中之島駅に着いた俺は改札を通って外に出る。周りには高層ビルが立ち並び、行き交う人も黒やグレーのスーツに身を包んだ企業戦士ばかり。流石は関西随一のビジネス街である。
ただ、特に中之島に用はないので少し歩いて、そのまま駅まで引き返す。
ただ、通路を歩いていると思うんやけど中之島線って内装がめちゃくちゃ凝ってんねんな・・・ホームは勿論、改札や出入り口とかも木をモチーフにスタイリッシュに仕上がっていて、街の雰囲気にあってるし。同じ大阪市内でも、|どこの駅も大体同じデザインで出入り口も雰囲気お構いなしのオレンジ一色の某赤字路線《今里筋線》とは大違いや。
・・・まあ、こんなに金掛けてんのに本線直通なし、普通オンリーの宇治線より客が少ないという悲しい事実があるんですけど。
そんなことを思いながらホームに降りると、既に電車が停まっていた。0806列車、区間急行萱島行き。9月改正で一本だけになってしまった全線走破の通勤快急の折り返しである。
車両は・・・ほう、6014Fか。こらまたおもろい編成が来たなぁ。
この編成は制御機器の関係で7000系に3両持ってかれた代替で作られた最終増備車(10次車)が組み込まれていて、この6014だけ『6000系なのに顔は7000系』なのだ。反対側の6064は普通のお顔なので、生まれた経緯こそ違えど、阪神の8523Fと同じような状態になっている。
なので、その逆の『7000系なのに顔は6000系』の車両(7004)も存在するのだが、今回は会えませんでした。ちくせう。
この編成は今や数少ない未更新車。折角なので写真をパチリ。ああ、前パンカッコええわ・・・
これに乗って次に向かったのは二駅先の大江橋駅。
この駅で電車を降りて、向かうのは本線の大阪側ターミナル、淀屋橋駅。
実は大江橋と淀屋橋、次のなにわ橋と北浜は地上経由で徒歩連絡が出来るほど近く、定期券も相互利用が可能なのだ。
という訳で再び地上に顔を出し、淀屋橋を渡る。この辺りも大阪市役所の最寄りだけあってビジネスマン達がせわしなく歩いている。
橋を渡ってすぐの場所にある地下鉄の入り口から入って、京阪の改札口へと向かう。
そしてホームに降りるのだが、お目当ての電車が来るまで時間があるので普段は鎖錠され、入ることが出来ない切り欠けホームの1・2番のりばに行ってみることに。
このホームは15年ぐらい前までは昼間もジャンジャカ使ってたらしいが、中之島線が出来たり、減便したりして使用頻度がどんどん減少。今は平日しか稼働しておらず、1番のりばに至っては4番のりばの邪魔になるためか、朝に一本しか営業電車の発車がないという。回送は何本かあるみたいやけど・・・
そんな2番ホームに、ズラッと並んだクーラーキセでお馴染みの2400系が回送表示で停まっていたので、ちょっと観察してみる。
すると『2525』の車番を発見。
「・・・フフッ」(・∀・)ニヤニヤ
こういう語呂合わせが出来たり、ゾロ目の車番を見つけたりするとやっぱりにやってくんねんな。
そんな事を思っていると、そろそろお目当ての電車がやって来る時間なので4番のりばへ向かう。
そして、無人のホームに流れる通過メロディとともに3000系が入線。
客を下ろして種別表示と行先表示を変え、鳩マークを消す。代わりに現れたのは『洛楽』の文字。
そう、次に乗るのは9時10分発の快速特急『洛楽』。
既に同業者がいて席取りに必死だったので、写真は撮れなかったのはご勘弁いただきたい。
ただ、その席取りを制し、見事かぶりつき席をgetした。
3000系は運転室の前もクロスシートなので非常に前面展望がしやすい。個人的には一番いいと思うけどどうですかね?
そして9時10分、淀屋橋駅を出発。都心部は停車駅が続くので速度は高くないが、大阪側最後の停車駅、京橋を出るといよいよ洛楽の本領発揮。
この電車は京橋を出ると京都市内の七条まで32駅連続通過、要はnon-stop!で走るのだ。
電車は通常の特急だと全列車が停車する枚方市に差し掛かる。勿論通過である。
そして朝、通勤快急に乗った樟葉。ここも通過。
後でARラリーで立ち寄る宇治線の最寄り駅の中書島。通過します。
丹波橋も通過し、電車はいよいよ京都市内の中心部へと近づいていく。
東福寺を通ると電車は地下に潜り、32駅ぶりの停車駅、七条に到着する。
ただ、この駅に特に用はないので一旦改札を出て、階段を上り下りして反対側、大阪方面のホームに向かい、再度切符を通して入場する。一日乗車券を使ってるからこそ為せる技である。
いかがでしたでしょうか?
今回は前話よりはちょっと短くなりましたね。
そういえば、洛楽関連で小耳に挟んだんですけど、9月改正でプレミアムカー連結車同士の待避運用が出来たらしいんですよ。今回総一が乗ったやつの一本後のみたいなんですけどね。
さて、次回はいよいよ宇治線に乗り込んで、ARラリーがスタートします。楽しみにしてくれれば幸いです。
それでは次回、感想等あれば是非お願いします。