もしも転生者が緑谷と爆豪を仲良くさせていたら 作:かっちゃ
戦闘描写が一生書けない。ヒロアカ二次なんだけど戦闘シーン全カットでダイジェスト的なのじゃダメか?ダメか。
というか口調がわからん。ここのセリフこうの方がコイツっぽくねってのがあったら誤字報告かなんかで教えてください。
「13号に……イレイザーヘッドですか……先日頂いた……教師側のカリキュラムでは、オールマイトがここにいるはずなのですが」
「やはり先日のはクソ共の仕業だったか」
「どこだよ……せっかくこんなに大衆引き連れて来たのにさ……オールマイト……平和の象徴……いないなんて……
子どもを殺せば来るのかな? 」
底なしの悪意。悪意が形をもっておれらを襲ってきた。
相澤先生は広場におりて寄せ集めみたいな敵たちを仕留めていく。だが霧のやつ、脳みそ剥き出しのやつ、そして手男にはなかなかたどり着かない。
「嫌だなプロヒーロー。有象無象じゃ歯が立たない」
うるさい、喋るな。お前が声を発する度に不愉快なんだ。今、おれは殺意を抑えるのに精一杯なんだ。なにも話すな。喋るな。死ね死ね死ね!
「見斗くん、何している! 早く避難を!」
「すまん、今行く!」
「させませんよ」
相澤先生が抑えていたはずの霧のやつがこっちに転移してきた。
「初めまして。私たちは
──平和の象徴オールマイトに、息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
あまりにも普通に、自己紹介で好きな食べ物を話すかのように、こいつはそのおぞましい考えを話してきた。
ああ、でも違う。お前はおれの
「本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ……ですが、何か変更があったのでしょうか? まあ……それとは関係なく私の仕事はこれ」
直後ブワッと広がる黒い霧。それを見てばくごーくんと切島くんが仕掛けに行くが、軽々しく躱される。そして……そのままおれらは散らされた。
ここは……山? ああ、パンフに載ってた山岳ゾーンか。辺りを見ると無数の
今すぐ向かって殺し、違う! おれはヒーロー科だ、ヒーローだ!! まずはここにいるヤツらを仕留める。そこからだ。
「ガキが4人……へへ、こいつらを殺せばいいんだろ?」
「この人数だ、余裕だろ」
ぼっ立ちしてていいのかよ? まだ動いてるやつには使えないけど……止まってるなら、脳を揺らせる。今はまだ二人同時にしか使えない。だが、二人が倒れたことでこいつらの間に動揺がはしる。
「何されたんだ!?」
「わかんねぇ、だがあのガキ共がやった事だ! さっさと仕留めるぞ!」
そう言って襲いかかってくる敵たち。目の前のヤツらを対処しつつ後ろの三人の様子も確認する。って
「上鳴しゃがめ!!」
「うおっ!? すまん、助かった!!」
上鳴の背後から迫っていた敵。上鳴はそれを間一髪のところで回避した。そして、フリーズしたそいつの脳をシェイク。また1人撃破した。
「見斗さん、どうにかしてこちらに合流出来ませんか!?」
「したいのは山々なんだがっ! 完全に分けられてる!」
行くには一か八かの賭けをしなきゃ行けない……いや、あれは!?
「おい、手男からの司令が入ったよく聞け!!」
その言葉に数人……四分の一くらいの敵が反応した。返事を返してしまった。
『武器を捨て、その場に座りこめ』
その言葉を聞き、返事をしたテキが座り込んだ。そして、おれと向こう三人……そして、しんそーの間に空間が生まれた。そしておれら五人は合流した。
しんそーのコスチュームは特徴がない。街中を歩いていても違和感がない。だからこそ気付かない。……マジでしんそーヒーロー志望でよかったな。これ街中で洗脳使って犯罪起きたら誰も気づかんぞ。
「ようやく合流出来ましたわね! みなさん、これの中に!」
そういって出てきたシートの中に上鳴以外全員が入る。
「これは厚さ100mmの絶縁体のシートですわ。上鳴さん!!」
「なるほど、これなら俺は──くそ強え!!」
外からバチバチという音が聞こえる。これ敵死なない? 大丈夫?
