどんどん通過していきます。
ただ・・・この日は物好きがいたようです。野田から4つ目、『西淀川警察署前』というバス停で一人待ってました。シバスの標柱ではなく、阪神の標柱に並んでいるのでこれに乗るようですが・・・
ブロー・・・ピロッ『次は神崎大橋、神崎大橋です・・・』
「⁉︎」
あれ⁉︎ スルーしませんでしたか⁉︎ 待ってた人も『あれっ⁉︎』っていう表情でバス見てましたよ⁉︎ いくら週二やからって乗客を無視って・・・
ただ、バックして戻るわけにもいかないのでバスは何事も無かったかのように走っていきます。
そして、ついに橋の先に『兵庫県尼崎市』の文字が!
こちらは正真正銘週二しか拝めない光景なので写真をパチリ。そのまま終点の阪神杭瀬駅北に着きました。時刻表を見てみると、ああ!何と1時間に3本も走っています!ずっと免許維持路線に乗ってたんで完全に脳がおかしくなっていますね。公共交通機関の大切さを改めて思い知らされました。
私と同業者を下ろすと、バスはそのまま回送になって国道2号を西に進んでいきます。ちなみに7月末まではこのバスは車庫まで運行してたんですけど、何で杭瀬で切っちゃったんでしょうか?空気輸送するぐらいなら客扱いしたほうがいいのに。
そんな事を考えながら家路に就こうと杭瀬駅の改札に向かうのでした。
こんばんは、本日二回目の投稿でございます!
今回は初めて総一以外の視点で挑戦してみました。いやぁ、大変でしたよ・・・
あ、今日からはしばらく投稿期間が空くかもしれません。何せリアルが忙しいもんで・・・本当は別の話を書く予定だったんですけど、昨日丁度阪神バスに乗ったので、どうせならとネタ被りを覚悟してリメイク版として書きました。表現はいつも通りなので、画像で補ってくれれば・・・
それでは次回。もし好評だったら他のキャラの視点バージョンも書くので、よかったら感想くれればありがたいです。