ゾーマを倒してアレフガルドに閉じ込められたオルテガを女勇者が迎えに行くみたいです   作:銀河ノ光

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はい、そろそろこの作品もラストスパートに差し掛かってまいりました……


第4話 マリの闘志は何処から

前回の続きで、謎の闘志を燃やしているマリが鎧人の部屋に案内されたところから

 

「ここが私の部屋だ……さぁ、じっくりといくらでも探すといい!それじゃあ私は警備の仕事があるからこれにて失礼する……もしも見つけたのなら帰りにでも証拠を持ってくるがいい……」

 

そう言って部屋を立ち去る鎧人

 

するとマリは不敵に笑いだしたので、まさかこれが本当の狙い?と、久しぶりにマリを誉めようとしたリノだが、その思いは

 

「さぁ、リノ……さっさとあの変態が女の子たちから奪った下着を手に入れてトンずらしますよ!」

 

という一言によって木端微塵に砕け散ったのであった……

まぁ、侵入に成功したから変に捜索中に問題を起こされるよりもここで下着漁りをさせておいた方がいいということで、下着漁りに夢中なマリを置いて部屋を立ち去ったリノだが、隣の部屋を捜索してる最中に、真後ろにいた魔法使いに気づき咄嗟に抜剣しようとするが、それより先にマヌーサを掛けられてしまい、リノは視界と意識がぼんやりとしてしまう……その後、応援に駆け付けた魔法使いにラリホーを掛けられ、リノはその場で眠りについてしまった……

 

そして、あらくれものに担がれたリノは隠し部屋と思わしき部屋へ連れ込まれるのであった……

 

あれから1時間が経過したのち、椅子に固定されている状態でようやく目を覚ましたリノ……

 

ここはどこだ?一体私はどうなってしまったのだろうか、そんな疑問を思い浮かべているリノだが、目隠しをされているため状況が分からず、助けを呼ぼうにも口には何やら布が敷き詰められていて動かない……

 

当たり前だが手足は縄で縛られていて動かせない……ここまでは拘束の上での鉄則のようなものなので普通に理解できるが、最悪な点が一つだけある、それは下着以外の装備がすべてとりあげられていることである……さすがに幾度となくマリに素っ裸にされているリノでも、これは条件的にもさすがに恥ずかしいため、誰かに見られる前に(まぁ、こんな恰好ですでに見られていると思う)脱出を試みるべく、顎が外れるほどかなり強引にメラを唱えようとするが、どうやらマホトーンもかけられているようで、呪文発動音すら鳴らない

 

ならば鍛え上げた腕力で解決しようと筋力フルパワーで縄を拭きちぎろうとするが、両手が後ろに回されてあり、両足は固定されているため、羞恥心と物理的要因で力が入りにくくビクともしない

 

そんなこんなで八方ふさがりになり困っていると、突然誰かが話しながらこちらにやってきたので、咄嗟に眠っているふりをするリノ

 

「おやおや、まだ寝ているようだよこの女勇者……早く起きた時のリアクションが見たいね~そうだ、速く起きるように少しいたずらするか?」

 

男らしき声の人物は寝ているふりをしてるリノからしたら地獄でしかない提案をする

 

「おっ、いいねそれ~よし、そうと決まればさっそくこのでかいのを揉ませていただこうかね……」

 

「それじゃあ俺は目隠しを取っておこうかな……」

 

そう言って言い出しっぺの男がリノの目隠しを取った瞬間リノはこれから自分がとんでもない目に会うことを瞬時に察知し、かつてない恐怖に身を震わせ、思わず

 

「まって、やめて……それだけはやめて、助けて……助けてマリ~!」

 

そんな叫び声を上げるも、男たちはまるで起きていたのがわかってたかのように気にもせず、体に触れようとリノに触れようとしたその瞬間、凄まじい騒音がするので恐る恐る目を開くと、煉瓦造りの部屋に隣接されている階段からゾンビキラーと見慣れない剣がバギクロスと思われる翠の暴風に乗って飛んできたのを見つけ、マリが助けにきたのだと理解したときに、今度は魔王すら涙目になると確信できるほどの顔をしたマリが視界に入り、なんだかんだでいつも全力で助けてくれる親友の姿にリノは思わず涙を浮かべる

 

そして、ゾンビキラーと見慣れない剣がバギクロスは男たちを切り裂き瀕死に追い込み、リノの縄も切断してくれたのだが……呪文にすら本人の性格が出るのか、余計なことに下着まで切断してしまった

(肌には一切傷をつけない点は褒めるべきだけどね)その後、男たちの屍を踏みつけながらやってきたマリがリノを抱きしめ

 

「よかった……間に合って本当に良かった……もし私のリノの身に何かあったらどうしようかと思った……」

 

と言ってわんわん泣き出したので、たまらずリノも泣き出す……それから2人はしばらく泣いた後に立ち上がり、武具を回収して部屋を後にした

 

すると、上の部屋には仲間のはずの大男と槍で戦っている鎧人と、鎧人にやられた思われる屍がいくつか転がっていた

 

そしたら後ろ目で2人の姿を確認した鎧人が

「お、なんとか助け出せたみたいだな……間に合ってよかった、さぁ……私が時間を稼ぐから、やられる前にさっさとここを出ていきな……」

 

と言ってはやぶさぎりを繰り出す、しかし大男もかなりの使い手のようで、大きな盾で攻撃を防ぐと反撃のまじんぎりを繰り出し、鎧人が回避行動を取るもおそろしく狭い廊下なため、まじんぎりを完全に回避することはできず少し兜をかすめてしまい、美しい長い銀髪と美顔を露わにしながらリノたちのところまで吹き飛ばしてしまった

(まさかの女)

 

それを見たマリが瞬時にベホイミを唱えて傷を癒し、次にスクルト・バイキルト・ピオリムを唱えてサポートする……それを阻止しようとした大男にリノがギガデインやベギラゴンで足止めする……

 

「あなたたち、なぜ私を助ける……どうして逃げないんだ?」

まるで子を叱る母のような問いに対して

 

「それは、リノが勇者で私がそのお嫁さんだからよ!」

と、答えになってない答えをするマリ

 

「ふっ、やっぱり面白い奴だな……なら、助太刀願おうかな!」

そう言って立ち上がり槍を構える鎧人、そしてその横に立ち並ぶ2人……いよいよ本作初の本格戦闘が始まる!

 

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