絶縁体のシートを出ると、動いていない敵共がいた。うーん、息はしてるから問題ない……かな? 八百万がロープを作り出して動けなくなった敵たちを拘束する。
「しんそー、ありがとう。さっきは助かったわ」
「気にすんな。俺もなんの予告もなしにやったからな。アドリブ力に感謝だ」
「うん、でもありがとう」
そんなやり取りをしながら広場を眺める。そこで見えたのは手男と相澤先生が交戦しているところ。そして……相澤先生の肘が崩れていった。
「っ!!」
「見斗、どうした?」
「すまん、おれ、行かなきゃ」
あいつを、殺さなきゃ。
もう抑える必要なんてないよな。ああ、クラスメイトと協力して敵を撃破したという気持ちよさで忘れてしまうところだった。ダメだダメだ。そんなんじゃあダメなんだ。
あいつが誰なのかは知らない。なんでこんなに殺意が溢れてくるのかも知らない。でも、そんなのどうだっていい。あいつは悪だ。相澤先生を傷つけた悪いやつなんだ。
だから、もう抑えない。何がなんでもあいつを……殺す。
「おい、待てっ!!」
うしろから心操の声が聞こえる。返事はしない。したらきっと止められるから。今はただ、この気持ちに任せて広場に向かう。
広場に到着した。……先生は、脳みそ剥き出しの怪物に押さえつけられていた。
「死柄木弔」
「黒霧。13号はやったのか」
「行動不能には出来たものの散らし損ねた生徒がおりまして……一名逃げられました」
「は?」
「はーーーー……はーーーーーーー」
ガリガリ。そんな音が聞こえて来そうな程に自分の顔を掻きむしる死柄木。
「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない、ゲームオーバーだ。あーあ……今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
帰る? あいつは今、なんて言った? 帰るだって? ふざけるな。ああ、許せない。許さない。おれはお前を殺す。だから、まだ帰るなよ!!
「けどもその前に平和の象徴としての矜恃を少しでも……っ!?」
「まてよ、死柄木とやら。なあおい……逃げんなよ」
死柄木に殴り掛かる。それは回避されたけど、こっちにターゲットが移った。
ようやく、ようやくだ。ようやく目が合った。にしてもさ……悠長に動き止めてていいのか?
「グガッ……心臓が……痛い……っ! お前、なに、をした!?」
「答える必要はないね。死にな」
「脳無……あのガキを殺せ!!」
死柄木がそう言った瞬間、相澤先生を抑えていた脳みそ剥き出しの敵──あれが脳無だろう──がこっちに襲いかかってきた。そのスピードは常人なら捉えきれない。個性の影響で動体視力が強化されてるおれでも避けきれずに、右腕が殴られた。
痛い。折れた。完全に折れた。右腕に力が入んねぇ。多分この戦いではもう使い物にならないであろう。殴られた衝撃で個性も解除してしまった。
「いいぞ、脳無! 殺せ! 殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ!」
「ちっ……うるせえな。ガキが喚いてんじゃねえよ!!」
痛みは引いてきた。アドレナリンドバドバでだんだん感じなくなってきている。ははっ、これおれ死ぬかもな。なら、あいつも道連れにしねえとなぁ!
ああ、違う。今は脳無とやらだ。あいつの中身を見た。──歪だった。内臓があるべき場所にない。肺があるべき場所に違う臓器がある。心臓が二つある。精巣も子宮もない。
まるで人間をこねくり回して形をある程度整えたみたいな、そんな存在だった。こんなことを……できる人間がいるのか? あいつしか居ないだろう。
やれるとして、なんでこんなことを? あいつにそんなことを聞いてどうする? どうせ理解できないだろう。
内臓を握っていても痛がる様子なんてない。もうちょっと強く……あっ。ミスって心臓を握りつぶした。でも、あいつは変わらず動いていた。そして、握りつぶしたはずの心臓が再生していた。なんだそれ、個性は超パワー的なやつだけじゃないのか!?
「ははっ、クソガキ。特別に教えてやるよ。そいつは『超パワー』『ショック吸収』『超再生』を持ってる対オールマイト用の怪物だ。オールマイトより先におまえを殺してやるよ」
「はっ、自分の手で高校生1人殺せないクソ雑魚は強いやつの力借りねえと勝てねえもんなぁ、雑魚よお!!」
「は? ……はぁぁ落ち着け、ただの挑発だろ。あああああああ鬱陶しい殺したい壊したいぃぃ」
「死柄木弔、落ち着いてください」
「……ああ、そうだな。あいつを殺せばいっか。そうだな、脳無、やれ」
その言葉と同時に脳無が迫ってくる。一瞬の動き、一瞬の判断をミスれば死ぬ。見ろ、見ろ、見ろ。筋繊維の動き一本一本まで全部見ろ。ここで、避ける!! 顔を掠るだけに終わったそのパンチ、しかしまだ攻撃は終わらない。そろそろ見るのも限界……っぶねぇ!!
