七条で洛楽に別れを告げると、すぐに改札を出場。外の連絡階段で線路を潜って反対側、大阪方面のホームに向かい再び入場。すぐにやって来た特急に乗車する。
この間の七条駅滞在時間、僅かに1分半。一度も地上に出ることなく七条を後にする。
今日の最初に乗った特急(第六十五話参照)ではダブルデッカーの階上席に乗車していたが、今度はその逆、階下席に乗車する。
こっちはホーム床と同じ目線の眺望で、階上席とはまた違った雰囲気を楽しむ事ができる。
という事は、頑張ればホームのへりを歩いている女性のスカートの下をなg(そーくん?)・・・ハイすいません。
なんか脳内で紗里の声が聞こえた気がする・・・
そんな事を考えているうちに、電車は中書島駅に到着。ここからはこの駅から分岐する宇治線に乗車する。
車両は13000系のトプナン、13001Fである。
13000系は9年ぐらい前から2600系等を
10時10分に中書島を出発し、一路南へと進んでいく。
観月橋、桃山南口、六地蔵、木幡と続き、黄檗駅に到着。
ここで電車を降り、一旦改札を出て踏切を渡って反対側の改札に入場。
すると、目の前に二人の女性のイラストが描かれた立て看板が姿を表す。
これが今回の目的の一つである『響け!ユーフォニアム』のARラリーのスタート地点である。このARラリーは9月から開催されているのだが、月ごとにチェックポイントと景品となるARキャラクターが異なっていて、今回は加藤葉月、鈴木さつき、鈴木美玲の三人が描かれたARがコンプリート景品になっている。
本当は、主人公の黄前久美子のARをもらおうと、9月に行く予定やったんやけど、その日は俺のクラス全員が強制居残りを食らったので結局断念した。あの時は先生を本当に恨んで、五寸釘でも打ったろうかと思ったからな。
その看板の前に立って、スマホの専用アプリを起動。貼付されたQRコードを読み込んでいよいよラリーがスタート。その景品としてこの看板に描かれているキャラの一人、川島緑輝と先に話した加藤葉月が描かれたARを手に入れる。
今回のチェックポイントは三ヶ所。まずは緑輝と葉月が劇中に下校途中で立ち寄った『羽戸山緑地展望台』に向かう。まあ、生まれも育ちも都島である俺にこの辺りの土地勘など無いに等しいので文明の利器たるスマホの知識を借りることに。
専用アプリの地図を見てみると・・・まあまあ遠いな。徒歩十何分と言ったとこやろか。
隣にはJR奈良線が並行していて、現在は絶賛複線化工事中。数分歩いていくとJRの黄檗駅が姿を表す。こちらには小さいながらバスターミナルも整備されているが、平日は一時間に一本、土日は半減とそんなに多くなさそう。一応、目的地の近くまで行ける250A系統というバスがあるなのだが、なんと数分前に出発していた。これはもう歩けっちゅうことか。
仕方がないので道路を歩いて展望台に向かうが・・・
「あっつ・・・」
ここ数日は肌寒い日が続いていたので長袖を着ていたのだが、今日は打って変わって日差しが強い秋晴れ。しかも土地勘がない場所で距離感が掴めず、かなりのハイペースで歩いていた為、既に額は汗びっしょり。
そこから歩き続けるのだが、京滋バイパス手前の交差点で右折すると何か坂道が見えてきた。まさかあれを登るんか?
で、そこから更に坂を登って、階段を上がって、やっとこさ目的地の羽戸山緑地展望台に到着。早速写真を撮ってチェックイン。
ピコンッ
すぐにチェックイン完了のメッセージが出てくる。これで第一ポイントはクリアした。
「あー、疲れた・・・」
ただ、ここにくるまでに結構体力を使ったので一旦ここで休憩を取ろうと決め、ペットボトルのお茶片手に二つある石のベンチの内の左側に腰掛ける。
「いやー、眺めええな。ここまで登って来た甲斐があるわな」グビグビ
この辺りは京都盆地の東端近くに位置していて、この展望台からは宇治の住宅街やはるか遠くには天王山も見え、非常に眺めがいいのだ。
ちなみにこの近くには劇中で主人公達が通っているとされる北宇治高校のモデルとなった高校があるらしい。莵道高校って言うらしいんやけど・・・ん?『莵道』ってなんて読むんやろ?気になったので町名板を見てみると『Todou』と書かれていた。
あ、『とどう』って読むんや。ずっと『えんどう』か何かって思ってたけどそう読むんやね。
新たな事を知って、上機嫌になった俺は荷物をまとめて、坂を下って羽戸山緑地を後にするのだった。
ちなみにさっき話に出た莵道高校、一回行ってみようと思ったが、多分道に迷うし、今日は平日。そんな日に高校の前で高校生がうろうろしてたら絶対なんか言われそうなので今回はスキップすることに。次回は行ってみようかな・・・
今回からARラリー編をお送りします!
やっとクロスオーバータグを本格的に使う機会がやってまいりました。と言ってもキャラ自体は登場しないんですけどね。ちなみにこれを書いてる時は『Tutti!』をBGMにしてたりします。
個人的に、この作品を初めて見た時はかなり京阪電車の部分が忠実に再現されていて、流石京アニクオリティやなって驚いたんですよ。それも、我らがハルヒの時よりも鉄道に対しての再現度が高まっていましたから。
フィクションと割り切るのもありですが、現実との一致という視点から見るのもまた一興かもしれません。
さあ、第一ポイントを巡りました。次回はどこに行くんでしょうね?
あ、伝え忘れてたんですけど本日新作を公開しました!『Bang Dream』の二次創作で、この作品の人物が主人公になっています(総一ではありませんよ)。設定集も更新しているので是非ご覧ください(ただし、R18です)。
それでは次回。