ゾーマを倒してアレフガルドに閉じ込められたオルテガを女勇者が迎えに行くみたいです   作:銀河ノ光

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先日の第2話の方で、僧侶は《はかいのてっきゅう》を装備できないというご指摘を頂きました……と、いうことでどうにかこの問題を解決しようと考えた結果!
いいことを思いついたのでそれでお許しください


第3話 誤解は五回まで

前回のマリによる???な発言の後、傍に居た男は両肩を震わせてマリを指さし

 

「お、お前……まさかっ!男なんだな……なら、俺はおさらばするぜ!」

 

と、何やら盛大な誤解をして酒場から消え去った……どうやら眠らされたガラの悪い男が誘いに失敗したので誘おうとしていたのだろう、そのやり取りを見た周りの男たちも誤解したのか、マリを凝視するのをやめた……

 

すると誤解を持たれたのが不満だったらしいマリが

「えぇぇ~!?私は男なんかじゃ」

と誤解を解こうとしたので、何かよからぬことする前にリノがマリの口を押えながらしっかり手を握って引っ張り、酒場から出て行った……

 

しかし、酒場から出たのはいいものの、なにを思ったのかマリは

「ちょっと~!ちゃんと私が男だっていう誤解を解かないとなのいけないのに~!

 

ん?その顔は……あっ///

そ、そういうことなら……誤解されたままの方がいいですね///

それにしても~リノったら……私のことをそんな風に思ってくれてただなんて、うれしい///」

 

なんて言いながら最凶レベルの勘違いと共に顔を赤く染めてしまった……

 

そして、更なる絶望がリノを襲う

「あらあら、お熱いことで……お幸せに~」

今の会話を聞かれていたらしく、国一番のおしゃべり婆さんは話のネタが手に入ったからなのか意気揚々と走って行った

 

しかもそれで調子に乗ったマリが

「んふふ~これでもうリノは逃げられませんよ~観念して大人しく私の恋人になりませんか?」

 

だなんて最大級の笑みと共に言うものだから、ここまで計算つくしてまでこんなことをするマリに、こんな子だったっけ……と思いながらも呆れるリノなのであった

 

「あっ、失敗した……この国はすぐ出て行くから帰ってくるまでさっきの作戦は意味がない……(ガクッ)」

 

そう言って膝から崩れ落ち、両手を地面についたマリ、一方で王さまからもらった装備をみじまじと見つめているリノ、どうやらマリの発言には関心がないようだ……

 

そして、事件は突然起こった!

「きゃっ!大変……水着の紐がほどけそう、ちょっとリノ……きつく縛りなおしてもらえる?うん、そうそうそんな感じ……ありがとう!それじゃあ、はりきってリノのお父さんを探す旅へしゅっぱ~つ!ルーラ!」

 

こうして、マリとリノは世界各地を情報収集しながら巡り、数々の修業を積みながら《旧バラモス城跡地》までやってきた……

 

かつてはラーミアと呼ばれる神の鳥に乗らなければ入れなかったこの独沼と高くそびえたつ山も、オルテガが毒を浄化して山を削ったため、お宝目的の人々によって橋が掛かり、誰でも《旧バラモス城跡地》に行けるようになっている……

 

「ここがかつて大魔王ゾーマの手下、魔王バラモスが住んでいたといわれている城……あのぼろっぷりは見るからに激戦の跡がうかがえますね……

 

伝説によれば、オルテガさんがバラモスを倒した後に《ギアナの大穴》は空き、ゾーマを倒した後に閉じた……おまけに噂によれば、ここには例の悪事を企む組織が根城にしてるそうですし、きっとここに手がかりがあるはずです……さぁ、いきましょう!」

 

そして、2人が城の中へ乗り込もうとしたその時、城の中から全身ごつごつの鎧人が現れたので2人は即座に立ち止ってそれぞれ呪文、抜刀の構えを取る

 

すると鎧人は

「ここから先は通さない……いや、通すわけにはいかない……身に着けているものを含め、所持品すべてを置いていき、大人しく引き返すのであれば貴様らがここに来たことはなかったことにしてやる、さぁ……酷い目に会いたくなかったら大人しく去れ……」

 

という兜の奥から性別の判別がつかない声を出した

 

しかし……なぜかわからないが、突然マリがモジモジして顔を赤くしながら

 

「な、なんて破廉恥な要求!道具までならわかりますが、身に着けているもの全部……つまり、下着や水着まで取るなんて……この、ドスケベ!鬼畜!ちょ~変態!!」

 

と叫び、それに対してリノは愚かそんなつもりで言ったわけではなかった鎧人まで言葉を失った……(あまりに驚いたのか手から剣が滑り落ちた)

 

そして剣が落ちた音で我に返った鎧人は

「いや、すまない……それに関しては言い方が悪かった……さすがの我々でも衣服は取らないよ……」

 

と、当然のごとく弁解するが……

 

「いいえ、私はあなたの部屋を隅々まで調べて女の子の衣類がないとわかるまで、絶対に信じません……」

 

一度生まれた誤解は簡単には解けない……ちなみにリノはまたか、という顔でその変に落ちている木の枝にメラで着火してたいまつを作っていた

 

するとやけになったらしい鎧人は

 

「そこまで言うのならいいだろう、私の部屋を隅々まで見るがいい!こっちだ、案内してやる」

 

と、2人を通さないはずが、マリを自室へ案内することになったようだ……まぁ、リノからすれば都合がいいので有難い展開である……しかし、そんな都合よく話が進むわけなく

 

「いいでしょう、そこまで言うのでしたら確かめてあげます……さぁリノ、行きましょう……あなたも一緒に変態である証拠を探すのよ!」

 

このように、マリは当初の目的を見失い、謎の闘志を燃やしているのであった

 




さぁ、結構話をすっ飛ばしました……というのも、特に各街を巡ったところを書く必要がなかったからなんですよね……情報取集と剣や魔法の練習のみなので(戦闘や面白い場面がないのです)
はかいのてっきゅうについては途中でマリが振り回して遊んでる際に、池に落として紛失したということにしました(代わりの武器はゾンビキラー)
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