どうにかしないと。おれはこいつに対する有効打はない。どうにか打開策を考えないと……。
心を見てみても、こいつには心がない。何も見えない。とても気持ち悪い。どんな人間でも意思は、心は確かにそこにあるって言うのに。なにか……なにかないのか? ここから打開できる手段が。
!? あれは……死柄木と繋がっている?実際は見えないから霊的なものか。あれを切れれば、一時的でもいいから動きを止めれないか?
一か八かで伸ばした手は、どうやら大正解を引いたらしい。脳無は電源の切れた機械みたいに動きを止める。が、おれは処理オーバー。頭がガンガン痛む。鼻血も出ている。多分緊張の糸が切れたら暫くは個性が使えなくなる。
個性が使えなくなる、だからなんだよ。今のおれはあいつを殺すことが最優先事項だ。最悪個性なんて使えなくなっても構わない。だから
「死ね!」
「は? おいおいおいおい、脳無!! 立て! 立ってあいつを殺せ!」
あいつが呼びかけても脳無は動かない。死柄木との繋がりはだんだん戻っているがまだ時間がかかりそうだ。
「さあ死柄木ぃ! おれと遊ぼうぜ!!」
「ガキが調子にのるな……ぶっ殺す」
多分こいつの個性の発動条件は五本の指で触れること。手で掴んだものだったら日常生活を送れないはずだ。つっても相澤先生がやられたところしか見えないからなんとも言えないが。
「死柄木弔! 援護します!」
殴りかかったおれのこぶしはワープで自分に迫ってくる。気づいて引っ込めたからいいもののもし気づかなかったら自分で自分を殴る負のループに陥りそうだった。
「ちっ……めんどくせぇな」
「口悪いなぁ……本当にヒーロー志望なのか……?」
「ハキハキ喋れよド陰キャが。おもちゃと優秀なサポートがいなけりゃ学生1人すら殺せねえのか?」
「殺す……っ!」
口では煽り、思考は冷静に、心は殺意に浸らせて。精神攻撃を仕掛けろ。ミスを誘え。殺意を全面に出すな。隙を見つけて、そして……殺せ。
とりあえずモヤが邪魔だ。あれがある限り手数のないおれはどれだけ攻撃しても意味が無い。一度どうにかしてあのモヤを防ぐ。そのために、こいつを使う。──フラッシュバン。
こいつはおれの個性で遠くからでも起爆できるようにちょっとした衝撃で炸裂するようになっている。もちろん普通に使うことも可能。そいつをここで……投げる!
「うぐあっ!! くそっ……目が……目がぁ!
黒霧ィ! あのガキをどうにかしろ!!」
「これは……すみません弔、私も少々厳しいです」
フラッシュバンで視界を奪えるのはだいたい5、6秒。ただ、そんな時間があれば制圧なんて余裕。死柄木はただ手を振り回している。当たれば脅威だが当たらなければ問題はない。麻痺針を投げて動きを止める。そして上から、手に触れないように押さえつける。
「てめえクソガキ……! 殺す……殺す殺す殺す殺す!!」
「死柄木弔!!」
「動くなよ黒霧。お前が怪しい動作をした瞬間にこいつを殺す。これは洒落でもなんでもねぇ。おれは刑務所に行ってもいい。本気だ」
「クソ……クソクソクソクソ!! おい脳無!! さっさとこいつを殺せ! どうした脳無!!」
まだ脳無との繋がりは切れたままだ。司令も何も入らな『おや、ここで弔に死んでもらっては困る。少しばかり手助けをしようかね』……!? 歪な、糸を無理やり継ぎ足したかのような線が死柄木と脳無の間に出来ていた。
そして、脳無がおれに向かって殴りかかってくる。
回避は……間に合わない。吹き飛ばされ、薄れゆく思考の中でUSJの扉が開かれるのを見た。笑っていないオールマイトの顔を見て、おれの意識は落ちていった。
……ああ、結局殺せなかったなぁ……。
戦闘描写かくの疲れるし死柄木の口調わからんしでクソほど時間かけたのに5000字くらいでした。ごめんね。あとから修正ちょくちょく入れるかもしれません。